☆彡「天使のハッピートーク・ 一日一言 」幸せ探しへの誘い編
☆怒りは自分自身をも傷つける
アメリカの心理学者エルマ・ゲイツ博士は人間の吐き出す息を使って、次のような実験をした。
人間が吐き出す「息」を冷却し、ガラス管に集め、液体空気で冷やす。そうすると沈殿物ができる。
人間の感情の具合によって、驚くべきことが起きた。
①健全な人が吐き出す息は「無色」である。
②人が怒っているときの息の沈殿物の色は「栗色」をしている。
③悲しんだり、苦しんでいるときの息の沈殿物は「灰色」をしている。
④人が後悔して苦しんでいるときの息の沈殿物は「淡紅色」をしている。
エルマ・ゲイツ博士は「栗色」の沈殿物を水に溶かし、ネズミに注射したところ、わずか数分でネズミは死んでしまった。
もしも、一人の人間が一時間腹を立て続けると、なんと80人分の人間を殺すことが可能な毒物が発生するという。
また私たちの血液は
●怒ると、黒褐色で渋くなる。
●悲しむと、茶褐色でにがくなる。
●恐れると、紫色で酸っぱくなる。
と言われている。
いつもニコニコしている人が健康であることが理解できる。
まさに「笑う門には福来る」である。
怒り、悲しみ、苦しむことは、周囲に迷惑をかけるばかりではなく、自分自身をも傷つけることとなる。
少しでも無くしたいものである。
いつもイライラしている人が体の具合を悪くするもの頷ける。
普段私たちは酸素を吸い込んで生きている。
その酸素が全身にくまなく流れていくのだが、自ら作った悪い酸素が体中を駆け巡っていくのだから恐ろしいものである。
また、酸素との関連や自ら作った化学物質が血液の色や構成までも変えてしまうのである。
それによって身も心も傷ついていく。自分でゲインを作り、自分が損をする。
健康を作るのも自分、病気を作るのも自分である。
さらに、周囲を暗くしたり、明るくしたりするのも自分なのである。
☆彡今日の一言
①「笑う門には福来る」
②怒りは自分自身をも傷つける。
③気は長く、心は丸く、腹立てず、人は大きく、己は小さく 。
大仙院住職、尾関宗園の名言。
以上は笠巻勝利著「眼からウロコが落ちる本」より一部抜粋&加筆
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★笠巻勝利(かさまき かつとし)のプロフィール
1937年新潟生まれ。1960年新潟大学卒業。新潟大学卒業後、日本通運、スーパー等を経て、タナベ経営でコンサルタントとして実践を積み、(株)アック・マネジメントの代表となる。中小企業診断士。大企業から中堅企業、日本経済新聞社、みずほ銀行、三菱東京UFJ銀行などで講演や講師として活躍してきた。
主な著書は『利益をしぼり出せ』(ダイヤモンド社)、『幹部になったら読む本』(日本実業出版社)、『転ばぬ先の智恵 転んだ後の杖』(講談社)、『仕事が嫌になったとき読む本』『眼からウロコが落ちる本』(以上、PHP研究所)など50冊以上。