今週のお題「ハロウィン」
2018年10月31日は何の日?
10月31日はハロウィンの日、日本茶の日、クレアおばさんのシチューの日、ガス記念日、世界勤倹デー、出雲ぜんざいの日、陶彩の日、天才の日、等の日です。
●『ハロウィンの日(Halloween Day)』 :
11月1日のキリスト教の総ての聖人の祝日「万聖節(All Saints' Day)」の前夜祭です。
アメリカ等では、この日の夜、カボチャをくりぬいて作った「ジャック・オー・ランタン(お化けカボチャ)」に蝋燭を立て、魔女やお化けに仮装した子供達が「Trick or Treat(お菓子をくれなきゃ、いたずらするぞ)」と唱えて近くの家を1軒ずつ訪ね、各家庭では、カボチャの菓子を作り子供達にふるまいます。
子供達はもらったお菓子を持ち寄り、ハロウィン・パーティーを開いたりします。
※古代ヨーロッパの原住民「ケルト族」の収穫感謝祭の日で、ケルトの4大祭祀の一つでした。
また、ケルト族の1年の最後の日(大晦日)でした。
聖地「ターラの丘」で、31日の晩に1年の始まりを祝った「サウィン(サワーン)の祭」にあたる日で、「火の祭典」かつ「死者の祭」でした。
この夜は死者の霊が家族を訪ね、精霊や魔女が出てくると信じられ、それらの悪霊から身を守る為に仮面を被り、魔除けの焚火を焚く習わしがありました。
その習わしが、キリスト教に取り入れられ、現在の「ハロウィン」になったとされています。
※実は日本にも同じようなイベントが昔からあったのです。
北海道の「ロウソクもらい」(北海道風ハロウィン)
子供が近所のお宅をまわって「ローソクだーせーだーせーよー」と歌いながらお菓子をもらいます。
"7月7日:富良野市や函館市
8月7日:その他の多くの地域
七夕から盆にかけておこなわれる地域もあります。
●『日本茶の日』 :
お茶を日本で広めた人は、臨済宗の開祖「栄西禅師」と言われています。
彼が、1191(建久2)年、宋から茶の種子と製法を持ち帰ったのがこの日だとされています。
栄西は、茶の種子を庭に蒔き、茶の製法を伝え、「茶は養生の仙薬なり・・・」で始まる「喫茶養生記」を著しています。
●『クレアおばさんのシチューの日』
江崎グリコが制定。
同社の人気商品「クレアおばさんのシチュー」を、より多くの人においしく味わってもらうのが目的。
日付は今までハロウィン(10月31日)の定番メニューがなかったことから、家族で楽しむのにふさわしい「クレアおばさんのシチュー」を食卓にとの思を込めて。
●『ガス記念日』 :
1872(明治5)年9月29日(新暦10月31日)、横浜の馬車道で、日本初のガス灯が点灯された事を記念して、「日本瓦斯(ガス)協会」が1972(昭和47)年に制定。
ガスの安全な使い方や有効利用の方法などのPRを行っています。
●『天長節(大正節)』 :
1914(大正3)年~1926(大正15)年まで「大正天皇」の誕生日を祝う祭日でした。
大正天皇の誕生日は8月31日で、即位後の最初の天長節は、1913(大正2)年には8月31日に行われましたが、暑い夏季では天長節の式典に不都合であるとして、翌1914(大正3)年から祝日は2ヶ月後の秋に移された経緯がありました。
●『世界勤倹デー(World Savings Day)』 :
1924(大正13)年、イタリアのミラノで開催されていた国際貯蓄会議の最終日のこの日を「世界勤倹デー」とする事が決定されました。
日本は、1952(昭和27)年から活動に参加しています。
●『(出雲)ぜんざいの日』 :
出雲地方では旧暦の10月を「神在月」と呼び、その「神在祭」で「神在餅(じんざいもち)」が振る舞われます。
これが「ぜんざい」の語源となったと言われていることから、島根県出雲市の「出雲観光協会」が2007(平成19)年に制定した日です。
日付は神在月(出雲以外の地では神無月)の10月のなかでも、1031を千三十一とみなして、「ぜん(千)ざ(3)い(1)」の語呂合せによります。
●『陶彩の日』 :
「陶(10)彩(31)」の日。
色鮮やかな日本の自然の中、豊かな食卓を「器(うつわ)」で彩りよく演出し、より美味しく食べて欲しいとの願いを込めて、岐阜県土岐市に本社があり、和陶器を百貨店に納入している商社が共同出資して運営している陶彩の会社が制定。
●『天才の日』 :
「てん(10)さ(3)い(1)・天才」の日。
「誰もが一冊の本を書く事ができる」との思いから1999(平成11)年に吉田浩氏により設立され、数多くのベストセラーや作品を手がけてきたSOHO型の編集プロダクション会社が制定。
誰もが天才であるとして、自分の才能に気づき、天才の一人であることを再確認してもらおうという日です。
●『宗教改革記念日・Reformation Day・Reformationstag・Dan Reformacije・Deň reformácie』 :
1517(永正14)年のこの日に、ドイツの「マルティン・ルター」が、「95ヶ条の論題」を教会の扉に提示しました。
これを新教の始まりとしてキリスト教プロテスタント系教会で祝われる記念日です。
☆彡毎月31日は、
●『野菜(菜)の日』 :
野菜中心の健康的な食生活を広める為に「1日5皿分(350グラム)以上の野菜と200グラムの果物を食べましょう」と呼びかけて、食育活動などを行っている一般社団法人「ファイブ・ア・デイ協会」が制定。記念日名は野菜の「菜」からで、日付は31を野菜の「菜(さい)」と読む語呂合わせで、毎月31日(月末)を「カラダの決算日」として継続的、定期的な取り組みを行う為の日です。
☆彡毎月最終日は、
●『そばの日』 :
昔、江戸の商人が毎月月末に縁起物として「蕎麦(そば)」を食べていた事に因んで「日本麺業団体連合会」が制定。
☆彡10月31日の誕生花:
コスモス(秋桜) 花言葉は乙女の真心
ヘリコニア(オレンジ) 花言葉は注目、脚光
モミジ(紅葉) 花言葉は遠慮、自制、大切な思い出
カラー 花言葉は乙女のしとやかさ、清浄、素敵な美しさ
スキミア(ミヤマシキミ) 花言葉は寛大、清純
マユミ(檀) 花言葉はあなたの魅力を心に刻む、艶めき
カーネーション<白>・White Carnation 花言葉は「清らかな愛・私の愛は生きている」
モミジ(紅葉)・Maple Tree 花言葉は「調和」です。
☆彡誕生石は「ホークス・アイ・クォーツ(ファルコンズ・アイ・クォーツ)」石言葉:GoodLuck
☆彡今日誕生日の人の一言 ジョン・キーツ(詩人)1795年10月31日-1821年2月23日
『自信で経験するまでは、何事も本物ではない。多くの人がとっている「ことわざ」であっても同じ事だ』
★ ジョン・キーツのプロフィール
ジョン・キーツ(John Keats、1795年10月31日 - 1821年2月23日結核で25歳で死去。)は、イギリスのロマン主義の詩人。 パーシー・ビッシュ・シェリーと並んで、イギリス・ロマンティシズムの盛期を飾る詩人であり、その後のイギリスの詩に及ぼした影響は非常に大きなものがある。
キーツはわずか25年の短い一生を生きたに過ぎなかったが、グレート・オードと称される作品群をはじめとしたその詩業は、21世紀に生きる我々現代人にも、時空を超えて訴えるものがある。
配偶者 結婚せず(婚約者フランシス・「ファニー」・ブローン)
以上はナイツ社編 「365日名言の旅」より一部抜粋&加筆
☆彡10月の行事・暦・祭り(2018年・平成30年)
神無月:この月に日本中の神様が、出雲の国(島根県)に集まり会議を開き、
他の国には神様がいなくなってしまうことから「神無月」と呼ばれてきました。
神様の集まる出雲の国では「神在月(かみありづき)」と呼ばれています。
季節:晩秋(ばんしゅう) ※寒露から立冬の前日まで。
1日(月)衣替え
7日(日)長崎くんち(→9日)
8日(月・祝)寒露 体育の日
10日(水)亥の子
14日(日)灘のけんか祭り(→15日)
15日(月)善光寺御会式
17日(水)神嘗祭(かんなめさい)
20日(土)秋土用入り 秋土用の間日
21日(日)十三夜
22日(月)秋土用の間日 時代祭
23日(火)霜降
30日(火)秋土用の間日
31日(水)ハロウィーン(ハロウィン)
☆彡ハロウィーン(ハロウィン)について
毎年10月31日に行われる、古代ケルト人が起源と考えられている祭のこと。もともとは秋の収穫を祝い、悪霊などを追い出す宗教的な意味合いのある行事であったが、現代では特にアメリカ合衆国で民間行事として定着し、祝祭本来の宗教的な意味合いはほとんどなくなっている。カボチャの中身をくりぬいて「ジャック・オー・ランタン」を作って飾ったり、子どもたちが魔女やお化けに仮装して近くの家々を訪れてお菓子をもらったりする風習などがある。
キリスト教の祭ではない。ハロウィンに対してはキリスト教からは容認から批判まで様々な見解がある。
◆ハロウィンの由来
ハロウィン・ハロウィーン
アナウンサーは「ハロウィン」、新聞用語では「ハロウィーン」と表記する
10月31日のハロウィン(HeIIoween)は、11月1日の「諸聖人の日」「万聖節」(All Hallo)の前夜祭(All Hallo Eve)という意味で、紀元前5世紀頃にケルト人が行っていた祝祭に由来します。
古代ケルトでは11月1日に暦がかわったので、10月31日は年の変わり目(大晦日)にあたりました。そこで、収穫を祝うとともに、悪魔払いをするようになりました。この日は、先祖の霊に便乗し、悪魔や魔女がやって来て災いをもたらすと信じられていたからです。
現在のような形になったのは19世紀の後半で、移民とともにアメリカに伝わったこの祭を子どもが大変怖がったため、子どもも楽しめる行事に変化していきました。
なお、ケルト人が自然崇拝からキリスト教カトリックへと移る過程で、ケルト人の祭りと合わせて「諸聖人の日」ができたといわれていますが、宗教行事としてハロウィンを行うことはなく、キリスト教会ではハロウィンの習俗をどう解釈するかに諸説あり、賛否も分かれているようです。
◆なぜ仮装をするようになったの?
前述のとおり、ハロウィンには悪魔や魔女がやって来て災いをもたらすとされていました。そこで、身を守るために仮面をかぶったり、悪霊や魔女の恰好をして仲間にみせかけたりしたのが、仮装の始まりです。また、やってきた悪魔たちが、その格好を見て驚いて逃げるようにという説もあります。
本来の趣旨からすると、ゴースト、魔女、悪魔、ガイコツ、ゾンビなどが定番ですが、近年は娯楽イベントとして楽しんでいる人も多いため、映画やマンガのキャラクターなど多彩な仮装がみられます。
◆お化けカボチャの由来
作る過程も楽しいジャック・オー・ランタン
ハロウィンのシンボルといえば、お化けカボチャ 「ジャック・オー・ランタン」(Jack-o'-lantern)です。カボチャをくり抜いて作るランタンで、悪霊が怖がって逃げるなどといわれているため、玄関や窓辺に灯してハロウィンを迎えます。
ジャック・オー・ランタンは、ジャックという意地悪な男が、悪魔をだましたために地獄に堕ちることもできず、死んだあともカブのランタンを持って彷徨い続けたというアイルランドの伝説に由来します。
それが彷徨う霊の代名詞になり、アメリカに伝わると、カブではなく、アメリカで生産量の多いカボチャに変化して広がりました。
☆彡ハロウィーン(ハロウィン)は精霊たちに「恋の行方」を教えてもらう夜
◆ダック・アップル
「ダック・アップル (Duck Apple)」または「アップル・ボビング (Apple Bobbing)」(リンゴ食い競争)はハロウィン・パーティで行われる余興の1つで、水を入れた大きめのたらいにリンゴを浮かべ、手を使わずに口でくわえてとるゲーム。
浮いているリンゴのヘタを加えてもガブリとかじってもいいのです。
◆ハロウィンの夜しかできない、小さな嘘を現実にかえるおまじない
ハロウィンの夜に、ミルクとビスケットを窓辺に置いておくと妖精が一年間守ってくれるそうだ。
また、この日についた小さな嘘は妖精の力で現実になってしまうんだって。
恋の願いが叶うハロウィンのおまじない
ハロウィンの日に鏡や窓の上にお好みの香水をスプレーします。そして出来た曇りガラスに、あなたの恋人の名前と自分の名前を書いて、見つめてください。その後ティッシュやハンカチに香水を拭き取り、あなたの願いが叶うまで、肌に直に身につけてくださいね。あなたの恋は叶うでしょう。
ハロウィンのリンゴの復縁のおまじない
ハロウィンの夜に、りんごに好きな人の名前を書いて(針などでほっても良し)水をはった洗面器に浮かべる。
●両手を後ろに組んで、口だけでくわえる。
一度でくわえられたら思いは通じます。りんごは全て食べます。
ハロウィンの夜はもっとも魔力が高まるのでおまじないや魔術が効きやすいので、ぜひ行いましょう。
このおまじないはスナップアップル、もしくはアップルボビングゲームとも言われるハロウィンの余興によく似ています。アップルボビングゲームはハロウィンの伝統的なゲームで、悪霊が避けて通る水に聖なる果物であるりんご(しかも収穫期で感謝祭にはもってこいの果実)を使ったゲームということで広まったようです。
●アップルボビングゲームでうまく口で咥えられる裏技
りんごを歯で咥えようとしても難しいです。ここは顔全体を水に近づけてりんごをタライの底に押さえ込み、口で吸い込むようにして取るのが簡単です。もしくはリンゴの果軸(果柄・果梗・ヘタ)を咥えてもオッケー!日本のりんごは大きい品種が多いので、果軸(果柄・果梗・ヘタ)の長いものを使うのもいいでしょう。
一番大きなリンゴをゲットした人が一番最初に幸せをつかめるといわれています。
自分一人で、思う相手との相性を占うこともできます。
(リンゴの恋占い)
①見事1回目でくわえられたら二人の未来はバラ色です。
②2回目でくわえられたら二人の仲はお友達どまり。恋を盛り上げていく努力が必要です。
③3回目でやっとなら恋の成就は困難。相手に合わせて自分を変える必要があります。
④4回以上かかったら新しい相手を探しましょう。