風に吹かれて旅するブログ (話題・記念日&ハッピートーク)

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4月28日はアクアフィットネスの日 有酸素運動で高血圧を予防し、血糖値を下げ、腰痛・関節痛を改善しよう

■4月28日は主権回復記念日、缶ジュース発売記念日、象の日等の記念日、アクアフィットネスの日です。

○主権回復記念日,サンフランシスコ平和条約発効記念日

1952年のこの日、前年9月8日に調印された「日本との平和条約」(サンフランシスコ平和条約)が発効し、日本の主権が回復した。
関聯記念日 •サンフランシスコ平和条約調印記念日 <9月8日>

▲労働安全衛生世界デー,国際労働災害犠牲者追悼日

労災の犠牲者を追悼する国際な記念日。

カナダ地方公務員組合(CUPE)が1984年に、1914年にカナダで「包括的労働者補償法」が成立した4月28日を記念日としたのに始まる。1991年にカナダ議会が国の追悼の日の一つと定め、次第に他の国でも行われるようになった。1996年に国際労働組合総連合(ITUC)が国際的な記念日とし、2002年には国際労働機関(ILO)が国連の国際デーの一つとした。2003年に「労働安全衛生世界デー」に名称を変更した。

○ドイツワインの日

日本ドイツワイン協会連合会が2012年に制定。

German WineとGolden Weekの頭文字が同じであることから、ゴールデンウィークに入る前日を記念日とした。

○缶ジュース発売記念日

1954年のこの日、明治製菓が日本初の缶ジュース・明治オレンジジュースを発売した。

○象の日

1729(享保14)年のこの日、交趾国(現在のベトナム)からの献上品として清の商人により初めて日本に渡来した象が、中御門天皇の御前で披露された。

その後江戸に運ばれ、5月27日に将軍徳川吉宗の御覧に供された。

○シニアーズデイ

作曲家・中村泰士が制定。

四(し)二(に)八(や)で「シニヤ」の語呂合せ。


2014年 4月 28日 (月), 午前12時 ~ 2014年 4月 29日 (火), 午前12時
毎年 4月28日

40代後半から50代後半のシニア世代に共感される音楽やメッセージを発信する日。作詞・作曲家の中村泰士らが制定。


○庭の日

日本造園組合連合会が制定。

四(よ)二(に)八(わ)で「よいにわ」の語呂合せと、制定当時は翌日が「みどりの日」であったことから。

○アクアフィットネスの日

ミズノ株式会社が制定。

水ぬるむ4月のゴールデンウィークの前で、水中で行うアクアフィットネスを開始するのにふさわしい日であるとして、この日を記念日とした。

 

★誕生花
桜草[さくらそう]<赤> Primrose花言葉:顧られない美
紫蘭[しらん] Bletilla striata (Thumb.) Rchb. f. (学名)花言葉:不吉な予感山桜桃梅[ゆすらうめ] Prunus tomentosa(学名)花言葉:郷愁

 

■アクアフィットネスの日について

4月28日はアクアフィットネスの日です。

■アクアフィットネスとは「水の特性を生かした水泳を含む水中運動」の総称です。


 水の運動をスポーツとして楽しみ、健康・体力づくりに生かし、運動療法にも役立てようとする考え方がそこにあります。

 

 水中運動には水中歩行(ウォーキング)、水中ランニング(ジョギング)、水中ストレッチング、アクアエアロビクスなど様々な方法があり、体力に応じて楽しむことが出来ます。


高血圧を予防し善玉コレステロールを増加 

 水泳や水中運動がなぜ高血圧や動脈硬化の予防と改善に良いかというと、水中運動が多くの筋肉を使う有数の有酸素運動であり、心肺機能を高めるからです。運動中に全身の筋肉が引っ張られたり、緩められたりすることにより、筋肉がポンプのように伸縮活動をするので、運動を続けると筋肉に血の新しい道が出来、血液の量が増大します。

 血管が広がり、血液量が増えると血圧は下がり、代謝活動が促進されると血管内の善玉コレステロールも増加し、血管の中がきれいになるのです。
しかし、スイミングをやったから高血圧がすぐ改善されるわけではありません。運動は長い期間続けていくことがポイントです。

血糖値を下げる 

適度な運動は、食事とともに糖尿病治療の大きな柱です。
 水中運動などの有酸素運動によって、筋肉を動かすとインシュリン効果が高まり、糖質がエネルギーとして消費されます。その結果、血糖値が下がり、インシュリンが節約されます。
 

■スイミングとウォーキングの3つの共通点 

 無酸素運動(短距離走など)も有酸素運動も生活習慣病の改善や健康増進に役立っています。


 水を利用した有酸素運動の代表はなんといってもスイミングです。また、泳げなくても水の浮力と抵抗とを利用した水中歩行などの運動を行う水中エアロビクス、アクアビクスも広く知られるようになりました。
スイミングやウォーキングなど有酸素運動の共通の特徴として、20分から30分以上持続可能である、安定した全身運動、運動強度がそれほど高くない、の3点があげられます。


 有酸素運動とは安定して長く続けられるタイプの運動です。スイミングでは息継ぎが上手にできないと、無酸素運動に近くなってしまいますので、泳ぐことに不慣れな人は、まず正しいスイミングを指導してもらうことから始めましょう。

 

スイミングは優れた全身運動 

 陸上運動が主として下肢の筋肉によってその推進力を得ているのに対し、スイミングは下肢はもちろん、上肢の筋肉により推進力を得ています。上肢の動作は、肩を回すという形で行われるので、体幹と上肢に付着するほとんどすべての筋が動員されます。


 特に、上半身に対する運動効果は有酸素運動の中でも随一で、普段あまり使うことのない大胸筋、三角筋、上腕三頭筋、僧帽筋などをよく使います。この全身運動により、上下半身がバランス良く発達するのです。


スイミングでは全身の筋肉を使い、また水平姿勢であることにより血液の循環も促進されます。特に血流は、老廃物を多く含む静脈血の心臓への還流が促されるため、疲労の原因となる足や下半身のうっ血症状が改善されます。


そして、水の抵抗に逆らって運動を行うことなどから、ゆっくり泳いでも大きな運動効果が得られるのです。


■腰痛とスイミング 

腰痛の改善を対象としたスイミング教室では次のような指導をしています。
1.ストレッチング(背部伸筋群、大たい屈筋群、下たい屈筋群など)

2. 水中歩行(腰痛にもかかわらず、水中での運動が苦痛を伴わないことを経験する)

3. 各種姿勢での「浮き身」の習得(平衡感覚を身に付ける)

それらを習得したらクロールや背泳ぎにチャレンジします。腰痛には背泳ぎが適していますが、胸を張り過ぎて背中を反らせないように注意します。
クロールと背泳ぎを交互に行うバックロールは体の不必要なひねりも少なく、背浮きが出来れば比較的強度も調節しやすい泳ぎです。


変形性ひざ関節症とスイミング 

体重オーバーでひざに余分な負担が掛かること、加齢によりひざの関節が老化していること、ひざを支える大たい四頭筋が弱くなっていることなどが、ひざ関節症の原因と考えられます。


 治療として大たい四頭筋を鍛えるには、やはり浮力を受ける水中運動が適切です。クロールでも背泳ぎでも、ばた足を必要とする泳法が適しています。泳げない人は水中歩行だけでも効果が期待出来ます。
 変形性ひざ関節症や腰痛は、急性期には安静が必要ですが、回復期に入ったら早くから運動療法を始めることが大切です。
 

 

※オマケの付録
2015年4/4日、日本マスターズ水泳短水路大会(愛媛会場)において、100歳の長岡三重子さんが、女子1500m自由形、100~104歳の部に出場し、完泳した。タイムは1時間15分54秒39。

このカテゴリーでは世界初の完泳となり、自動的に世界記録樹立となる。この快挙を、CNNやBBCなど、多くの海外メディアが称賛を交えて報じた。


長岡三重子(ながおかみえこ)さんが100歳にして世界初の快挙です - YouTube

 

◆年齢区分のあるマスターズ
 マスターズ水泳の競技種目は、泳法や距離に加え、5歳刻みで年齢区分がなされている。また、コースの長水路(50m)、短水路(25m)の別によっても記録が分かれている。

 

 BBCによると、長岡さんは、長水路では昨年、100~104歳の部で1500mを完泳している。

短水路は過去に2度挑戦したが、いずれも途中で棄権したという。ターンの回数が増えるため、より負担が大きいということだ。今回、三度目の正直での成功となった。タイムは1時間15分54秒39。国際水泳連盟(FINA)への申請を経て、正式に世界記録として認められる。それによって、長岡さんの持つ世界記録は、25種目になるという。

 

「寿命があれば105歳まで泳ぎたい」と長岡さんは語っている。

105~109歳の部でも、世界記録を樹立することを期しているのかもしれない。

 

 現在、女子1500m自由形で一般の(年齢無制限の)世界記録を保持しているのは、アメリカの18歳のケイティ・レデッキー選手で、そのタイムは15分28秒36だとAFPは伝える。

 

◆80歳で水泳を始め、84歳でマスターズにデビュー
 AFPは、日本では高齢化が進むにつれ、より長くより健康的な生活を享受している高齢者が増えているが、長岡さんはその1人であるとして、長岡さんは80歳に達してからやっと水泳を始めた、と伝える。

 

 FINAによると、長岡さんは、痛めた膝のリハビリのために、80歳で水泳を始めたという。とはいっても、始めは泳ぎ方を知らなかったそうだ。82歳のときに、独学で泳ぐ練習を始めたという。当時、能をやっており、能の舞台のために体調を維持するというのも、泳ぎを覚える動機だった、と記事は語る。

 

 その後、84歳にして日本マスターズに初出場。2002年、88歳のときには、ニュージーランドで世界マスターズに初出場し、50m背泳ぎで銅メダルを獲得したという。2004年にはイタリアでの世界マスターズに出場し、さらに高成績を収めている。

 

◆フォーム改善など、挑戦を続ける100歳
  さらに、90歳のとき、十八番の800メートル自由形で日本記録を出し、日本国内で全国的な注目を獲得した、とFINAの記事は伝える。その後、長岡さんは、パフォーマンスを向上させるために、コーチの下で個人レッスンを受け始めたという。その真剣な努力は、95歳のときから実を結ぶようになり、50m背泳ぎで自身初となるマスターズ世界記録を生み出した、と記事は語る。

 

 CNNによると、長男の宏行さんは、「母があの年で、挑戦をし、目標を達成しているのは、すばらしいことです。母は今でも頭を使って、ベストの泳ぎ方を見つけようとしています。記録に挑戦するために、泳ぎのフォームを変えることさえ試しています。母は本当に誇りです」と語ったそうだ。

 

◆長寿の秘訣は?
  英テレグラフ紙は、日本人の長寿の理由について論じている。それによると、専門家らは、日本の包括的な医療制度、地域のサポート、非常に高齢になるまで身体的に活動的であり続けるよう励ましていること、家族の一員であるという感覚、魚、米などの伝統的な食事のおかげだとしているという。

 

 また、同紙は、長寿には精神的健康が関与している可能性も指摘する。長生きする人の特徴をより多く特定しようとかなりの数の学者が調査しており、強い意志を持ち、社交的で、好奇心の強い人は、平均よりも長生きする、ということが示唆されるというのだ。

 

普段のトレーニングでも黙々と一時間泳ぎ続ける長岡さんにとって、水泳はまさに生きがい。

「新しいことを始めるのに、遅すぎるなんてことはない。命ある限りいつまでも挑戦し続ける」。と語る長岡さん頭が下がります。