☆彡今日のハッピー 一日一言 ハッピーを呼ぶヒント
◆「今の自分ならきっとできる」と考える
ある日、パーティでスピーチすることになりました。
ところが、人前で話すのは初めてだったので、すっかり緊張してしまいました。
そのため言いたいことがきちんと言えず、ダメ意識にとらわれてしまい。すっかり自信を無くしてしまいました。
この感情が失敗体験となって脳にある回路に刻み込まれてしまうと、次にスピーチを依頼されたとき、この回路が働くようになります。
つまり、スピーチが困難に思えてきて、再び挑戦しようとはせず、「無理だ」と決めつけ諦めてしまうのです。
トラウマ状態ですね。
しかし、『今は、昔の自分とは違う。昔はうまくいかなかったが、今、同じことをやれば必ずうまくいく。』
こう考えるようにすれば、勇気が湧いてきます。
そして、同じことに挑戦して、うまくいけば、今度は自信が持てます。
その時の成功体験が脳にある回路に刻み込まれていきます。
そうすれば、次に同じことに挑戦するときには、それほど困難には感じなくなります。
したがって「失敗体験が困難という壁を作り出している」と思ったら、もう一度同じことにトライしてみると良いでしょう。
そうすることによってうまくいけば、「成功体験」が脳にある回路に刻み込まれていくため、その日は「最良のいちにちになることでしょう!
Good Luck!! 幸運を祈ります! おきばりやす。
以上は 植西聡著『明日が「いい一日」に変わる小さな法則』より一部抜粋&加筆
※「トラウマ」(psychological trauma)とは過去にあった辛い出来事を思い出してしまい、それに長い間とらわれてしまう状態のこと。
また過去の出来事がトラウマとなり定着してしまうのは解釈が原因であるということが出来ます。
体験様々な出来事に対してどのような解釈をするかにより、自分の行動は決定し、その決定によって結果が生じると言えます。それだけの話なのです。
★植西聡
植西 聰(うえにし あきら、1947年-)は、東京都出身の日本の著述家、産業カウンセラー、心理カウンセラー。
自己啓発に関する著書を多数発表している。
◆略歴
学習院大学卒業後、資生堂に勤務。
独立後、人生論の研究に従事。
独自の『成心学』理論を確立し、人々を明るく元気づける著述を開始。
1995年、「産業カウンセラー」(労働大臣認定)を取得。
◆著書(ベストセラー本)
『折れない心をつくるたった1つの習慣』(青春出版)
『平常心のコツ』(自由国民社)
『「いいこと」がいっぱい起こる!ブッダの言葉』(三笠書房・王様文庫)
『話し方を変えると「いいこと」がいっぱい起こる』(三笠書房・王様文庫)
『マーフィーの恋愛成功法則』(扶桑社文庫)
『ヘタな人生論よりイソップ物語』(河出書房新社)
『カチンときたときのとっさの対処術』(ベストセラーズ・ワニ文庫)
『運がよくなる100の法則』(集英社・be文庫)
『運命の人は存在する』(サンマーク出版)