気象庁は29日(月)11時、関東甲信地方が梅雨明けしたとみられると発表した。統計開始以降最も早かった昨年より30日遅く、平年より8日遅かった。梅雨がない北海道を除いて、まだ梅雨が明けていないのは東北だけになった。
・梅雨明けには平均的に5日間程度の「移り変わり」の期間があります。
・春から夏にかけての実際の天候経過を考慮した検討の結果、期日が見直しされる場合があります。
29日の日本列島は太平洋高気圧に覆われ、日差しが照りつけるなどして各地で朝から気温が上昇した。岩手県釜石市で36.2度、兵庫県豊岡市で35.9度、茨城県大子町で35.6度など、9地点で正午までに猛暑日(最高気温35度以上)を観測した。正午現在で全国654地点が真夏日(同30度以上)となっている。
東京都心も33度まで気温が上がった。湿った空気が入り込む影響で大気が不安定になり、日中は局地的に雷を伴った激しい雷雨となるところもありそうだ。
※2019年みちのく仙台の気温の推移2019年7/21-7/29
07/21 07/22 07/23 07/24 07/29
実際の気温 実際の気温 実際の気温 実際の気温 実際の気温
22° /20° 22° /19° 22° /20° 29° /21° 34° /23°
みちのく仙台では7月21~23日まで最高が22℃だったものが7月24日から29℃と一気に上がり
今日29日ではなんと34℃までさらに一気に上昇しました。(35℃まではいかないでよね)
もはや涼しいみちのくではなくなりました。
なんだか頭が痛くなってきました。
先ほど大雨とともに雷が一時的に鳴りましたから間もなく梅雨明けとなることでしょう。
今年は関東で、特に曇りや雨の日が多く、記録的な日照不足となりました。
東京都心では今日29日(月)も弱いながら降水を観測し、6月27日から33日連続で降水があったこととなり、1954年の記録を超え過去最長記録となっています。
また、梅雨期間中の降水量も多く、東京では400mmを超え、平年の同じ期間と比較しても約1.4倍の雨が降っています(同期間平年値:293.1mm)
今年の梅雨は東日本や北日本の太平洋側を中心に日照時間が短く、記録的な「梅雨寒」となっていたが、気象庁は一転して東、西日本で8月2日ごろにかけて、北日本で30日から8月3日ごろにかけて気温が高くなると予想。猛暑日の地点も出てくるとして、熱中症などの健康管理や農作物の管理に注意を呼びかけている。
この先は例年と同じく晴れる日が多く、各地で真夏日が続く予想です。35℃以上の猛暑日となるところも多くなります。こまめな水分・塩分補給や、帽子・日傘を使用するなど、熱中症には十分に警戒をしてください。
また、東京などでは朝晩も気温がなかなか下がらず、熱帯夜となる日が多くなります。昼間はもちろんのこと、寝るときもエアコンや扇風機を使用するなど、室温を適切に保つようにしてください。と注意を呼び掛けている。