■弘前市公園緑地課より、弘前公園の桜の開花予想が発表されました!
(2015年4月6日 14時頃)
『今年は1月から平年より高めの気温が続き、北の郭のマルバマンサクは平年より5日早い3月8日に開花しました。
弘前公園のサクラの開花は、3~4月の気温に影響を受けます。今年の3月は気温が平年より高くなり、特に先週から今週にかけてはかなり高く推移しました。そのため、今年の開花は昨年よりかなり早い4月18日と予想されます。これは平年より5日、昨年より5日早い開花となります。
なお、今後の気温の推移によって開花予想日は変わりますのでご注意ください。』
(弘前市公園緑地課 発表)
【次回の予想発表は4月13日(月)予定です。】
桜の開花予想 ※先週3/30の予想と変わらず
開花日 満開日
4月18日 4月23日
(平年より5日早い) (平年より5日早い)
外濠
4月17日 4月22日
桜のトンネル
4月19日 4月24日
※ ソメイヨシノの満開は平均3日間続き、その後3日間は花吹雪と花筏が見られます。
※ 本丸のヤエベニシダレは4月23日開花の予想です。
今後の天候や気温の推移により桜の開花状況には変動がありますのでご了承ください。
■弘前公園に桜が植えられたのは1715(正徳5)年、藩士が京都の嵐山からカスミザクラなどを持ち帰ったのが始まりだといわれています。
弘前公園の桜は「京都の香り」を運んできているといえますね。
その後、明治に入って荒れ果てた城内に1000本のソメイヨシノが植栽され、一部の士族から「城を行楽の地にするとは何事か」と引き抜かれることもありましたが、やがて明治維新の混乱も収まり1895(明治28)年には弘前城跡が公園として一般開放されました。
その後もソメイヨシノの植栽は続き、大正時代には弘前公園は見事な桜で埋め尽くされ、現在では約2600本の桜が一面に咲き誇り、西堀では桜がトンネルのように頭上を覆います。
弘前公園の桜の特徴は花びらが重なって咲く八重咲きで、枝いっぱいに花をつけるので「十二単衣桜」と名付けたいほど、豪華絢爛な桜なのです。
弘前公園の桜は日本列島桜前線の最後を飾るのにはふさわしい桜といえましょう。
■弘前さくらまつり(ひろさきさくらまつり)は、青森県弘前市で開催される弘前四大まつりのひとつである春祭り。
弘前市により所有・管理されている弘前公園で開催され、全国でも屈指の桜の名所として日本さくら名所100選、人と自然が織りなす日本の風景百選に選ばれている。ソメイヨシノ、シダレザクラなど約50種2,600本の桜が咲き誇る。
概要
「桜のトンネル」のほか、日本最古のソメイヨシノ(1882年植栽)や、日本最大幹周のソメイヨシノ(約5m15cm)が花を咲かせる様子を見ることができる。また、園内の四の丸演芸場では様々な催し物があるほか、弘前公園内の弘前市民会館では津軽三味線全国大会や津軽五大民謡大会などのイベントも開催される。また、期間中の特定日には、春ねぷた運行「じょっぱれ弘前」が行われる。
基本的に、毎年4月23日から5月5日に開催だが、桜の開花時期によっては照明点灯や露店の営業時期を変更する場合がある。夜間特別照明(ライトアップ)は、18時頃から23時まで。特にゴールデンウィークと会期が重なる為、この期間の行楽客では、「高田城百万人観桜会」、「博多どんたく」や「ひろしまフラワーフェスティバル」と並び日本各地の観光客数の比較では毎年上位となる
■2015(平成27)年 弘前さくらまつり情報
会期
4月23日(木)~5月6日(水祝)
会場
弘前公園
ライトアップ
18:30~22:00
露店・出店の営業時間
9:00~21:00
さくらまつり期間のサービスについて
西堀ボート
9:00~17:00(初日は9:00からの安全祈願祭後)
30分600円、雨天時は営業を見合わせる場合があります。
与力番所の抹茶
9:00~17:00(一服500円)
公園物産館
9:00~21:00
車椅子ボランティア
9:00~16:00(貸出しのみは21:00まで)
■お問い合わせ先
弘前市社会福祉協議会
園内の貸しゴザ
10:00~20:00
1枚500円
■貸出し場所
下乗橋前休憩所
北の郭・武徳殿休憩所
7:00~21:00
下乗橋前休憩所
10:00~20:00 1回2時間
ゴザ貸出料 1枚500円(必須)
※1か月前からの予約開始です。
弘前さくらまつりに関するお問い合わせ
社団法人 弘前観光コンベンション協会(弘前市立観光館内)
開花時期がGWと上手くマッチングすることを祈るのみですね。