2016年12月27日は何の日?
12月27日は浅草仲見世記念日、ピーターパンの日、ボクシング・デー&毎月27日は、仏壇の日、交番の日、ツナの日、等の日です。
●『浅草仲見世記念日』 :
浅草仲見世は江戸時代には、伝法院から仁王門寄りの店を役店(やくだな)と呼び、20件の水茶屋が並び、雷門寄りは平店(ひらみせ)と呼び、玩具、菓子、みやげ品などを売っており、次第に店も増え日本でも一番形の整った門前町へ発展していきました。
1885(明治18)年のこの日、東京・浅草寺・浅草雷門の仲見世通りが新装開業した記念日です。
文明開化の時代に相応しく、レンガ作りとなって開店した新店舗は、通りの東側に82軒、西側に57軒の計139軒でした。
1923(大正12)年の関東大震災で倒壊しましたが、鉄筋建築で再建されています。
今の仲見世には東側に54店、西側に35店、合計89店の店舗があり、長さは約250メートル、美しい統一電飾看板と四季折々の装飾が石畳に映え、雷門をくぐった海外からのお客さまなどは、みごとな日本的情緒に思わず「ワンダフル」を連発いたします。
●『ピーターパンの日(Peter pan's day)』 :
1904(明治37)年のこの日、イギリスの劇作家「ジェームス・バリー」の童話劇「ピーターパン」がロンドンで初めて上演されました。
因みに、この劇に登場する人物の「ウェンディ」の住まいは、ロンドン郊外と設定されています。
☆彡2016年の12月27日は、
●『ボクシング・デー(振替休日)・Canadian Boxing day(カナダ)』 :
北アメリカ大陸北部に位置し、アメリカ合衆国と国境を接するイギリス連邦加盟国カナダの祝日です。
※ボクシング・デーとは、スポーツ競技のボクシングではありません。
クリスマスにカードやプレゼントを届けてくれた郵便配達人や使用人に感謝しプレゼント等をする日です。
元々、クリスマスプレゼントの箱(ボックス)を開ける日であった事が「ボクシング・デー」の名の由来です。
☆彡毎月27日は、
●『仏壇の日』 :
3月27日の「仏壇の日」を毎月に拡大しました。
685(天武14)年3月27日、「各家に仏像・経を置いて礼拝供養せよ」という天武天皇の詔が出された事に因み、「全日本宗教用具協同組合」が制定。
●『交番の日』 :
神奈川県警察が1994(平成6)年6月から実施。
1871(明治4)年11月27日、神奈川県で「県治条例」が制定され、邏卒(らそつ)課が設置されました。
「邏卒職務規則」の中に「交番」という用語が使われていた事から、邏卒課設置の27日を「交番の日」としました。
関連記念日として、◎2月2日の「交番設置記念日」、◎毎月21日の「ふれ愛交番の日」があります。
●『ツナの日』 :
「ツ(2)ナ(7)」の日。<>まぐろ料理店等で実施。
関聯記念日として、◎10月10日の「まぐろの日」があります。
☆彡12月27日の誕生花』:
デージー(紫) 花言葉は無意識、純粋
スカシユリ(透百合) 花言葉は注目を浴びる
ヘリオトロープ 花言葉は献身的な愛、献身、熱望
ナナカマド(七竈) 花言葉は慎重、賢明、用心、怠りない心
ウメ(梅)・Japanese Apricot 花言葉は「高潔な心・忠実」
テッポウユリ(鉄砲百合)・Easter Lily 花言葉は「純潔」
パンジー・Pansy 花言葉は「私を思ってください」です。
※ボクシング・デーと藪入り
★ボクシング・デー(英語: Boxing Day)は、イギリス・オーストラリア・ニュージーランド・カナダ・ケニア・南アフリカ共和国・香港・ナミビア・ベリーズなどの英連邦でよく見られる、キリスト教に由来した休日。
日付は12月26日。アイルランド、ドイツ、北欧などでは、聖ステファノの日(英語では聖スティーヴンの日、イエス・キリストが神の子であると述べ伝えたために、ユダヤ教の教義に反するとして同じユダヤ人によって石打の刑に処された殉教者ステファノを偲ぶ)。
クリスマスの翌日で、元々は、教会が貧しい人たちのために寄付を募ったクリスマスプレゼントの箱(box)を開ける日であったことから"Boxing Day"と呼ばれる。スペルは同じだが、スポーツのボクシングの意味ではない。
クリスマスも仕事をしなければならなかったバトラーはじめ、使用人達に翌日、家族と過ごさせるための休日で、この日は一家の者達は使用人に頼らず自分で全ての家事をしなければならない。また当日、主人が箱に贈り物を入れて彼らに配った。他、クリスマスにクリスマス・カードやプレゼントを届けてくれた郵便配達員にも、労いの意を込めて26日(当日が日曜日の場合は27日)に箱入りのプレゼント(Christmas box)をする。また、バーゲンセールが行われる。
★藪入り
やぶいり
正月および盆の 16日前後に奉公人が暇をとり,自分の生家に帰ること。またその日をいう。関西の一部には奉公人だけでなく,嫁に出た娘が夫とともに里へ帰り,畑仕事の手伝いをすることを藪入りという村がある。
《草深い田舎に帰る意から》正月と盆の16日前後に奉公人が主人から休暇をもらって、親もとなどに帰ること。また、その時期。特に正月のものをいい、盆のものは「後(のち)の藪入り」ともいう。宿入り。宿さがり。宿おり。《季 新年》「藪入りの寝るやひとりの親の側(そば)/太祇」
藪入りとは1月と7月の16日に、奉公人が休暇をもらって家に帰り、または1日を遊び暮らす日。
1月のこの日を仏の口明け、仏の年越し、仏の日、後生(ごしょう)始め、真言(しんごん)始めなどとよぶことが全国的にあって、正月に仏事を忌んでいたのが解除される。
一方、奉公人の休日もこの両日に限らなかったが、閻魔(えんま)様の縁日がこの日で、地獄の釜(かま)の蓋(ふた)もあくというので結び付いたらしい。江戸時代の江戸は商家も多くなり、藪入りが盛んであった。
奉公人は主人から新しい着物をつくってもらい、小遣い銭も与えられ、閻魔堂に参ったり芝居小屋をのぞいたりして遊んだ。当日は商店や露店も出てにぎわった。明治以後も藪入りのにぎわいは続き、下町では近年まで引き継がれたが、丁稚(でっち)や女中、また徒弟制度が消滅し、休日が増え日曜休日が定着するにつれ、特別な人出の機会ではなくなった。