☆彡今日のハッピー 一日一言 ハッピーを呼ぶヒント
☆失ったのではなく「手放した」と考えよう
何かを失って悲しんでいるのなら、それは失ったのではなく「手放した」と考えよう。
手放した分だけ、また新しい何かが手に入ります。
「付き合っていた人(恋人)にフラれた」
「会社を辞めて、収入ががくんと減った」
等と、これまでに大事にしていたもの、持っていたものなどを無くすと、人は何かすごく大きなものを失ったような気がします。
でもね~
「覆水盆に返らず」で失ったものはもう元には戻りません。
楽したことを悔やんでいると、「あんなに好きになれる人とはもう二度と出会えない。自分は将来このままで一人で孤独に生きていかなければならないのだ」
「会社を辞めなければよかったかも・・・」
等と後悔だけでなく、不安な気持ちまで膨らんできます。
悔み続けるほど、ココロにはマイナスのエネルギーがどんどん増えて行ってしまいます。
そんな時には、自分は「失った」のではなく、「手放したんだ」と、とらえ方を変えてみましょう。
「失う」というとどうしてもそこにはネガティブなイメージが付きまといます。
ところが同じことも「手放す」ということで、自分のもとから不要なものを放す(離す)というポジティブないめーじにかわります。
今はやりの「断捨離」ですね。
「彼を失ったのではなく、うまくいかなくなった恋人への執着を手放したんだ。(卒業または断捨離)」(男は星の数ほどいます。センチメンタルジャーニーもいいけど、最良の薬は新しい恋人を即見つけることですね。)
「会社と給料を失ったのではなく、会社と給料に縛られる人生を手放した」というふうに考えると、楽になるし、気持ちが前向きに変わってきます。
このように、一つの事実を違う意味でとらえ直すことを心理学では「リフレーミング」といいます。
「リフレーミング」をうまく活用すれば、心にあるマイナスのエネルギーを一瞬にして、プラスに切り替えることができます。
さらには過去さえも変えられるのです。
失うことがきっかけで、人生が好転するケースは多々あります。
手放してこそ、新しいものを手にすることができるというものです。
☆彡今日のポイント&一言
●『事実は一つだが見方は複数ある』
●『反省はしても後悔はするな』
●『視点を変えろ!マイナスをプラスへ』
●『身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ』
(身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれとは、自分の命を犠牲にする覚悟があってこそ、初めて窮地を脱して物事を成就することができるということ。 )
※類語
皮を切らせて肉を切り、肉を切らせて骨を切る/骨を切らせて命を絶つ/死中に活を求める/肉を切らせて骨を断つ
【英語】
He that fears death lives not.(死を恐れては生きられない)
Fortune favours the bold.(幸運の女神は勇者を助ける)
一度だけの人生、でもね リセットは何度でもOK♪~ 楽しまなくっちゃ♪~
Good Luck!! 幸運を祈ります! おきばりやす。
以上は植西聡著 一瞬で気持ちを切り替える「凹まない人の感情整理術」より一部抜粋&加筆
★植西聡
植西 聰(うえにし あきら、1947年-)は、東京都出身の日本の著述家、産業カウンセラー、心理カウンセラー。
自己啓発に関する著書を多数発表している。
◆略歴
学習院大学卒業後、資生堂に勤務。
独立後、人生論の研究に従事。
独自の『成心学』理論を確立し、人々を明るく元気づける著述を開始。
1995年、「産業カウンセラー」(労働大臣認定)を取得。
◆著書(ベストセラー本)
『折れない心をつくるたった1つの習慣』(青春出版)
『平常心のコツ』(自由国民社)
『「いいこと」がいっぱい起こる!ブッダの言葉』(三笠書房・王様文庫)
『話し方を変えると「いいこと」がいっぱい起こる』(三笠書房・王様文庫)
『マーフィーの恋愛成功法則』(扶桑社文庫)
『ヘタな人生論よりイソップ物語』(河出書房新社)
『カチンときたときのとっさの対処術』(ベストセラーズ・ワニ文庫)
『運がよくなる100の法則』(集英社・be文庫)
『運命の人は存在する』(サンマーク出版)