2018年5月12日は何の日?
5月12日はナイチンゲール・デー、看護の日、民生委員・児童委員の日、LKM512の日、アセローラの日、ザリガニの日、箕輪町安全安心の日、海上保安の日、等の日です。
●『ナイチンゲール・デー(Florence Nightingale Day)』 :
赤十字の母と呼ばれるイギリスの看護婦「フローレンス・ナイチンゲール」がイタリアのフィレンツェで、1820(文政3)年のこの日に誕生した記念日です。
「国際看護師の日・看護の日」も、これに因むものです。
赤十字ではこの日に、ナイチンゲールの精神を範とする看護婦に「ナイチンゲール記章」を授与しています。
●『看護の日』 :
多くの人に看護する心、ケアの心を広く知ってもらい看護についての理解を深めてもらおうと、ナイチンゲールの誕生日の「ナイチンゲール・デー」を「看護の日」として「厚生省(現、厚生労働省)」・「日本看護協会」等が1991(平茂3)年に制定。
1990(平成2)年、文化人・学識者による「看護の日制定を願う会」が厚生大臣に要望書を提出し、それを受けて厚生省が制定したものです。
「国際看護師協会(ICN)」でも、この日を「国際看護婦デー」としています。
看護についてのフォーラムや看護体験などのイベントを行い、その普及を図っています。
●『国際看護師の日(旧、国際看護婦の日)・International Nurses Day(IND)』 :
「国際看護師協会(ICN)」が1965(昭和40)年に制定。
2002(平成14)年に「看護婦」の呼称が「看護師」に変更された事に伴い、この記念日の名称も「国際看護師の日」に改称されました。
●『民生委員・児童委員の日』 :
1917(大正6)年のこの日に「民生委員・児童委員制度」の前身とされる岡山県の「済世顧問制度」が発足した事を記念し「全国民生委員児童委員連合会」が1977(昭和52)年に制定。
※「民生委員」とは、福祉の増進の為に、「地域住民」の生活状況の把握、「生活困窮者」の保護指導、「福祉事務所」が行う業務への協力等を行う人の事で、「厚生労働大臣」の委嘱で、市町村に置かれています。
また、「児童福祉法」により「児童委員」を兼務する事になっています。
●『永平寺胡麻豆腐の日』
團助(だんすけ)が制定。
精進料理の代表格の胡麻豆腐の美味しさを多くの人に知ってもらうのが目的。
日付は『ご(5)まどうふ(12)」』と読む語呂合わせから。
●『LKM512の日』 :
「メイトー」のブランドで知られ、数多くの乳製品等を製造する食品メーカーが、独自に研究を進めているビフィズス菌「LKM512」を使用したヨーグルトをPRする為に制定。
「LKM512」の優れた特性をアピールする為に、セミナー等を開いています。
日付は「LKM512」の512から5月12日としました。
●『アセローラの日・アセロラの日』 :
「アセロラ」は、ビタミンCを豊富に含みビタミンCの王様と呼ばれる、西インド諸島原産の果物で、沖縄県の「本部町(もとぶちょう)」が、国内生産の草分けの地として知られています。
その本部町で、アセロラ(アセローラ)の認知度を高めて町の活性化を図ろうと、「町役場」、「商工会」、「観光協会」、「熱帯果樹研究会」等で結成した「アセローラの日・制定委員会」が、初収穫の時期である事から、この日を1999(平成11)年に制定。
●『ザリガニの日』 :
1927(昭和2)年のこの日、神奈川県鎌倉の「鎌倉食用蛙養殖場」に食用として、アメリカから「アメリカ・ザリガニ」が持ち込まれました。
持ち込まれたのは、わずか20匹でしたが、その後逃げ出した個体が急激に繁殖し、1960(昭和35)年代には九州でも確認される程になりました。
※北海道の阿寒湖では、この日より早い、1920(大正9)年代に食用に放流された「ウチダザリガニ」が生息しています。
大きなものは体長20㎝程にもなり「レイクロブスター」と称して販売しています。
このザリガニは、北米原産で特定外来生物に指定されている為、他の水面では放流が禁止され採捕・移動等についても「環境省」の許可を要する生物ですが、「阿寒湖漁業協同組合」は外来生物法成立以前からウチダザリガニについて第5種共同漁業権を有しています。
●『箕輪町安全安心の日』 :
長野県上伊那郡箕輪町が2012(平成24)年5月12日に「世界保健機関(WHO)」の協働センターから安全安心なまちづくりを表すセーフコミュニティの国際認証を、国内で4番目、全国の町村及び長野県内の自治体で初めて取得した事を記念して制定。
記念日を通じて更なる安全安心の理想郷を求め、セーフコミュニティ活動を推進していく事が目的です。
日付は、セーフコミュニティの国際認証を受けた日です。
●『海上保安の日』 :
1948(昭和23)年のこの日、「海上保安庁」が「運輸省(現、国土交通省)」の外局として開庁し、初代長官の手により庁舎屋上に庁旗が掲揚されました。
これを記念して、同庁が同年に「海上保安庁開庁記念日」として制定。
広く国民の海上保安庁に対する理解及び信頼を深めてもらう為、2000(平成12)年より現在の「海上保安の日」に改称されています。
※「海上保安庁」は、アメリカの沿岸警備隊「コースト・ガード(United States Coast Guard)」にならい、日本国の沿岸水域における海上の安全確保、法律違反の予防・捜査・鎮圧等の海上保安業務を一元的に担当する機関として発足したものです。
☆彡月初月末を外した毎月第2土曜日
●『VSOP運動の日』
公益社団法人日本青年会議所の経世済民会議が制定。企業や商店が本業を通じて定期的に地域へ社会貢献を行うVSOP運動をより多くの人に知ってもらうのが目的。日付は本業が休みで翌日は休息が取れ、本業に支障をきたさないと思われる人が多い月初月末を外した毎月第2土曜日に。ちなみにVSOPとは「Volunteer Service One day Project」の略。
☆彡毎月12日は、
●『豆腐の日』 :
「とう・ふ(12)」の日。
1993(平成5)年に「日本豆腐協会」が記念日に制定。
また、同協会では◎10月2日も「豆腐の日」に定めています。
いずれも、栄養豊富な豆腐をもっと食べてもらおうというのがねらいです。
●『パンの日』 :
「パン食普及協議会」が1983(昭和58)年3月に制定。
1842(天保13)年の4月12日に、伊豆韮山代官「江川太郎左衛門英龍」が軍用携帯食糧として「乾パン」を焼いたのが、日本初のパンと言われています。
この日を記念して毎月12日をパンの日としています。
●『育児の日』 :
「い(1)くじ(2)」の日。
社会・地域一体での子育てし易い環境づくりについて関心を深め取り組むきっかけの日にと、兵庫県神戸市の「神戸新聞社」が毎月12日を記念日として制定。
関連記念日として、全国的に都道府県が制定した◎毎月19日「い(1)く(9)じ」の「育児の日」があります
●『わんにゃんの日』 :
「わん(1)に(2)ゃん」の日。
国内最大級のペット写真共有SNS「パシャっとmyペット」を運営する会社が制定。
同社が一般社団法人「アニマル・ドネーション」と共同で行う「パシャっとLOVEドネーション」プロジェクトの一環として、毎月12日に動物愛護関連団体への寄付を呼びかける等の活動を行っています。
☆彡5月12日の『誕生花』:
アスチルベAstilbe 花言葉は恋の訪れ
カンパニュラ 花言葉は感謝、誠実
ライラック 花言葉は愛の芽生え、愛の最初の感情、若き日の思い出、愛の始まり
アリウム・ギガンチウム・Allium 花言葉は「正しい主張」です。
☆彡5月11日誕生石は「カコクセナイト」 石言葉:栄光、勝利、神の祝福
☆彡今日の一言 中山庸子
『おもてなしのコツは、自分も楽しむことです。』
おもてなしだからと言って、部屋のしつらえも料理も、集いの進行も完ぺきにこなさなくてはならないと思うと、お客様がみえる前から疲れてしまいます。
ある程度の準備ができたら、招く側も「さあ、今日はこれから楽しむぞ」という気持ちに切り替えてしまいましょう。
私の場合は、お手洗いの掃除を済ませてゲスト用のタオルに掛けかえ、玄関周りのチェックをすませたら、もうエプロンは外して「自分も楽しむモード」になります。
そして、途中一人では忙しい時には、お客様に手伝ってもらうことにしています。
自分が、もてなされる側になった時、「ちょっと、お願いできますか?」と簡単な用事を頼まれるとうれしく、より楽しみが増す気がするからです。
皆が和気あいあいとしている輪の中には、あなたの笑顔が欠かせないのです。
以上は 中山庸子著 夢をかなえる365日の言葉より一部抜粋
☆彡5月の行事・暦・祭り(2018年・平成30年)
1日(火)メーデー、春土用の間日
2日(水)八十八夜 春土用の間日
3日(木・祝)憲法記念日 博多どんたく(→4日)浜松まつり(→5日)
4日(金・祝)みどりの日 春土用明け
5日(土・祝)こどもの日 端午の節句 立夏
13日(日)母の日
15日(火)葵祭
18日(金)三社祭(→20日) 下田黒船祭(→20日)
19日(土)仙台・青葉まつり(→20日) ※予定
21日(月)小満
※季節の言葉
余花(よか)
山地などで、まわりが青葉の中遅れて咲く桜のこと。とても風情がありますね。夏の季語にもなっています。
五月晴れ(さつきばれ)
本来は旧暦の5月(今の6月)の梅雨の晴れ間のことを言いますが、現在は5月の晴れ日にも用いられています。
薄暑(はくしょ)
初夏の頃に感じる、うっすら汗ばむ程度の暑さ。
◆5月の陰暦名称・別名・異名・旧名の一覧
皐月さつき
五月は田植えを行う時期で、それを意味する早苗月(さなへつき)から皐月になったとされています。
五月さつき
日本書紀などの書物では五月と書いて「さつき」と呼んでいました。
菖蒲月あやめつき・あやめづき・しょうぶつき
橘月たちばなつき
五色月いついろづき
雨月うづき
狭雲月さくもづき
鶉月じゅんげつ
早苗月さなえづき
仲夏ちゅうか
五月雨月さみだれつき
5月頃に降る長雨から五月雨月と呼ばれています。
梅夏ばいか
多草月たくさづき
梅月ばいげつ
田草月たぐさづき
稲苗月いななえづき
建午月けんごげつ
「建」の文字は北斗七星の柄を意味し、その柄が旧暦で午の方位を向く為「建午月」と呼ばれています。
月不見月つきみずづき
写月しゃげつ
浴蘭月よくらんげつ