2017年3月22日は何の日?
3月22日は春の社日、放送記念日、感動接客の日、世界水の日、毎月22日は、夫婦の日、ラブラブサンドの日、禁煙の日、等の日です。
●『春の社日(しゃにち)』 :二十四節気・雑節等。
春分・秋分にもっとも近い戊(つちのえ)の日で、生まれた土地の産土神(うぶすながみ)に参拝する日です。
※「社日(しゃにち)」は、春と秋にあり、春のものを春社(しゅんしゃ・はるしゃ)、秋のものを秋社(しゅうしゃ・あきしゃ)とも言います。
古代中国に由来し、「社」とは土地の守護神、土の神を意味します。
春分または秋分に最も近い戊(つちのえ)の日が社日となりますが、戊と戊のちょうど中間に春分日・秋分日が来る場合(つまり春分日・秋分日が癸(みずのと)の日となる場合)は、春分・秋分の瞬間が午前中が「前の戊の日」、午後が「後の戊の日」とされ、このような場合は「前の戊の日」とする決め方もあります。
この日は産土神に参拝し、春には五穀の種を供えて豊作を祈願し、秋にはその年の収獲に感謝します。
また、春の社日に酒を呑むと耳が良くなるという風習があり、これを治聾酒(じろうしゅ)と言います。
福岡県の「筥崎宮」での社日祭で行われる「お潮井とり」や、群馬県の大泉町にある「社日稲荷神社」で、江戸時代から2つの大釜に熱湯を沸かし、その熱湯に小笹をつけて全身に浴び神託を仰ぐという「探湯神事」が有名です。
また、島根県安来市社日町のように地名となって残っている場所もあります。
●『放送記念日』 :
「日本放送協会(NHK)東京放送センター」の前身である「東京中央放送局(JOAK)」が、1925(大正14)年のこの日の午前9時30分、東京都港区芝浦の東京高等工芸学校内に設けた仮送信所で日本初のラジオの仮放送を開始した事を記念してNHKが1943(昭和18)年に制定。
NHKではこの日(祝休日の場合は、最直前の平日)に、NHKホールで「放送文化賞」として日本の放送界に貢献した著名人に対する表彰を行います。
関連記念日として、◎2月1日の「テレビ放送記念日」、◎7月12日の「ラジオ本放送の日」があります。
※当時、日本では最初のラジオ放送の開始を巡って、NHKと大阪放送局が競争し、NHKは3月1日に放送を開始する予定で、購入しようとしていた日本に1台しかない放送用送信機を、大阪放送局に買取られて仕舞いました。
そこでNHKは、東京電気研究所の送信機を借り放送用に改造して使用する事にしましたが、2月26日の「逓信省(後の郵政省)」の検査で「放送設備は未完成」と判断されて仕舞いました。
困ったNHKは、大阪放送局よりも先にラジオ放送を行う為「試験放送」という形で逓信省の許可を受け、放送を開始したものです。
この日、「仮放送」を開始し、7月12日に港区の愛宕山からの「本放送」を開始ました。
大阪放送局は一歩遅れて6月1日から「仮放送」を開始したというエピソードがあります。
●『感動接客の日』 :
外食産業向けのタッチパネル型のセルフオーダーシステムの企画、開発、販売、運営などを行う会社が制定。
お客様が感動する接客を行う事で、お客様は勿論、その店で働く人達にも笑顔になってほしいとの願いが込められています。
日付は、3と22で「サービス(3)ニコ(2)ニコ(2)」の語呂合わせからです。
●『国連水の日・世界水の日(World Water Day)』 :
国際デーの一つです。
1992(平成4)年のブラジルのリオ・デ・ジャネイロ市で開催された「地球サミット(環境と開発に関する国際連合会議)」で提案され、1993(平成5)年、国連総会で制定。
地球的な視点から水の大切さ、貴重さを世界中の人々が見つめ直すよう、各国で活動するよう薦めており、水に関連する取り組みを行う国連機関も様々な企画を催し、国連加盟国以外でも数々のNGOが活動を催しています。
日本では、◎8月1日が“地球と水を考える為の日”として「水の日」が制定されています。
☆彡毎年3月の22日~24日は、
●『法隆寺会式(ほうりゅうじえしき)』 :
聖徳太子の忌日です。
日本人なら誰もが知る歴史ある寺院! 法隆寺 奈良県 世界最古の木造建築!日本、奈良12
本来は2月22日でしたが、1911(明治44)年以降は月遅れの3月22日~24日に行われる様になりました。
この期間、「法隆寺」において法要が行われています。
10年に一度は大お会式(2011年, 2021年・・・)が行われ、他の年は小お会式が行われます。
☆彡毎年3月の21日~27日は、
●『人種差別と闘う人々との連帯週間(Week of Solidarity with the Peoples Struggling Against Racism and Racial Discrimination)』 :
国際週間の一つです。
1979(昭和54)年の国連総会で制定。
世界中で人種差別の撤廃を求める運動が展開されます。
☆彡毎月22日は、
●『夫婦の日』:
「フー(2)フ(2)」の日。
夫婦対話で明るいマイホーム作りをと、1987(昭和62)年に「毎日新聞」が提唱し、制定。
●『ラブラブサンドの日』 :
しっとりとした2枚の耳なし食パンで様々な具材をサンドし、一袋に2個入った人気商品の「ラブラブサンド」。
その美味しさをより多くの人に知ってもらいたいと、北海道札幌市に本社を置き、パンや菓子の製造販売等を手がける製パン会社が制定。
日付は、22日が「夫婦の日」である事から、夫婦で「ラブラブサンド」をプレゼントして日頃の感謝の気持ちを表すと共に、ラブラブなカップルが仲良く分け合い、将来夫婦になってほしいとの願いを込めて毎月22日としました。
●『禁煙の日』 :
タバコの害や禁煙の重要性に関する知識の普及を図り、禁煙を促して受動喫煙の防止を含む社会的な禁煙の推進を図ろうと、禁煙を推進する12の学会が参加する「禁煙推進学術ネットワーク」が、数字の2を白鳥(スワン=吸わん)に見立てて、毎月22日を(吸わん吸わん)の日として制定。
●『ショートケーキの日』 :
カレンダー上で22日の真上は15日「いちご(イチ(1)ゴ(5)の日」であり、「ショートケーキ」の上には苺が乗っている事から、この日を仙台の洋菓子店が2007(平成19)年に制定。
●『妊婦さんの日(北海道)』 :
「にん(2)ぷ(2)さん(3)」の日。
北海道では、「北海道子どもの未来づくりのための少子化対策推進条例」に基づき、「北の大地☆子ども未来づくり北海道計画」を策定し、社会全体で出産や子育て、子どもの成長を支える事ができる社会を目指し、少子化対策の推進に努めています。
しかし、出生率が全国と比較すると大きな開きがある等、少子化が進行している事から、北海道が出産や子育てにやさしい地域となることを目指し、社会全体の取組として「母になる人への贈りもの運動」を展開します。
毎月22日を「妊婦さんの日」と定め、道民の気配りや心遣いの実践を呼びかけたり、プレママ教室や男性の育児参加を促進する講座の開催日とする等、毎月19日の「育児の日」と併せて、取組のきっかけとなるよう、意識の醸成を図っています。
☆彡3月22日の『誕生花』:
アザレア 花言葉は愛の喜び、自制心、禁酒、あなたに愛される幸せ、愛の楽しみ
ムクゲ(木槿) 花言葉は繊細な美、信念
レンギョウ(連翹) 花言葉は希望、希望の実現、豊かな希望
パンジー 花言葉は物思い
ハーデンベルギア 花言葉は過去の愛
ヤグルマギク(矢車菊) 花言葉は 優雅、繊細な心、独身生活、教育、信頼、幸運、幸福
ホワイトレースフラワー 花言葉は可憐な心
ゼニアオイ(銭葵) 花言葉は恩恵、母の愛、温和、温厚、初恋、信念、説得
イベリス・Candytuft 花言葉は「初恋の思い出」です。