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幸運と金銀を熊手でかっこめ! 11月23日は酉の市 12月にも開催予定

11月23日は酉の市
11月23日は勤労感謝の日、新嘗祭でもありますが、酉の市の日でもあります。
露店が立ち並び幸運や金銀をかき集めるといわれている熊手を求めて神社に集まります。


酉の市 大熊手で運をかき込め!


酉の市(とりのいち)は、例年11月の酉の日に行われる祭のことで、酉の祭(とりのまち)、大酉祭(おおとりまつり)、お酉様(おとりさま)ともいわれます。

 

酉の市は11月の酉の日に行われる関東各地の大鳥(鷲)神社の祭。一の酉,二の酉,三の酉といい,三の酉まである年は火事が多いなどという。祭神はもと武運を守る神であったが,今は開運の神として信仰され,酉の市には縁起物の熊手,ヤツガシラ,黄金餅(もち)などを売る。

 

露店で縁起物の熊手などが売り出されることで有名。鷲神社は武運長久の神として武士にも信じられたが,庶民の間では商売繁昌・開運の神として信仰されてきた。現在関東を中心に各所の神社でこの市が開かれているが,もとは東京都足立区花畑町(旧,葛西花又村)の鷲神社の祭りに農具を売ったところ,水商売の人々の間に金銀をかき集める縁起に関係づけて熊手が人気を博し,ここに酉の市と熊手との結びつきが始まったかという。

 

鷲神社は日本武尊(やまとたけるのみこと)を祀(まつ)り、開運、商売繁盛の神として信仰され、本社は大阪府堺(さかい)市の大鳥神社とされているが、関東の鷲神社との関係は明らかでない。関東では埼玉県久喜(くき)市の鷲宮(わしのみや)神社が本社で、古くからこの社(やしろ)を中心に酉の日精進(しょうじん)の信仰があり、酉の市の始まりのようである。江戸時代には一時、現在の東京都足立(あだち)区花畑町の鷲神社が栄えて本酉(ほんとり)といわれ、参詣(さんけい)人がニワトリを献じて開運を祈り、終わると浅草観音(かんのん)堂に放ったという。

 

「東都歳時記」には、酉の日・酉の祭、下谷田甫鷲大明神社当社の賑へることは、今天保壬辰(1832)より凡そ六十余年以前よりの事、とあり、宝暦・明和年間(1750~60)にはすでに酉の祭は相当な賑わいで、それ以前から年中行事として行われていたことがわかります。

現在はいくつもの社寺で大鳥神社を勧請(かんじょう)し酉の市の祭りをしているが、江戸時代後期からもっとも著名なのは浅草(東京都台東(たいとう)区千束三丁目)の鷲神社の酉の市である。初酉を一の酉、次を二の酉、三番目の酉のある年は三の酉という。三の酉のある年は火事に気をつけろという。

 

当日は社から数百メートルの間、縁起物を売る露店が立ち並び、おかめの面や小判などをつけた大小さまざまの熊手(くまで)や、頭(かしら)の芋(いも)(八つ頭など)や黄金餅(こがねもち)などの土産(みやげ)物を、景気のよい売り声で売る。1000円のものなら1万両などといい、買い手は値切って買うものだともいう。

 

酉の市は、関東地方に多く所在する鷲神社、酉の寺、大鳥神社など鷲や鳥にちなむ寺社の年中行事として知られる。現在では大阪府堺市の大鳥大社、愛知県名古屋市の稲園山七寺(大須七寺、長福寺)など関東地方以外でも開催される。

 

多くの露店で、威勢よく手締めして「縁起熊手」を売る祭の賑わいは、年末の風物詩である。

 

鷲神社は、日本武尊(やまとたけるのみこと)を祀り、武運長久、開運、商売繁盛の神として信仰される。関東地方では鷲宮神社(埼玉県久喜市)が鷲神社の本社とされる[4]。同社の祭神は、天穂日命、武夷鳥命、大己貴命である。日本武尊が東征の際、同社で戦勝を祈願したとされる。古くからこの神社を中心に「酉の日精進」の信仰が広まり、12月の初酉の日には大酉祭が行われる。

 

其角の句に「浅草田甫・酉の市」として、”春を待つ ことのはじめや 酉の市” とあります。

「若夫婦出してやりけり酉の市/虚子」《季 冬》という句も親しまれています。

 

●2016年酉の市は
11月 11日(金)一の酉 
11月 23日(水・祝)二の酉
開催時間(各日とも) 午前0時から午後24時まで

十一月酉の日の午前零時に打ち鳴らされる「一番太鼓」を合図に始まり、終日お祭が執り行われます。十一月に酉の日が二回ある時は二の酉、三回は三の酉といわれます。

 

●酉の市を開催することで知られる著名な寺社。
大鳥大社(大阪府堺市西区)
大鷲神社(東京都足立区) ※江戸酉の市の発祥の神社
鷲神社(東京都台東区) ※日本最大の酉の市
酉の寺・長國寺(東京都台東区)※浅草酉の市の発祥の寺
花園神社(東京都新宿区) ※関東三大酉の市のひとつ
大國魂神社(東京都府中市) ※関東三大酉の市のひとつ

2016年(平成28年)は11月11日(金)・23日(水・祝)の開催です。二の酉までの開催です。
 祭神や末社に大鳥神社に関するものがある場所では「酉の市」や「大酉祭」という名称を使いますが、それ以外の神社やお寺では「熊手市」など別の名称を使うのが一般的なようです。
11月の酉の市で運をかき集めると言われている熊手を買い忘れた人は12月にも開催されますのでご利用ください。

 

基本的に都内は11月に、埼玉は12月に酉の市は開かれる。

 

●東京都内12月の酉の市
西新井大師總持寺(足立区) 納めの大師 12月21日
善長寺 西台大鷲神社(板橋区) 熊手市 2016年は12月17日
王子神社(北区) 熊手市 12月6日
成田山不動大教会(板橋区) 熊手市 12月8日
ときわ台天祖神社(板橋区) 熊手市 12月2日


●埼玉県の「酉の市・おかめ市の日程」
12月2日 越谷 大沢香取神社 香取市おかめ市
12月3日 川越・熊野神社 酉の市
12月4日  鴻巣 鴻神社 酉の市
12月5日  深谷 瀧宮神社 酉の市
12月6日  行田 愛宕神社 酉の市
12月6日  小川町 緑町不動尊 酉の市
12月8日  熊谷 高城神社 酉の市
12月10日 大宮 氷川神社 十日市 (とおかまち)
12月12日 浦和 調神社(つきのみやじんじゃ) 十二日市(じゅうにんちまち)
12月14日 春日部 粕壁神明社 酉の市
12月15日 川口 川口神社 おかめ市
12月15日 東松山 大鳥神社 酉の市
12月17日 蕨 和楽備神社 おかめ市
12月19日 川口 飯塚氷川神社 おかめ市
12月23日 鳩ヶ谷 氷川神社 おかめ市