私の散歩道の林に楓の木があります。
時折、心地よい風がほほを撫でて挨拶をしていきます。
その楓の木をよく見ると青々していた葉っぱの先のほうがほんのりと紅葉しているではあ~りませんか。
最近の最高気温は札幌は26℃なのに対してみちのくでは21℃~23℃と9月から10月の気温です。
今年は東北南部の梅雨入りが6月21日頃、そして東北南部の梅雨明けが8月2日頃でした。
振り返ってみると梅雨入りしたころは雨が少なく、梅雨明けしたとたんに雨が多く、涼しい日が続いています。
2017年も8月7日の立秋を過ぎたので木々たちは秋のお化粧を始めたのでしょうか。
あとひと月もすれば彼岸です。
つい先日
『夏が来れば思い出す♪~』の歌や
『春過ぎて 夏きたるらし 白妙の 衣ほしたり 天の香具山』の和歌を思い起こしていたのに早いものです。
花で言えば、桜から躑躅へそして紫陽花や向日葵と日本の四季は目を楽しませてくれます。
こんな時に思い起こすのは
「小さい秋見つけた♪~」(サトウハチロー作詞)の歌と
『秋来ぬと目にはさやかに見えねども 風の音にぞおどろかれぬる』の和歌です。
古人は日本の微細な季節の変化を五感で感じ、見事に表現しています。
このまま秋に移行するとは思えませんが自然は静かにさり気なく、秋の準備をしていることに驚かされると同時に安堵する今日この頃です。
もうすぐ秋ですね♪~。(キャンデーズのもうすぐ春ですね♪~をイメージ)
スポーツの秋、読書の秋、実りの秋、天高く馬肥ゆる秋 ・・・・・etc.
秋は火照った体や失恋で折れそうな心さえも癒してくれます。
こんな時には イ・ムジチ合奏団(アーヨ演奏)の四季(ヴィヴァルディ)を春から聞き流すといいですね。
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残暑厳しき折、皆様方には秋の訪れまでどうかお体をご自愛くださり夏を乗り越えていただきたいと願っております。
※彼岸
彼岸(ひがん)は雑節の一つで、春分・秋分を中日とし、前後各3日を合わせた各7日間(1年で計14日間)である。この期間に行う仏事を彼岸会(ひがんえ)と呼ぶ。
最初の日を「彼岸の入り」、最後の日を「彼岸明け」(あるいは地方によっては「はしりくち」)と呼ぶ。
最初の日を「彼岸の入り」、最後の日を「彼岸明け」(あるいは地方によっては「はしりくち」)と呼ぶ。
俗に、中日に先祖に感謝し、残る6日は、悟りの境地に達するのに必要な6つの徳目「六波羅蜜」を1日に1つずつ修める日とされている。
日本の気候を表す慣用句に「暑さ寒さも彼岸まで」があり、残寒・残暑は彼岸のころまで続き、彼岸をすぎるとやわらぐという。
・2017年の彼岸
9月20日(水) 彼岸入り
9月23日(土・祝) 中日(秋分の日)
9月26日(火) 彼岸明け
※追伸
今日の天気は小雨。
コンビニへ弁当を買いに行きました。
いつもの美人の店員さんで精算してもらいました。
グレース・ケリー似なので並んでレジします。
「最近、涼しくていいね。このまま秋になるいいけど」。と話すと
「でもね♪~ もう少し夏を楽しみたい気がします」。
とのたまうのです。
十人十色とは言うものの、
暑い夏を楽しむとは若い人は考え方が違いますね。
というわけで私は「化石原人」となりました。