私は脊椎管狭窄症の術後のリハビリの為に、二つのことに勤しんでいます。
一つは四輪の歩行器での散歩でもう一つはデイケアセンター通いです。
四輪の歩行器での散歩は一人で約一キロほど歩けるようになりました。
背筋も以前に比べるとほぼ垂直で歩けます。
デイケアセンターでは柔軟体操、ストレッチ、マッサージと多岐にわたっています。
そこで私は大変すばらしい学びがありました。 ありがたいことです。
デイケアセンターの休憩室の中で97歳の老婦人と話す機会がありました。
私「〇〇さん、どこも悪いようには見えませんが・・・」
老婦人「私は当初は一歩も歩けなかったんですよ。こちらへごやっかいになるようになって、ようやく歩けるようになりました。そして今では1万歩ほど歩けるようになりました。これも皆様のおかげです。ありがたいことです。」
私「1万歩(≒6キロ?)とはすばらしい。それではもう卒業ですね。」
老婦人「でもね~、人生にはこれでいいということはないんですネ。
人生においてこれでいいと思ったその瞬間から体でも思考でも『退化』し始めるんです。
現状をキープしようと思ったらそれなりのケアなり、努力が必要なんです。
日々努力して初めて『現状維持』なんです。」
わたし「え~っ🎵~そうなんですか。恐れ入りました。」
寅さんなら『恐れ入り谷の鬼子母神』と言っているところでしょうね。
『継続は力なり』※1、という名言が浮かんできました。
わたしなんかはまだ鼻たれおやじ※2というところです。
97才の経験者の言葉には重みがあります。そして体中にビッビッ~と電流が走りました。
「はてブロ」のブロ友の方々からたくさんの応援もいただいています。
ありがとうございます。もう感謝カンゲキ雨嵐🎵~です。
今のところ術後の経過は顕著な結果は感じられませんが、これを機に更に少しづつリハビリに精を出したいと思いました。
※1
『青年よ強くなれ
牛のごとく、象のごとく、強くなれ
真に強いとは、一道を生きぬくことである
性格の弱さ悲しむなかれ
性格の強さ必ずしも誇るに足らず
「念願は人格を決定す 継続は力なり」
真の強さは正しい念願を貫くにある
怒って腕力をふるうがごときは弱者の至れるものである
悪友の誘惑によって堕落するがごときは弱者の標本である
青年よ強くなれ 大きくなれ』
住岡 夜晃 「讃嘆の詩(樹心社)」上巻より
※2『四十、五十は洟垂れ小僧、 六十、七十は働き盛り、 九十になって迎えが来たら、 百まで待てと追い返せ。』
【渋沢栄一の名言】
皆さん御機嫌よう🎵~