2019年(令和元年)6月22日は何の日?
6月22日は夏至、酒風呂の日、冷蔵庫の日、キャンドルナイトの日、日韓条約調印記念日、DHAの日、らい予防法による被害者の名誉回復及び追悼の日、各務原市平和の日、ボウリングの日、カニの日、等の日です。
☆彡2019年の6月22日は、
●『夏至』 :
二十四節気・雑節の一つ。
七十二候の一つ(28候)。太陽が最も高い「夏至点(げしてん)」(太陽の黄経が90度)に達する為、北半球では昼が最も長く、夜が最も短い日です。
★夏至(げし)は
6月21日頃(2018年は6月21日)。および小暑までの期間。太陽黄径90度。芒種から数えて15日目頃。
一年で、昼間が最も長く、夜が最も短い日。冬至と比較すると、昼間の時間差は4時間以上もあります。暦の上では夏季の真ん中にあたりますが、実際には梅雨の真っ盛りで、農家では田植えに繁忙を極める頃。暑さのピークは1カ月ほど先になります。
冬至にはかぼちゃを食べる風習がありますが、夏至は地方によって様々で、関西ではこの日にタコを食べる習慣があり、関東地方では焼き餅をお供えたりします。
沖縄では、この頃に吹く季節風を「夏至南風」といいます。この風が吹くと、梅雨が明けて本格的な夏の訪れるそうです。
太陽のエネルギーが最も溢れる夏至の日の出と共に禊をする祭典で夫婦岩の前で行います。
古くから二見浦一帯は、伊勢参宮を控えた人々が心身を清め、罪穢れを祓うべく、禊祓をされた場所でした。午前3時30分より夏至祭が斎行され、続いて日の出の時刻(午前4時40分頃)に合わせて禊行事が行われます。
※夏至の前後1か月だけ、夫婦岩の間から朝日が昇ります。
北欧では
日照時間の短い北欧では、昼間の最も長い夏至は、とても大切な日です。フィンランドをはじめ、さまざまな国で夏至祭が催されます。スウェーデンでは、国中が週末お休みになる様です。
★夏至は
夏至(げし、英: summer solstice)は、二十四節気の第10。北半球ではこの日が一年のうちで最も昼(日の出から日没まで)の時間が長い。五月中(旧暦5月内)。
現在広まっている定気法では太陽黄経が90度のときで6月21日ごろ。暦ではそれが起こる日だが、天文学ではその瞬間を夏至とし、それを含む日を夏至日(げしび)と呼ぶ。恒気法では冬至から1/2年(約182.62日)後で6月22日ごろ。
夏至は梅雨の最中ではありますが、この日を境に暑い日が増えてくるころでもあります。冬至と夏至、春分と秋分の四つの分け目を「二至二分(にしにぶん)」といい、歳時記の中では重要な日です。
期間としての意味もあり、この日から、次の節気の小暑前日までである。
西洋占星術では、夏至を巨蟹宮(かに座)の始まりとする。
季節
日本の大部分では梅雨のさなか。北半球では一年中で一番昼が長く夜が短い日である。
『暦便覧』には「陽熱至極しまた、日の長きのいたりなるを以てなり」と記されている。
◆風習
北半球では、生気がみなぎる日とされており、スウェーデンの民俗学者によると、夏至を祝うミッドサマーの祝日から9ヶ月後に生まれる子供が多いという。ギリシャ北部では、未婚女性がイチジクの木の下に自分の持ち物を置くと、夏至の魔法により将来の夫の夢を見るという伝承がある。ポーランドではスラブ民族の祝日、「イワン・クパラの日」の夜には、人々が恋に落ちるという言い伝えがある。イギリスのストーンヘンジでの夏至祭りは、ドルイド教に由来し、男性神、女性神の出会いを祝う意味があると言われている。
・冬瓜を食べる。
尾張地方の一部で夏至の日に無花果田楽を食べる風習がある。
大阪の一部では夏至から半夏生(夏至から11日目)までの間にタコを食す習慣がある。稲の根がタコの八本足のように深く広く張ることを祈願するもの。
関東地方では新小麦で焼餅をつくり神に供える風習がある。
◆七十二候
夏至の期間の七十二候は以下のとおり。
初候
乃東枯(ないとう かるる)
夏枯草が枯れる(日本)
鹿角解(しかの つの おつ)
鹿が角を落とす(中国)
次候
菖蒲華(しょうぶ はなさく)
あやめの花が咲く(日本)
蜩始鳴(せみ はじめて なく)
蝉が鳴き始める(中国)
末候
半夏生(はんげ しょうず)
烏柄杓が生える(日本・中国)
☆彡夏至の日は
●『酒風呂の日』 :
四季の節目である「春分・夏至・秋分・冬至」の日に「湯治」として「酒風呂」に入り、健康増進を図ろうと銘酒の蔵元が制定。
●『冷蔵庫の日』 :
「夏至」は、梅雨の真っ只中で食生活に注意が必要な時期です。
梅雨から夏にかけて冷蔵庫が活躍する時期でもあり、社団法人「日本電機工業会」が、1985年(昭和60)年の「夏至」の日に設定。
日付は、暑い夏が来る前に冷蔵庫を点検して欲しいという趣旨で「夏至」のこの日しました。
●『世界音楽の日(World Music Day)』 :
1976(昭和51)年に、当時フランスの放送局に雇用されていたアメリカのミュージシャン「ジョエル・コーエン」が提唱。
「夏至」の日を音楽祭で祝う日としています。
●『太陽光発電の日』 :
近年、地球環境の悪化でいかにCO2を削減するかが社会問題となっており、更に3.11「東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)」と津波被害を受けた福島原発事故問題により、太陽光発電への期待が高まっています。
太陽光発電を生み出す太陽の恵みへの感謝を表し、太陽光発電の更なる普及を目指す日にと、太陽光発電システムの施工を手がける神奈川県横浜市の環境デザイン会社が、記念日を北半球で日照時間が一番長く、太陽の恩恵を一番受ける「夏至」の日に制定。
●『キャンドルナイトの日』 :
太陽や宇宙の事を考え、北半球で夜が最も短い「夏至」の日を「100万人のキャンドルナイト事務局」が制定。
2001(平成13)年に、アメリカ「ブッシュ政権」のエネルギー政策に抗議して「カナダ」で始まった「自主停電運動」に呼応して、2002(平成14)年に、日本で「キャンドルナイト」が行われました。
以来、参加者が「キャンドルの灯りのもと、豊かな時間を過ごそう」と、一斉に電気を消す日として様々な「キャンドルナイト・イベント」が開かれています。
今年こそ、電気を使わない、ゆったりとした一夜を過ごしてみて下さい。
●仕事も遊びも一生懸命の日
不動産投資専門会社の富士企画株式会社が制定。働き方改革、ワークライフバランスが叫ばれる中、仕事と遊びのどちらが重要というのではなく、両方とも全力で取り組む日とするのが目的。日付はその主旨から一年でいちばん昼の時間が長い「夏至」の日に。
●『スナックの日』
スナック菓子のメーカーが夏至を記念して提唱したことが始まりといわれている。
夏至の日に餅を固くして食べる『歯固』という習慣があったことに由来。
☆彡6月22日は
●『日韓条約調印記念日』 :
1965(昭和40)年のこの日に「日韓基本条約」の調印式が行われた記念日です。
この条約をもとに両国の経済協力に関する協定が結ばれ、同年12月18日に日本と「韓国」間の国交が回復しました。
◆本当の意味での日韓の国交回復は冬のソナタから。
金 大中【(キム・デジュン、韓国語:김대중/第15代大統領(在任:1998年 - 2003年)】大統領が映画や音楽などの日本文化を受容する政策をとったことに始まるといっても過言ではありません。
その後「冬のソナタ」が2004年4月3日放送に放送され、一気に日韓の溝は埋まりました。
※オマケ 出演者の今は?
涙の女王チェ・ジウは可愛かったですね。主題は「純愛」でした。
●『DHAの日』 :
水産事業、食品事業などを手がけ、DHAなどの水産機能性油脂の研究開発も行う株式会社マルハニチロ食品が制定。
DHA(Docosahexaenoic Acid=ドコサヘキサエン酸)は中性脂肪やコレステロールの低下、学習効果などが認められる不飽和脂肪酸で、魚に多く含まれていることから同社の調達力とともに高度な技術が食品や製薬、化粧品などに活用されている。日付はDHAが6つのシス型の二重結合を含む22個の炭素鎖をもつカルボン酸の総称であることから6月22日に。
●『らい予防法による被害者の名誉回復及び追悼の日』 :
2001(平成13)年のこの日に『ハンセン病療養所入所者等に対する補償金の支給等に関する法律(平成13年法律第六十三号)』が施行された事を記念して制定。
2009(平成21)年度より「厚生労働省」の主催で追悼・慰霊等の行事が行われています。
●『各務原市平和の日』 :
1945(昭和20)年のこの日、大空襲を受けた事に因んで岐阜県各務原市が悲惨な戦争体験を思い起こし、平和の尊さを後世に伝えようと1990(平成2)年に制定。
●『ボウリングの日』 :
1861(文久元)年のこの日、日本初のボウリング場が長崎の外国人居留地内に開設され、この日、居留地内の英字新聞「ザ・ナガサキ・ショッピング・リスト・アンド・アドバタイザー」紙に、「インターナショナル・ボウリング・サロン、本日、広馬場通にオープン」との広告が掲載された事に因んで「日本ボウリング場協会」が1972(昭和47)年に制定。
例年記念行事が行われています。
※オマケ
●『カニの日』 :
一般的な星占いの「かに座」の初日である事と、50音表で「か」が6番目、「に」が22番目である事から、この日を大阪のかに料理店が1999(平成11)年に制定。
この日、食事券等のプレゼントを行っています。
☆彡毎月22日は、
●『デルちゃん誕生の日』 :
関東地方に店舗を多数構えるパチンコ・パチスロ店チェーン(ジャンジャングループが制定。
同社のマスコットキャラクターである「デルちゃん」の誕生日(4月22日)にちなみ、毎月22日はパチンコ・パチスロの楽しさ、面白さをより多くのお客様に伝えようとホール全体で盛り上げるのが目的です。
●『夫婦の日』:
「フー(2)フ(2)」の日。
夫婦対話で明るいマイホーム作りをと、1987(昭和62)年に「毎日新聞」が提唱し、制定。
●『ラブラブサンドの日』 :
しっとりとした2枚の耳なし食パンで様々な具材をサンドし、一袋に2個入った人気商品の「ラブラブサンド」。
その美味しさをより多くの人に知ってもらいたいと、北海道札幌市に本社を置き、パンや菓子の製造販売等を手がける製パン会社が制定。
日付は、22日が「夫婦の日」である事から、夫婦で「ラブラブサンド」をプレゼントして日頃の感謝の気持ちを表すと共に、ラブラブなカップルが仲良く分け合い、将来夫婦になってほしいとの願いを込めて毎月22日としました。
●『禁煙の日』 :
タバコの害や禁煙の重要性に関する知識の普及を図り、禁煙を促して受動喫煙の防止を含む社会的な禁煙の推進を図ろうと、禁煙を推進する12の学会が参加する「禁煙推進学術ネットワーク」が、数字の2を白鳥(スワン=吸わん)に見立てて、毎月22日を(吸わん吸わん)の日として制定。
※オマケ 大きな白鳥 (スワン&スワン)
Swan Lake Act II - Big Swans' Dance
●『ショートケーキの日』 :
カレンダー上で22日の真上は15日「いちご(イチ(1)ゴ(5)の日」であり、「ショートケーキ」の上には苺が乗っている事から、この日を仙台の洋菓子店が2007(平成19)年に制定。
●『妊婦さんの日(北海道)』 :
「にん(2)ぷ(2)さん(3)」の日。
北海道では、「北海道子どもの未来づくりのための少子化対策推進条例」に基づき、「北の大地☆子ども未来づくり北海道計画」を策定し、社会全体で出産や子育て、子どもの成長を支える事ができる社会を目指し、少子化対策の推進に努めています。
しかし、出生率が全国と比較すると大きな開きがある等、少子化が進行している事から、北海道が出産や子育てにやさしい地域となることを目指し、社会全体の取組として「母になる人への贈りもの運動」を展開します。
毎月22日を「妊婦さんの日」と定め、道民の気配りや心遣いの実践を呼びかけたり、プレママ教室や男性の育児参加を促進する講座の開催日とする等、毎月19日の「育児の日」と併せて、取組のきっかけとなるよう、意識の醸成を図っています。
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☆彡6月22日の『誕生花』:
セントポーリア 花言葉は小さな愛
ダイヤモンドリリー(ネリネ) 花言葉は箱入り娘、また会う日を楽しみに
スイカズラ(吸葛) 花言葉は愛の絆、献身的な愛、友愛
ガマズミ(鎌酸実) 花言葉は愛は死より強し・結合
カンゾウ(ヤブカンゾウ) 花言葉は物忘れ
ダマスクローズ 花言葉は美しい姿
ナツシロギク(夏白菊)・Matricaria 花言葉は「楽しむ」です。
☆彡6月22日誕生石は『サンストーン』 石言葉:輝き
☆彡6月の誕生石は「パール/ムーンストーン」
①パールの石に込められた意味には「健康・無垢・長寿・富・純潔・円満・完成」などがあります。
②ムーンストーンの宝石言葉
健康、長寿、富貴、愛の予感、純粋な愛、母性本能、悪魔払い、
☆彡今日誕生日の有名人の一言 ヴィルヘルム・フォン・フンボルト(言語学者)
「たいていの人々は、運命に過度の要求をすることによって、自ら不満の種をつくっている。」
◆名言
・働くことは食べることや眠ることよりも人間に必要なことである。
・人間が幸せか不幸かは人生に起きる出来事をその人がどう捉えるかであり起きた出来事自体は
それほど関係はない。
★ヴィルヘルム・フォン・フンボルトのプロフィール
カール・ヴィルヘルム・フォン・フンボルト(Friedrich Wilhelm Christian Karl Ferdinand Freiherr von Humboldt、1767年6月22日 - 1835年4月8日)は、ドイツの言語学者・政治家・貴族。フンボルト大学(ベルリン大学)の創設者。
ヨーロッパの知識人にバスク語を普及させるなど言語学に大きな貢献を残した人物であり、フンボルト大学(ベルリン大学)の創設者としても知られる。その他にプロイセン王国政府の外交官としても活躍した。
弟は博物学者・地理学者のアレクサンダー・フォン・フンボルト。
著作
主な著作(邦訳題)に『言語と人間』『双数について』『人間形成と言語』『言語と精神 カヴィ語研究序説』などがある。
![言葉と世界 ヴィルヘルム・フォン・フンボルト研究 [ 亀山健吉 ] 言葉と世界 ヴィルヘルム・フォン・フンボルト研究 [ 亀山健吉 ]](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/0357/9784588150357.jpg?_ex=128x128)
言葉と世界 ヴィルヘルム・フォン・フンボルト研究 [ 亀山健吉 ]
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以上はナイツ社編 「365日名言の旅」より一部抜粋&加筆
☆彡6月の行事・暦・祭り(2019年令和元年)
1日(土)衣替え 貴船祭
2日(日)横浜開港記念日
4日(火)歯の衛生週間(→10日)
5日(水)YOSAKOIソーラン祭り(→9日)
6日(木)芒種
10日(月)時の記念日
11日(火)入梅
16日(日)父の日
22日(土)夏至
28日(金)貿易記念日
30日(日)夏越しの祓
◆6月の別名
健未月(けんびげつ)
風待月(かぜまちつき)
常夏月(とこなつづき)
季月(きつき)
旦月(たんげつ)
鳴神月(なるかみつき)
弥涼暮月 (いすずくれづき)
涼暮月 (すずくれづき)
葵月(あおいづき)