2019年1月1日は何の日?
明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い致します。
2018年1月1日は何の日?
1月1日は元日、オールインワンゲルの日、若水、若潮、初詣、歳旦祭、世界平和の日、鉄腕アトムの日、日本初の点字新聞「あけぼの」創刊記念日等の日です。
●『元日(New Year's Day)』 :
「新しい希望と決意とを持って新しい年の始めを祝う日」とする国民の祝日の一つです。
1948(昭和23)年7月公布・施行の祝日法によって制定された。
「旦」は「日の出・朝」の意味で、「元旦」とは1月1日の朝をさします。
最も大切な年中行事であるお正月は、元日に門松で「年神様」を迎え、早朝に井戸から水を汲んで神棚に供えたり、潮水を海から汲んで来て神に供える等の風習が各地にあり、雑煮やおせち料理を食べて祝います。
1948(昭和23)年までは『新年』と言う名の祝日で、四大節(新年・紀元節・天長節・明治節)の一つでした。
★元日について
1月1日、年の始めを祝う日。
元旦(がんたん)は元日の朝のこと。午後には元旦という言葉は使いません。間違って使っている方が多いので、気をつけましょう。
古来より1年の最初の日である1月1日「元日」は、全てのものに命を与えてくれる"歳神〔としがみ〕様"をおまつりするための特別な行事が行われていました。
1948年に「年のはじめを祝う日」として法律で国民の祝日と制定されました。
◆元日は一年の始まりの日
「元日」は1月1日のこと、そして「元旦」というのは1月1日の朝の事です。「元」という字には「一番初め」という意味があり「旦」という字には「あした(朝)」「夜明け」という意味があります。
古来から行われてきた元日の風習は、現在でも受け継がれています。今でも私達は歳神様をお迎えするために門松を門の前に飾ったり、鏡餅を備えたり、前日に準備したおせち料理を食べたりしています。また、子供は親や親戚からお年玉をもらいます。
◆元日の行事の移り変わり
古来大晦日の夜は、歳神様を迎えるために寝ていては失礼だということで、人々は一晩中起きている事が多かったようです。そのため、翌日(元日)はほとんどの家庭が「寝正月」で過ごしました。
江戸時代に入ると、正月休みの規定が領主ごとに設けられるようになりました。庶民はそれまで正月(1月1日)・お盆・祭礼の日しか休みがありませんでしたが、この頃から1月1日から3日までの3日間、休みが取れるようになりました。これが今で言う「三が日〔さんがにち〕」です。
また、元旦(正月の朝)一番に井戸から汲んだ水を「若水〔わかみず〕」といい、歳神様から頂いた大切な水として頂く習慣がありましたが、水道の普及と供にその習慣は衰退していきました。
現在も正月の風習は受け継がれていますが、プラスチック製の門松や鏡餅を使用したり、おせちをデパートで購入するなど簡略化される傾向が強まってきています。
◆元日の夜の楽しみ「初夢」
元日から2日にかけてみる夢のことを「初夢」といいます。最もよい夢は、「一富士二鷹三茄子〔いちふじにたかさんなすび〕」である、と駿河〔するが〕(現在の静岡県辺)の国のことわざにあります。
富士山は日本で一番高い山、鷹は足高山(愛鷹山)のことで、これは駿河で二番目に高い山です。また、茄子は正月になると驚くほどの高値で売られていました。これら3つに共通して言えるのは、全て「高い」という言葉が入っていることです。この言葉は縁起が良いとされていました。
その他にも、縁起の良い夢をみるためには「宝船」の絵を枕の下にいれて寝ると良いなどと言われています。
●『オールインワンゲルの日』
「肌トラブルに悩む全ての人々を救う」を企業理念に掲げるメディカルコスメの株式会社ドクターシーラボが制定。化粧水、乳液、美容液などの機能がひとつで完了する「オールインワン(多機能)」のアイテムで、高い水分保持能力を持ち、肌にやさしい天然由来の保湿ゲル「オールインワンゲル」。そのパイオニアである同社の年始に肌を健やかに保つためにスキンケアを見直して肌の悩みのない1年を過ごしてもらいたいとの願いが込められている。日付は1年のスタートの日であり、1と1を「オール(0)イン(1)ワン(1)」と読む語呂合わせから。
●『新年』 :
「新年」は新しい年を迎えると言う意味で、現在でも最も良くつかわれる言葉ですが、1948(昭和23)年までこの日は「新年」という祝日で、「四大節(新年・紀元節・天長節・明治節)」の一つとされていました。
●『四方拝』 :
天皇が、午前5時半(寅の刻)に束帯を着て神嘉殿の南座(昔は清涼殿の東庭)に出御し、皇大神宮・豊受大神宮・天神地祇・天地四方・山陵を拝し、宝祚の無窮・天下太平・万民安寧を祈る儀式です。
●『若水』 :
元日の早朝に井戸から水を汲んで神棚に供える事です。
また、その水の事も「若水」と言います。
朝早く、まだ人に会わないうちに汲みに行き、もし人に会っても口をきかないしきたりでした。
若水は一年の邪気を除くと信じられ、神に供えた後その水で家族の食事を作ったり、口を漱いだりお茶を立てたりしました。
●『若潮・若潮迎え』 :
元日の早朝、潮水を海から汲んで来て神に供える事です。
●『初詣』 :
年が明けてから、初めて神社仏閣に参拝する事です。
氏神様やその年の「恵方」に当る方角の社寺にお参りをして、その年の無事と平安を祈ります。
昔は大晦日の夜に社寺にお参りして一度家に戻り、元日の朝になって再び参詣していましたが、今では大晦日の夜から出かけて行って、社寺の境内で元旦を迎えるという形もみられます。
また、親戚や知人、上司、近所の人々等を訪れ新年の挨拶を述べる『年賀(現在では年賀状でその代りをする)』の事も「初詣」と言います。
※「恵方」とは、その年の福徳を司る神「歳徳神(さいとくじん)」の所在する方角の事で、何事をするにも最も良い方角とされます。
●『歳旦祭(各社寺)』 :
神宮をはじめ、全国の神社において、皇統の繁栄と、五穀豊穣と国民の加護を祈念する中祭として行われるお勤めです。
『初詣』で有名な神社仏閣として、◎「明治神宮」、◎「熱田神宮」の他、◎鎌倉市「鶴岡八幡宮」の『御璽(ぎょじ)頂き』(1月5日まで)、◎三重県「伊勢市皇大神宮」の『伊勢大神宮初詣』(3日まで)等、各社寺で『歳旦祭』がおこなわれます。
※「御璽」とは、「天皇御璽」と記された天皇の璽(印章)の事です。<>天皇の国事行為に伴い発せられる文書に押印される。
※歳旦祭(さいたんさい)は、戦前の祝祭日の中の皇室祭祀令に基づく小祭日の一つでした。
現在では「宮中三殿(賢所・皇霊殿・神殿)」で行われる年始を祝う祭祀です。
元日の神嘉殿南庭において天皇が親行する四方拝に続いて、同日早朝午前5時30分から宮中三殿において掌典長が主宰し、祝詞をあげ、午前5時40分ごろ四方拝を済ませた黄櫨染御袍姿の天皇が拝礼し、黄丹袍姿の皇太子が続いて拝礼すします。
●『年賀』 :
新年の挨拶を述べる為、親戚や知人、上司、近所の人々等を訪れます。
現在では年賀状でその代りをする様になっています。
●『太陽暦施行の日』 :
太政官布告により、従来の太陰太陽暦を廃し、太陽暦を採用すると公布された日です。
太陽暦が採用され、1872(明治5)年12月3日が1873(明治6)年1月1日となりました。
●『サッカー天皇杯決勝』 :
Jリーグ(J1)、Jリーグヤマザキナビスコカップと並び、日本の国内3大タイトルの一つの決勝戦が行われます。
※天皇杯全日本サッカー選手権大会は、1921(大正10)年に開始された日本のサッカーのカップ戦です。
日本最大のサッカーの「オープントーナメント(サッカー日本一を争う全日本選手権大会)」です。
●『全日本実業団駅伝』 :
通称「ニューイヤー駅伝」。
「日本実業団陸上競技連合」の主催で、群馬県庁舎をスタート・ゴール地点とする「実業団駅伝」日本一を決定する競技大会が、大歓声に包まれながら、午前9時5分にスタートします。<>前橋市、高崎市、伊勢崎市、太田市、桐生市の群馬県南部の主要都市を通過し一周する、全7区間、全長100㌔のコースを競い合います。
●『ダカール・ラリー出発日』 :
1979(昭和54)年から、例年1月1日(前年の12月末に始まる事もある)に、フランスの首都「パリ」をスタートし、スペインの「バルセロナ」からアフリカ大陸に渡り、セネガルの首都「ダカール」までのおよそ12,000㌔を走るラリーレイド大会の代表的な一つで「世界一過酷なモータースポーツ競技」とも言われています。
※2009(平成21)年からは、南米アルゼンチンの首都「ブエノスアイレス」から「チリ」を回る周回コースに、2012(平成24)年からは「アルゼンチン」沿岸のマル・デル・プラタからペルーの首都「リマ」までのルートになりました。
1981(昭和56)年より「国際自動車連盟(FIA)」と「国際モーターサイクリズム連盟(FIM)」の公認レースとなっています。
●『世界平和の日(International Day of Peace)』 :
ローマ教皇「パウロ6世」がベトナム戦争中の1968(昭和43)年に、平和の為に特別な祈りを捧げる様にと、世界のカトリック教会に呼びかけた事に因んだ日です。
●『少年法施行の日』 :
法務省刑事局が実施。
1949(昭和24)年のこの日、20歳未満の少年の健全な育成を目的として「少年法」が施行された記念日です。
現在、著しい生活環境の変化により少年の凶悪犯罪が多発しており「少年法改正」の声が高まっています。
●『神戸港記念日』 :
1868(明治1)年1月1日(旧暦1867(慶応3)年12月7日)に、江戸幕府が神戸港を外国船の停泊地として開港した記念日です。
この日とは別に、旧暦に因んだ◎12月7日も「神戸港記念日」です。
※神戸港は、横浜港と並ぶ日本の二大国際貿易港で、神戸市発展の原動力となっています。
当時は「兵庫港」と呼ばれていましたが、1892(明治25)年に神戸港に改称されています。
12世紀後半の「平清盛」による修築が有名で、「大輪田の泊(とまり)」と言われていました。
更に古くは「務古水門((むこのみなと))」と呼ばれ、中国大陸や朝鮮半島との交流港で、1174(承安4)年には「経ヶ島」も築造されて国際的な港でした。
平安時代末期から鎌倉時代前期にかけて日宋貿易で栄え、中世には「兵庫の湊」と呼ばれました。
●『鉄腕アトムの日』 :
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1963(昭和38)年、フジテレビで日本初の国産アニメ『鉄腕アトム』のテレビ放映が開始されました。
因みに、作者の「手塚治虫」さんは大阪・豊中の生まれです。
●『日本初の点字新聞「あけぼの」創刊記念日』 :
1906(明治39)年1月1日に左近允孝之進(さこんじょう・こうのしん)氏が、日本初の点字新聞「あけぼの」を創刊したことから、点字・録音図書などを出版する社会福祉法人が制定。
「あけぼの」の創刊号には「視覚障害者が情報を得られるように」との左近允氏の思いなどが掲載されていました。
「あけぼの」の精神は現在の「点字毎日」に受け継がれています。
☆彡毎月1日は、
●『省エネルギーの日』 :
「省資源省エネルギー対策推進会議」が1980(昭和55)年3月25日に制定し、4月1日から実施しています。<>地球の化石資源節約の為にエネルギーを大切に使って節約しようと、区切りの良い1日を記念日としました。
●『資格チャレンジの日』 :
毎月の初日に自己啓発、転職、就職などで重要な資格とその取得について考え、資格取得に挑戦してより良き人生を目指してもらう事を目的に、「行政書士・社会保険労務士」等の資格取得の通信講座で知られる会社が制定。
●『安全衛生総点検日』 :
労働災害防止の為、各地の「労働局」では、企業と労働者に「安全衛生総点検」を呼び掛けます。
正しい点検により、死亡・死傷者を出さず、また、労働者の健康確保対策を推進し、定期健康診断率を高める事も目標として、
毎月一回、積極的な労働災害防止活動を展開する様、要請しています。
●『あずきの日』 :
「古事記」の“穀物起源神話”にもある程、「小豆」は古くから食べられ、毎月1日と15日に小豆ご飯を食べる習慣がありました。
利尿作用、便通、乳の出にも効果的とされるあずき食品を食べて健康になってもらおうと、ある製菓会社が制定。
●『釜飯の日』 :
日本文化の一つ「釜飯」をより身近に、より多くの人に食べてもらおうと、福岡県北九州市の釜飯専門店「釜めしもよう」・「釜のや」を運営する会社が制定。
日付は、1995(平成7)年7月1日の同社の創業記念日に因み、毎月1日としました。
●『映画の日』 :
1896(明治29)年、神戸の「神港倶楽部」で日本初の映画が一般公開された事を記念して、1956(昭和31)年に一般社団法人「映画産業団体連合会」が12月1日を記念日として制定。
この日が基になり、毎月1日も「映画の日」となり映画が1,000円になります。
☆彡1月1日の誕生花:
チューリップ(白) 花言葉は失われた愛、失恋、新しい恋
マツ(松) 花言葉は不老長寿、勇敢、永遠の若さ、同情、かわいそう
フクジュソウ(福寿草) 花言葉は永久の幸福、思い出、祝福、永遠の幸せ
スノードロップ 花言葉は希望、慰め、恋の最初のまなざし です。
☆彡誕生石は「ひすい」石言葉:不老不死
☆彡今日誕生日の人の一言 ロレンツォ・デ・メディチ1449年1月1日-1492年4月8日
『朝起きて、今日も命があったと思う。だから、今日、精一杯生きる。』
★ロレンツォ・デ・メディチ(政治家)
ロレンツォ・デ・メディチ(Lorenzo de' Medici, 1449年1月1日 - 1492年4月8日)は、イタリア、フィレンツェのルネサンス期におけるメディチ家最盛時の当主。公的な肩書きはなかったが、当時のフィレンツェ共和国を実質的に統治した。ロレンツォ・イル・マニーフィコ(Lorenzo il Magnifico)とも呼ばれる。 孫であるロレンツォ2世・デ・メディチと区別するために大ロレンツォと表記されることもある。 優れた政治・外交能力を持っており、イタリア各国の利害を調整する立場として大きな影響力を振るい、信頼を得ていた。また、一般市民には気前良く振舞い、絶大な支持を得た。学問や芸術(ことに文学)のパトロンとしても知られ、彼のもとでルネサンス文化は最盛期を迎えた。
◆パトロンとしての活動
ボッティチェリ、リッピなどの芸術家やフィチーノ、ミランドラら人文主義者を多数保護し、芸術・学芸のパトロンとして、祖父コジモと並んで、後世まで模範と仰がれた。古典の教養も豊かで祖父コジモの代に創立されたプラトン・アカデミーを主宰。自ら詩作や批評を行い、その文才は現代でも評価されている。青春の美しさと儚さを歌った「謝肉祭の歌」の一節が知られる。
美術のみならず、建築、彫刻においてもパトロンとして知られ、イタリア中に芸術・学問の庇護者メチェナーテ(古代ローマのマエケナスに由来する)として名声を博した。また、ロレンツォの特異な点として、美術家の国外派遣が挙げられる。彼はフィレンツェの主要な美術家を、ローマ、ヴェネツィア、ナポリ、ミラノに積極的に派遣した。これはロレンツォの外交政策の一端ではあったが、これにより、フィレンツェのルネサンス美術は、イタリア中に広まったと言える。
ロレンツォの時代は、ルネサンスが正に華開いた「盛期ルネサンス」と重なる。しかし、ロレンツォ後のフィレンツェは衰退し、ルネサンスの中心はローマへと移っていく事となる。
若き日のミケランジェロに彫刻の才能を見出し、自宅に住まわせて面倒をみた。
以上はナイツ社編 「365日名言の旅」より一部抜粋&加筆
☆彡1月の行事・暦・祭り(2019年・平成31年)
1日(火・祝)元日
2日(水)初夢 書き初め
4日(金)御用始め
5日(土)初水天宮
6日(日)小寒
7日(月)人日の節句(七草)
8日(火)初薬師
10日(木)十日戎
11日(金)鏡開き
14日(月・祝)成人の日
16日(水)薮入り
17日(木)冬土用入り 冬土用の間日
18日(金)冬土用の間日 初観音
21日(月)初大師
24日(木)初地蔵
25日(金)初天神
26日(土)若草山焼き
28日(月)初不動
29日(火)冬土用の間日
30日(水)冬土用の間日
31日(木)さっぽろ雪まつり(~2月11日)
1月の他の別名
祝月(いわいづき)始和(しわ)正月(しょうがつ)早緑月(さみどりづき)年端月(としはづき)
太郎月(たろうづき)王春(おうしゅん)建寅月(けんいんげつ)初春月(はつはるづき)