風に吹かれて旅するブログ (話題・記念日&ハッピートーク)

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日本列島天候不順 2017年の夏 地球の悲鳴

日本列島は天候不順  地球の悲鳴?  2017年夏の備忘録
 
きょう16日(水)も、西日本や東日本では大気の状態が不安定になる見通し。これまでの大雨で地盤の緩んでいる所もあるため、土砂災害に警戒が必要だ。
 きょう未明から明け方にかけて、九州北部を中心に活発な雨雲がかかり、福岡県福岡市小呂島では1時間に85.5ミリの猛烈な雨を観測。気象庁は「小呂島では50年に一度の記録的な大雨となっている」と発表した。
 
 このあとも西日本や東日本には暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が不安定になる。局地的に雷を伴い、非常に激しい雨が降りそうだ。これまでの大雨で地盤の緩んでいる所があるため、土砂災害に警戒が必要となる。また、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫にも注意したい。
 
16日の全国の天気予報。
 関東や東北は9~10月並み 東海から西は真夏日
 関東や東北の太平洋側には冷たく湿った空気が流れ込み、きょうも気温の上昇は鈍い見込み。最高気温は、東京で24℃と9月下旬並み、仙台は21℃で10月上旬並みの予想となっている。
一方、西日本では気温が上がり、30℃以上の真夏日となる所が多い。きのうより3~4℃高くなる所もあるため、熱中症対策を心がけたい。

日本列島は真夏とは思えない天気が続いています。降り続く雨は“梅雨”なのか“秋雨”なのか、それによって今後の天気が180°変わってきそうです。
 列島には前線がかかり雨が続いています。立秋を過ぎるとこの前線を“秋雨前線”と呼んだりしますが、本当に夏は終わってしまったのでしょうか。それとも、この前線は“梅雨前線”で梅雨に戻ってしまったのでしょうか。
 見分けるポイントは2つ。雨の降り方と今後の気温です。今回の前線はこの2つの点からみると梅雨前線の要素を多くもっていて、今週末からはもう一度梅雨明けの発表があるのではないかと思うような暑さと日差しが戻ってきそうです。
 一旦、涼しさに慣れているので、いつも以上に残暑が体に堪えます。熱中症には注意してください。
 
「暑い夏」はどこへ~
東北地方は8月に入り、太平洋側で雨や曇りの天候が続き、気温が低く、日照時間の少ない肌寒い夏になっている。「やませ」と呼ばれる冷たく湿った風の影響で、8月上旬の平均気温は太平洋側で平年を1.4度下回った。この時期の平均気温が平年より低いのは2009年以来。今後しばらくは低温と日照不足が続く見通しで、仙台管区気象台は注意を呼び掛けている。
 管区気象台は2日、東北地方が「梅雨明けしたとみられる」と発表した。いよいよ夏空の到来かと思われたが、太平洋側では3日以降も晴れ間がほとんどなく、曇りや雨の日が続く。
 4~13日の合計降水量は、岩手県大槌町で平年の5.9倍に達するなど各地で平年値を上回る。平均湿度は仙台で84~97%など各地とも高い状態で、「本当に梅雨明けしたの?」と疑いたくなる気象状況だ。
 管区気象台によると、原因はオホーツク海高気圧。梅雨明け後、千島列島付近に停滞していて、高気圧からの冷たく湿った東寄りの風が東北地方に流れ込み、暑い夏を遠ざけているという。担当者は「典型的なやませの状態」と解説する。
 心配されるのは低温と日照不足。13日までの10日間の平均気温は、三沢で平年より3.7度も低い18.9度、宮古で2.8度低い19.7度だった。仙台は8月になって最高気温が30度を超えた日がなく、11日は20.5度と7.7度も下回った。
 10日間の合計日照時間は釜石で2.5時間と平年の5%にとどまった。白石は2.8時間(平年の6%)、気仙沼は3.6時間(7%)、仙台は5.6時間(11%)で、平年の2割に満たない地点が少なくない。
 今後も1週間は気圧の谷などの影響で雨や曇りとなる見通し。週の前半は気温がかなり低くなる所がある。1カ月予報によると、低温と日照不足の状態は当面続き、8月最終週ごろに少し回復するとみられる。
 8月上旬の平均気温が平年を5.9度も下回り、コメ不足に陥った1993年の冷夏ほどではないが、長引く低温と日照不足で農作物への影響が懸念される。
 気象庁は東北の太平洋側に低温注意報を発表し、農作物などの管理に注意するよう呼び掛けている。
 
さぶ~い仙台の夏
みちのくの気温は16日は21℃、17日は23℃となっています。方や札幌は26℃です。
例年ならば半袖半ズボンスタイルなのが今年は長袖長ズボン生活なのである。
 
仙台地方の平年値(30年平均 )は、夏日が64.6日、真夏日が16.7日となっているが、過去30年のデータでは、夏日が40日から86日、真夏日が1日から40日と、年によるばらつきが非常に大きい。これは、冷夏になった年が何度かあるためである。最近10年は冷夏が少なかったので、平年値(10年平均 )は、夏日が70.4日、真夏日が19.7日となっている。また、熱帯夜の平年値(10年平均)は0.4日であり、ここ10年間で8年間は熱帯夜が観測されておらず、熱帯夜が観測された年でも2日ほどであった。
 
冷夏の年には、寒流である親潮の上を渡って来る冷たい北東風「やませ」(コチ)の影響で気温が上昇しない日が続き、農作物に大打撃を与え、海のレジャーがほとんど出来なくなる。冷夏に周期性はなく、また冷夏の程度にもばらつきがあるが、分かり易さのため、海のレジャーの面から「真夏日の日数が年10日を切った年」で判断すると、1970年代、80年代は10年に3度と多かったが、それよりも前、あるいは90年代以降には、10年に1度程度となっている。近年で最もひどかった冷夏は1993年で、「1993年米騒動」が起こった。
 
仙台が日本の他の地域と違うのは、前述した通り「梅雨が涼しい」ということである。関東や西日本の梅雨の時期は、雨が降っていても気温が上昇して夏日や真夏日と判定されることが多いが、仙台では梅雨の晴れ間であっても真夏日となることはまれであり、また、梅雨前の5~6月に夏日になることもあまりなく、上記の夏日の大半と真夏日のほぼ全ては梅雨明け後に観測される。このように、仙台の夏は、梅雨明け後に急に始まり、「固め打ち」になるという特色がある。
 
いずれにせよ、仙台の夏(真夏日)は梅雨明け後からお盆過ぎまでの約1ヶ月に集中していて期間が短いため不快な蒸し暑さや寝苦しさ等がなく、熱中症リスクも低いことから、その点では過ごし易い。
反面農作物には悪影響を起こす可能性がある。
 
東京では8月に入り、16日間毎日雨が降り続いている。これは40年ぶりのことと言われている。
気象予報士の人たちはオホーツク高気圧や太平洋高気圧、そして偏西風のバランスによって起こっていると説明している。
 
暑さ寒さも彼岸までだから9月の中旬まで我慢すれば平年に戻るからいいかな。
9月20日(水) 彼岸入り
9月23日(土・祝) 中日(秋分の日)
9月26日(火) 彼岸明け

でもね♪~
天候不順は昨日や今日の出来事ではない。数年来続いているのである。
短期的な現象ではなく長期的な視野が必要である。
通年性天候不順なのです。
 
人類は自分たちの都合のいいように自然に手を加え破壊し続けている。
一見、豊かな生活を手に入れているかのように見えるが実は地球規模で考えると破壊しているのである。
 
地球から見ると人類の営みは悪玉菌といえるのではなかろうか。
現在起きている天候不順、大雨・洪水、地震などの異変は人類自身が引き起こしているともいえる。
 
そして最も恐ろしいことは人類がそのことにまだ気づいていないことである。
人類は「ゆでガエル症候群」に陥っている。
 
地球は確実に人類という悪玉菌にむしばまれ、破滅への坂道を転がっている。
天候不順は地球の悲鳴、そして警鐘なのである。
 
 
★やませ
北海道や東北地方,関東地方で梅雨や夏に吹く冷たい北東寄りの風。本来は山を吹き越す風を意味した。長期間にわたって吹くと冷害をもたらすため,餓死風や凶作風などといわれ恐れられてきた。冷たく湿ったオホーツク海気団からの北東気流で,もともと冷湿なうえ,霧を伴うために日照量が不足し,農作物への被害が大きくなることがある。

 岩手県出身の詩人・宮沢賢治は、その詩「雨ニモマケズ」の中で“サムサノナツハオロオロアルキ(寒さの夏はおろおろ歩き)”とやませによる冷夏を表現しています。