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羽生結弦全日本選手権4連覇 女子は宮原知子さとこがSP1位 浅田真央はなんと5位 蘇るか不死鳥?

 フィギュアスケート・全日本選手権第2日(12月26日・北海道真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)
男子はショートプログラム(SP)1位の羽生結弦(ANA)がフリーでも1位となり、合計286・36点で4連覇を果たした。

前日のSPで転倒も102・63点を記録、唯一100点台をマークした“絶対王者”羽生結弦(21)=ANA=がジャンプを2度転倒するもフリー183・73点の、合計286・36点。
平成以降では最多の4連覇となったが、惜しくも3戦連続の300点超えは達成できなかった。

 男子の4連覇は小川勝以来、29大会ぶり。羽生は来春の世界選手権代表に決定した。SP2位の宇野昌磨しょうま(愛知・中京大中京高)は、フリーは3位だったが、合計267・15点で昨年に続く2位。SP3位の無良崇人(洋菓子のヒロタ)はフリー2位で、合計263・46点の3位に入った。4位は242・05点の田中刑事(倉敷芸術科学大)。5位は小塚崇彦(トヨタ自動車)だった。

 ●全日本選手権第2日 (男子フリー) コメント

羽生結弦「悔しい。もう煮えたぎっている。雰囲気にのまれたわけでも緊張に負けたわけでもないが、明らかに悪い演技だった。一番大事なのは世界選手権。こんな演技、二度としないように頑張りたい」

 男子5位の小塚 演技直前に靴ひもがほどけ、前半のジャンプでミスも。「自分の実力。でも、最後までやりきる精神力は持てた」


 男子6位の山本 今季の全日本ジュニア王者は目標の3位には届かず。「トリプルアクセル2回と4回転ジャンプ2回を、いつか必ず成功させる」

 SP4位の村上 9位に沈んだ前回大会のSPの不安を振り払った。「去年の全日本とは違って点数も出た。気持ちよく滑ることができた」

 SP3位の樋口 「磨いてきた表現力が出せた。フリップ(の着氷の乱れ)でびっくりしたが、それ以外は良かった」


羽生結弦(ANA)が後半で立て続けにジャンプをミスして183・73点にとどまったが、合計は286・36点で1位を守り、4連覇を達成。世界選手権(2016年3月、米・ボストン)の代表入りを決めた。

 SP2位の宇野昌磨(愛知・中京大中京高)はジャンプにミスが出たが、合計267・15点で2位を守った。SP3位の無良崇人(洋菓子のヒロタ)は無難に演技をまとめて、合計263・46点で3位だった。

 SP6位の田中刑事(倉敷芸術科学大)が計242・05点で二つ順位を上げて4位。SP5位の小塚崇彦(トヨタ自動車)は計228・82点で5位だった。

 ▽男子最終成績 

①羽生結弦(ANA)286・36点(SP〈1〉102・63点、フリー〈1〉183・73点)

②宇野(愛知・中京大中京高)267・15(〈2〉97・94、〈3〉169・21)

③無良(洋菓子のヒロタ)263・46(〈3〉93・26、〈2〉170・20)

④田中(倉敷芸術科学大)242・05(〈6〉74・19、〈4〉167・86)

⑤小塚(トヨタ自動車)228・82(〈5〉78・19、〈6〉150・63)

⑥山本(愛知みずほ大瑞穂高)215・15(〈11〉62・92、〈5〉152・23)

 

☆彡 女子SPは、今季グランプリ(GP)ファイナル2位で、大会連覇を狙う宮原知子さとこ(大阪・関大高)が、73・24点で首位スタート。2位に68・39点の本郷理華(邦和スポーツランド)。14歳の樋口新葉わかば(東京・開智日本橋学園中)が67・48点で3位につけた。4位に66・02点の村上佳菜子(中京大)。3年ぶりの女王返り咲きを目指す浅田真央(中京大)は、62・03点の5位と出遅れた。

3年ぶり7度目優勝を目指す、元世界女王の浅田真央(25=中京大)が出場。浅田は今回のSPではNHK杯、GPファイナルと苦しんだジャンプの難度を下げ臨んだが、思うようにスコアを伸ばせなかった。

 宮原知子(17=関大高)が1位、2位には本郷理華(19=邦和スポーツランド)、3位には樋口新葉(14=開智日本橋学園中)が入った。フリーは27日に行われる。フリーの滑走順は浅田は23番、宮原は19番となった。本郷は22番、樋口は20番、村上佳菜子(21=中京大)は最終24番で滑る。

●宮原の話 最初の連続3回転が思った以上にうまく跳べて、気持ち良く滑れた。70点台を目標にしていたので達成できてちょっとほっとしている。フリーではもっと会場を盛り上げたい。

●樋口の話 いつも通りの演技ができた。少しのミスで終わることができて良かった。フリーは今までしっかり練習してきたことを発揮できたらいい。

●村上の話(苦手の)ダブルアクセル(2回転半ジャンプ)を跳べたことが、すごくうれしかった。フリーも笑顔で終わりたい。

本田の話 ジャンプでミスはあったけど、すごく楽しかった。(アイス)ショーみたいな感じで、(会場の)上の方のお客さんまで表情が見えるように滑った。

●浅田の話 うまくいかない試合が続き、いいイメージが持てていない。気持ちが下降気味。自分でも解決方法を見つけていないから、こういう形になっている。

順位選手 得点

1宮原知子 73・24

2本郷理華 68・39

3樋口新葉 67・48

4村上佳菜子 66・02

5浅田真央 62・03

 

※浅田真央は、今年で25歳になった。浅田真央は身長・体重が増え10代のころのように、体の回復も早くないようだ。浅田真央の今の状態はその日によって良かったり、悪かったりで、試行錯誤を繰り返している。浅田真央は精神的にも肉体的にも少女から大人の女性への過渡期といえよう。
浅田真央にはこのままで終わってほしくない。不死鳥のようによみがえってほしい。

 女子SPは、今季のグランプリ(GP)ファイナル2位で、大会2連覇がかかる宮原知子(大阪・関大高)が73・24点で首位発進した。

 2季ぶりに競技復帰した浅田真央(中京大)は、冒頭のトリプルアクセルで着氷が乱れるなどジャンプで安定を欠き、62・03点で5位スタートとなった。

 前回2位の本郷理華(邦和スポーツランド)が68・39点で2位、前回は13歳で3位に入り今季の全日本ジュニア選手権を制した樋口新葉(東京・開智日本橋学園中)は67・48点で3位につけた。

 4位はソチ五輪代表の村上佳菜子(中京大)で66・02点。6位はジュニアの白岩優奈(京都醍醐FSC)で61・92点、7位は永井優香(東京・駒場学園高)で60・42点だった。

 最終日の27日は女子フリーなどが行われ、世界選手権の各種目代表が決まる。

■3年ぶり7度目の優勝を目指す浅田真央(25=中京大)は、62・03点と得点が伸びず5位だった。冒頭のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)は体が後ろに傾くもこらえて着氷。続く3回転フリップ、2回転ループの連続技も最初の3回転で着地が乱れた。演技が終わると、笑顔なく天を仰いだ。

 1年の休養から明けた今季初戦のジャパンオープン、次戦のグランプリシリーズ(GP)中国杯では優勝も、NHK杯では3位、GPファイナルでは6位と不調が続いている。「自分の思っているように滑ることができていないので、うーんという感じ。これが試合の難しさと感じている」と浮かない表情で話した。

 27日のフリーに向け「課題は多いが、1つ1つのエレメントを大切にし、自分の滑りができるようにしたい」と前を向いた。

浅田真央(25=中京大)は精彩を欠き、SPは62・03点で5位発進。

 トリプルアクセルで回転が足りずに着氷が乱れると、今大会から3回転—2回転に難度を下げた連続ジャンプは助走速度が落ちて失敗した。

 「気持ちが下降気味。いいイメージが持てていない」と、出てくる言葉も後ろ向き。出口の見えないトンネルに迷い込んだ。

 2年ぶりの全日本。休養明けの序盤戦は「わくわくした気持ちが大きかった」が、11月のNHK杯、今月のGPファイナルと調子を崩し、滑る喜びが「毎試合同じ気持ちで臨むように心がけている」としながらも、徐々に「薄れていった」という。「解決方法を見つけていないから、こういう形になっている」と自分を見失った。

 それでも「追い詰められた時は、自分の力を発揮できることが多い」と諦めてない。ソチ冬季五輪ではSPの出遅れから巻き返した。自らの歩みを振り返れば、自信は取り戻せる。


 ▽女子SP ①宮原知子(大阪・関大高)73・24点②本郷(邦和スポーツランド)68・39③樋口(東京・開智日本橋学園中)67・48④村上(中京大)66・02⑤浅田(中京大)62・03⑥白岩(京都醍醐FSC)61・92


浅田 真央(あさだ まお、ラテン文字:Mao Asada、1990年9月25日 - )は、日本のフィギュアスケート選手(女子シングル)。

2010年バンクーバーオリンピック銀メダリスト。2014年ソチオリンピック日本代表(6位)。2008年、2010年、2014年世界選手権優勝。グランプリファイナル優勝4回。2010年バンクーバーオリンピックでは、女子シングル史上初めて、1つの競技会中に3度の3回転アクセルを成功させた。姉はフィギュアスケート選手・スポーツキャスターの浅田舞。

愛知県名古屋市生まれ。中京大学附属中京高等学校卒業の後に、中京大学体育学部へ進学。血液型はB型。名前の真央は、父親が女優の大地真央のファンであったことに由来する。浅田の2005年のGPファイナル優勝と荒川静香のトリノオリンピック優勝の相乗効果で、日本はフィギュアスケートブームになった。

尊敬しているフィギュアスケート選手は伊藤みどり、エフゲニー・プルシェンコ。伊藤の衣装を着用して競技に臨んだこともあり、「みどりさんの衣装を着るといつも調子がいい」と語っていた。長野オリンピック金メダリストのタラ・リピンスキーにも憧れの言葉を寄せており、彼女の演技を見て自分もオリンピックに出たい思うようになったという。

趣味はジグソーパズルとレゴ制作。DREAMS COME TRUEの「何度でも」は練習中や試合前によく聴いている曲である。2005年の世界ジュニア選手権で優勝した時からトイ・プードルを飼いだした。愛犬の「エアロ」は、ネスレのチョコレート菓子「エアロ」に由来しており、同製品のイメージキャラにも選ばれた。

オリコンによる「好きなスポーツ選手ランキング」の女性部門において、2007年、2009年、2010年、2011年 2013年 、2014年で1位となった。

バンダイが行ったアンケート「バンダイこどもアンケートレポート」によると、子供が好きなスポーツ選手として、2009年7月(集計は5月に実施)では総合2位女の子部門1位、2011年9月(集計は7月に実施)では総合1位 に挙げられている。

 

技術・演技
ジャンプ

アクセルを含む6種類全ての3回転ジャンプを跳ぶことができる。

3回転アクセル

小学生のうちから3回転アクセルの練習を始め、2003年の中部ブロック大会(ノービスA)で3回転アクセル-2回転トウループのコンビネーションに成功。

2006年世界ジュニア選手権でショートプログラム (SP) に3回転アクセルを取り入れ、2008年GPファイナルのフリースケーティング(フリー)で女子シングル史上初の2度の3回転アクセルに成功。

2010年バンクーバーオリンピックでは、オリンピックの女子シングル史上初めてSPで3回転アクセルを成功させた。同一競技会でSP、フリーと合わせて3度の3回転アクセルを成功させたのも女子シングル史上初であり、ギネス世界記録に認定されている。
オリンピックの女子シングルで3回転アクセルを成功させたのは、伊藤みどりと浅田の2人だけである。他に成功した選手はトーニャ・ハーディング、リュドミラ・ネリディナ、中野友加里、エリザベータ・トゥクタミシェワ。

世界選手権代表選考 日本の出場枠は男子が2、女子は3で、全日本選手権の優勝者は自動的に代表決定。男子の2人目は全日本の2、3位、GPファイナル出場者(羽生、宇野、村上)などから選ぶ。女子の2人目は全日本の2、3位、GPファイナルの日本勢上位2人(宮原、浅田)から選び、3人目は全日本の4~6位なども含めた中から総合的に判断する。ペアとアイスダンスは国際的な競争力を考慮して各1組を決定する。