2017年2月28日は何の日?
2月28日はエッセイ記念日、ビスケットの日、バカヤローの日、毎月28日はニワトリの日、三宝荒神の縁日、不動明王の縁日、などの日です。
●『エッセイ記念日』 : 木村治美エッセイストグループ(KEG)が制定。
エッセイストの元祖とされているフランスの「ミシェル・ド・モンテーニュ」の1533(天文2)年の誕生日に因んで、エッセイストのグループが制定。
日本では、10世紀末に清少納言によって書かれた『枕草子】、鴨長明の随筆『方丈記】や 吉田兼好の『徒然草』など優れた随筆作品がある。
●『ビスケットの日』 :
1855(安政2)年、パンの製法を学ぶ為に長崎に留学していた水戸藩の柴田方庵が、長崎周辺で外国人向けに作られていたビスケットが保存食料であるとして、水戸藩の萩信之助に日本初の『パン・ビスコイト製法書』を手紙で送った日です。
日付は、ビスケットの語原はラテン語の「ビス・コクトゥス(Bis Coctus)」で「二度焼かれた物」という意味で「に(2)どや(8)く」の語呂合わせにもなる為、この日を「全国ビスケット協会」が1980(昭和55)年に制定。
●『バカヤローの日』 :
1953(昭和28)年のこの日、「吉田茂」首相が衆議院予算委員会の席上、西村栄一議員の質問に対し、興奮して「バカヤロー」と発言して仕舞いました。<>これがもとで内閣不信任案が提出・可決され、同年3月14日に衆議院が解散に追い込まれました。
その為「バカヤロー解散」と呼ばれました。
この事に因んで、この日は日ごろ頭にきている事に対して「バカヤロー」と叫んでも良い日とされています。
●『利休忌・宗易忌』 :
茶人「千利休」の1591(天象19)年の忌日です。
3月27・28日に墓所のある京都の「大徳寺」で追善茶会が開かれます。
★千利休
千利休(せん の りきゅう、せん りきゅう、大永2年(1522年) - 天正19年2月28日(1591年4月21日))は、戦国時代から安土桃山時代にかけての商人、茶人。
わび茶(草庵の茶)の完成者として知られ、茶聖とも称せられる。また、今井宗久・津田宗及と共に茶湯の天下三宗匠と称せられ、「利休七哲」に代表される数多くの弟子を抱えた。子孫は茶道の三千家として続いている。天下人・豊臣秀吉の側近という一面もあり、秀吉が旧主・織田信長から継承した「御茶湯御政道」のなかで多くの大名にも影響力をもった。しかしやがて秀吉との関係に齟齬を生じ、最後は切腹へと追い込まれた。
●『織部の日』 :
「千利休」亡き後、1599(慶長4)年のこの日、織部流茶道の祖で、安土桃山・江戸時代初期の大名で、「豊臣秀吉」の茶頭でもあった「古田織部」が、自分が焼いた茶器を用いて京都の伏見で茶会を開いた事に因み岐阜県土岐市が1988(昭和63)年に制定。
その製法が現在の「織部焼」です。
★古田織部
古田 重然(ふるた しげなり、ふるた しげてる)は、戦国時代から江戸時代初期にかけての武将、大名。一般的には茶人・古田 織部(ふるた おりべ)として知られる。「織部」の名は、壮年期に従五位下織部正(織部助)の官位に叙任されたことに由来している。千利休が大成させた茶道を継承しつつ大胆かつ自由な気風を好み、茶器製作・建築・庭園作庭などにわたって「織部好み」と呼ばれる一大流行を安土桃山時代にもたらした。
●『逍遥忌】
小説家・演劇評論家・劇作家・英文学者の坪内逍遥の1935(昭和10)年の忌日。
★坪内逍遥
坪内 逍遥(つぼうち しょうよう、旧字体:坪內逍遙、1859年6月22日(安政6年5月22日) - 1935年(昭和10年)2月28日)は、日本の小説家、評論家、翻訳家、劇作家。
小説家としては主に明治時代に活躍した。代表作に『小説神髄』『当世書生気質』およびシェイクスピア全集の翻訳があり、近代日本文学の成立や演劇改良運動に大きな影響を与えた。本名は坪内 雄蔵(つぼうち ゆうぞう)。
誕生 1859年6月22日
日本・美濃国加茂郡太田宿
(現・岐阜県美濃加茂市)
死没 1935年2月28日(満75歳没)
職業 小説家・評論家・翻訳家・劇作家
最終学歴 東京大学文学部
活動期間 1885年 - 1916年
ジャンル 小説・評論・翻訳・戯曲
文学活動 写実主義
代表作
『小説神髄』(1885年、評論)
『当世書生気質』(1885年、小説)
主な受賞歴 朝日文化賞(1930年)
デビュー作 『小説神髄』
配偶者 坪内セン(1886年 - 1935年)
☆彡毎月28日は、
●『ニワトリの日』 :
「に(2)わ(8)とり」の日。
鶏卵・鶏肉の消費拡大を目的に「日本養鶏協会等」が1978(昭和53)年6月に制定。
※人間とニワトリの関わりはすでに5,000年以上にもなります。
古くは時を告げる鳥として、「時告げどり」と呼ばれていました。
●『三宝荒神の縁日』 :
※「三宝荒神(さんぼうこうじん、さんぽうこうじん)」は、関東ではあまり知られていませんが、日本特有の神・仏教における信仰対象の一つです。
神道では「道祖神」、「奥津彦命(おきつひこのみこと)」、「奥津姫命(おきつひめのみこと)」を荒神として祀っています。
仏教では「仏・法・僧の三宝」(仏法ならびに「伽藍(がらん)・僧侶が集まり修行する清浄な場所」)を守護し、不浄を「厭離(おんり)」すると言われますが諸説があり、「歓喜天と同体とする」説、弘法大師は三宝荒神の本地は「文殊菩薩」とし、日蓮聖人は御義口伝(おんぎくでん)に、「鬼子母神の眷属十羅刹女なり」とあり、「飢渇の神」、「貪欲の神」、「障礙の神」としています。
日蓮宗では「普賢三宝荒神」としてお祀りします。
いずれにせよ、悪人を罰し、善人をたすける神で、我々の生活に密接な関係のある非常に重要な神です。
その像は、「三面六臂(八面八臂もあり)」の忿怒像で、右手に「独鈷(どっこ)」、「蓮華」、「宝塔」を、左手に「鈴」、「宝珠」、「羯磨杵(かつましょ)」を持ちます。<>有名なところでは、曹洞宗の大本山「總持寺」で、伽藍神として「三宝荒神」をお祀りしています。
●『不動明王の縁日』 :
※日本では密教の隆盛とともに信仰を集める様になりました。
1月28日は「初不動」で、この初不動で焚く護摩を初護摩といいます。
不動明王は大日如来の化身で、いっさいの悪魔・煩悩を降伏させんが為に、忿怒の相を化現したといわれる五大明王の主尊です。
堅固で不動の菩提心の威力によって、種々の煩悩・障害を焼き払い、悪魔や迷いのすべてを抑さえ静め、菩提を成就させ、長寿を得させるといわれ、また、如来の使者として真言行者を護持するといわれます。
その像は、顔は怒りの相を現し、目を怒らせ、両牙を咬みみ、右手に降魔の剣を、左手に縛のなわ(窮索)を持ち、火炎光背を背にして、岩石の上に座る姿です。
「延暦寺明王堂」、「千葉県成田山」、東京・目黒「深川の不動尊」、大阪天満天神のそばの「不動尊」などが有名です。
☆彡毎月8日・18日・28日は、
●『お米の日』 :
米の記念日です。
制定した機関や由来は明確ではないですが、米という漢字を分解すると「八十八」となる事、米は収穫するまでに88の作業を要するとされる事等が根拠として挙げられています。
●『鬼子母神の縁日』 :
「鬼子母(きしぼ)神」は仏教諸神の一つです。
※「鬼子母」は、500人(一説に千人又は一万人)の子の母でありながら性質邪悪で、常に人の子を捕えて食べて仕舞う為、仏は彼女が最も愛していた末子、愛好をを隠して戒め、仏教に帰依させたといわれます。
以後、求児・安産・幼児保育など(時として盗難除の守護)の祈願を叶える「仏法の護法神」となり信仰されています。
その像は、天衣瓔珞をつけ、子供を一人懐に抱いて、右手に吉祥果(ざくろ)を持ちます。
ざくろは人肉に似た味がするといわれます。
東京・入谷の「おそれいりやの鬼子母神」が有名です。
☆彡2月28日の『誕生花』:
シンビジューム 花言葉は飾らない心、素朴
フリージア 花言葉は純潔、あどけなさ、無邪気
ユキワリソウ(ミスミソウ) 花言葉は信頼、自信、優雅
ゲッケイジュ(月桂樹) 花言葉は栄光、勝利、名誉、輝ける将来
ワラ(藁) 花言葉は豊かさ、一致協力
カルセオラリア・Pocket Book Flower 花言葉は「援助・あなたを伴侶に」
ブルーレースフラワー・Blue Lace Flower』、花言葉は「優雅な振舞」です。
☆彡2017年の2月28日(火曜日)は、
●『カーニバル・Martes de Carnaval(パナマ)』 :
南北アメリカ大陸の境に位置し、北西にコスタリカと、南東にコロンビアに接し、北はカリブ海に、南は太平洋に面している「パナマ」の祝日です。
「Martes」とはスペイン語で「火曜日」の意味で、休日は一日ですがカーニバルの開催時期は、2月下旬~3月上旬の火曜日を中心とし、年によって日が異なります。
※首都のパナマシティのカーニバル・パレードは、メインストリートである「スペイン通り(Via España)」で行われます。<>パレードは昼と夜に行われますが、やはり最も盛り上がるのは夜です。
色々なグループが練り歩きますが、楽隊と趣向をこらして着飾った人達というのが基本的です。
先頭を大きな旗を持った人が進みますが、大きく振り回しますが、観衆はどうしても道路にはみ出して来ますので、旗を振り回す事で人達を後退させ、パレードの通り道を開けるというのが目的もあるようです。
この他にもピエロ風、怪獣風等の風変わりな格好をしたり、口から炎を吹き出す人等もいます。
パナマのカーニバルは、パナマシティよりも、地方の都市のラス・タブラス(Las Tablas)やペノノメ(Penonomé)等の都市でも盛大に行われ見応えがあります。
ペノノメ等の町のカーニバルでは、大きな水運搬車に積んだ水をホースで周りの群衆にかけるということも行われ、一種の「水掛け祭り」の様を呈しています。
☆彡2017年の2月27日(月)~28日(火)は、
●『カーニバル・Carnaval de Sao Paulo(ブラジル、サンパウロ)』 :
南アメリカに位置し南米大陸で最大の面積を占め、ウルグアイ、アルゼンチン、パラグアイ、ボリビア、ペルー、コロンビア、ベネズエラ、ガイアナ、スリナム、フランス領ギアナと国境を接している「ブラジル」の「サンパウロ」北部の「セントロ(中心)」の近くにある「サンボー・ドロモ」という毎年10月に「F3000」カーレースが開催される会場でサンパウロのカーニバルが開催されます。
この2日間でコンテストを行い、優勝したチームと上位7位によるチャンピオンカーニバルが改めて後日行なわれます。
※「カーニバル(Carnaval)」とは、元来カトリック教会の「四旬節」の前に食べるだけ食べて禁欲準備をするという祭りである「謝肉祭」の事ですが、今は華やかなパレードを指します。
四旬節の初日にあたる「灰の水曜日(Quarta-feira de cinzas)」の前に行われ、カトリック歴によるため期間は毎年変動します。
●『カーニバル・Carnaval en Argentina(アルゼンチン)』 :
南アメリカ大陸南部に位置し、西と南にチリ、北にボリビア・パラグアイ、北東にブラジル・ウルグアイと国境を接し、東と南は大西洋に面している「アルゼンチン」では、2月の週末から地域の経済的な雰囲気にも合わせてパレードも変わりますが、全域でカーニバルが行われます。
ムルガ地域の音楽や踊りをするグループが通りを練り歩き、コルサと呼ばれる山車やムルガと呼ばれる太鼓や笛の楽隊に老若男女の踊りのチームが登場します。
グァレグアイチュのカーニバルはリオのカーニバルのように美しく派手です。
●『カーニバル・En Carnaval en Venezuela(ベネズエラ)』 :
南アメリカ大陸北西部に位置し、東にガイアナ、西にコロンビア、南にブラジルと国境を接し、北はカリブ海に面している「ベネズエラ」のカーニバルは、同国最大の情熱的な祭りで、「灰の水曜日(Miércoles de Cenizas)」の前の月曜日と火曜日に開催されます。
音楽と踊り、パレード、仮装が特徴でその趣は地域によって異なりますが、中でもカルパノでは凝ったステージカーニバルで有名です。
ベネズエラはローマカトリックの強い影響の下で、その他の祝祭はキリスト教の暦に関係しています。
イースターに始まり、クリスマス、聖体祭など熱狂的に祝われ、一年を通じて色々な聖人の日があります。
☆彡2017年の2月25日(土)~28日(火)は、
●『リオのカーニバル・Carnival of Rio de Janeiro(ブラジル、リオデジャネイロ)』 :
リオデジャネイロのカーニバルは世界最大のお祭りの一つとされ、ブラジル内外から約100万人の観光客が殺到します。