読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

春夏秋冬、風に吹かれて無常の世を漂い、旅するさすらいの日々

日々のニュースや出来事・記念日・季節祭事・催事・時事・情報・気づき、等を風に吹かれながらまったりとお知らせしています。

スポンサーリンク

米国の安全性の最高評価基準「トップセーフティーピックプラス」でトヨタ自動車が9車種で首位、ホンダが8車種で2位に選ばれる

ニュース・話題  ランキング 受賞・授与  政治・経済・社会 文化 生活 社会

米高速道路安全保険協会(IIHS)は2015年12月10日、米国向けの2016年型乗用車で安全性の最高評価基準「トップセーフティーピックプラス」を満たしたのはトヨタ自動車が9車種で首位、ホンダが8車種で2位だったと発表した。

全体の48車種のうち、日本メーカーが30車種と6割強を占めた。

 全体は前年調査より15車種増え、うち日本メーカーも7車種増加した。

 この基準は衝突事故の回避機能が付いたモデルを対象に、回避機能の性能や、衝突時に乗員の安全性を確保できるかなどを試験して評価した。


 3位は排ガス規制逃れ問題で揺れるドイツのフォルクスワーゲン(VW)と傘下のアウディで計7車種、4位が富士重工業の6車種。ほかの日本勢ではマツダと日産自動車がそれぞれ3車種、三菱自動車は1車種が選ばれた。

 トヨタは主力セダン「カムリ」、ホンダはスポーツタイプ多目的車(SUV)「CR-V」などが選ばれた。


■日本とドイツ車が多く入った。トヨタ自動車は「カムリ」など9車種が入り、認定数でトップ。トヨタはまた、安全性評価がその次に高い「トップセーフティピック」にも、13車種が指定を受けた。

「トップセーフティピックプラス」の認定数2位はホンダ(8車種)。フォルクスワーゲンが7車種、スバルが6車種と続いた。米国勢で最高評価を得たのは、フィアット・クライスラー・オートモービルズの「クライスラー200」にとどまった。

安全性の最高評価基準「トップセーフティーピックプラス」は衝突事故の回避機能が付いたモデルを対象に、回避機能の性能や、衝突時に乗員の安全性を確保できるかなどを試験して評価した。


★米国道路安全保険協会(Insurance Institute for Highway Safety, IIHS)とは米国保険業界が設立した非営利団体で、自動車アセスメントとして自動車の衝突事故における人、車両、道路環境の3要素すべてを視野に入れた事故防止策、および事故発生前、事故発生時、事故発生後のそれぞれの損傷の軽減に焦点を置いた調査研究を行っている。

業界を代表して自家用車として想定される車種に対する衝突安全試験や安全装置の性能試験を実施している。その結果は公開され、専門家や車両ユーザーに利用されている。

試験項目は、前面オフセット衝突2種、後面フルラップ衝突、側面衝突、転倒、屋根強度、前面衝突予防性能であるが、一部の試験が実施されていない車種もある。

毎年「TOP SAFETY PICK award」が発表され、総合評価が高いものには「トップ セーフティー ピック」、最高のものには「トップ セーフティー ピック+」の称号を与えている。

概要

IIHSは、自動保険業者によって資金を助成される米非営利団体として、自動車事故の数を減らすことを目的として設立された。自動車事故により発生する損害と死傷率・その度合いを分析することで、各車両ごとの評価を行っている。またこれらの結果は保険利用率などにも適用される場合がある。衝突実験の様子はYoutube IIHS チャンネルで公開されている。

保険業界が公表している情報のため、より現実の事故統計などを参考にしていることもあり、自動車メーカーやNCAPのテストでは現れない、実質的な安全性の裏づけデータのひとつとしてとらえることも出来る。一方で、NCAPの衝突安全基準をクリアしている(法的に問題のない)車種もIIHS独自の「屋根強度」(Roof strength test)や「スモールオーバーラップ前突」(Small overlap frontal crash test = 25%オフセット前突試験)テストなどの結果で「Poor」と評価されることもあり、自動車メーカーからの反論もある。

衝突試験はマイクロカーからラージピックアップトラックまでが15のグループに分けられている(2013年現在)が、絶対評価では無く、クラス(カテゴリ)内での相対評価のため、車型、サイズでの分類の他、ファミリーカー(セダン/ステーションワゴン)とSUVには高級車の区分がある。

テスト結果は4段階で表され、Good(優)、Acceptable(良)、Marginal(可)、Poor(不可)である。 また、同型車でも試験年次(車両の年式)によって結果が異なる場合がある事に注意が必要。

2012年から新たに実施されている「Small overlap frontal test」は、速度40 mph における左端25%のオフセット前面衝突テストで、運転席側のAピラーやスカットル(フロントドアヒンジ部)に力が集中する厳しい内容であるが、IIHSによると、前席乗員の死亡や重傷につながる前面衝突事故の約4分の1がこのケースに該当するという。

このテストでは、レクサス・IS 250/350を含むトヨタ3車種が「Poor(不可)」  やアウディ・A4  もPoor判定となった一方、ボルボ・S60 やスズキ・キザシ  が「Good(優)」で、明暗が分かれることとなった。

2013年から新たに実施されている「Front crash prevention」は、衝突被害軽減ブレーキの性能を評価する。衝突被害軽減ブレーキの評価は警告機能で1点、自動ブレーキ性能で5点で最高6点満点で、「superior(5~6点)」、「advanced(2~4点)」、「basic(1点)」の3段階で評価される。

自動ブレーキ性能試験は20km/hと40km/hでの減速性能を試験される。そもそもプリクラッシュセーフティシステムが付いていない車や、米国運輸省の道路交通安全局(NHTSA)の基準を満たさない衝突被害軽減ブレーキしかない車は0点である。そのため、2014年から「トップ セーフティー ピック+」を取得するには衝突被害軽減ブレーキが必須となる


※付録2014年
米高速道路安全保険協会(IIHS)は2014年12月23日、米国市場向けの2015年型乗用車で33車種が、安全性の最高評価基準「トップセーフティーピックプラス」を満たしたと発表した。日本メーカーが23車種と約7割を占め、8車種のトヨタ自動車が首位、5車種の富士重工業が2位となった。

 自動ブレーキなど衝突事故回避機能付きのモデルが対象。事故回避性能や衝突時の乗員の安全性などを試験した。全体の対象数は前年と比べ11車種増加。うち日本メーカーは7車種増えた。

 トヨタはセダン「カムリ」、富士重は主力車「レガシィ」などが選ばれた。