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羽生結弦 SP世界新110・95点で首位、 浅田真央3位、 宮原知子4位発進 フィギュアスケートGPファイナル

羽生結弦 SP世界最高記録を更新する110・95点で首位発進
男子ショートプログラム(SP)異次元スコア フィギュアスケートGPファイナル

 

■「フィギュアスケートGPファイナル・第1日」(10日、バルセロナ)

  男子ショートプログラム(SP)が行われ、男子史上初の3連覇を狙うソチ五輪金メダリストの羽生結弦(21)=ANA=はほぼ完璧な演技を見せ、自身のSP世界最高記録を更新する110・95点で首位発進を決めた。

  羽生のジャッジシートには異次元の数字が並んだ。冒頭の4回転サルコー、4回転トーループ-3回転トーループの連続ジャンプは基礎点10・50点、14・60点に出来映えを示すGOEで上限の3点が加えられ、13・50点、17・60点に。後半のトリプルアクセルもGOE2・71点を引き出した。

  

■フィギュアスケートのグランプリファイナルが日本時間11日にスペインのバルセロナで行われ、男子ショートプログラムでは史上初の3連覇を狙う羽生結弦(ANA)が、NHK杯に続き再び世界歴代最高得点を更新する110.95点で首位に立った。

羽生は冒頭の4回転サルコウをきれいに着氷させると、続く4回転トウループ+3回転トウループのコンビネーションも成功。ノーミスの演技で驚異の110点超えを果たした。

 初出場の宇野昌麿(中京大中京高)は86.47点で4位、村上大介(陽進堂)は83.47点で5位スタートとなった。

※男子ショートプログラム(SP)結果
順位 選手名 国名 得点

1位 羽生結弦 jpn日本 110.95 
2位 ハビエル・フェルナンデス espスペイン 91.52 
3位 金博洋 chn中国 86.95 
4位 宇野昌磨 jpn日本 86.47 
5位 村上大介 jpn日本 83.47 
6位 パトリック・チャン canカナダ 70.61 

男子ショートプログラム(SP)で、14年ソチ五輪金メダリストの羽生結弦(ゆづる、21=ANA)が110・95点の世界歴代最高得点をマーク。11月のNHK杯で自身が出した106・33点を4・62点更新し、圧巻の首位発進を決めた。男子初の3連覇だけでなく、合計322・40点の世界記録更新も視界に捉え、12日のフリーに臨む。 

   「羽生結弦」というライバルを、羽生結弦があっさり超えた。鬼気迫る“どや顔”でフィニッシュしたNHK杯とは違う。ピアノの旋律が終わると、プリンスは澄んだ笑みを浮かべていた。

「プログラムには満足している。得点は気にしていなかったけど、凄い点で幸せ」。11月27日のNHK杯SPから、わずか13日。バルセロナで待っていたのは、110・95点というスーパースコアだ。それでも、沸き上がる観客には次の滑走者フェルナンデス(スペイン)のため人さし指を口にあて静かにするようお願い。結果を冷静に受け止め、周囲を気遣う余裕すらあった。

 完璧に決めた4回転サルコー、トーループの4―3回転は、ともに出来栄え評価(GOE)での加点がMAXの3点。3度のジャンプのGOEで、トリプルアクセルの基礎点(8・5点)を上回る8・71点を稼いだ。羽生だけが、もう1本高難度のジャンプを跳んでいるに等しい。演技点では10点満点の項目もあった。「ジャンプがしっかり決まっているから、より自分がピアノの曲に乗っていける」と分析した。

 羽生は考える。演技とは一期一会である、と。「同じ演技って一つとしてない。その時、その会場、その日でしか生まれないもの」。いつもは好演技の再現を求めない21歳だが、この日は禁を破りかけた。「NHK杯を超えるような演技をしないといけないプレッシャーはあった」。重圧を受け止め、自分をコントロールした2分50秒。「きょうのSPもNHK杯とは全く違ったものになった」。15年のバルセロナでしかできない、ショパンの「バラード第1番」を演じきった。

 ジュニア時代は紙に目標の点数を書き込んで意識していたが、今はスコアへのこだわりはない。ステップでは最高難度のレベル4を取れず、レベル3にとどまった。「さらに点数を伸ばしたい、ではなく」と前置きした上で、「一つ一つのエレメンツを“完璧だったね”と言ってもらえるように自分を磨いていきたい」と話した。パーフェクトな演技だけを追いかけ、レベルアップを図る。

 2位のフェルナンデスに19・43点差をつけた。男子初の3連覇はもはや決定的で、12日のフリー「陰陽師(おんみょうじ)」では自らの世界記録、合計322・40点との勝負になる。「一つ一つの要素に集中しないといけない。SPはSPだし、フリーはフリー。フリーも自分の中で(NHK杯とは違う)インスピレーションを持ちながらやっていきたい」。バルセロナに舞い降りる安倍晴明が、さらなる衝撃を演出する。

 

■女子ショートプログラム(SP)

浅田真央(25=中京大)が69・13点をマークし3位。宮原知子(17=関大高)は68・76点で4位

 

フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルは11日に女子ショートプログラム(SP)が行われ、2シーズンぶりの出場となった浅田真央(25=中京大)が69・13点をマークし3位。宮原知子(17=関大高)は68・76点で4位だった。

 浅田は冒頭のトリプルアクセルを決めたが、3回転―3回転の連続ジャンプはともに回転不足。課題の3回転ルッツも抜けてしまい1回転に終わるなど、演技を終えると少し悔しげに右手の握りこぶしを振り降ろした。それでも、演技構成点でトップの35・12点を出し3位に付けた。

  宮原は大きなミスなく終えたが、3回転フリップでエッジエラーとなるなど、点数が伸びず。1位は自己ベストの74・58点を出したエフゲニア・メドベージェワ(ロシア)、2位は69・43点のエレーナ・ラジオノワ(ロシア)がつけた。

フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルは11日に女子ショートプログラム(SP)が行われ、2シーズンぶりの出場となった浅田真央(25=中京大)は69・13点をマークし3位だった。

 

 浅田は冒頭のトリプルアクセルを決めたが、3回転―3回転の連続ジャンプはともに回転不足。3回転ルッツも抜けてしまい、演技を終えると少し悔しげに右手の握りこぶしを振り降ろした。それでも、演技構成点でトップの35・12点を出し3位に付けた。

  浅田は「1つミスしてしまってそこが悔やまれるけど、演技自体は悪くなかった」と語った。練習では転倒したトリプルアクセルをきちんと決めたこともあり「あしたに向けてはいいスタートが切れた。日本の方がバルセロナまでいらしてくれたので、いい演技で応えたいと思っていた」と前向き。首位のエフゲニア・メドベージェワ(ロシア)と5・45点差とあり、フリーでの巻き返しを誓っていた。

★女子ショートプログラム(SP)結果
順位 選手名 国名 得点

1位 エフゲーニャ・メドベデワ rusロシア 74.58 
2位 エレーナ・ラジオノワ rusロシア 69.43 
3位 浅田真央 jpn日本 69.13 
4位 宮原知子 jpn日本 68.76 
5位 グレイシー・ゴールド usa米国 66.52 
6位 アシュリー・ワグナー usa米国 60.04 

 


■フィギュアスケートのグランプリファイナルが日本時間13日、スペインのバルセロナで行われる。フリースケーティング(FS)では、浅田真央(中京大)が登場。12日のショートプログラム(SP)では、冒頭の3回転アクセルをきれいに決めるも、その後のジャンプでミスが出て3位だった。逆転優勝をかけFSへ挑む。