風に吹かれて旅するブログ (話題・記念日&ハッピートーク)

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6月11日は傘の日&雑節の入梅 「心」のカビもココロして さあ~かさ持参で銚子の 入梅鰯を食べに行こう

2015年6月11日は傘の日、雨漏りの点検の日、国立銀行設立の日等の記念日であり、雑節・暦の上での入梅(にゅうばい)です。


○傘の日

日本洋傘振興協議会(JUPA)が1989年に制定。

この日が雑節の一つ「入梅」になることが多いことから。

○雨漏りの点検の日

全国雨漏検査協会が1997年4月に制定。

この日が雑節の一つ「入梅」になることが多いことから


○国立銀行設立の日

1873年のこの日、日本初の銀行、第一国立銀行(後の第一銀行、現在のみずほ銀行)が設立された。その後の5年間に153もの国立銀行が発足した。

「国立」という名前がついているが、これはアメリカのNational Bankを直訳したもので、実際には民間の銀行だった。国立銀行はすべて第○国立銀行のような名前になっていて、ナンバー銀行と呼ばれた。第四銀行、七十七銀行等、現在もそのままの名称を使っている銀行が残っている。

■傘の日について


■傘のお手入れ
 

●ぬれたままにしない
雨傘をぬれたままにしたり、乾燥が不充分なままにすると、内側に湿気がたまりさびの原因(ひいてはさび汚れ)の原因になります。またバクテリアの繁殖でいやなにおいがしてくることもあります。

●日陰干しで乾燥
傘を干すときには、直射日光を避け陰干しにしてください。できるだけ短時間で乾燥させてください。長時間直射日光にさらすと色やけや繊維をいためる原因となります。

●暗いところで保管
 褪色(たいしょく―色がだんだんさめること)がないのが当たり前ですがやはり長い間の保管場所によって褪色することがあります。家の中で太陽光や蛍光灯などの光があたらない場所、乾燥した場所にしまってください。特にポリエステルはビニールやポリ袋に長期間で包んでおくと変色、色移りを起こしよくありません。ハトロン紙に包むのが一番いいようです。
日傘も同様です。

●いつまでも新品みたいにきれいに使うために
使用後にタオルで雨水をふき取り、そのあと上記のようなお手入れを心がけてください。
白や明るい色の傘でも、十分長い間美しさが保てます。

雨女 いいえ私は かさ美人】 さごじょう作

雨やどり川柳   第52回雨やどり川柳の優秀作品
 
日本洋傘振興協議会のHPより
日本洋傘振興協議会では、暦の上で入梅にあたる6月11日を「傘の日」と定め、毎年ファッション性や機能性など傘の持つ多様な魅力の紹介にもつとめています。

このHPでは街角かさ美人やアンブレラマスターなども紹介されています。

 

★★★★★要注意★★★★★
2015年6月1日より
自転車の傘差し運転は禁止となりました。

傘を差しての運転は、安全確認が不十分となるほか、ふらついて転倒しやすく危険とされ禁止になっています。

違反となるかならないかではなくて、突風に煽られて転倒、歩行者に怪我を負わすなどの危険性があるので、そういう迷惑行為はやめなければいけません

携帯電話を使いながらも同じです。
⇒違反した場合は、3ヶ月以下の懲役又は5万円以下の罰金です。(道路交通法 第119条第1項第9号)

 

★入梅(にゅうばい) 
 
 
6月11日頃(2015年は6月11日)。
 太陽黄径80度。
芒種の後の最初の壬(みずのえ)の日。
芒種から数えて6日目頃。


暦の上での梅雨入り。
 梅の実が黄色く色づき、梅雨 に入る頃を示します。実際の梅雨入りとは異なります。
この日から約30日間が梅雨の期間になります。

農家にとっては、田植えの日を決めるうえでも、梅雨の時期を知ることは重要でした。

昔は、今のように気象情報が発達していないため、江戸時代、目安として暦の上で入梅を設けたのだと考えられています。
 

  
● 梅雨(ばいう・つゆ)
 中国、韓国、日本(北海道を除く)などの東アジアに見られる雨季のこと。
 中国で梅の実が熟する頃の雨季を梅雨(めいゆ)と呼ばれていて、それが日本に伝わったとされています。また、黴(かび)が生えやすい時季なので「黴雨」と書いて「ばいう」と名付けられたようですが、ちょうど梅の実が収穫される頃にあたることから「梅」の字をあてて「梅雨」と書くようになったといわれています。

※教訓
つゆ時は黴(かび)が生えやすい時季です。
食物は言うに及ばず、「体や心」にもカビが生えないように気配りをしましょう。


「つゆ」という呼び方については「露」、梅の実が熟して潰れる時季であることから「潰ゆ(つゆ)」など、諸説あります。
古くは「五月雨(さみだれ)」「つゆ」「ながし」などと呼ばれていました。

  
 ★入梅鰯(にゅうばいいわし)
 梅雨時の真鰯のこと。一番脂がのって最高においしいとされています。


鰯(イワシ)の旬は梅雨です。丸々太って特に上手いです。

(私のお腹も脂が乗って食べごろなんですけど~)

 

6~7月の「入梅」時期に銚子で獲れるイワシは
1年のうちで最も脂がのり、刺身で食べると驚嘆すべき美味しさ


 イワシは昔から庶民の魚、大衆魚と呼ばれ、安くておいしい魚の代名詞でした。全国の沿岸から沖合にかけて広範囲に生息し、その種類もマイワシの他にカタクチイワシ、ウルメイワシなどがあります。千葉県は、これらイワシ類の水揚量が全国1位で、マイワシについても全国有数の水揚量を誇っています。

 イワシの主要な水揚港である銚子港は日本一の水揚港としても知られ、沖合では南からの黒潮と北からの親潮がぶつかり、さらに利根川からの淡水も加わって、年間を通じてプランクトンが豊富に発生する好漁場となっています。ここで水揚げされるイワシは太って丸みを帯びており、特に6~7月にかけての「入梅」(梅雨の時期)に水揚げされるマイワシは「入梅いわし」と呼ばれ、1年の中で最も脂が乗って美味しくなります。

 銚子のイワシ料理の代表的なものとして、刺身、塩焼き、煮付け、佃煮以外に「なめろう」「つみれ汁」「さんが焼き」「蒲焼き」「卯の花漬け」など、さまざまな調理法があります。煮ても焼いても美味しい入梅イワシですが、とりわけ氷水で締め、三枚におろした刺身は絶品で、これまで抱いていたイワシのイメージが変わるはず。銚子では毎年この時期に鮮度抜群のいわしが食べられる「入梅いわし祭り」が行われます。

また、イワシには頭の働きを良くするDHAや血中コレステロールを下げるEPAが豊富に含まれていることから、近年は健康に良い食材としても脚光を浴びています。

★いわしは銚子港で最も多く水揚げされる魚です。なかでも梅雨の頃に獲れる真いわしのことを、銚子では「入梅いわし」(にゅうばいわし)と呼び、1年の中で一番脂が乗って美味しいとされています。
 銚子のいわし料理の代表的なものとして、刺身、塩焼き、煮付け、佃煮以外に「なめろう」「つみれ汁」「さんが焼き」「蒲焼き」「卯の花漬け」など、さまざまな調理方法があります。お気に入りの料理に出会ってくださいね。

参考までに銚子はいわしだけではなく、魚が美味しいところです。

特に刺身は何処でも美味しくて量が多いのです。


★雑節
雑節とは、五節句・二十四節気以外の、季節の移り変わりの目安となる日の総称です。


 農業に従事する人々は二十四節気(中国で作られた暦)では十分に季節の変化を読み取れないため、その補助をする為に考えられた日本独自の暦、季節指標用語です。

雑節が考え出された背景には、農家が季節の移り変わりを正確に理解できれば、農作物に多大な損害を出さずにすむという自然現象と農業の深い関係がありました。

 

例えば「もうすぐ八十八夜だから、霜が降りてくる前に~をしなければ」

 

 主に、節分(2月3日)・八十八夜〔はちじゅうはちや〕(5月1日頃)・入梅〔にゅうばい〕(6月11日頃)・半夏生〔はんげしょう〕(7月2日頃)・二百十日〔ひゃくにちとうか〕(9月1日頃) ・土用(1月17日・4月17日・7月20日・10月20日頃)・彼岸〔ひがん〕(3月20日・9月23日頃)などのことです。

 雑節は農業に従事する人たちの生活の知恵の結晶ともいえるでしょう。


一般に雑節と呼ばれるのは、次の9つである。

節分
彼岸
社日〈しゃにち/しゃじつ〉
八十八夜
入梅
半夏生
土用
二百十日
二百二十日

これに、初午・三元(上元・中元・下元)、盂蘭盆、大祓を加える場合もある。

 

【解説】

名称 月日 内容の解説

●冬土用入 01 / 17 この日から次の立春の直前までが「土用」の期間。 

●節分 02 / 03 節分 「季節を分ける」ことから節分という。本来は春夏秋冬全てに節分があるが、現在は春の節分だけを「節分」と呼ぶようになった。かつては大晦日的な意味合いもあり、「鬼やらい」の行事が行われ、「節分の豆まき」として現在にも伝わっている。

●彼岸入 03 / 18 この日を含めた7日間が彼岸の期間。 

●彼岸 03 / 21 「彼岸の中日」と呼ばれる。古くから「彼岸会」と呼ばれる仏教行事が行われるが、他の仏教国には無い日本独特の行事。
先祖の供養、墓参りを行う慣習がある。 

●社日(春)03 / 23 春分・秋分にもっとも近い戊(つちのえ)の日。生まれた土地の産土神(うぶすながみ)に参拝する日。

●彼岸明 03 / 24 彼岸の期間の最後の日 

●春土用入 04 / 17 この日から次の立夏の直前までが「土用」の期間。 

●八十八夜 05 / 02 立春から88日目。「八十八夜の別れ霜」等と言われ、遅霜の時期と言われる。また、唄で知られる一番茶摘みの頃でもある。

●入梅 06 / 11 暦の上での梅雨入り。

●半夏生 07 / 02 梅雨の末期、天地に毒気が満ち、半夏(ハンゲ)という毒草が生ずると考えられた。なお、「ハンゲ」はサトイモ科カラスビシャクとされる。

●夏土用入 07 / 20 この日から次の立秋の直前までが「土用」の期間。酷暑の時期。「土用丑の日」とはこの夏の土用期間中の「丑の日」を指す。

●二百十日 09 / 01 立春から210日目。嵐の襲来する時期として恐れられた。

●二百二十日 09 / 11 立春から220日目。二百十日同様、嵐の襲来する時期として恐れられた。 

●社日(秋) 09 / 19 春分・秋分にもっとも近い戊(つちのえ)の日。生まれた土地の産土神(うぶすながみ)に参拝する日。 

●秋彼岸入 09 / 20 この日を含めた7日間が彼岸の期間。 

●秋の彼岸 09 / 23 「彼岸の中日」。行事は春の彼岸と同様であるが、春の彼岸と区別するため、秋の彼岸と呼ばれる。

●秋彼岸明 09 / 26 彼岸の期間の最後の日 

●秋土用入 10 / 21 この日から次の立冬の直前までが「土用」の期間。

 
※オマケの付録 雑学

「入梅」と「梅雨入り」はどう違うの。(漢字「感じ」が違います。)

①入梅(にゅうばい)は雑節(季節指標)用語です。

 入梅は季節の変わり目をあらわすものとして、雑節(暦)に記されていますが、「入梅」は雑節できまっています。
入梅は暦の上での梅雨入りで 「入梅」は大体6月11日ごろです。  
 
②「梅雨入り」というのは、気象用語です。気象庁が発表する。
 気象上、実際に「梅雨」という雨期に入ったということを指します。

けれども、地方によっては「梅雨入り」のことを「入梅」という地方もあります。
 東日本では「入梅=梅雨」という意味です。
 西関東方言では、梅雨の季節全体を「入梅」と呼びます。

普通にいう「梅雨入りする」は「入梅に入る」といいます。