風に吹かれて旅するブログ (話題・記念日&ハッピートーク)

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6月8日 大鳴門橋が30歳 四国新幹線や渦潮の世界自然遺産への夢?

6月8日は世界海洋デー、学校の安全確保・安全管理の日、大鳴門橋開通記念日などの記念日です。


▲世界海洋デー

国連が2009年から実施する国際デー。

1992年6月8日にリオデジャネイロで開かれた地球サミットにおいてカナダ代表が提案し、以来「世界海洋デー」として非公式に実施されていたが、2009年から国連の記念日となった。


○学校の安全確保・安全管理の日

大阪府教育委員会が2002年に制定。

2001年のこの日、池田市の小学校で児童殺傷事件が起きた。

○大鳴門橋開通記念日

1985年のこの日、鳴門海峡を跨いで四国と淡路島を繋ぐ大鳴門橋が開通した。

○ヴァイキングの日

793年のこの日、北欧の海賊ヴァイキングの活動が最初に記録に現われた。

剣や斧で武装した彼らがイギリスのリンディスファーン修道院を襲撃し、人々を驚かせたという。ヴァイキングとは西ヨーロッパ沿海部を侵略した武装船団のことを指すが、もともと海賊・交易・植民を繰り返す略奪経済を生業としていたのではなく、農民であり漁民であった。貿易・通商を行うことで、東アジア・中東を中心とした異民族・異人種との交流を行い、航海術だけではなく、地理的な知識・工業的な技術・軍事的な技術も周辺のヨーロッパ諸国を凌駕するようになった。その結果、富を求め近隣諸国を侵略していったとされている。
 

※食べ放題の「バイキングの日」は8月1日。

 

○成層圏発見の日 1902年のこの日、テスラン・ド・ポールにより成層圏が発見されたことを記念。

●6月8日の出来事

・1929年 - 福島競馬場で、史上唯一の全頭落馬による不成立レースが発生する。


★大鳴門橋(おおなるときょう)が30歳

徳島県鳴門市と兵庫県の淡路島を結ぶ大鳴門橋(全長1629メートル)が8日に開通30周年を迎えるのに合わせて、両県が6日、同市鳴門町の鳴門公園で記念セレモニーを開いた。

 大鳴門橋は1976年に着工し、85年6月に完成。当時は東洋一のつり橋と呼ばれた。2014年度の交通量は1日平均2万3626台で、初年度の7853台の約3倍に増えた。

 式典には、自治体の関係者ら100人以上が出席。あいさつに立った徳島の飯泉嘉門知事は、「兵庫県の皆さんと協力し合って渦潮の世界遺産登録にチャレンジしている。これまで以上に深い関係になりたい」と述べ、兵庫の井戸敏三知事も、「徳島といろいろなプロジェクトを行えるのは橋があったから。交流を増やし、地域の元気を生み出したい」と話した。

両知事は、大鳴門橋を通る四国新幹線の実現や、渦潮の世界自然遺産などへの登録に向け、協力していきたいと話しました。


★大鳴門橋

大鳴門橋(おおなるときょう)は、兵庫県南あわじ市福良丙 (淡路島門崎)と徳島県鳴門市鳴門町土佐泊浦(大毛島孫崎)間の鳴門海峡の最狭部を結ぶ吊り橋である。1985年(昭和60年)6月8日に開通した。
2階構造になっており,上部は6車線の自動車専用道路,下部は鉄道用で新幹線規格になっている。

本州四国連絡高速道路が管理しており、本州と四国を結ぶ三つの本四架橋ルートの1つである神戸淡路鳴門自動車道として供用され、四国地方と近畿地方の交通の要になっている。

長さ
1,629m

最大支間長
876m


25m

高さ
144.3m(主塔)41m(航路高)

概要
橋長は1,629m、中央径間は876m、幅は25m、主塔の高さは144.3m。橋は上下2層式となっており、上部は片側3車線の道路(現在は計6車線の内、中央4車線を使用)、下部は将来的に鉄道 (四国新幹線)を通すことが出来る構造となっている。

ただし、明石海峡大橋が道路単独橋で建設されたので、淡路島より本州方面への鉄道整備に関しては紀淡海峡トンネル等別途トンネル建設ないし架橋が必要となる。

大鳴門橋の両端にある門崎高架橋および亀浦高架橋が6車線分の半断面を使用して暫定4車線としているため、最高速度が70Km/hに制限されている(車線幅が一般道路並であるので、開通当初は60Km/hであった)。

地形上風が強く、速度規制(通常時70km/h、規制時40km/h)がよく行われる区間でもある。

淡路島南IC〜鳴門北IC間のキロ当たりの通行料金は普通車で約161.97円となっている。

開通当初は橋上で鳴門の渦潮を見ようとするドライバーが後を絶たなかった。そのため橋上区間全体にわたって路側帯には「停駐車禁止 路側走行禁止」(原文)と標示されている。また、橋上には至る所にスピーカーが設置されていて、ドライバーに警告を発している。

淡路島 - 鳴門間は鳴門フェリー(日本で最初の本格的なフェリーとも言われる )、淡路フェリーボートのフェリー航路が廃止されたため、この橋以外に渡航ルートがなく、現在では徒歩および軽車両・原動機付自転車・小型自動二輪車・ミニカーで淡路島 - 四国間を行き来することができない。また、歩行者や自転車が通行できるような専用の通路の設置も現状では困難となっている。

鳴門の渦潮と共にこの橋は徳島の代表的な建築物として県民から愛されており、地元ローカル番組の『おはようとくしま』ではほぼ毎日この橋が映し出されていた。
注1.^ 日本で最初の自動車航送船は1934年(昭和9年)に両頭船を就航させた北九州市の若戸渡船。

 

附帯施設
高圧送電線 - 架橋以前は四国電力の鳴門淡路線(66,000V)が1961年(昭和36年)に海峡横断鉄塔によって空中架設され、1972年(昭和47年)から187,000Vで運転されていた。架橋にともない鉄塔は撤去され、大鳴門橋添加設備として関西電力による鳴門淡路線が設置されて南あわじ地域に送電されている。

日本の道100選

瀬戸内海国立公園および名勝に指定された鳴門海峡にふさわしい景観をもつ道路として、昭和62年度「日本の道100選」に選定された。国道28号


通行台数

大鳴門橋の2010年度の年間通行台数は約8,600,000台、1日当りの平均通行台数は23,569台となっている。これは本四3ルートの各橋の中では明石海峡大橋に次いで2番目に多い。ちなみに橋の開通した1985年の1日当りの平均通行台数は7,853台だった。

神戸淡路鳴門自動車道の全通、高松自動車道の鳴門延伸に伴い交通量も増加し、また2009年に始まったETC割引制度をはじめとする各種料金割引により、休日および小型車の交通量が大幅に増加した結果、本州四国連絡高速道路が当初予測した交通量をほぼ達成した。2014年に予定される四国横断自動車道との接続(徳島ジャンクション - 鳴門ジャンクション間の開通)に期待が寄せられているところである。

利用目的
主には本州と四国間を移動するための利用が大半であるが、淡路島南部(南あわじ市、洲本市)から徳島市や鳴門市へ買物や通院等や、徳島県から淡路島への観光等にも少なからず利用されている。また、関西と四国各地を結ぶ高速バスなどの路線バスも多く運行されている。