2016年2月28日は何の日?
2月28日はビスケットの日、バカヤローの日、利休忌・宗易忌、織部の日、エッセイ記念日、木原不動尊春季例大祭、などの日です。
●『ビスケットの日』 :全国ビスケット協会が1980(昭和55)年に制定し、翌年から実施。
1855(安政2)年、パンの製法を学ぶ為に長崎に留学していた水戸藩の柴田方庵が、長崎周辺で外国人向けに作られていたビスケットが保存食料であるとして、水戸藩の萩信之助に日本初の『パン・ビスコイト製法書』を手紙で送った日です。
日付は、ビスケットの語原はラテン語の「ビス・コクトゥス(Bis Coctus)」で「二度焼かれた物」という意味で「に(2)どや(8)く」の語呂合わせにもなる為、この日を「全国ビスケット協会」が1980(昭和55)年に制定。
●『バカヤローの日』 :
1953(昭和28)年のこの日、「吉田茂」首相が衆議院予算委員会の席上、西村栄一議員の質問に対し、興奮して「バカヤロー」と発言して仕舞いました。
これがもとで内閣不信任案が提出・可決され、同年3月14日に衆議院が解散に追い込まれました。
その為「バカヤロー解散」と呼ばれました。
この事に因んで、この日は日ごろ頭にきている事に対して「バカヤロー」と叫んでも良い日とされています。
●『利休忌・宗易忌』 :
茶人「千利休」の1591(天象19)年の忌日です。
3月27・28日に墓所のある京都の「大徳寺」で追善茶会が開かれます。
●『織部の日』 :
「千利休」亡き後、1599(慶長4)年のこの日、織部流茶道の祖で、安土桃山・江戸時代初期の大名で、「豊臣秀吉」の茶頭でもあった「古田織部」が、自分が焼いた茶器を用いて京都の伏見で茶会を開いた事に因み岐阜県土岐市が1988(昭和63)年に制定。
その製法が現在の「織部焼」です。
●『エッセイ記念日』 :
エッセイストの元祖とされているフランスの「ミシェル・ド・モンテーニュ」の1533(天文2)年の誕生日に因んで、エッセイストのグループが制定。
●『木原不動尊春季例大祭(熊本市)』 :
金錦不動、火伏不動、水引不動の寺院として知られる、熊本市南区富合町木原の「長寿寺(通称、木原不動尊)」で、修行僧がホラ貝を吹く中で、修験者による火渡り・湯立の荒行が例年2月の28日に行われます。
家内安全や商売繁盛などを祈る、県内外からの大勢の参拝者で賑わい、熱湯が振りまかれる度に歓声が上がります。
※「木原不動尊」は、成田不動尊・目黒不動尊と並ぶ日本三大不動尊の一つです。
また、雨乞い伝説があり「水引き不動」とも呼ばれ、厚い信仰を受けています。
大祭の時には、県内外から多くの参詣者が集まり、無病息災を祈ります。
法要に続いて荒行が行われる事で有名で、護摩木を読経しながら燃やし、燃え尽きた後、お経を唱えながら素足でその上を歩く「火渡り」、そのあとは、笹を熱湯に浸し頭から浴びる「湯あび」と釜の中に座り込む「湯立て」で荒行を終えます。
☆彡毎年2月と10月の第4日曜日は、
●『ハンドメイドの日』 :
子供から大人まで手作りの楽しさ、クラフト作品の良さを知ってもらう事を目的に、手作り・クラフトの総合情報検索サイト「手作り市場 あ~てぃすと」の運営、クラフトイベント、体験教室の企画運営をしている神奈川県横浜市の「赤レンガ倉庫」に本拠を置く会社が制定。
日付は、ハンドメイドは2つの手、10本の指を使って創る事から年に2日、2月と10月の、「サンデー・フォー・クラフト(クラフトの為の日曜日)」の言葉のフォーを数字の4と見立ててそれぞれの第4日曜日としました。
☆彡毎週日曜日は、
●『即席ラーメンの記念日』 :「日本即席食品工業協会」が1982(昭和57)年10月に制定。
●『パスタの日』 :「全日本マカロニ協会」が制定。
☆彡毎月28日は、
●『ニワトリの日』 : 「に(2)わ(8)とり」の日。
鶏卵・鶏肉の消費拡大を目的に「日本養鶏協会等」が1978(昭和53)年6月に制定。
※人間とニワトリの関わりはすでに5,000年以上にもなります。
古くは時を告げる鳥として、「時告げどり」と呼ばれていました。
●『三宝荒神の縁日』 :
※「三宝荒神(さんぼうこうじん、さんぽうこうじん)」は、関東ではあまり知られていませんが、日本特有の神・仏教における信仰対象の一つです。
神道では「道祖神」、「奥津彦命(おきつひこのみこと)」、「奥津姫命(おきつひめのみこと)」を荒神として祀っています。
仏教では「仏・法・僧の三宝」(仏法ならびに「伽藍(がらん)・僧侶が集まり修行する清浄な場所」)を守護し、不浄を「厭離(おんり)」すると言われますが諸説があり、「歓喜天と同体とする」説、弘法大師は三宝荒神の本地は「文殊菩薩」とし、日蓮聖人は御義口伝(おんぎくでん)に、「鬼子母神の眷属十羅刹女なり」とあり、「飢渇の神」、「貪欲の神」、「障礙の神」としています。
日蓮宗では「普賢三宝荒神」としてお祀りします。
いずれにせよ、悪人を罰し、善人をたすける神で、我々の生活に密接な関係のある非常に重要な神です。
その像は、「三面六臂(八面八臂もあり)」の忿怒像で、右手に「独鈷(どっこ)」、「蓮華」、「宝塔」を、左手に「鈴」、「宝珠」、「羯磨杵(かつましょ)」を持ちます。
有名なところでは、曹洞宗の大本山「總持寺」で、伽藍神として「三宝荒神」をお祀りしています。
●『不動明王の縁日』 :
※日本では密教の隆盛とともに信仰を集める様になりました。
1月28日は「初不動」で、この初不動で焚く護摩を初護摩といいます。
不動明王は大日如来の化身で、いっさいの悪魔・煩悩を降伏させんが為に、忿怒の相を化現したといわれる五大明王の主尊です。
堅固で不動の菩提心の威力によって、種々の煩悩・障害を焼き払い、悪魔や迷いのすべてを抑さえ静め、菩提を成就させ、長寿を得させるといわれ、
また、如来の使者として真言行者を護持するといわれます。
その像は、顔は怒りの相を現し、目を怒らせ、両牙を咬みみ、右手に降魔の剣を、左手に縛のなわ(窮索)を持ち、火炎光背を背にして、岩石の上に座る姿です。
「延暦寺明王堂」、「千葉県成田山」、東京・目黒「深川の不動尊」、大阪天満天神のそばの「不動尊」などが有名です。
☆彡毎月8日・18日・28日は、
●『お米の日』 :
米の記念日です。
制定した機関や由来は明確ではないですが、米という漢字を分解すると「八十八」となる事、米は収穫するまでに88の作業を要するとされる事等が根拠として挙げられています。
●『鬼子母神の縁日』 :「鬼子母(きしぼ)神」は仏教諸神の一つです。
※「鬼子母」は、500人(一説に千人又は一万人)の子の母でありながら性質邪悪で、常に人の子を捕えて食べて仕舞う為、仏は彼女が最も愛していた末子、愛好をを隠して戒め、仏教に帰依させたといわれます。
以後、求児・安産・幼児保育など(時として盗難除の守護)の祈願を叶える「仏法の護法神」となり信仰されています。
その像は、天衣瓔珞をつけ、子供を一人懐に抱いて、右手に吉祥果(ざくろ)を持ちます。
ざくろは人肉に似た味がするといわれます。
東京・入谷の「おそれいりやの鬼子母神」が有名です。
☆彡2月28日の誕生花
藁[わら] straw 花言葉:一致協力
ヘリクリサム(麦藁菊[むぎわらぎく]) Everlasting 花言葉:不滅の愛
カルセオラリア・Pocket Book Flower 花言葉は「援助・あなたを伴侶に」
ゲッケイジュ(月桂樹)・Laurel Tree 花言葉は「栄誉・勝利」
ブルーレースフラワー・Blue Lace Flower 花言葉は「優雅な振舞」です。