風に吹かれて旅するブログ (話題・記念日&ハッピートーク)

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シバザクラが咲き誇り山形と東根25.7度、新庄25.1度、村山25.0度を観測し、4地点は今年初の夏日

陽気に包まれシバザクラ咲き誇る 山形、東根などで今年初の夏日

  24日の県内は高気圧に覆われて晴れ渡り気温が上昇。最高気温は山形と東根25.7度、新庄25.1度、村山25.0度を観測し、4地点は今年初の夏日(最高気温が25度以上の日)となった。今年一番の陽気に包まれる中、山形市と天童市の境界を流れる立谷川沿いではシバザクラが咲き誇り、心華やぐ圧巻の景色を眺めることができた。

 

 山形地方気象台によると各地の最高気温は鶴岡24.8度、高畠24.5度、米沢24.4度、尾花沢と大江町左沢と長井23.9度、酒田22.8度で22観測地点のうち20地点が20度を超えた。全般に平年を5~9度近く上回り5月下旬から7月上旬並みの暖かさになった。

 

  シバザクラが見られるのは立谷川の大森赤石橋付近の「さくらんぼサイクリングロード」沿い約400メートル区間。地元の河川緑化ボランティアグループが植栽し管理している。ピンクや赤紫のカラーが“花の川”のような美しいラインを地面に描いている。陽光が降り注ぐとひときわ鮮やかになり、訪れた人たちは感激しながら散策を楽しんでいた。

 

★山形市

山形市(やまがたし)は、山形県の中部東にある人口約25万3千人の市で、同県の県庁所在地でもある。市域は旧南村山郡・東村山郡(現在は村山地方)に属しており、当域を管轄する村山総合支庁の所在地でもある。県内人口1位で、周辺自治体と共に山形都市圏(人口約48万人)を形成する。特例市。

 

気候
盆地の中に位置するため、盆地特有の内陸型気候で寒暖の差が激しく、夏は暑く冬は寒い。夏は東北の中でも暑さが厳しく、35℃を超える猛暑日となることも珍しくない。

 

ただ、盆地であるために一日の気温差が大きく、熱帯夜となることは少ないため、朝夜は過ごしやすい。一方、冬は寒さが厳しく底冷えとなり、雪の降る日も多いが、月山等、出羽山地の山々によって日本海で発生した雪雲が遮られるため降雪量は山形県内では少ない方である。

 

過去に-20.0℃を記録しているものの、近年の冬は都市化などの影響により温暖化してきており、特に最低気温の上昇が激しくマイナス10℃以下は1996年を最後に一度も無くなった。

 

一方、郊外にある東根や村山、左沢などの隣接アメダスとの差が非常に大きくなっており、県内内陸部では最も最低気温が高く、中心市街地に関してはもはや冷え込みが厳しいとは言えなくなってきている。(それでも1月の最低気温平年値は-3.4℃であり、厳しい寒さであることに変わりはない。)しかしながら、気象庁により、長期間の観測実績がある地点の中では都市化の影響の比較的少ない地点として、日本の平均気温算出に使われている。

 

日最高気温の最も高い記録40.8℃は、2007年8月に埼玉県熊谷市と岐阜県多治見市が40.9℃を記録するまでの74年間もの長い間、日本における最高気温の記録を保持していた。

 

最高気温極値40.8℃(1933年7月25日)
最低気温極値-20.0℃(1891年1月29日)

 

観光

名所・旧跡
霞城公園(東大手門)
蔵王連峰 蔵王国定公園
山形蔵王温泉スキー場 スキーゲレンデが密集する巨大なスノーリゾートとなっており、国際的なスキー(ジャンプ)大会が開かれる。

 

蔵王温泉 古くは高湯と呼ばれた蔵王温泉は、強酸性の泉質が特徴である。東征した日本武尊に従った吉備多賀由によって発見されたという伝説から、多賀由温泉、転じて高湯と呼ばれるようになった。また、山形の戦国大名最上義光が、わずか16歳のとき、父義守と湯治中に襲ってきた山賊の大将を一刀両断に討ち取ったとされる。

 

山寺 松尾芭蕉の奥の細道で句を詠んでいる。
山寺の蝉が日本の音風景100選に選ばれている。

千歳山(阿古耶姫伝説、「阿古耶の松」が歌枕となっている。千歳山萬松寺)
山形城址(霞城公園、三の丸跡、最上義光歴史館、桜の名所)
専称寺(最上義光が、娘の駒姫を弔うために天童市高擶から移築建立した。東北一の規模の木造建造物。)
文翔館(旧県庁舎、旧県議事堂、大正時代の洋風建築) 山形県の県庁舎として1916年(大正5年)に建てられた洋風建築。県庁舎としては2代目で、木造の初代県庁舎が、大火で焼失したため、耐火性を重視した煉瓦造り、石張りの庁舎として建築された。1975年、新県庁舎を市東部に移転するまで実際に使用される。1983年に重要文化財に指定され、復元修復された後、1995年より文翔館(県の郷土資料館)として一般公開されている。

 

文化財
山形市にある国指定の文化財、省略あり。
山寺(名勝史跡、1932年(昭和7年)12月9日指定) 立石寺中堂(根本中堂)(重要文化財-建造物、1908年(明治41年)4月23日指定)
立石寺三重小塔(重要文化財-建造物、1952年(昭和27年)7月19日指定)
木造薬師如来坐像(重要文化財-彫刻、1966年(昭和41年)6月11日指定)
天養元年如法経所碑(重要文化財-考古資料、1915年(大正4年)3月26日指定)
木造慈覚大師頭部・木棺(重要文化財-彫刻、2006年(平成18年)6月9日指定)

山形城跡(史跡、1986年(昭和61年)5月28日指定) 旧済生館本館(重要文化財-建造物、1966年(昭和41年)12月5日指定)
山形県立博物館 土偶(考古資料、1965年(昭和40年)5月29日指定)

鳥居(重要文化財-建造物、1952年(昭和27年)11月22日指定)
元木の石鳥居を参照。八幡神社鳥居(重要文化財-建造物、1952年(昭和27年)11月22日指定)
旧山形師範学校本館(重要文化財-建造物、1973年(昭和48年)6月2日指定)
山形県旧県庁舎及び県会議事堂(重要文化財-建造物、1984年(昭和59年)12月28日指定)
旧松應寺観音堂(重要文化財-建造物、1986年(昭和61年)12月20日指定)
嶋遺跡(史跡、1966年(昭和41年)12月19日指定)
山形美術館 紙本淡彩奥の細道図 与謝蕪村筆(重要文化財-絵画、1954年(昭和29年)3月20日指定)

光明寺 紙本著色遊行上人絵 伝狩野宗秀筆(重要文化財-絵画、1990年(平成2年)6月29日指定)

吉祥院 木造観世音菩薩立像(重要文化財-彫刻、1903年(明治36年)4月15日指定)

宝積院 木造十一面観音立像(重要文化財-彫刻、1970年(昭和45年)5月25日指定)

慈光明院 金銅装笈(重要文化財-工芸品、1967年(昭和42年)6月15日指定)
紙本墨書東大寺庄園文書目録残巻(重要文化財-書跡、1936年(昭和11年)5月6日指定)
紙本墨書華厳孔目章発悟記(重要文化財-書跡、1937年(昭和12年)5月25日指定)

山形大学 中条家文書(重要文化財-古文書、1992年(平成4年)6月22日指定)


重要無形文化財(工芸技術)「茶の湯釜」の保持者高橋敬典(1996年(平成8年)5月10日認定)は山形市出身・在住。

 

祭り・行事
山形花笠まつり山形市の夏の祭りで、市内の七日町大通りを中心に、パレードを組んで花笠が踊られる。静岡県伊東市や大分県日田市中津江村などに伝播し、祭りで踊られるようになった。

 

発祥は、尾花沢市といわれる。植木市5月8日~10日に市内薬師寺周辺で行われる。全国三大植木市に数えられている。初市1月10日に、市内七日町大通り(十日町から七日町)で行われる。縁起物の市が立ち賑わう。

 

蔵王樹氷まつり蔵王龍岩祭 夏の蔵王で三日間行われる日本最大級の入場無料のロックフェスティバル。山形国際ドキュメンタリー映画祭世界中のドキュメンタリー映画作家やフィルムが集うドキュメンタリー映画の祭典、隔年で例年秋頃に開かれる。

 

日本一の芋煮会フェスティバル山形では秋になると、各地の河原でグループによる芋煮会が行われるが、そのシーズンの先駆けとして、毎年9月の第1日曜に馬見ヶ崎河川敷で開催される。

 

6mの大鍋に約3万食の芋煮が作られる。豊烈神社例大祭毎年10月6日の行われる例大祭では、豊烈神社に伝わる、日本に残る三つの打毬のひとつが奉納される。山形大花火大会例年8月14日に行われる夏の花火大会。打ち上げ数は約2万発。須川河畔の反田橋周辺を会場に行われる。

 

山形市を拠点として活動している団体
山形交響楽団山形市を本拠地として活動するプロ・オーケストラ。山形市を中心に東北六県と新潟などで活動している。スポーツ山形21山形市をホームタウンとするJリーグ1部に加盟するモンテディオ山形(1991年に本拠地を山形市に移転、他に鶴岡市や天童市など全県をホームとしている。2009年度よりJ1昇格)や、女子駅伝部の運営をしている。

 

Paragosto/T.F.N.パラゴストは、山形大学サッカー部有志によって結成されたFC小白川を前身とするフットサルチーム。全日本フットサル選手権に、東北代表として何度か出場する。東北楽天ゴールデンイーグルス2軍仙台市を本拠地とするプロ野球球団東北楽天ゴールデンイーグルスの2軍本拠地(2005年から)。イースタン・リーグに参加し、球場は中山町の山形県野球場、天童市にある天童市総合スポーツセンタ―野球場。

 

山形市を舞台とする作品
映画『おもひでぽろぽろ』(監督高畑勲、1991年)山形市高瀬地区が舞台、1982年当時の山形駅、仙山線高瀬駅、山寺駅など鉄道や蔵王山頂、馬見ヶ崎河川敷、風間ガード下などがほぼ実物のまま登場する。漫画『レベルE』(著者冨樫義博、1995年-1997年)山形市周辺をモチーフとした場面が多い。

 

郷土料理
山形でよく食べられる特徴的な料理、食材。

芋煮(いもに)
特徴としては仙台では具材に豚肉を使うが山形では牛肉を使用する。
したがって山形で肉を食べるというと「牛肉を食べる」ことを意味する。
又山形県人は芋煮に特に愛着を持っている。

 

全国的には醤油で味付けられている「すきやき風」が有名だが、地域によっては調味料や具材が若干異なる。山形の最も代表的な名物。また、秋になると県内にある河川敷のあちこちで芋煮会が行われる。

玉コンニャク:醤油味で煮られた丸いコンニャクで山寺や千歳山、蔵王温泉などの名物。他県では「山形おでん」という名称で呼ばれる事もある。
納豆汁
だし
青菜漬け
おみ漬け
どんどん焼き:割り箸に巻き付けた薄いお好み焼き。
冷やしラーメン:夏場に食べられる冷たいラーメンの一種。
冷たい肉そば:親鶏の骨でスープを取り、醤油味のスープに親鶏肉とねぎなどが添えられている。夏場に食べられる冷たいそばの一種だが、温かいものもある。河北町谷地が発祥の地で名物。
すっぽこうどん:卓袱うどんが山形に伝えられたものが源流と思われるが、一般的な「あんかけうどん」に近いうどん。
げそ天:いかげそ(足)の天ぷらの消費量が多く、おかずの他に、天ぷらそば(げそ天そば)はもとよりラーメンのトッピングにも供される。

食材
もってのほか:主な生産地。常食。
オカヒジキ:主な生産地。常食。
カド(ニシン)縁起物として。
ヒョウ(スベリヒユ):保存食、縁起物として。
サトイモ:主に芋煮用として。
庄内麩:庄内地方を中心に食べられている長方形で平らな麩。
イナゴ:食材として。
アケビ:食材として。
他、山菜類


★芋煮会(いもにかい)とは、日本の主に東北地方で行われる季節行事で、秋に河川敷などの野外にグループで集まり、サトイモを使った鍋料理などを作って食べる行事である。

芋煮は一般的には「豚汁」と解釈すると判りやすい。

呼称には地域差があるが、ここでは総称として「芋煮」「芋煮会」という呼称を用いる。

「芋煮」にあたる呼称には地域差があり、同じ名称でも作られる料理が異なる例が見られる。すなわち、呼称と料理は必ずしも一致しない。

芋煮
南東北(宮城県・山形県・福島県)、新潟県、関東地方に分布。会合を指す言葉は「芋煮会」。

芋の子
岩手県北上盆地、秋田県横手盆地南部、山形県新庄盆地(最上地方)、宮城県大崎地方の一部に分布。

「芋の子汁」とも呼ばれる。会合を指す言葉は「芋の子会」、年配者は「芋の子食い」と言う。

鍋っこ
秋田県沿岸部・内陸南部に分布。遠足に付随する「なべっこ」は「なべっこ遠足」と呼ばれ、学校行事になっている小中学校もある。

きりたんぽ
鍋秋田県内陸北部に分布。会合を指す言葉は「鍋っこ」。

きのこ山
福島県会津地方に分布。皆で野外できのこ汁を作る風習および鍋料理自体を「きのこ山」と呼ぶ。年配者は、芋煮および芋煮会のことも「きのこ山」と言う。