仙台管区気象台は4月2日午前、標本木としているソメイヨシノで5輪の開花が確認されたことから「仙台のサクラが開花した」と発表しました。開花宣言🎵~
平年より6日早く、去年より7日遅い開花となります。
予想では今週末にも仙台でもソメイヨシノが満開になるようです。
でもね~気になることがあります。
4月2日にも春の嵐が吹きまくっているのです。
今年は風速20メーター以上の風が2週間以上も続いています。
さらに雨も降り続いています。
この調子で吹いてくれるとせっかく咲いた桜がすぐに散ってしまいます。
東北の春は「由緒正しい春」ではなく「恋焦がれる春」なのです。
耐え忍んで心待ちにしていた春なのです。
古今和歌集、そして伊勢物語の第82段「渚の院」に
「世の中にたえて桜のなかりせば春の心はのどけからまし」
と在原業平の歌がありますが
私はこの時期「世の中にたえて『嵐』のなかりせば春の心はのどけからまし」
と歌ってみたいのです。
季節の変わり目で仕方のないことなのかもしれませんがほんの少し遠慮してもらえないでしょうか。
しかし、花は命は短いからこそ惜しまれるという意見もあることでしょう。
ごもっともです。
それにしてもこの時期雨風にさらされてせっかく咲いた桜があまりにもかわいそうですよね。
『花の色は移りにけりないたづらにわが身世にふるながめせしまに』小野小町
と古の美女もこれではビジョビジョ(美女美女)ですね。(単なるおやじギャグ)
そして最近桜を見ると思うことがあります。
「来年もまたこの桜を見れるのだろうか」
追記
体調不良の為どなたにもコメントのお返しができておりませんことを心苦しく思っております。
申し訳ございません。もうしばらくお待ちいただければ幸いです。