風に吹かれて旅するブログ (話題・記念日&ハッピートーク)

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最後に笑う者が、最もよく笑う! 途中の一勝一敗に一喜一憂することなかれ♪~ 斎藤茂太著『これで人生がうまくいく』より

 ☆彡今日のハッピー 一日一言 ハッピーを呼ぶヒント

 

☆『最後に笑う者が、最もよく笑う』

 

勝った、負けたというのは、本来長い決勝点でみなければならないものである。

 

 現代のように、忙しい競争社会になると、短いサイクルで勝負をつけ、しかも連戦連勝を強いられる。

 

一勝一敗ならまだしも、二連敗となるとなかなか評価は元に戻らない。

 

一勝にも一敗にも、実利が伴っているところに現代の底知れない怖さがある。

 

 負けたら、明日のために余力を養うのである。

 

 その極意を『菜根譚』はこう教えている。

「トップや世の人々から厚く迎えられているときは、かえって被害を受けやすいものであるから、快調の時ほど用心して引き返しなさい。負けた後には、逆に成功することもある。だから、自分の思い通りにならない時でも、やたらに手を放し、おりてはいけない。」

 「勝っておごらず、負けて腐らず」である。

 

 勝った時の要人を言うのは、勝ったことによる心のゆるみが必ずあることを知っているからだ。

 

そういう人間の弱さを指摘しているのである。

 

人類の戦いの歴史を見ても勝ち続けた例がないからこそ、勝っていい気になるなといさめるのである。

 

 勝った時、負けた時に備えておくならば、負けても奈落に落ちずに済む。

 

この心構えを、新渡戸稲造は「精神の保険」と呼んでいる。

 

 人生を長いレースと見たとき、途中の一勝一敗に一喜一憂するのはつまらない。


☆彡『最後に笑う者が、最もよく笑う』


意味
最初に笑っていた者も最後に泣くこともある。最終の結果が出たあとに笑える者が最高であるということ。
「最後に笑う者が最もよく笑う」は、イギリスのことわざで「早まって喜ぶな」「最後に笑う者こそ勝者」という意味である。どれだけ途中経過が良くても、結果が出るまではわからないので、「最後まで油断してはいけない」という教訓が込められた言葉。
最初は形成が有利で笑っている者も、最後に泣きを見ることもある。逆に、最初は形成が不利な者でも、最後に逆転して笑っているかもしれない。
つまり、勝負は最後までわからないので、途中で油断して喜ぶことはせず、そして途中の形成が不利でも諦めず、最後に笑えるようにせよという意味のことわざである。

類語
「終わりよければすべてよし」「最初の哄笑より最後の微笑」、「勝者は笑う」


英語だけでなく、フランス語やドイツ語にも似たようなことわざがある。いずれも「最後に笑う者が最もよく笑う」という意味。

英語:He laughs best who laughs last.
フランス語:Rira bien qui rira le dernier.
ドイツ語:Wer zuletzt lacht, lacht am besten.

 


一度っきりの人生、でもね リセットは何度でもOK♪~ 楽しまなくっちゃ♪~

 


Good Luck!! 幸運を祈ります! おきばりやす。

 



以上は 斎藤茂太著『これで人生がうまくいく』より一部抜粋&加筆

 

菜根譚(さいこんたん)


菜根譚(さいこんたん)は、中国の古典の一。前集222条、後集135条からなる中国明代末期のものであり、主として前集は人の交わりを説き、後集では自然と閑居の楽しみを説いた書物である。別名「処世修養篇」(孫鏘(そん しょう)の説)。洪自誠(洪応明、還初道人)による随筆集。
その内容は、通俗的な処世訓を、三教一致の立場から説く思想書である。中国ではあまり重んじられず、かえって日本の加賀藩儒者、林蓀坡(はやし そんぱ、1781年-1836年)によって文化5年(1822年)に刊行(2巻、訓点本)され、禅僧の間などで盛んに愛読され、仏典に準ずる扱いも受けてきた。また実業家や政治家などにも愛読されてきた。尊経閣文庫に明本が所蔵されている。


新渡戸稲造のプロフィール
新渡戸 稲造(にとべ いなぞう、1862年9月1日(文久2年8月8日) - 1933年(昭和8年)10月15日)は、日本の教育者・思想家。農業経済学・農学の研究も行っていた。
国際連盟事務次長も務め、著書 Bushido: The Soul of Japan(『武士道』)は、流麗な英文で書かれ、長年読み続けられている。日本銀行券のD五千円券の肖像としても知られる。東京女子大学初代学長。東京女子経済専門学校(東京文化短期大学・現:新渡戸文化短期大学)初代校長。

稲之助は、巡幸中に新渡戸家で休息していた明治天皇から「父祖伝来の生業を継ぎ農業に勤しむべし」という主旨の言葉をかけられたことから農学を志すようになったという。

研究分野 農学
研究機関 札幌農学校 京都帝国大学 東京帝国大学
出身校 札幌農学校 東京帝国大学退学 ジョンズ・ホプキンス大学 ハレ大学
主な業績 『武士道』の執筆
配偶者 メアリー・エルキントン(新渡戸万里子)
子供 遠益、こと


★斎藤 茂太(さいとう しげた、1916年3月21日 - 2006年11月20日)は、日本の精神科医、随筆家である。愛称はモタさん。
「モタさんの"言葉"」
2012年(平成24年)からNHKワンセグ2で茂太の著作を絵本の読み聞かせの形式によって紹介するミニ番組『モタさんの"言葉"』の放送が開始された
斎藤茂太
1973年に斎藤を会長として発足した日本旅行作家協会では、斎藤没後の2016年に、斎藤の「功績をたたえ、またその志を引き継ぐ」との趣旨で、旅にかかわる優れた著作を表彰する「斎藤茂太賞」を創設した。
受賞作
第1回(2016年)
斎藤茂太賞 - 星野保『菌世界紀行――誰も知らないきのこを追って』(岩波書店
特別賞 - 田中真知『たまたまザイール、またコンゴ』(偕成社
第2回(2017年)
斎藤茂太賞 - 今尾恵介『地図マニア 空想の旅』(集英社インターナショナル
審査員特別賞 - 村上大輔『チベット 聖地の路地裏――八年のラサ滞在記』(法藏館
第3回(2018年)
斎藤茂太賞 - 若林正恭『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』(KADOKAWA
家族
祖父は医師で政治家の斎藤紀一。父は、婿養子(紀一の長女の夫)であった精神科医歌人斎藤茂吉。2人の姉、弟は作家の北杜夫、姪(弟・北の娘)に斎藤由香
著書(一部)
『茂吉の体臭』岩波書店/1964年
『精神科の待合室』中央公論社/1974年
『躁と鬱 -波動に生きる-』中央公論新社/1980年6月
『長男の本 みんな元気に蘇れ』情報センター出版局/1980年9月
『モタさんのヒコーキ談義』旺文社/1982年8月
『世界のクルーズ客船 中村庸夫写真集』(共著:中村庸夫、柳原良平)海事プレス社/1991年6月
『心のウサが晴れる本』PHP文庫/1992年11月
『人間的魅力の育て方』三笠書房/1995年2月
『脳を鍛える50の秘訣』成美堂出版/1997年4月
『「なぜか人に好かれる人」の共通点』新講社/1999年8月
『骨は自分で拾えない』集英社/2000年6月
『女の子がすくすく育つ親の躾け方』KKベストセラーズ ワニ文庫/2000年8月
斎藤茂太vs梅原猛 旅・酒・文化のシンポジア』(久野昭編)南窓社/2000年12月
『時間の使い方うまい人・へたな人』三笠書房/2001年4月
『気持ちの整理 -不思議なくらい前向きになる94のヒント-』三笠書房/2003年2月
『快老生活の心得』角川書店/2003年2月
『不完璧主義』家の光協会/2004年5月
『無理せず、苦労せず、楽しく生きるコツ』文香社/2004年7月
『モタさんの快老物語』中央公論新社/2004年11月
『いい言葉は、いい人生をつくる』成美堂出版/2005年1月
『図解グズをなおせば人生はうまくいく』大和書房/2005年2月
『モタさんの10倍ツキを呼ぶ50の言葉―毎日がこんなに変わる!楽天発想』知的生きかた文庫/2006年6月
『「いい人だけどグズ」を直したい人が読む本』こう書房/2006年11月
『モタ先生と窓際OLの人づきあいがラクになる本』(共著:斎藤茂太斎藤由香集英社/2006年12月
『モタさんの“言葉”』(斎藤 茂太、松本春野講談社
・『自分らしく生きて、死ぬ知恵』(遺作 2006年10月著)中経出版2010年2月発行

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