風に吹かれて旅するブログ (話題・記念日&ハッピートーク)

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笹の花・センチュリーフラワーが咲く 120年に1度のレア現象

センチュリーフラワーと言われているささの花が咲く 60年~120年に1度しかめぐり合えない程のレア現象。


120年に一度咲く“ササの花”が一斉に開花(16/06/11)

 

愛知県設楽町の山あいで、120年に一度しか咲かないと言われている珍しい笹の花が一斉に開花していることが確認された様です。

国内で太平洋側に多く分布するササの一種の「スズタケ」で6月10日、森林の調査を行う研究者らが設楽町の段戸湖周辺約5000ヘクタールで「スズタケ」の花が一斉に開花したことが確認されたと発表されました。

過去の文献によると、スズタケの一斉開花は1897年以来約120年ぶりで、大変貴重な現象だという。

ササは開花した後、枯れてしまうことが分かっていて、研究者は、一帯のササが枯れることで、今後、生態系にどんな影響を与えるのか調査したいとしている。

滅びゆくもののあわれを感じる時ですね。

ささの花は1世紀(60年~120年)で一回咲くということからセンチュリーフラワーなどとも言われています。

竹類はイネの仲間ですから、発芽してから長い年月、地下茎によって繁殖を続けますが、 ある一定の時期に達すると、花を咲かせ、種子を実らせて一生を終えます。

一部の種類の竹林はある周期で一斉に花を咲かせ、その後すべて枯れてしまいます。

一部では不吉な前兆ともいわれていますが真偽のほどは不確かです。

「百二十年に一度しか花を咲かせることができない」言い換えれば

120年に一度ほんの僅かな瞬間にしか青春を迎えられないと感じると儚い夢のようです。

ササの花をもう私は見ることができないと思うと淋しくもあり、愛おしくもあります。

「一期一会」を大切にしたいものです。


 先日嵐電で嵐山に行きました。嵐山は紅葉も有名なところですが嵯峨野竹林として、美しく癒しのスポットです。

 


【日本京都の竹林】日本京都の嵐山竹林 林道散策!Arashiyama Takebayashi of Kyoto, Japan

渡月橋を行き来し、川のせせらぎを聞きながら、竹林の道へ向かいました。竹林の道は低い小柴垣と背の高い竹林が続き、歩いているだけでも癒される小道です。

 

一人歩き、アベック、ファミリーと人それぞれ。


暑い日でしたが風がさわやかに吹いていて、竹林の上品なざわめきがとても素敵でした。

そして時折微かに聞こえてくる「こんこん」という、竹が触れ合う音色。竹が挨拶をしている様な原風景に耳を傾けるのも楽しいひと時ですね。

嵯峨野竹林を愛でるかのように和服姿の女性を見るとすべて美人に見えてしまうのは私だけでしょうか。


又朝顔・夕顔や蓮の花も短命なことで知られていますね。

特に美しくて短命なものに月下美人があります。

月下美人のつぼみは初期は垂れ下がっているが開花直前になると自然に上を向いて膨らみ、夕方に芳香を漂わせ始めます。

暗闇でひっそりと咲き、「私を忘れないで」と言っているかのように香りだけがその存在を残していく、という何とも儚く、幻想的な花です。

ただし手入れがいいと年に2回咲く様ですよ。うれしい限りです。

一粒で2度おいしいキャラメルではなく、月下美人。いいですね。


 更にサガリバナは沖縄の夏の風物詩として広く知られ、『夏の夜の花見』として楽しまれています。

美人薄明とはよく言ったもだと思う今日この頃です。