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道交法違反の疑いで2回摘発された東京都中野区の男性会社員(23)に改正道交法以後都内で初の受講命令!

自転車で人身事故を起こしたなどとして、道交法違反の疑いで2回摘発された東京都中野区の男性会社員(23)に、都公安委員会が来週中にも安全講習制度に基づく受講命令を出す見通しとなったことが12日分かった。都内では初めてという。

 同庁によると会社員は9月、杉並区の都道で信号無視をしたほか、10月にも同区内の歩道で30代女性に自転車でぶつかって軽傷を負わせたとして、それぞれ同法違反容疑で摘発された。

 改正道交法の施行令は、酒酔い運転や両輪にブレーキがない自転車の運転など14項目を「危険行為」に指定している。

■悪質な自転車運転者に対し、安全講習の義務化を盛り込んだ改正道交法の施行令が2015年1月20日、閣議決定された。2015年6月1日施行。

 施行令は、酒酔い運転や信号無視など計14項目の違反を「危険行為」と定めた。所管する警察庁によると、3年以内に2回以上、摘発された違反者が講習を受ける。全国での対象者は年間数百人になる見通し。

 事故を起こした際、携帯電話を使用していたケースも摘発の対象となり得る。事故を誘発する運転を危険行為として明文化し、運転者が「加害者」になる深刻な事故を抑止するのが狙いだ。

 危険行為はほかに、一時停止や歩行者専用道での徐行運転義務の各違反、ブレーキのない自転車の運転、歩道での歩行者妨害など。

警察庁によると、危険行為をした運転者はまず、警察官から指導・警告を受け、従わない場合には、交通違反切符を交付される。2回以上の交付で講習の対象となり、受講しないと5万円以下の罰金が科せられる。講習は3時間。内容や方法は施行までに決める。

 自転車と歩行者や、自転車単独、自転車同士の事故は2003年、全国で1万443件発生し、うち死亡事故は61件だった。だが13年には8141件で死亡事故は93件となり、死亡事故が割合、件数とも増えている。


14項目の悪質運転危険行為

・信号無視
・通行禁止違反
・歩行者専用道での徐行違反など
・通行区分違反
・路側帯の歩行者妨害
・遮断機が下りた踏切への立ち入り
・交差点での優先道路通行車の妨害など
・交差点での右折車優先妨害など
・環状交差点での安全進行義務違反など
・一時停止違反
・歩道での歩行者妨害
・ブレーキのない自転車運転
・酒酔い運転
・携帯電話を使用しながら運転し事故を起こしたケースなどの安全運転義務違反