風に吹かれて旅するブログ (話題・記念日&ハッピートーク)

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5月5日は立夏、こどもの日、午後の紅茶の日、児童憲章制定記念日、おもちゃの日、レゴの日、わかめの日、こどもに本を贈る日、かみ合わせの日、等の日

2016年5月5日は何の日?

☆彡5月5日は立夏、こどもの日、午後の紅茶の日、児童憲章制定記念日、おもちゃの日、レゴの日、わかめの日、こどもに本を贈る日、かみ合わせの日、等の日です。

●『立夏』 :夏の準備をする時節
立夏は二十四節気の一つで、夏が立つと書く事から野山に夏の気配が感じられる時期を指し、「八十八夜」も過ぎて、新緑の美しい時期です。

春分と夏至の中間頃に位置し、暦の上ではこの日から立秋の前日までが夏と考えられています。

また、天文学上、立夏は「太陽が黄径45度に達した時」と定められているので、地球の自転・公転のズレにより、必ずしも毎年決まった日ではありません。2016年~2018年は共に5月5日。

★立夏(りっか)

5月6日頃(2016年は5月5日)。 および小満までの期間。 太陽黄径45度。
穀雨から数えて15日目頃。八十八夜の3、4日後。春分と夏至のちょうど中間にあたります。
暦の上での夏の始まり。この日から立秋の前日までが夏季になります。

新緑の季節で、九州では麦が穂を出し、北海道では馬鈴薯や豆の種まきが始まります。 蛙が鳴き出すのもこの頃からです。

夏といっても、本格的な夏はまだまだ先。日差しが強くなり気温が高くなる日もありますが、基本的には暑くもなく寒くもなく、湿度が低く風もさわやか。とても過ごしやすく、レジャーやお出掛けに最適の季節です。

・夏の準備をする目安にしてください。この頃は、晴天の日が多く、天候が安定しています。梅雨になる前のこの時季にしておくといいでしょう。畳替えもおすすめです。、

 

●『こどもの日』 :
1948年(昭和23年)に制定された国民の祝日です。

子どもの人格を重んじ、子どもの幸福を図るとともに、母に感謝する日であるとも規定されています。

●『(旧)ボーイズデー』 :
この日が男の子の節句であることから1946(昭和21)年~1948(昭和23)年まで「ボーイズデー」という祝日でした。

1949(昭和24)年からは「こどもの日」として引き継がれました。

●『端午の節句・菖蒲の節供』 :
奈良時代から続く行事で、江戸時代からは男子の節句として、身を守る鎧や兜を飾り、庭に鯉のぼりを立てて男子の成長を願う行事として盛んになりました。

この日は邪気を払う為、菖蒲や蓬を軒に挿し、初節句にはちまきを食べ、2年目からは柏餅を食べるのが慣わしがあります。

※「端」は物のはし、つまり「始り」という意味で、「午」は「五」に通じることから元々「端午」は月の始めの五の日を意味でした。

その中でも月と日の数字が重なる5月5日は、特にめでたい日として「端午の節供」と呼ぶようになりました。

古来日本ではこの日には、男は戸外に出払い、女性だけが家の中に閉じ蘢って田植えの前に身を清める神聖な儀式の日でした。

その後、「菖蒲」が「尚武」と同じ読みである事から、鎌倉時代ごろから男の子の節句とされ、甲胄・武者人形等を飾り、男の子の成長を祝う節供となりました。

●『午後の紅茶の日』 :キリンビバレッジ株式会社が制定。
数多くの清涼飲料の製造、販売などを手がける会社が制定。

自社の紅茶飲料が2015(平成27)年に、発売30年目を迎える事を切っ掛けに、より多くの人に接してもらい、5月の行楽シーズンを共に過ごして欲しいとの願いが込められていいます。

日付は、5と5で「午後」と読む語呂合わせからです。

●『児童憲章制定記念日』 :
1951(昭和26)年のこの日、子供の権利宣言である「児童憲章」が制定された記念日です。

また、翌5月6日~11日までは「全国児童福祉週間」です。

●『おもちゃの日』 :
「日本玩具協会」・「東京玩具人形問屋協同組合」が端午の節句に因み、おもちゃや人形のPRの為に1949(昭和24)年に制定。

また、4月29日~この日までを「おもちゃ週間」としました。

●『レゴの日』 :レゴジャパン株式会社が制定した日。
「こどもの日」の5月5日は0505で「レゴレゴ」と読む事もできるとして、ブロック玩具のメーカーが制定。

2012(平成24)年は、デンマークで同社の本社が設立されてから80周年、日本で販売が開始されてから50周年に当たり、より多くの人にレゴブロックをアピールする事が目的です。

●『わかめの日』 :
「日本わかめ協会」が1983(昭和58)年に制定。

「こどもの日」に因み、子供の成長発育に欠かせないミネラル、カルシウム等を含んだわかめをたくさん食べてもらおうと設けられました。

また、この時期は新わかめの収穫時期でもあります。

関連記念日として、◎11月15日の「こんぶの日」があります。

●『こどもに本を贈る日』 :
こどもの日に因んで書籍取次会社が制定。

全国の書店でキャンペーンが行われます。

●『かみ合わせの日』 :「特定非営利活動法人 日本咬合学会」が制定。
2015(平成27)年に創立20周年を迎える事を記念して特定非営利活動法人「日本咬合学会」が制定。

かみ合わせや咀嚼の大切さをPRすることにより、国民の健康の向上と健康長寿に寄与する事が目的です。

日付は、5と5でかみ合わせを意味する「咬合(こうごう)」の語呂合わせからです。

また、「こどもの日」に最近増えつつあるこどものかみ合わせの悪さを考え、健やかな成長を願うこともその理由です。

●『国際助産師の日(The International Day of the Midwife)』 :
1990(平成2)年に日本の神戸で開催された「国際助産師連盟(International Confederation of Midwives・ICM)」の第22回ICM国際評議会で制定され、1992(平成4)年からキャンペーン活動が実施されています。

※国際助産師連盟の歴史は長く、1919(大正8)年のベルギーでの「国際助産師学会」開催時に、国際的な助産師連合結成について提唱され、国際助産師連盟の前身が設立されました。

1922(大正11)年の第1回大会開催時に、正式にその設立が決議され、1928(昭和3)年に「国際助産師連合(International Midwives Union)」の名称がと決定され、1954(昭和29)年に現在の名称に改称されました。

世界中の母親、乳児、家族へのケアを向上させる事がその大きな目的で、助産師の教育を高め、技術と科学的な知識の普及をはかり、各会員協会から自国政府への働きかけを支援し、また、専門職として助産師の役割の発展を推進しています。

日本におけるICM加盟団体は、「日本看護協会」、「日本助産師会」、「日本助産学会」の3団体で、1990(平成2)年から2008(平成20)年まで、アジア太平洋地域代表を務めました。

●『手話記念日』 :
「岡山聾学校」卒業生の写真家「後藤田三朗」の提唱で、2003(平成15)年3月20日に「日本デフ協会」が制定。

日付は、手話が左右の五本指を使うことから5・5のこの日に決まりました。

●『自転車の日』 :
1998(平成10)年に「自転車月間推進協議会」が制定。

5月1日~31日までの1ヶ月を「自転車月間」として、様々なイベントが行われていますが、期間中の祝日を「自転車の日」に当てたものです。

関連記念日として、◎5月22日の「サイクリングの日」があります。

●『薬の日』 :
西暦611(推古天皇19)年のこの日、「推古天皇」が大和の兎田野で薬草を採取する薬狩りを催し、これから毎年この日を「薬日」と定めたという故事に因み、1987(昭和62)年に「全国医薬品小売商業組合連合会」が制定。

また、◎5月1日~31日を「くらしと薬の月間 」としています。

●『コミュニティファーマシーの日』 :一般社団法人日本コミュニティファーマシー協会が制定。
薬剤師と薬局に与えられた社会的役割と責任を果たす為に、地域の人々に薬のこと、病気の予防、健康情報などを伝える事を目的に、人々の生活圏を舞台に健全な地域社会づくりに貢献している一般社団法人「日本コミュニティファーマシー協会」が制定。

日付は、「日本書紀」に西暦611(推古天皇19)年のこの日が「推古天皇」が薬草を採取する薬狩りを行った日「薬日(くすりび)」としてに記載されている事に因んでいます。

●『フットサルの日』 :株式会社エフネットスポーツが制定。
1チーム5人で行い、フィールドはサッカーの約1/9のスペースで試合をするスポーツが「フットサル」です。

その普及を目的にフットサル大会の主催・企画・運営などフットサルに関する事業をを手がける会社が制定。

日付は、フットサルが5人対5人で行うスポーツであることから5・5のこの日になりました。

●『ジャグラーの日』 :株式会社北電子が制定。
パチスロ「ジャグラー・シリーズ」の製造販売を行っている会社が制定。

様々なイベントを開催しています。

ジャグラーシリーズは全国のパチンコホールに設置されており、パチスロ設置総台数の20%以上を占める人気機種です。

日付は、リール窓の左下にある「GOGO!ランプ」が点灯すれば当たりという明快なゲーム性をもとに、5と5が「GOGO!ランプ」の語呂合わせです。

●『ブラジル名古屋交流デー』 :
2008(平成20)年の「ブラジル日本人移住100周年」を記念して、愛知県名古屋市の放送局が制定。

日付は、国際電話のブラジルの国番号が55である事に因みました。

日系ブラジル人は、都道府県別に見ると愛知県に最も多く在住しており、特に愛知県東部(三河地区)~静岡県西部(浜松市他)地域にかけてのは、ところどころに「ブラジル人コミュニティ」ともいえるものが発達しています。

●『ゴーフル・デー』 :株式会社神戸凮月堂が制定。
「味覚の芸術品」とも称される「ゴーフル」の魅力を多くの人に知ってもらおうと、兵庫県神戸市に本店を構える製菓店が制定。

ゴーフルは、1927(昭和2)年の発売以来、同店を代表する銘菓として愛されてきました。

日付は、5がフルに揃った1980(昭和55)年5月5日に発売をスタートした日に因んでいます。

●『かずの子の日』 :北海道水産物加工協同組合連合会が制定。
子供達の健やかな成長を願う5月5日の「こどもの日」に、子孫繁栄の縁起物でもある「かずの子」を食べてもらおうと「北海道水産物加工協同組合連合会」が制定。

かずの子はニシンの魚卵であることから、両親を二親(ニシン)と読む語呂合わせにもなっています。

●『ヨーロッパ・デー = Europe Day(欧州評議会・CE)』 :
1949(昭和24)年のこの日、「欧州評議会(Council of Europe)」が設立された事を記念して欧州評議会が制定。

この日とは別に、◎5月9日の「欧州連合(European Union)」が定めた「ヨーロッパデー」があります。


◎2016年の5月5日は、

●『熱中症対策の日』 :一般社団法人日本気象協会が手がける「熱中症ゼロへ」プロジェクトと、プロジェクトの公式飲料「アクエリアス」の日本コカ・コーラ株式会社が共同で制定。

一般社団法人「日本気象協会」が手がける「熱中症ゼロへ」プロジェクトと、プロジェクトの公式飲料「アクエリアス」を生産している大手メーカーが共同で制定。

熱中症を防ぐには細めな水分補給が大切である事を多くの人に知らせる事を目的としています。

日付は、暦の上で夏が始まる「立夏」の日とし、この頃から熱中症患者の報道が出始めるので一早く注意を促す為です。

熱中症予防には水分だけでなくナトリウムを補うことができるスポーツドリンクが効果的とされています。

 

☆彡毎年5月5日~11日は、 

●『児童福祉週間』 :
日本の児童福祉の理念の周知を図るとともに、国民の児童に対する認識を深める為の週間です。

元々は各地の福祉団体が5月初頭に「兒童福祉週間」・「兒童愛護週間」等として実施していた活動を、「厚生省(現、厚生労働省)」が児童福祉法の周知を目的として1948(昭和23)年から「こどもの日」を初日とした一週間を「児童福祉週間」として実施したものです。

期間中は児童福祉に因んだ行事が行われる他、一部の子ども向け施設で子どもの入場料について無料、または割引料金を適用されています。


☆彡毎月5日は、

●『たまごの日』 :
「日本養鶏協会」、「日本卵業協会」等たまごの関係団体が制定。

●『ノー・レジ袋の日』 :
「日本チェーンストア協会」が2002(平成14)年から実施し、客にレジ袋を渡さず、袋を持参してもらう日として「マイバック・マイバスケット」の持参を呼びかけています。 

※年間約100億枚使われ使用済みレジ袋の多くは捨てられ、環境問題となっています。

食品容器の蓋や本体等と同様プラスチックの一種「ポリエチレンやポリプロピレン」のフィルムでできていて、プラスチック製品を有効利用する事は、原料の石油を大切に使用していく事や廃棄物を減らす観点から大きな課題で、2000(平成12)年の「容器包装リサイクル法」の施行により、家庭での分別排出・市町村での分別回収・事業者のリサイクルの枠組みが作られました。

「使用製品をなるべく捨てない」・「使用済み製品を再利用する」・「排出した廃棄物をリサイクルする」事が私達に求められており、ゴミをきちんと分別して出していく事がプラスチックのリサイクルの第一歩です。 

●『チーズケーキの日』 :
「侍のプリン」など北海道産の厳選された素材を使った人気のスイーツ・チーズケーキの生産販売をしている北海道札幌市に本拠を置く会社が制定。

2011(平成23)年4月に「日本記念日協会」の公認を受けています。

地元の素材を地元出身のパティシエが作るまさに北海道スイーツの原点となる同社のチーズケーキをPRするの事を目的としています。

日付は、古くからチーズの元祖と言われる「醍醐(だいご)」から毎月第5日の日としたもので、毎月5日には、「チーズケーキ」半額祭を開催する等、様々なイベントを展開しています。

●『長城清心丸の日』 : アスゲン製薬株式会社が2001年に制定。
生薬主剤の滋養強壮薬「長城清心丸」を、より多くの人に知ってもらおうと、愛知県名古屋市に本社を置く輸入元の製薬会社が2001(平成13)年に制定。

毎月5日としたのは中国名の「牛黄清心丸」の「牛黄(ゴオウ)」の語呂合わせからです。

◎毎月1日・5日・15日は、

●『水天の縁日』 : 
毎月の5日だけの所もあります。<>水天は十二天・八方天の一つで、水を司り、旱天・洪水の難を守るという竜神で、降雨を祈る「水天法」の本尊です。

※「水天」は、水に縁のある神様で「海運業・漁業・水商売」等を加護し、また「安産の守り神」ともされています。

総本社は福岡県久留米市の「水天宮」で、平家の一族と共に壇ノ浦に入水した「安徳天皇」と「建礼門院」が祀られています。

また、東京日本橋の「水天宮」は、水難除け・安産・水商売の守り神として有名です。

安産の神ということから戌の日にも参拝者が多く、特に戌年戌月戌日と縁日が重なると「大戌」といって珍重されます。

一方、密教では、西方を守護する神です。


☆彡5月5日の誕生花

鈴蘭[すずらん] Maylily 花言葉:繊細 幸福が戻ってくる、純愛、希望

菖蒲[しょうぶ] Calmus 花言葉:勇気 嬉しい知らせ

菖蒲[あやめ] Siberian iris 花言葉:良い便りを待っています

オジギソウ(お辞儀草) 敏感、繊細な感じ、感じやすい心

カラー 乙女のしとやかさ、清浄、素敵な美しさ

サンタンカ(山丹花)・Ixora 花言葉は「喜び」

ハナショウブ(花菖蒲)・Japanese Iris 花言葉は「忍耐・貴方を信じます」です。


☆彡祭・イベント・年中行事
毎年5月5日は、

■『花山鉄砲まつり 』はなやまてっぽうまつり

2016年5月5日(木・祝)

3世紀近く遡った伊達藩の藩政時代の正徳2年(1712)の由来と伝えられている。御獄神社から発砲会場まで、鉄砲組を先頭に、子供鉄砲組み、稚児行列、囃子が中心街を練り歩き、発砲会場では12丁の火縄銃が轟音を轟かせる。みどころは、鉄砲組独特の歩行と日本で唯一伝承された火縄銃の古式技法。


会場: 栗原市花山総合支所付近(発砲会場は旧花山中学校校庭)


住所:宮城県栗原市花山字本沢久保3


公共交通:JRくりこま高原駅→車40分 経路検索

車:東北道築館ICから国道398号経由23km30分

駐車場:あり 400台、無料
.
料金:無料


■『玉敷神社神楽(埼玉県加須市)』  :
埼玉県加須市(騎西地域)騎西にある「玉敷神社(たましきじんじゃ)」に伝わる神楽で、毎年2月1日、5月5日、7月15日と12月1日に奉納され、2008年(平成20)年3月13日に、国の重要無形民俗文化財に指定されています。

起源は、はっきりしませんが、江戸時代初期には行われていたようです。

※「玉敷神社」は、己貴命を主祭神とし、埼玉県の元荒川流域を中心に数多く分布する久伊豆神社の総本社的存在です。

神楽は、「神座かむくら」という言葉が起源とされ、神を迎える神事です。

古くは正能地区の氏子が父子相伝で伝承してきました。

江戸神楽の源流を伝え、様式的な所作を繰り返す点に特徴があります。


★立夏(りっか)は、恒気法では冬至から3/8年(約136.97日)後で5月7日ごろ。
また、天文学上、立夏は「太陽が黄径45度に達した時」と定められているので、地球には自転・公転によるズレがあることから必ずしも毎年決まった日ではありません。
期間としての意味もあり、この日から、次の節気の小満前日までである。

七十二候

立夏の期間の七十二候は以下の通り。

・初候

蛙始鳴(かえる はじめて なく) : 蛙が鳴き始める(日本)

螻蝈鳴(ろうこく なく) : 雨蛙が鳴き始める(中国) 蝈は{虫国}

・次候

蚯蚓出(きゅういん いずる) : 蚯蚓が地上に這出る(日本・中国)

・末候

竹笋生(ちくかん しょうず) : 筍が生えて来る(日本)

王瓜生(おうか しょうず) : 王瓜の実が生り始める(中国)

●前後の節気

穀雨 → 立夏 → 小満


★端午(たんご)の節句

男の子の節句。 ※女の子は桃の節句
本来、端午(たんご)とは月の始めの午(うま)の日をいいますが、旧暦5月5日(現在は新暦5月5日)を端午というように変わりました。

古代中国では、この日を薬採りの日としていて、薬草を摘んで野遊びをしました。
菖蒲は、煎じて飲んだりして昔から薬草として使われていたそうです。
男の子の節句とされるまでは、厄病を祓う節句で「菖蒲の節句」とも呼ばれています。

5月は悪月(あくげつ)、物忌みの月とされ、その邪気を祓うために菖蒲を浸した酒を飲んだり、蓬(よもぎ)を軒につるして粽(ちまき)を食べたりしました。

平安時代は宮中の儀式でしたが、江戸時代になって、3月3日の女の子の節句と対応させて、菖蒲が尚武と同じ音であることから男の子の節句になり、江戸幕府の公式行事となりました。


【鯉のぼり】
屋根より高い鯉の~ぼ~り~端午の節句 に「鯉のぼり」を立てるようになったのは、江戸時代の中頃といわれています。

「鯉の滝登り」という言葉はご存知ですよね。
中国の黄河の中流に激流が連なった難所があり、そこは「竜門」と呼ばれていました。
下流からいろいろな魚が群れをなしてさかのぼってきますが、鯉だけが滝を登りきって竜になるという故事です。
このことから、鯉は立身出世のシンボルとされました。

普通、縁起がいいとされるものは食べることが多いですが、鯉を食べるのでなく、なぜ「鯉のぼり」として飾ったのでしょうか。
鯉が滝を勢いよく登る様をイメージして「鯉のぼり」としてを飾るようになったとされていますが、男子誕生の喜びを世間に広く知らせるために戸外に立てられるようになったからのようです。
でも、これがどんどん華美に競い合うようになり、屋外に鯉のぼりを飾ることは禁止されました。火事の消火活動の邪魔になるという理由もあったようです。「火事と喧嘩は江戸の花」という言葉があるように、江戸は火事が多かったようですからね。

・五月人形・鯉のぼりを飾る。 ※4月の中旬までに飾りましょう。
・柏餅・粽をいただく。
・菖蒲湯に入る。
・初節句の場合は、両家の祖父母を招いてお祝いをする。
  ※お祝いの仕方は、それぞれの家、地方によって異なります。
    また、このようにお祝いをしないといけないというものではありませんので、
    これらを参考に、楽しく過ごしてください。

初節句にはちまきを食べ、2年目からは柏餅を食べるのが慣わし。

  柏餅(かしわもち)
端午の節句に柏餅を食べるようになったのは江戸時代から。
男の子の節句として祝うようになってからです。
柏の葉は、新芽が出ないと古い葉が落ちないため、
家系が途絶えないという縁起かつぎからきているようですね。

粽(ちまき)

・ 菖蒲(しょうぶ)
菖蒲は、昔から薬草として使われてきました。
良い香りを放つことから、邪気を祓う植物としても用いられています。
端午の節句は、元々厄病を祓う節句であることから、、無病息災を願って菖蒲湯に入ります。
※菖蒲、あやめ、杜若(かきつばた)、花菖蒲は、それぞれ違うものです。