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春夏秋冬、風に吹かれて無常の世を漂い、旅する愛しき日々

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海洋研究開発機構などの研究チーム沖縄本島沖の海底を掘削し、金や銀の採取に成功

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 海洋研究開発機構などの研究チームは25日、国内最大規模の熱水鉱床が広がっている沖縄本島沖の海底を掘削し、金や銀の採取に成功したと発表した。

 

海底下の資源は掘り出すのが困難とされていたが、チームは「人工的に噴出口を作ることで、極めて低コストで資源回収を実現できる可能性が開ける」としている。同日の英科学誌サイエンティフィック・リポーツに成果が掲載された。

 

 熱水鉱床は、岩石中の金属などが海底下で熱せられた海水に溶け込んだ鉱脈。海底までの裂け目があると熱水とともに噴出して金属などが海底に煙突状に沈殿する。銅、亜鉛などのほか、ガリウムやビスマスなどレアメタルを含むため、次世代の海洋資源として各国の探査が活発化している。

 同機構が掘削したのは、那覇市の北北西約190キロの海域「伊平屋北海丘」。2010年、地球深部探査船「ちきゅう」で水深約1000メートルの海底に直径50センチの穴を掘り、定期的に観察した。その結果、約310度の熱水が噴き出して人工的にできた鉱床は1日0.11トンのペースで高さ7メートル以上に成長し、13年の成分解析では1トン当たり金1.35グラム、銀数百グラム、銅45キロを含んでいた。

 今井亮・秋田大教授(鉱床学)によると、今回の金の含有量では採算を取るのは難しいが、銅やレアメタルも多く含まれれば価値は上がるといい「日本の領海内で資源を確保しておく意義は大きい」と話す。

 同機構は3月17日まで、再び近海を採掘して観測装置を設置し、高濃度の金属を含む鉱床を効率よく形成させる実験をする。川口慎介研究員は「実験を通して金属がどのように沈殿し蓄積して鉱床を作るのかを調べたい」と話す。


★国立研究開発法人海洋研究開発機構
国立研究開発法人海洋研究開発機構(かいようけんきゅうかいはつきこう、英: Japan Agency for Marine-Earth Science and Technology、英: JAMSTEC)は、文部科学省所管の国立研究開発法人である。略称はJAMSTEC(ジャムステック)、海洋機構。既存の調査船や潜水船などに加え、2004年の独立行政法人化の際に東京大学海洋研究所から移管された調査船を用いて、海洋、大陸棚、深海などを観測研究する。スーパーコンピュータで一時期世界一となった地球シミュレータなどの大型計算機を用いて、気候変動や地震などに関するシミュレーション研究をする。

文部科学省所管の国立研究開発法人。平成16年(2004)に海洋科学技術センターから独立行政法人に移行し、現在の名称となる。海洋・深海・大陸棚の調査から地球物理学を研究する。

1971年10月1日、認可法人として海洋科学技術センター設立。2004年4月1日、海洋科学技術センター解散、同時に独立行政法人海洋研究開発機構発足。

2015年4月、「独立行政法人海洋研究開発機構」から「国立研究開発法人海洋研究開発機構」に名称変更した。


正式名称 海洋研究開発機構

英語名称 Japan Agency for Marine-Earth Science and Technology

略称
海洋機構、JAMSTEC(ジャムステック)

組織形態 国立研究開発法人

所在地 日本 〒237-0061 神奈川県横須賀市夏島町2-15
北緯35度19分12.8秒 東経139度38分57.5秒

予算 421億円(2011年度)[1]

人数1003人(2011年度)

理事長 平朝彦

設立年月日 2004年4月1日

前身 海洋科学技術センター

所管 文部科学省


保有施設 地球シミュレータ

保有潜水調査船 しんかい6500、かいこう、うらしま、ハイパードルフィン

保有船舶 ちきゅう、みらい、かいよう、なつしま、よこすか、かいれい、白鳳丸

●概要

海洋研究開発および関連する地球物理学研究開発のために設置された研究所である。日本最初の深海潜水艇の開発を始めとして、国際地球観測プロジェクト推進のための研究船などを開発し運用する。また、長時間有人探査の難しい海溝探査を目的とした、無人探査機等を開発し運用する。スーパーコンピュータで、一時期世界一となった地球シミュレータを運用するほか、大陸棚に存在するメタンハイドレート・海底熱水鉱床・石油・天然ガスなどの資源を探査する。

●組織 2011年4月現在。
地球環境変動領域
地球内部ダイナミクス領域
海洋・極限環境生物圏領域
リーディングプロジェクト
ラボシステム
むつ研究所
高知コア研究所
研究支援部
海洋工学センター
地球シミュレータセンター - かつて世界最速を誇った大型計算機地球シミュレータの管理運営
地球情報研究センター
地球深部探査センター - 地球深部探査船ちきゅうに関連
事業推進部
経営企画室
総務部
経理部
安全・環境管理室
監査室

●事業所
横須賀本部(神奈川県横須賀市夏島)
横浜研究所(神奈川県横浜市金沢区昭和町)
むつ研究所(青森県むつ市関根、関根浜港)
高知コア研究所(高知県南国市物部、高知大学物部キャンパス内)
国際海洋環境情報センター(GODAC)
東京事務所

●運用船など

船舶の運航・管理業務は民間企業に委託されている。
地球深部探査船「ちきゅう」
海洋地球研究船「みらい」
深海調査研究船「かいれい」
深海潜水調査船支援母船「よこすか」
海洋調査船「かいよう」
海洋調査船「かいめい」
海洋調査船「なつしま」
学術研究船「白鳳丸」
学術研究船「淡青丸」
東北海洋生態系調査研究船「新青丸」
有人潜水調査船「しんかい2000」「しんかい6500」(開発構想段階「しんかい12000」)
自律型深海巡航探査機「うらしま」
無人探査機(ROV)「かいこう」「かいこう7000-II」「かいこう Mk-IV」「ドルフィン-3K」「ハイパードルフィン」
自律型深海巡航無人探査機「じんべい」
深海探査機「おとひめ」
自律型深海巡航無人探査機「ゆめいるか」
高精度マイクロミル「GEOMILL326」- 島根大学と共同開発した、岩石試料をマイクロメートル単位で切削できる機械