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羽生結弦(20)、圧巻・前人未踏の300点超えの世界新で優勝、女子は宮原知子(17)が初優勝 浅田真央(25)は3位 フィギュアスケートNHK杯2015

フィギュアスケートNHK杯2015で羽生結弦(20)、圧巻・前人未踏の300点超えの世界新で優勝、女子は宮原知子(17)が初優勝 浅田真央(25)は3位

 

 フィギュアスケートのNHK杯は28日、長野市のビッグハットで男子のフリーが行われ、ソチ五輪金メダルの羽生結弦(はにゅうゆづる)(20)=ANA=が世界歴代最高の216・07点をマークし、合計で世界初の300点突破となる322・40点で3年ぶり2回目の優勝を飾った。史上初の3連覇が懸かるグランプリ(GP)ファイナル(12月10日開幕、スペイン・バルセロナ)への進出も決めた。

 映画「陰陽師」の楽曲に乗って4回転3本を含む全てのジャンプ、そしてステップ、スピンを鮮やかに決めた。演技を終えると右手で大きくガッツポーズ。前日のショートプログラム(SP)に続いて世界最高得点を更新し「本当にうれしい」と笑みを浮かべた。

 基礎点が1・1倍となる演技後半に高難度のジャンプを多く組み込んだ。それでも、一つ一つのジャンプを余裕さえ持ちながら完璧にこなし、大幅な加点を得た。表現面が5項目で評価される演技構成点も、項目によって10点満点をつけた審判が続出。驚異的な高得点につながった。

 SP後は自らを「王者」、そしてこの日は「絶対王者!」と呼んだ。しばしば「挑戦者」と言っていた昨季とは明らかに違う。

 

「300点を取りたいとか、フリーで200点を超えたいという気持ちが少なからずあった。今までやってきたことは無駄ではなかった」。王者と自覚して自らを追い込み、五輪金メダリストはさらに強くなった。


■ 圧巻の一言。

3本の4回転ジャンプをはじめとするジャンプ、ステップ、スピン、どれをとっても完璧。採点表を見れば9人の審判が採点する出来栄え点でプラス評価の1〜3が並び、0やマイナスは一つもない。羽生の演技は、それほどに質が高かった。

 SPで世界最高得点を更新して迎えたフリーは、緊張しながらも「やってやる」と意気込んで臨んだ。1998年長野冬季五輪のアイスホッケー会場だった試合会場に掲げられた五輪のマークを見て奮起すると、冒頭の4回転サルコウ、続く4回転トーループを危なげなく決める。演技後半の連続ジャンプは、当初予定した4−2回転から前日のSPで成功した4−3回転に難度を上げて成功した。

 昨年2月のソチ五輪のフリーでは会心の演技ができず、「金メダルを意識して緊張していた」と気づいた。この日はミスのない演技をしたい、そしてフリーで200点、合計で300点を超えたいと思っている自分に気づいたが、「緊張しているから(滑りを)こうしようと分かっていた。少しはコントロールできた」。一皮むけた姿を見せた。

 SP、フリー、合計とすべてで世界最高得点という大きな成果を得た大会。「次の試合からは今回の数字がかなりのプレッシャーとしてかかってくる。それに打ち勝つくらいの精神力をつけなきゃいけない」。課題を見つけて向上を誓う、その姿勢は変わらない。

羽生結弦「絶対王者だぞ、と言い聞かせた」

羽生結弦の演技後に解説の本田もとてつもない点数が出ることを予想していた。

 

■演技直後、羽生自身も手応えを感じていたようで、万雷の拍手のなか大きくガッツポーズを決めると、「ナンバーワン」を示すように人さし指を突き立てて見せた。

 そして表示されたフリーの得点は216.07点。SPとのトータルで322.04点。300点を軽く超える驚異的な得点だった。

 この得点について羽生は演技後のインタビューで「信じられない、びっくりしました」と話し、「スケートカナダからこのNHK杯まで、本当に血のにじむような、本当に辛い練習をしてきて」とこれまでの思いを明かした。

 実は「フリーを滑る前は緊張していて、ブライアン(オーサーコーチ)と話すことができない」状態だったという羽生。しかし「やってやるとは思っていました」と話し、次のように続けた。

「長野のオリンピックのあったリンクで滑るということで、会場にオリンピックのマークもありますし、自分自身にプレッシャーをかけて、絶対王者だぞ、と言い聞かせながらやっていました。これ以上の演技ができるようにさらに練習を積んでいきたいなと思っています」



●NHK杯フィギュア 2015年11月28日(土)
羽生、圧巻V、前人未踏の300点超え!無良崇人も3位に

☆彡男子シングル結果


順位 選手名 国名得点

1位 羽生結弦 jpn日本 322.40 ファイナル出場
2位 金博洋 chn中国 266.43 ファイナル出場
3位 無良崇人 jpn日本 242.21

4位 グラント・ホッホスタイン usa米国 235.63
5位 田中刑事 jpn日本 234.90
6位 コンスタンティン・メンショフ rusロシア 233.58
7位 ミハル・ブレジナ czeチェコ 222.49
8位 リチャード・ドーンブッシュ usa米国 217.50
9位 シャフィック・ベセイエ fraフランス 215.82
10位 マキシム・コフトン rusロシア 212.63
11位 エラッジ・バルデ canカナダ 211.09
12位 ブレンダン・ケリー ausオーストラリア 177.98

★羽生 結弦(はにゅう ゆづる、1994年〈平成6年〉12月7日 - )は、宮城県仙台市泉区出身の日本人フィギュアスケート選手(男子シングル)。愛称は「ゆづ」。全日本空輸 (ANA) 所属。

主要な戦績として、2014年ソチオリンピック男子シングル優勝。2014年世界選手権優勝。グランプリファイナル二連覇(2013年-2014年)。全日本選手権三連覇(2012年-2014年)。

ショートプログラムのスコア(106.33点)およびフリープログラムのスコア(216.07点)、合計スコア(322.40点)の世界記録保持者。

出生地: 宮城県の旗 宮城県仙台市泉区
身長: 171 cm
体重: 56 kg
コーチ: ブライアン・オーサー(2012-)
トレイシー・ウィルソン
元コーチ: 阿部奈々美(-2012)
都築章一郎、松田達義、関徳武
武者愛
山田真実
振付師: ジェフリー・バトル
デヴィッド・ウィルソン
シェイ=リーン・ボーン
宮本賢二
元振付師: 関徳武
阿部奈々美
ナタリア・ベステミアノワ]
イゴール・ボブリン]
カート・ブラウニング
所属クラブ: 全日本空輸(ANA)
ISU パーソナルベストスコア
トータルスコア: 322.40 2015 GP NHK杯
ショートプログラム: 106.33 2015 GP NHK杯
フリースケーティング: 216.07 2015 GP NHK杯

獲得メダル

・オリンピック

金 2014 ソチ 男子シングル

・世界選手権

銀 2015 上海 男子シングル
金 2014 さいたま 男子シングル
銅 2012 ニース 男子シングル

・四大陸選手権

銀 2013 大阪 男子シングル
銀 2011 台湾 男子シングル

・グランプリファイナル

金 2014 バルセロナ 男子シングル
金 2013 福岡 男子シングル
銀 2012 ソチ 男子シングル

世界ジュニア選手権

金 2010 ヒューズ 男子シングル

ジュニアグランプリファイナル

金 2009 東京 男子シングル

受賞・栄誉等

日本政府
紫綬褒章(2014年)

日本オリンピック委員会
JOCスポーツ賞 新人賞(2009年)、最優秀賞(2013年)

日本スケート連盟
JOC杯(最優秀選手賞)(2013年、2014年)

マスコミ
東京運動記者クラブ:特別賞(2012年)、スケーター・オブ・ザ・イヤー(2014年)
東北運動記者会:スポーツ大賞(2011年、2013年、2014年)
朝日新聞社:「朝日スポーツ賞」(2014年)
読売新聞社:第64回「日本スポーツ賞」グランプリ(2014年)
毎日新聞社:第22回「毎日スポーツ人賞」グランプリ(2014年)
Sports Graphic Number:第33回「ナンバーMVP賞」(2014年)
テレビ朝日:第49回「ビッグスポーツ賞」(2014年)
河北新報社:第64回「河北文化賞」(2014年)
中日新聞社:第29回「中日体育賞」(2015年)

自治体
宮城県「県民栄誉賞」(2014年)
宮城県議会「議長特別表彰」(2014年)
仙台市「賛辞の楯」(2014年)
仙台市「スポーツ大賞」(2009年、2011年、2012年、2013年)

世界記録
ギネスワールドレコーズ社:男子フィギュアスケート ショートプログラム最高得点(2014年)


■NHK杯 宮原知子が自身初200点超えで初優勝 浅田真央は3位

女子フリーが行われ、SP首位の宮原知子(17)=関大高=が133・58点をマーク。27日に行われたショートプログラム(SP)と合わせ合計203・11点と自身初の200点超えを果たし、3位の浅田真央(25)=中京大=とともに12月のGPファイナル(バルセロナ)進出を決めた。

フィギュアグランプリシリーズの日本大会、NHK杯の女子フリーが11月28日、長野市ビッグハットで行われ、浅田真央、宮原知子らが登場した。ショートプログラム(SP)で1位だった宮原がフリーでもトップを守りきり、同大会初優勝を飾った。一方、浅田はジャンプのミスなどが響き、3位に終わった。

 最終グループの3番手で登場した浅田は、冒頭のトリプルアクセルで回転がほどけるミス。続くジャンプも着氷が乱れるなど精彩を欠き、得点は120.49点。SPとトータルで182.99点。暫定でトップに立つも、その後に控えるコートニー・ヒックス(米国)、宮原に抜かれて3位となった。

 試合後、浅田は演技を次のように振り返る。

「自分の思っている演技はできなかったので、残念な試合になってしまいました。たくさんの方が見に来てくださっていたので、いい演技をして恩返しをしたい、声援にも応えたい気持ちがあったんですが、それができなくて残念です」

 だが、今回の結果で12月に控えるグランプリファイナルへの進出を決めた浅田。グランプリファイナルに向けては「今回自分ができなかった演技をもう一度振り返って、新たな気持ちでもう一度すべてを見直していきたいです」と前を向いた。

 一方、最終滑走者として登場した宮原は、SPに引き続き完成度の高い演技を披露した。ジャンプをミスなくまとめると、体を大きく使って情感たっぷりに作品を演じ切った。

 得点は133.58点で自己最高得点を更新。トータル203.11点で自身初の200点台を記録し、さらに初のグランプリファイナル進出も決めた。優勝者インタビューでは、すがすがしい表情で次のように話した。

「自分のできる事をしっかりやりたいと思って滑りました。最後のジャンプを降りた時に自分でもいいジャンプが跳べたと思ったので、あとは何点でもいいかなと思って滑りました。ファイナルでは思い切って今日以上の演技をしたいです」


☆彡女子シングル結果

宮原が初V 真央も3位でそろってGPファイナル進出
順位 選手名 国名 得点

1位 宮原知子 jpn日本 203.11 ファイナル出場
2位 コートニー・ヒックス usa米国 183.12
3位 浅田真央 jpn日本 182.99 ファイナル出場

4位 アシュリー・ワグナー usa米国 179.33 ファイナル出場
5位 長洲未来 usa米国 175.64
6位 ケイトリン・オズモンド canカナダ 168.48
7位 李子君 chn中国 166.40
8位 アリーナ・レオノワ rusロシア 165.75
9位 アンナ・ポゴリラヤ rusロシア 164.63
10位 木原万莉子 jpn日本 163.19
11位 マリア・アルテミエワ rusロシア 158.33

☆雑感・一言
絶好調の宮原知子が優勝しましたが気持ちとしては浅田真央に優勝してほしかった。
木原万莉子 は10位ながら初出場で自己記録を更新しました。今後が楽しみです。

そのほかの若手では本郷 理華( 19歳 宮城県仙台市 )も活躍しています。
日本女子フィギュアスケートの復活をにおわせる大会でした。

 

★宮原 知子(みやはら さとこ、英語: Satoko Miyahara, 1998年3月26日 - )は、日本の女性フィギュアスケート選手(女子シングル)。京都府京都市中京区在住。

主な実績に、2015年世界選手権2位、2014年全日本選手権優勝、2014年、2015年四大陸選手権2位など
出生地: 京都府
身長: 149 cm
コーチ: 濱田美栄 田村岳斗 新野陽子
振付師: ローリー・ニコル 、トム・ディクソン
元振付師: カタリナ・リンデン、宮本賢二
所属クラブ: 関西大学中・高スケート部
(←京都醍醐FSC)

人物

両親が医師という家庭に育った。両親の都合により、幼少期から7歳(小学2年生)までヒューストン(米国)で生活していた。スケートを始めたのは4歳のとき。両親に『やってみる?』と言われて滑ってみたら楽しかったから続けたとのこと。
スケート教室には、5歳の時から通い始め、当時は逆回転(右回転)のジャンプを跳んでいた。後に京都に戻り、濱田美栄コーチの元で指導を受けている。
逆回転のジャンプは軸が曲がっていたため、2年くらい時間をかけて順回転(左回転)に矯正した。今でも逆回転のダブルジャンプもスピンもできる。学歴は、立命館小学校に在籍していたことがある。後に、関西大学中等部に進学し、2013年3月に同校を卒業した。現在は関西大学高等部に在籍している。

性格は寡黙で引っ込み思案。真面目であり、練習量もすごく、黙々といつまでも練習するタイプである。学校が終わるとまっすぐにリンクに向かい練習を続ける毎日。スタミナがあり、病気とけがには強い選手である。コーチから、努力家であると評価されている。

将来の夢は、オリンピックで金メダルを取ること。料理をすることが好き。学力においては、外部の模擬試験でも学年上位に入るほどの知才の持ち主。英語検定は2級を取得しており、海外遠征においても通訳無しで対応できる。

技術面において、ルッツジャンプの正確なアウトエッジの踏切はジョゼ・シュイナールに指導をしてもらった経緯がある。

2013年7月、イリヤ・クーリックにジャンプの高さ改善のため指導を受けている。同年、アルメニア強化合宿でステファン・ランビエールに表現面の指導を受けている

表彰
2015年 - 京都府スポーツ特別栄誉賞