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宮城県内大雨の影響で、吉田川や竹林川が氾濫、国道48号路面崩壊 仙台で41万人超に避難勧告 広瀬川、名取川も危険?

宮城県内大雨の影響で、吉田川や竹林川が氾濫、国道48号路面崩壊 仙台で41万人超に避難勧告

宮城県内では9月10日~9月11日にかけて警報・注意報・避難勧告等が頻繁に発令となっている。

●仙台市 新たに4万6000人余に避難勧告

仙台市は、大雨によって市内を流れる広瀬川が氾濫するおそれが高まったとして、11日午前0時半に青葉区、若林区、太白区のうち、広瀬川にかかる愛宕橋から名取川の合流点までの区間で川の両岸の堤防の近くに住む住民、2万2261世帯、4万6382人に新たに避難勧告を出しました。

宮城県によりますと、広瀬川は10日午後11時半からの1時間に水位が42センチ上昇し、今後さらに40センチ余り上昇すれば、洪水のおそれがある氾濫危険水位に達するということです。

 

●吉田川 宮城県富谷町ではん濫 厳重警戒を

11日02:20、宮城県の吉田川にはん濫発生情報が発表されました。(北上川下流河川事務所・仙台管区気象台共同発表)

 発表によると、吉田川では、宮城県富谷町三ノ関(右岸)付近よりはん濫しました。周辺流域では、家屋への浸水、道路の冠水などのおそれがあります。自治体から発表される避難情報などに十分注意してください。


宮城、川の水が堤防越える 閉じ込められたと通報も


 宮城県大和町によると、町内の吉田川が増水し、町中心部の一部で川の水が堤防を越えた。11日未明の時点で町役場近くの一部が冠水している。同町吉田谷地の住宅では水が流れ込み、住民3人が閉じ込められたと通報があった。消防隊員が救助に向かっている。

  町は10日夜、河川氾濫(はんらん)の恐れが高まっているとして、町内10地区に避難指示を出した。542世帯1757人が対象で、町内の3カ所に避難所を設置した。

  吉田川の支流の竹林川は11日午前0時20分ごろ、同県富谷町で氾濫(はんらん)危険水位に達した。

★吉田川(よしだがわ)は、宮城県を流れる一級河川。鳴瀬川水系鳴瀬川の支流である。松島丘陵北側を西から東に流れる。

流路
宮城県黒川郡大和町西部付近の奥羽山脈にある船形連峰北泉ヶ岳北麓に源を発する。宮城県のほぼ中央を西から東に流れ、中流域は北の大松沢丘陵と南の松島丘陵とにはさまれた低地を流れる。宮城県道60号鹿島台鳴瀬線の二子屋橋付近で南東方向に変え、鳴瀬川と堤防を1つ隔てて平行して流れ、鳴瀬川河口より800mほど上流で鳴瀬川に合流する。

途中、かつて品井沼があった場所である宮城郡松島町幡谷付近で、旧品井沼の排水路となっている河川がサイフォン式の立体交差で吉田川の下を北から南へ潜り抜けていく。北からくる川は鶴田川で、これが再び地上に現れると高城川と名を変える(詳しくは吉田川サイフォンの項を参照のこと)。

歴史
かつて吉田川には、鳴瀬川の自然堤防に遮られる形で品井沼という遊水池があった。吉田川は品井沼へ流入し、そこからは小川が鳴瀬川に注いでいた。大雨などにより鳴瀬川が増水すると逆流して品井沼が氾濫し、多数の被害を出すことが度々あったため、1697年(元禄10年)から、品井沼を水田に変える干拓工事が数次にわたって実施された。サイフォン式の排水路を建設するなどの難工事を経て、1950年(昭和25年)に完了した。さらに鳴瀬川の水が吉田川に流れ込まないように、吉田川と鳴瀬川は二子屋橋付近から約5kmに亘って堤防を挟んで平行させ、合流は河口の直前となるように変更されている。

●支流
竹林川
善川
西川
味明川

●橋梁
八志田橋 - 宮城県道147号枡沢吉岡線
綱木橋 - 国道457号、羽後街道(出羽仙台街道)
高田橋 - 国道4号、陸羽街道
(橋) - 東北自動車道
落合橋 - 宮城県道3号塩釜吉岡線
悟渓寺橋
(橋) - 東北新幹線
粕川大橋 - 宮城県道40号利府松山線
大郷大橋 - 宮城県道146号小牛田松山線
品井沼大橋 - 国道346号
(橋) - 東北本線
鳴瀬奥松島大橋 - 三陸自動車道
東松島大橋
西小野歩道橋(鳴瀬川に架かる小野歩道橋と一体)
鳴瀬大橋 - 国道45号、石巻街道
鳴瀬川橋梁 - 仙石線


★竹林川(たけばやしがわ)は、宮城県を流れる一級河川。鳴瀬川水系、吉田川の支流である。 大和町と富谷町を流れる。

流路
宮城県黒川郡大和町小野地区に源を発する。大和町の南西部から北東に向かって流れ、富谷町の北部、志戸田(旧:志戸田村)を南西から北東へ横切り、大和町舞野地区(旧:舞野村)で吉田川に合流する。

支流
小野川
宮床川

橋梁
新田橋 - 宮城県黒川郡富谷町三ノ関太子堂東
鎌田橋 - 宮城県黒川郡富谷町
富谷大橋 - 宮城県黒川郡富谷町国道4号富谷バイパス

 


●宮城県富谷町の竹林川、堤防を越えて氾濫

 仙台管区気象台は11日、宮城県富谷町の竹林川の水位が上昇し、午前2時ごろ、右岸の堤防を越えて氾濫(はんらん)したと発表した。町は氾濫する危険が高まっているとして午前1時半に6世帯(24人)に避難指示を発令。付近では多いところで1時間に70ミリの雨が降っており、気象台は当分この状態が続くとしている。

  隣の大和町では、町内を流れる吉田川が増水し、町中心部の一部で川の水が堤防を越えた。同町吉田谷地の住宅では水が流れ込み、住民3人が閉じ込められたと通報があった。水の流れが速く、11日午前2時30分時点では消防隊員が救助できずにいる。

  大和町は10日夜、河川氾濫(はんらん)の恐れが高まっているとして、町内10地区に避難指示を発令。542世帯1757人が対象で、町内の3カ所に避難所を設置した。

●国道48号 路面崩壊 

 台風18号から変わった低気圧による大雨の影響で、宮城県内では10日、市民生活の一部に影響が出た。土砂崩れや冠水により各地で通行止めが相次ぎ、交通機関のダイヤも乱れた。

 仙台市青葉区作並の国道48号では、関山トンネルの宮城側約500メートル地点で道路脇を流れる沢から水があふれ出し、雪崩防止工事に伴い敷設された仮設道路が長さ約7メートル、幅約1.5メートルにわたり崩れた。現場には沢水が濁流となって流れ込み、道路下の土砂をえぐり、ガードレールやコーン標識が倒された。

 東北地方整備局仙台河川国道事務所は同日午前6時から、国道48号の仙台市青葉区作並-東根市関山間15.3キロの上下線を一時、全線通行止めとした。作並地区側は作業員らが車両の誘導に当たり、午前9時半、片側交互通行に切り替えた。

 宮城県によると、雨量が規制値を超えたため、蔵王エコーライン(宮城県蔵王町-上山市)は宮城、山形県境を挟んで19.8キロが通行止め。宮城県川崎町の国道286号、丸森町の国道349号など4カ所でも一部通行止めとなった。

 東日本高速道路東北支社によると、山形道の笹谷-山形蔵王インターチェンジ(IC)間の上り線と、宮城川崎-山形蔵王IC間の下り線が通行止め。

 JR東日本仙台支社は、10日正午ごろから仙山線作並-山形間の運転を見合わせた。東北線から阿武隈急行に乗り入れる仙台-槻木間の直通列車上下計2本も運休となった。

 山形新幹線福島-新庄間と奥羽線庭坂-米沢間、磐越西線郡山-会津若松間、只見線会津若松-会津川口間は、始発から終日運転を見合わせた。

 

●宮城県に大雨特別警報 山形や福島でも氾濫に厳重警戒


 仙台管区気象台は11日午前3時20分、宮城県に大雨特別警報を発表した。これまで経験したことない記録的な大雨になっていて、朝にかけて非常に激しい雨が続くおそれがあるとして、土砂災害や河川の氾濫などに最大級の警戒を呼びかけている。また、福島県や山形県でも氾濫危険水位を超えている河川がある。

  台風18号から変わった低気圧と、東海上にある台風17号の影響で、湿った空気が東北南部周辺へ流れ込み続けているため、活発な積乱雲が同じような地域にかかり続けている。
  この状況は朝にかけて続く見込みだ。さらに、雨がやんだあとも土砂災害や河川の増水や氾濫、低地の浸水などに最大級の警戒が必要だ。


●豪雨被害 仙台市が20万人超に避難勧告
 

 台風18号の影響による大雨で各地は大雨に見舞われた。仙台市は10日夜から11日未明にかけ、大雨で土砂災害が発生する危険があるとして、青葉区や太白区、泉区などの一部地域、約9万7000世帯約20万6000人を、河川氾濫発生の危険が高まったとして、広瀬川流域の一部地域、約2万2000世帯約4万6000人を対象にそれぞれ避難勧告を発令した。

 市は市内の小学校などに避難所を開設。一部の住民が避難した。

 宮城県大和町は10日、豪雨で町内を流れる吉田川が氾濫する危険があるとして、避難指示を発令した。
 JR東日本によると、山形新幹線は新庄-福島間の上下線で終日運転を取りやめ、11日午前まで運転を見合わせる。

 国道48号の仙台市青葉区作並-東根市関山間が一時通行止めとなった


●仙台で41万人超に避難勧告 宮城・大和町で住民孤立
  
 宮城県に大雨の特別警報が出されるなど記録的豪雨となった東北各地は10日夜から11日朝にかけて、仙台市が延べ41万人以上に一時、避難勧告を出すなど、多くの自治体で避難指示や避難勧告が出された。各地で川が氾濫したほか、宮城県大和町では住民が一時、孤立した。

 仙台市の泉区で七北田川が氾濫。市は上流地域に避難指示を出したほか、青葉区や太白区などの一部地域で、川の氾濫や土砂災害の危険があるとして延べ約19万1千世帯約41万2千人に避難勧告を出した。

 大和町では、町内の吉田川近くの一帯が浸水。住居に水が流れ込み、男女3人が取り残された。大和町は宮城県を通じて自衛隊に救助を要請し11日朝、自衛隊が3人を救助した。けがはないという。このほかにも救助を求める通報があり、確認を急いでいる。