☆彡今日のハッピー 一日一言 ハッピーを呼ぶヒント
☆彡一日一善
◆世のため人のために仕事をしてみよう!・・・やりがいがわいてくる。
古来より、インド哲学では人間が仕事を行う背景には三つの欲求が段階的に関係していると考えられてきました。
第一の欲求は「生存の欲求」のことを言い、これは「仕事をしなければ住む場所も食べ物もなくなり、生きていけなくなる。だから仕事をする」という考え方です。
第二の欲求は「存在感の欲求」のことを言い、「生存の欲求」の上に位置します。
分かりやすく言うと「偉業を成し遂げることで、他人から認められたい、成功を収めることで、世の人から脚光を浴びたい。だから仕事をする」という考え方です。
第三の欲求は 「自己実現の欲求」と呼ばれ、「存在感の欲求」の上に位置します。
「自己実現の欲求」の背景には「ニルヴァーナ」という崇高な思いが存在するといいます。
「ニルヴァーナ」というのは「わが身を顧みず、人のために尽くす」という意味で、「世のため人のために役立ちたい。だから仕事をする」という考えです。
要するに、この「自己実現の欲求」にしたがって仕事を行うと、「ニルヴァーナ」の精神作用によって、「なすべき時になすべきことをしている」という充実感・満足感に浸れ、それがが自己実現につながっていくというのがインド哲学の教えなのです。
(マズローも欲求五段階説のなかで「自己実現の欲求」について同様のことを述べています。)
実際、その通りで、世のため人のために役立ちたいという気持ちでもね~しごとにとりくめば、我欲が薄れ、仕事に対してのポリシーが持てるようになります。
さらに、人から感謝されます。
「自分は必要とそれている人間である」という実感ができます。
意識しなくても、自分の存在感が高まっていきます。
仕事にやりがいを感じないではいられなくなりますね。
そうなれば、毎日がいい日、最良の日になることは間違いないでしょう。
☆彡一日一善を実行してみよう
一日一善とは1日に一つの善行をして、それを積み重ねるようにしなさいという呼びかけです。
例えば
笑顔で挨拶する。
「ありがとう」と言う
困っている人がいたら助ける
お年寄りに席をゆずる
人のいい所を見つけて伝える
ゴミを拾う
など、ちょっとしたことでいいんです。出来ることを一日一個やってみましょう。
Good Luck!! 幸運を祈ります! おきばりやす。
以上は 植西聡著『明日が「いい一日」に変わる小さな法則』より一部抜粋&加筆
※マズローについて
アブラハム・ハロルド・マズロー(Abraham Harold Maslow, 1908年4月1日 - 1970年6月8日)は、アメリカ合衆国の心理学者。
ニューヨーク州ニューヨーク市ブルックリン区に生まれる。彼は人間性心理学の最も重要な生みの親とされている。これは精神病理の理解を目的とする精神分析と、人間と動物を区別しない行動主義心理学の間の、いわゆる「第三の勢力」として、心の健康についての心理学を目指すもので、人間の自己実現を研究するものである。彼は特に人間の欲求の階層(マズローの欲求のピラミッド)を主張した事でよく知られている。
マズローの人格理論は、通称「自己実現理論(欲求段階説)」と呼ばれ、心理学のみならず、経営学、看護学など他の分野でも言及される。
◆自己実現理論(じこじつげんりろん、英: Maslow's hierarchy of needs)とは、アメリカの心理学者アブラハム・マズローが、「人間は自己実現に向かって絶えず成長する」と仮定し、人間の欲求を5段階の階層で理論化したものである。
自己実現論、(マズローの)欲求段階説、欲求5段階説、などもともいわれる。
ピラミッド状の階層を成し、マズローが提唱した人間の基本的欲求を、高次の欲求(上)から並べる。
⇑自己実現の欲求 (Self-actualization)
⇑承認(尊敬・尊重)の欲求 (Esteem)
⇑社会的欲求 / 所属と愛の欲求 (Social needs / Love and belonging)
⇑安全の欲求 (Safety needs)
⇑生理的欲求 (Physiological needs)
日本語訳
『完全なる人間 魂のめざすもの』上田吉一訳 誠信書房 1964
『自己実現の経営 経営の心理的側面』原年広訳 産業能率短期大学出版部 1967
『可能性の心理学』早坂泰次郎訳 川島書店 1971
『人間性の心理学 モチベーションとパーソナリティ』小口忠彦監訳 産業能率短期大学出版部 1971
『創造的人間 宗教・価値・至高・経験』佐藤三郎,佐藤全弘訳 誠信書房 1972
『人間性の最高価値』上田吉一訳 誠信書房 1973
『完全なる経営』金井壽宏監訳 大川修二訳 日本経済新聞社 2001
※参考図書
フランク・コーブル (著) 「マズローの心理学」
★植西聡
植西 聰(うえにし あきら、1947年-)は、東京都出身の日本の著述家、産業カウンセラー、心理カウンセラー。
自己啓発に関する著書を多数発表している。
◆略歴
学習院大学卒業後、資生堂に勤務。
独立後、人生論の研究に従事。
独自の『成心学』理論を確立し、人々を明るく元気づける著述を開始。
1995年、「産業カウンセラー」(労働大臣認定)を取得。
◆著書(ベストセラー本)[編集]
『折れない心をつくるたった1つの習慣』(青春出版)
『平常心のコツ』(自由国民社)
『「いいこと」がいっぱい起こる!ブッダの言葉』(三笠書房・王様文庫)
『話し方を変えると「いいこと」がいっぱい起こる』(三笠書房・王様文庫)
『マーフィーの恋愛成功法則』(扶桑社文庫)
『ヘタな人生論よりイソップ物語』(河出書房新社)
『カチンときたときのとっさの対処術』(ベストセラーズ・ワニ文庫)
『運がよくなる100の法則』(集英社・be文庫)
『運命の人は存在する』(サンマーク出版)