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8月13日は月遅れ盆迎え火&郡上おどりの初日 お供えは五供&踊り明かそう

8月13日は左利きの日、函館夜景の日&月遅れ盆迎え火&郡上おどりの初日です。

○左利きの日

イギリスのLeft-Handers Clubが制定。

提唱者の誕生日、だとのこと。

この日とは別に、2月10日が日本独自の「左利きの日」となっていたが、現在は「左利きグッズの日」となっている。
関聯記念日 •左利きの日 <2月10日>

○函館夜景の日

函館出身の大学生の投書がきっかけで、函館夜景の日実行委員会(函館青年会議所・函館観光協会等)が1991年から実施。

「や(8)けい(K=トランプの13)」の語呂合せ。

□月遅れ盆迎え火

本来は旧暦7月13日であるが、明治の改暦後は、多くの地域で月遅れの8月13日に行われる。

お盆に先祖の霊を迎え入れるため野火をたく。

関聯記念日 •盆迎え火 <7月13日>

 

★盆について


お盆(おぼん)は、太陰太陽暦である和暦(天保暦など旧暦という)の7月15日を中心に日本で行なわれる、祖先の霊を祀る一連の行事。 日本古来の祖霊信仰と仏教が融合した行事である。

由来

仏教用語の「盂蘭盆」の省略形として「盆」(一般に「お盆」)と呼ばれる。盆とは文字どおり、本来は霊に対する供物を置く容器を意味するため、供物を供え祀られる精霊の呼称となり、盂蘭盆と混同されて習合したともいう説もある。現在でも精霊をボンサマと呼ぶ地域がある。

中華文化では道教を中心として旧暦の七月を「鬼月」とする慣習がある。旧暦の七月朔日に地獄の蓋が開き、七月十五日の中元節には地獄の蓋が閉じるという考え方は道教の影響を受けていると考えられる。台湾や香港、華南を中心に現在でも中元節は先祖崇拝の行事として盛大に祝われている。

盆の明確な起源は分かっていないが、1年に2度、初春と初秋の満月の日に祖先の霊が子孫のもとを訪れて交流する行事があった(1年が前半年と後半年の2年になっていた名残との説がある)が、初春のものが祖霊の年神として神格を強調されて正月の祭となり、初秋のものが盂蘭盆と習合して、仏教の行事として行なわれるようになったといわれている。日本では8世紀ごろには、夏に祖先供養を行うという風習が確立されたと考えられている。地方や、佛教の宗派により行事の形態は異なる。

また、お盆時期の地蔵菩薩の法会は「地蔵盆」と呼ばれ、(天道)大日如来のお盆は大日盆といわれる。

お盆は成句(イディオム)して使われることもある。「盆暮れ(ぼんくれ)」などと時季を指す言葉としての使用や、「盆と正月が一緒に来たよう」という"とても忙しいこと"または"喜ばしいことが重なること"のたとえ(慣用句)としての使用がそれである。

ぼに

名称に「ぼに」がある。『蜻蛉日記』上巻応和二年に「十五、六日になりぬれば、ぼになどするほどになりにけり」とあり、徳島県指定無形民俗文化財「津田の盆踊り」は、津田の盆(ぼに)踊りとされや阿波弁、岡山弁、備後弁など各方言にある。また、『うつほ物語』11巻初秋(内侍督)に「御ぼにどもは例の数候ふや」とあるようにお盆の供養布施物のこともさす。

日付

伝統的には旧暦7月15日にあたる中元節の日に祝われた。日本では明治6年(1873年)1月1日のグレゴリオ暦(新暦)採用以降、以下のいずれかにお盆を行うことが多い。
1.旧暦7月15日(旧盆) - 沖縄・奄美地方など
2.新暦7月15日(もしくは前後の土日) - 東京・横浜・静岡旧市街地、函館、金沢旧市街地など[要出典]
3.新暦8月15日(月遅れの盆。2.の地方では旧盆とも) - ほぼ全国的
4.その他(8月1日など)

現在では3.の月遅れ開催がほとんどである。しかし、沖縄県では現在でも1.の旧暦開催が主流であるため、お盆の日程は毎年変わり、時には9月にずれ込む[10]8月1日開催の地域として、東京都多摩地区の一部(小金井市・国分寺市・府中市・調布市など)や、岐阜県中津川市付知町および加子母が知られる。

なお、旧暦での盆を旧盆というが、一部の地方を除いて通常、新暦での盆は新盆とは言わない。新盆(にいぼん)は別の意味となる。

全国的な風習
盆の概念は日本全国に広まっているため、その行事の内容や風習は地方それぞれにさまざまな様式がある。必ずしも定まったものでないが、全国に比較的広まっている風習として次の様なものがある。

釜蓋朔日

1日を釜蓋朔日(かまぶたついたち)といい、地獄の釜の蓋が開く日であり一般的に1日からお盆である。この日を境に墓参などして、ご先祖様等をお迎えし始める。地域によっては山や川より里へ通じる道の草刈りをするが、これは故人が山や川に居るという文化に則り、その彼岸からお還りになる故人が通りやすいように行う。また、地域によっては言い伝えで『地獄の釜の開く時期は、池や川などの水源にはむやみに近付いてはならない』というものもある。

七夕、棚幡

7日は七夕であるが、そもそも七夕は棚幡とも書き、故人をお迎えするための精霊棚とその棚に安置する幡(ばん)を拵える日であり、その行為を7日の夕方より勤めたために棚幡がいつしか七夕に転じたともいう。7日の夕刻から精霊棚や笹、幡などをご安置する。 なお、お盆期間中、僧侶に読経してもらい報恩することを棚経(たなぎょう)参りというが、これは精霊棚で読むお経が転じて棚経というようになった。

迎え火

13日夕刻の野火を迎え火(むかえび)と呼ぶ。以後、精霊棚の故人へ色々なお供え物をする。 地方によっては、「留守参り」をするところもある。留守参りとは、故人がいない墓に行って掃除などをすることをいう。御招霊など大がかりな迎え火も行われる。

送り火

16日の野火を送り火(おくりび)と呼ぶ。京都の五山送り火が有名である。 15日に送り火を行うところも多い(奈良高円山大文字など)

また、川へ送る風習もあり灯籠流しが行われる。山や川へ送る点は、釜蓋朔日で記したとおり故人が居るとされるのが文化的に山や川でありそのようになる。

なお、故人を送る期間であるが、16日から24日までであり、お迎え同様に墓参などをして勤める。

佛教では普通お盆は1日から24日を指す。 これは、地獄の王は閻魔王であるが、その王と対になるのが地蔵菩薩であり、24日の地蔵菩薩の縁日までがお盆なのである。(因に(天道)大日如来の大日盆はその縁日に則って28日である。)

 

●お供えの基本は五供


お盆
仏壇は薄暗いイメージがありますが、明るくしたほうが、温かい気持ちになれます。
宗派は違っても、仏壇に明かりを灯し、線香を上げ、花や供物を添えることは供養の基本。一般的に五供(ごく)と言われています。

・五供とは
・香(こう)→悟りの世界に至るための修行道。ご先祖さまに香りを感じてもらいます。法事のときは抹香を使いますが、普段は長持ちする線香を使います。

※口で息を吹きかけて消さないで、手か火消し用のウチワで消すように気をつけて。

・花→仏さまの世界をさらに高めます。故人の好きだった花や庭の花や野の花でも喜んでもらえると思う花をお供えしましょう。

※お花が枯れないように水替えを忘れずに。

・灯燭(とうしょく)→ともしびのこと。仏前を明るく照らし、その明るさが仏さまの知恵の象徴と、ゆっくりと燃えながら、いつしか燃え尽くす様子が、人生の無常を表していると言われます。線香をつける役目もあり、おまいりする時は、必ずロウソクをつけます。

※ロウソクを消すときには、息を吹きかけて消さないこと。人間の息は不浄とされ、仏さまに失礼であるとされています。

・浄水(じょうすい)→清浄な水を供えることによって、おまいりする人の心を洗う意味があります。毎日新鮮な水(水道水でOK)をお供えします。

※浄土真宗では、供えません。

・飲食(おんじき)→毎日家族が食べるものと同じものを家族の食事の前にお供えする仏前と故人の命日や法事のときにお供えする霊供膳(りょうぐぜん)があります。霊供膳は、一汁三菜の精進料理ですから、魚や肉などの生臭いものは、避けます。

※必ず食べられる状態でお供えします。あまり長い時間お供えしっぱなしにしないで、下げるように。


●盆踊り

15日の盆の翌日、16日の晩に、寺社の境内に老若男女が集まって踊るのを盆踊りという。これは地獄での受苦を免れた亡者たちが、喜んで踊る状態を模したといわれる。夏祭りのクライマックスである。旧暦7月15日は十五夜、翌16日は十六夜(いざよい)すなわち、どちらかの日に月は望(望月=満月)になる。したがって、晴れていれば16日の晩は月明かりで明るく、夜どおし踊ることができた。

近年では、場所は「寺社の境内」とは限らなくなっており、また宗教性を帯びない行事として執り行われることも多い。典型的なのは、駅前広場などの人が多く集まれる広場に櫓(やぐら)を組み、露店などを招いて、地域の親睦などを主たる目的として行われるものである。盆の時期に帰郷するひとも多くいることから、それぞれの場所の出身者が久しぶりに顔をあわせる機会としても機能している。

なお、新しく行われるようになった盆踊りは、他の盆踊りとの競合を避けるために、時期を多少ずらして行われることも多い。これは、新興住宅地などでは、「盆の最中は帰郷しており、参加できない者が多数いる」などの事情も関係しているものと思われる。また、宗教性を避けて「盆踊り」とは呼ばないこともある。しかしそれらが「盆踊り」の系譜に連なるものであることは否定しがたい。 また、同様のものとして彼岸の時期に行なわれるものを「彼岸踊り」と呼称する地域(関東 - 近畿一の一部)も存在する。

初盆・新盆


新盆の家の入口に飾られた提灯(本来は白無地)(香取市)
また、人が亡くなり49日法要が終わってから次に迎える最初のお盆を特に初盆(はつぼん、ういぼん)または新盆(しんぼん、にいぼん、あらぼん)と呼び、特に厚く供養する風習がある。これも地方によって異なるが、初盆の家の人は門口や仏壇、お墓に白一色の盆提灯を立てたり、初盆の家の人にそういった提灯を贈ったりして特別の儀礼を行ない、また初盆以外の時には、模様のある盆提灯やお墓には白と赤の色が入った提灯を立てたりする。

地方の風習

 精霊船(盆船)(千葉県)(まこもで作った船にお盆中に供えた供物を載せ川に流す
以下は、全国にあまねく広がっているとはいえないがある程度の地域では一般的な風習である。常識とされる地方もある反面、そういった風習が全くなかったり、時代とともに変容していった地方もある。また、供えた供物を載せ川に流す風習のある地域において、近年は川を汚さないように流さなくなった地区もある。

地方によっては、お盆の期間中には、故人の霊魂がこの世とあの世を行き来するための乗り物として、「精霊馬」(しょうりょううま)と呼ばれるきゅうりやナスで作る動物を用意することがある。4本の麻幹あるいはマッチ棒、折った割り箸などを足に見立てて差し込み、馬、牛として仏壇まわりや精霊棚に供物とともに配する。きゅうりは足の速い馬に見立てられ、あの世から早く家に戻ってくるように、また、ナスは歩みの遅い牛に見立てられ、この世からあの世に帰るのが少しでも遅くなるように、また、供物を牛に乗せてあの世へ持ち帰ってもらうとの願いがそれぞれ込められている。

地方によっては「施餓鬼」(きこん または せがき)と呼ばれ、餓鬼道に陥った亡者を救ったり、餓鬼棚と呼ばれる棚を作り、道ばたに倒れた人の霊を慰めるなどの風習もこの頃に行われる。また、盆提灯と呼ばれる特別な提灯を仏壇の前に飾ったり、木組に和紙を貼り付けた灯篭を流す灯篭流しや、提灯を小船に乗せたようなものを川などに流す精霊流しを行う場合がある。特に長崎県長崎市の精霊船を曳き、市内を練り歩くのが有名。 特殊な例として盛岡市では供物を乗せた数m程度の小舟に火をつけて流す「舟っこ流し」が行われる。

お供え物も地方によって違いがあり、甲信越や東海地方では仏前に安倍川餅、北信州ではおやきをお供えする風習がある。長野県や新潟県の一部地域では、送り火、迎え火の時に独特の歌を口ずさむ習慣があるなど、受け継がれた地方独自の風習が見受けられる。

長崎県では、盆の墓参りや精霊流しの際に手持ち花火や爆竹を撃つ風習がある。今では廃れた福建の風習の『清道』(元は盆と正月に行われていたが、いまでは正月(春節)のみ)が元になっていると言われる。特に長崎市ではその風習により、シーズンになると花火問屋等花火を扱う商店ではその需要の多さから沢山の花火を求める客で賑わう。

沖縄県では、現在(2008年現在)も旧暦でお盆が行われている。13日をウンケー(お迎え)、15日をウークイ(お送り)と称し、この間先祖の霊を歓待する。また独特の風習や行事が伝えられる。代表的なものに、沖縄本島のエイサーや八重山諸島のアンガマがある。

地方のお盆行事

北海道
北海盆踊り - (北海道各地域、一部(子供の部:『子供盆おどり唄』)二部(大人の部:『北海盆唄』)) 三笠北海盆踊り(三笠市、『北海盆唄』発祥地)


東北
青森県 黒石よされ(黒石市)

岩手県 舟っこ流し(盛岡市、遠野市)

秋田県 三大盆踊り 毛馬内の盆踊(鹿角市、8月21日 - 23日)国重要無形民俗文化財
一日市の盆踊(八郎潟町、8月18日 - 20日)県無形民俗文化財
西馬音内の盆踊(羽後町、8月16日 - 18日)国重要無形民俗文化財


福島県 盆踊り(三春町 盆踊り櫓の造形が独特)


関東
栃木県 百八灯流し(栃木市)

東京都 佃の盆踊り(中央区)
深川祭(江東区)

千葉県 木更津港まつり(木更津市)


中部
富山県 おわら風の盆(富山市八尾地域、9月1日 - 3日、かつては8月中旬に行われていたとされる[12])

石川県 御招霊(能美市、加賀市山中温泉栢野)

福井県 御招霊(勝山市猪野口)

長野県 かんば焼き - 乾燥した白樺の皮(かんば)を門口で焼き、迎え火・送り火とし、仏の魂が迷わないようにする

愛知県 乗本万灯 -(新城市乗本) 8月15日 万灯と呼ばれる小麦稈に火をつけ頭上で振り回す。県無形民俗文化財
振り万灯 -(豊田市石野地区) 8月15日 子どもの無病息災を願い万灯を振るお盆の行事 

岐阜県 郡上おどり(郡上市)

静岡県 遠州大念仏(浜松市)


近畿
京都府 五山の送り火(京都市)

奈良県 奈良高円山大文字送り火(奈良市)

三重県 大念仏(志摩市)


中国
広島県 盆灯篭(安芸地方)

鳥取県 傘踊り(鳥取県東部)


四国
徳島県 阿波踊り(徳島市)


九州・沖縄
長崎県 チャンココ踊り(五島市)
精霊流し(県内各地、佐賀県、熊本県の一部でも行われる)
お墓で夕方から花火(佐賀県や福岡県でも行われる)

沖縄県(いずれも旧暦で行う) エイサー(県内各地)
アンガマ(石垣市)


8月15日の他の風習
聖母の被昇天 - カトリック諸国
終戦の日 - 日本
光復節 - 韓国

 

★8月13日の祭り・イベントについて

 

■郡上おどりの初日(日本 郡上市、16日、重要無形民俗文化財)

●郡上おどりスケジュール

08/13(木) 新町~橋本町 盂蘭盆会
 午後8時~翌朝4時頃まで
08/14(金) 新町〜橋本町 盂蘭盆会
午後8時~翌朝5時頃まで
08/15(土) 橋本町~新町 盂蘭盆会
午後8時~翌朝5時頃まで
08/16(日) 本 町 盂蘭盆会
 午後8時~翌朝4時頃まで


★郡上おどり(ぐじょうおどり)は、岐阜県郡上市八幡町(旧・郡上郡八幡町、通称「郡上八幡」)で開催される伝統的な盆踊りである。日本三大盆踊り、日本三大民謡(郡上節)に数えられる。
日本三大盆踊り
西馬音内盆踊り(秋田県)
郡上八幡盆踊り(岐阜県)
阿波踊り(徳島県)

●発祥

中世の「念仏踊り」や「風流踊り」の流れを汲むと考えられている。

盆踊りとしての体裁が整えられたのは、郡上藩主の奨励によるとされる。江戸時代、初代藩主・遠藤慶隆が領民親睦のため奨励したのが発祥とも、江戸時代中期の藩主・青山氏の時代(1758~)に百姓一揆(宝暦騒動)後の四民融和をはかるため奨励したのが発祥とも伝えられるが定かではない。


●開催期間・会場・特徴など

・郡上八幡(岐阜県郡上市八幡町)
毎年7月中旬から9月上旬まで延べ32夜開催される。

8月13~16日は、午後8時から明方まで夜通し踊り続ける「盂蘭盆会(徹夜踊り)」。
寺社の境内・道路・駐車場・公園・広場など、開催日毎に会場を移す。
各開催日は基本的に町内各所での縁日や記念日に由来している。
優秀な踊り手には免許状が発行される。開催日毎に審査対象の1曲を明示し、郡上おどり保存会が選抜する。
4日間の徹夜踊りに来訪する踊り客はおよそ25万人に達する。
毎年年末には翌年の日程が発表される。

・名古屋(郡上おどり in 円頓寺)

毎年9月に、愛知県名古屋市西区那古野の円頓寺本町商店街にて開催される。主催者は円楽会2010年から開催されている。

・京都(郡上おどり in 京都)

毎年6月に京都府京都市中京区の京都市役所前広場にて開催される。主催者は京都岐阜県人会ほか。

・東京(郡上おどり in 青山)

毎年6月に、東京都港区南青山の寺院「梅窓院」の境内で開催される。同寺院が郡上藩主・青山氏の菩提寺であったことに由来する。郡上市から郡上おどり保存会が来訪し、郡上節の生演奏により本場さながらの踊りが繰り広げられる。同時に郡上市の物産展も催される。主催者は青山外苑前商店街振興組合。1994年から開催されている。

踊りの概要

郡上節を演奏する囃子の一団が乗る屋形を中心に、自由に輪を作り時計回りに周回しながら踊る。会場が街路の場合もあるので、輪は円形とは限らない。踊りには曲ごとに定型がある。振り付けの基本は簡素なので、初心者や観光客でも見様見真似で踊ることができるようになる。装束は男女とも浴衣に下駄履きが標準的だが強制ではない。踊りへの参加は完全に自由で、飛び入りや離脱に規制はない。通常、見物人よりも踊り手の方が圧倒的に多数である。

郡上節

郡上おどりの際に演奏される囃子を総称して郡上節と言う。
「かわさき」「春駒」「三百」「ヤッチク」「古調かわさき」「げんげんばらばら」「猫の子」「さわぎ」「甚句」「まつさか」の10曲。対応する踊りは、それぞれ異なる。
踊る曲の順番は日によって違う。ただし、「まつさか」は必ず最後に踊る曲になっている。これは、「まつさか」は拍子木と歌のみを伴奏にして踊る曲で終わった後は拍子木を懐に入れて帰って行くことができ、片付けの手間がないために「まつさか」が最後に踊る曲となっている。なお、三味線等は「まつさか」の前の曲が終了した時点で片付けの準備に入る。
囃子の構成は三味線・太鼓・笛の伴奏に唄囃子・返し言葉・掛け声。伴奏がない曲もある。
郡上節が演奏される屋形は可動式の木造2層寺社風構造であり、永年使用される。開催日毎に会場に移動し、適所に設置される。開催期間以外は八幡町内の専用倉庫に保管されている。

文化財指定
昭和30年(1955年)2月10日に八幡町の町指定無形文化財となった。指定番号は1。指定名称は「古調郡上踊」。
昭和33年(1958年)4月23日に岐阜県の県指定無形文化財となった。指定番号は4。指定名称は「郡上踊」、所属団体名は「郡上踊保存会」
昭和48年(1973年)11月5日に国の選択無形文化財に選択された。官報告示の名称は「古調郡上踊」、所属団体は「古調郡上踊保存会」。
平成8年(1996年)12月20日に国から重要無形民俗文化財に指定された。指定名称は「郡上踊」、保護団体は「郡上踊り保存会」。

 


●8月13日 歴史・出来事
1716年紀州藩主・徳川吉宗が江戸幕府8代将軍に。(新暦9月28日)
1787年(天明7年7月1日) - 江戸幕府老中・松平定信が、享保の改革にならうよう各役人に訓戒。寛政の改革の始まり。
1898年横浜の西波止場外国人水泳場で日本泳法と外国人クラブの水泳競技大会開催。日本初の国際水泳競技会。
1926年東北大学の八木秀次教授が「八木アンテナ」の特許を取得。
1927年大阪放送局(現 NHK大阪放送局)が甲子園から全国中等野球優勝大会を初めてラジオで中継。
1961年 - 東ドイツ政府が東西ベルリン間の全ての道を閉鎖し、有刺鉄線による最初のベルリンの壁の建設を開始。
1964年 - 戸川京子、女優(+ 2002年)
1999年「国旗国歌法」公布・施行。


●8月13日 誕生花
麒麟草[きりんそう] Golden Rod花言葉:警戒
松虫草[まつむしそう] Sweet scabious花言葉:悲しみの花嫁
カンナ Comon garden canna花言葉:情熱,快活

 

●8月13日 誕生日
1899年アルフレッド・ヒッチコック (米:映画監督『鳥』『サイコ』)Alfred Joseph Hitchcock[1980年4月29日歿]
1903年古川緑波(ロッパ)[ふるかわ・ろっぱ] (喜劇俳優)[1961年1月16日歿]
1925年佐野浅夫[さの・あさお] (俳優)
1929年正司歌江[しょうじ・うたえ] (女優,漫才師(かしまし娘),正司照江・正司花江の姉)
1941年樫山文枝[かしやま・ふみえ] (女優)
1948年キャスリーン・バトル (米:歌手)Kathleen Battle
1958年高橋ジョージ[たかはし・ジョージ] (ミュージシャン(THE虎舞竜/ヴォーカル),タレント,俳優)
1961年近藤芳正[こんどう・よしまさ] (俳優)
1969年伊藤みどり[いとう・みどり] (フィギュアスケート)
1973年篠原涼子[しのはら・りょうこ] (女優,歌手)
1977年小西美帆[こにし・みほ] (女優)

●8月13日 忌日
1623年(元和9年7月17日) - 義姫、伊達輝宗の正室、伊達政宗の母(* 1548年)
1863年ウジェーヌ・ドラクロワ (仏:画家) <65歳>Ferdinand-Victor-Eugène Delacroix[1798年4月26日生]
1910年フローレンス・ナイチンゲール (英:看護婦「クリミアの天使」) <90歳>Florence Nightingale[1820年5月12日生]
1912年ジュール・マスネ (仏:作曲家) <70歳>Jules Emile Frédéric Massenet[1842年5月12日生]
1965年上原げんと[うえはら・げんと] (作曲家『国境の春』『薔薇を召しませ』) <50歳>[1914年12月28日生]
1998年松田瑞穂[まつだ・みずほ] (経営者,吉野家創業) <77歳>[1921年7月2日生]