2019年2月19日は何の日?
2月19日は雨水(うすい)、天地の日、強制収容を忘れない日、万国郵便連合加盟記念日、プロレスの日、“信州・まつもと鍋”の日、等の日です。
●『雨水』
二十四節気のひとつ。雪や氷が解けて水となり、雪が雨に変わって降るという意味で「雨水」。草木も芽を出し始め、日ごとに春らしくなる。江戸時代の商家では「雨水」からひな人形を飾ると良縁に恵まれるといわれ、農家では「雨水」を目安に農耕の準備をしたという。
★雨水 (うすい)
雨水(うすい)は、二十四節気の第2。正月中(通常旧暦1月内)。
現在広まっている定気法では太陽黄経が330度のときで2月19日ごろ。暦ではそれが起こる日だが、天文学ではその瞬間とする。恒気法では冬至から1/6年(約60.87日)後で2月20日ごろ。
期間としての意味もあり、この日から、次の節気の啓蟄前日までである。
西洋占星術では雨水を双魚宮(うお座)の始まりとする。
◆季節
空から降るものが雪から雨に変わり、雪が溶け始めるころ。『暦便覧』には「陽気地上に発し、雪氷とけて雨水となればなり」と記されている。実際は積雪のピークであり、それゆえ、この時節から寒さも峠を越え、衰退し始めると見ることもできる。
春一番が吹き、鶯の鳴き声が聞こえ始める地域もある。
昔から農耕の準備を始める目安とされてきた。
雨水は2月19日頃(2017年は2月18日、2018年は2月19日)。および啓蟄までの期間。太陽黄径330度
立春から数えて15日目頃。
空から降るものが雪から雨に変わり、氷が溶けて水になる、という意味。草木が芽生える頃で、昔から、農耕の準備を始める目安とされてきました。春一番が吹くのもこの頃です。
しかし、本格的な春の訪れにはまだ遠く、大雪が降ったりもします。三寒四温を繰り返しながら、春に向かっていきます。
地方によっても違うようですが、雛人形の飾り付けをしましょう。この日に飾ると良縁に恵まれるといわれています。
◆七十二候
雨水の期間の七十二候。
・初候
土脉潤起(つちのしょう うるおい おこる):雨が降って土が湿り気を含む(日本)
獺祭魚(かわうそ うおを まつる):獺が捕らえた魚を並べて食べる(中国)
・次候
霞始靆(かすみ はじめて たなびく):霞がたなびき始める(日本)
鴻雁来(こうがん きたる):雁が北へ渡って行く(中国)
・末候
草木萠動(そうもく めばえ いずる):草木が芽吹き始める(日本)
草木萠動(そうもく きざし うごく):草木が芽吹き始める(中国)
◆前後の節気
立春 → 雨水 → 啓蟄
●『天地の日』 :
ポーランドの天文学者で「地動説」を提唱した「コペルニクス」の1473年の誕生日です。
【宇宙・物理学】コペルニクスの地動説は科学革命の先駆けになった。
★ニコラウス・コペルニクス
ニコラウス・コペルニクス(ラテン語名: Nicolaus Copernicus、ポーランド語名: ミコワイ・コペルニク Mikołaj Kopernik、1473年2月19日 - 1543年5月24日)は、ポーランド出身の天文学者、カトリック司祭である。当時主流だった地球中心説(天動説)を覆す太陽中心説(地動説)を唱えた。これは天文学史上最も重要な発見とされる。(ただし、太陽中心説をはじめて唱えたのは紀元前三世紀のサモスのアリスタルコスである)。
コペルニクスは天文観測と計算によって、「惑星」という存在の軌道の謎を解明し発表した。
それから半世紀後、ガリレオが「コペルニクスは正しい」と言った。しかし当時の政治家、宗教家がそれを断罪した。
研究分野 天文学 教会法 経済学 数学 医学 政治
出身校 クラクフ大学 ボローニャ大学 パドヴァ大学 フェラーラ大学
◆主な業績
地動説
グレシャムの法則
コペルニクスは経済学においても、貨幣の額面価値と実質価値の間に乖離が生じた場合、実質価値の低い貨幣のほうが流通し、価値の高い方の貨幣は退蔵され流通しなくなる (「悪貨は良貨を駆逐する」) ことに最初に気づいた人物の一人としても知られる。
コペルニクスはまた、教会では司教座聖堂参事会員(カノン)であり、知事、長官、法学者、占星術師であり、医者でもあった。暫定的に領主司祭を務めたこともある。
★地動説
地動説(ちどうせつ)とは、宇宙の中心は太陽であり、地球は他の惑星と共に太陽の周りを自転しながら公転している、という学説のこと。宇宙の中心は地球であるとする天動説(地球中心説)に対義する学説であり、ニコラウス・コペルニクスが唱えた。
彼以前にも太陽を宇宙の中心とする説はあった。太陽中心説(英: Heliocentrism)ともいうが、地球が動いているかどうかと、太陽と地球どちらが宇宙の中心であるかは厳密には異なる概念であり、地動説は「Heliocentrism」の訳語として不適切だとの指摘もある。
聖書の解釈と地球が動くかどうかという問題は関係していたが、地球中心説がカトリックの教義であったことはなかった。
地動説(太陽中心説)確立の過程は、宗教家(キリスト教)に対する科学者の勇壮な闘争というモデルで語られることが多いが、これは19世紀以降に作られたストーリーであり、事実とは異なる。
◆地動説のもたらしたもの
地動説は単なる惑星の軌道計算上の問題のみならず、世の哲学者、科学者らに大きな影響を与えた。地動説の生まれた時代を科学革命の時代とも言うのは、それほどまでに科学全体に与えた、そして、科学が人間の生活に影響を与え始めた時代であることをも反映している。
“常識をひっくり返す(証明されている)新説”を「コペルニクス的転回」などと呼ぶのは、その名残である。また革命(Revolution)なる言葉も、元はこの科学革命を指す言葉であり、後に政治用語にも転用されたのである。
●『強制収容を忘れない日』 :
1942(昭和17)年、太平洋戦争の勃発により、ルーズベルト大統領の命令で、アメリカ在住の日系人11万2千人がアリゾナ州の強制収容所へ転住させられた日です。
●『万国郵便連合加盟記念日』 :
1877(明治10)年のこの日、日本が郵便の国際機関「万国郵便連合(UPU)」に加盟した記念日です。
UPUができたのは1874(明治7)年で、日本は独立国としては世界で23番目、アジアでは最初の加盟国でした。
戦前に一度脱退し、1948(昭和23)年6月1日に再加盟している事から、◎6月1日は「万国郵便連合再加盟記念日」になっています。
その他、関聯記念日として、◎10月9日の「世界郵便デー・万国郵便連合記念日」もあります。
●『プロレスの日』 :
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1955(昭和30)年のこの日、「蔵前国技館」で、日本初の本格的なプロレスの国際試合「力道山・木村組vsシャープ兄弟」が開催されました。
「力道山」は、「日本プロレス協会(JWA)」の設立者で相撲から転向しました。
※関連記念日として、◎7月30日の「プロレス記念日」があります。
☆彡2月19日(12月19日&1月19日)は、
●『“信州・まつもと鍋”の日』 :
「長野県おいしい信州ふーど事業」の一環として、長野県の「松本市」、「松本大学」、「JA松本ハイランド」、「JA松本市」が連携して、松本の農産物をふんだんに使った名物となる鍋を作る為に結成した『おいし信州ふーど・信州まつもと鍋開発プロジェクトチーム』が制定。
家族や仲間が集い、松本のおいしい食材の鍋で、あたたかく幸せになってもらうのが目的です。
日付は、あたたかい鍋がおいしい冬を表す12月、1月、2月で、食べ物の「食(しょく)」の語呂合わせでそれぞれの月の19日としました。
☆彡●『いいきゅうりの日』<4月を除く毎月19日>
全国のきゅうりの出荷団体など(21のJA、13の県連、1卸会社)で結成された「いいきゅうりの日プロジェクト」が制定。低カロリーで美味しく、さまざまな料理に活用できるきゅうりの消費拡大が目的。日付は4月を除いた毎月19日で「1(い)い9(きゅう)り」と読む語呂合わせから。ちなみに4月19日はJAあいち経済連の西三河冬春きゅうり部会が「良いきゅうりの日」を登録していることから除いている。
☆彡毎月19日は、
●『トークの日』 :
「トー(10)ク(9)」の日。
1986(昭和61)年にNTTが制定。
◎毎月23日は「ふみの日」で、こちらは1979(昭和54)年に郵政省(現郵政公社)が制定。
それに対抗したのかあやかったのか、薬師丸ひろ子の「あなたを・もっと・知りたくて(松本隆作詞・筒美京平作曲)」をテーマ曲にして大々的にCMを打ち、民営化されたばかりのNTTの積極的な姿勢を見せました。
それまで「電電公社」というと、お高く止まったお役所、というイメージが強かったので、このあたりを機に庶民にとって身近な存在となり、民営化の一つの目的は達せられたのではないかと思います。
●『食育の日』 :
「食い(1)く(9)」の日。
食育基本法に基づく「食育推進基本計画」により2005(平成17)年に制定。
関聯記念日として、◎4月19日の「食育の日」があります。
●『共育の日』 :
「共(1)く(9)」の日。
日本の代表的な企業による異業種交流の場であり、明日の日本を考えるグループ「フォーラム21・梅下村塾」が制定。
子供の教育に親、地域、学校が共に関わり、共に育み、共に育つ「共育(きょういく)」を考え、実行する日。
日付は、語呂あわせと、月一度は次世代の事を考え様との思いから毎月19日としました。
●『熟成烏龍茶の日』
日本コカ・コーラが制定。
『熟成烏龍茶 つむぎ』を多くの人に楽しんでもらうのが目的。
日付は『じゅく(19)』と読む語呂合わせから。
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●『シュークリームの日』 :
「シューク(19)リーム」の日。
シュークリームをより身近なおやつにする為にと、スーパー、コンビニなどで大人気の「牛乳と卵のシュークリーム」をはじめとした様々なスイーツを製造している食品会社が制定。
●『松阪牛の日』 :
松阪牛の美味しさをアピールし、業界全体を盛り上げる目的で、全国で松阪牛の通信販売を行っている千葉県船橋市の食肉販売会社が制定。
日付は、日本を代表する和牛の松阪牛(まつさかうし)の個体識別管理システムの運用が開始された2002(平成14)年8月19日に因んでいます。
●『育児の日』 :
「い(1)く(9)じの日」。
厚生労働省が中心となり、出産予定の配偶者を持つ職員にリーフレットなどで育児休暇・育児休業制度を説明し、計画的に取得するよう促す日にしています。
また、各都道府県市でも夫々この日を制定し、地域全体の一人ひとりが、「家庭」・「地域」・「企業」で子育てを積極的に進めていく機運を高める切っ掛けとする為に制定し、啓発活動を行なっています。
一例としては、◎石川の「県民育児の日」、◎北海道「道民育児の日」、◎京都の「きょうと育児の日」、◎鹿児島の「育児の日」、◎香川の「かがわ育児の日」、◎鳥取の「とっとり育児の日」などです。
●『熟カレーの日』 :
「じゅ(10)く(9)・熟(じゅく)カレー」の日。
一晩寝かせたカレーを、「熟カレー」といいい具材からエキス(うまみ物質、甘み物質、無機質等)がカレーソースに移行し、コクが増すといわれます。
日付は、語呂合わせと、カレールウが毎月20日前後に良く売れていて、毎月19日前後になると、実際に、カレーが食卓に登場する機会が増えるとの事で、「熟カレー」を製造販売している大阪市に本社を置く大手食品会社が制定。
※家族みんなが大好きなカレーは、材料費も安く、調理も簡単で、給料日を前にした主婦の強い味方です。
また、カレーを主食にしているインド人の「アルツハイマー病」を発症する確率は、アメリカ人の1/4です!
理由は、カレーの成分であるウコンに含まれる“クルクミン”という「ポリフェノール」は脳の老化を予防しアルツハイマー発症のリスクを軽減し、認知症の予防に有効なのです。
更に、生姜のからみ成分「ジンゲロール」は体を温め、生活習慣病を予防し、唐辛子の「カプサイシン」は中性脂肪を燃焼させ、肥満予防にもなるという事で再着目され始めています。
☆彡毎月9日・19日・29日は、
●『クレープの日』 :
数字の「9」が巻かれたクレープの形に似ていることから、クレープの美味しさを知ってもらい、もっと身近なおやつにしてもらいたいとの願いから、クレープをはじめとして様々なケーキ、スイーツを製造販売している食品会社が制定。
☆彡2月19日の『誕生花』:
スミレ(菫) 花言葉は「誠実・小さな幸せ」
プリムラ・ポリアンサ 花言葉は運命をひらく、可憐、美の秘密
カラー(白) 花言葉は愛情、乙女の清らかさ
カシワ(槲) 花言葉は愛は永遠に、愛想のよさ
アネモネ・Anemone Flower 花言葉は「はかない恋・真実」
キンギョソウ(金魚草)・Snap Dragon Flower 花言葉は「出しゃばり・お節介」です。
★2月の誕生石はアメジスト 『愛の守護石』『真実の愛を守りぬく石』と呼ばれる。
アメジストのヒーリング効果
○調和
○癒しと安らぎ
○内観の促進
○精神の安定
○問題解決を助ける
○知性と洞察力を高める
○家庭円満
血液を浄化して解毒作用を高めるとされます。
皮膚病や不眠症の治療にも用いられた。
2/19日誕生石は「ウォーター・ドロップ・クォーツ」石言葉:生命の源
☆彡今日誕生日の人の一言 アンドレ・ブルトン(詩人)
『自由というただひとつの言葉。思うにこの言葉こそ、古くからの人間の熱狂をいつまでも持続させるのにふさわしいものだ』
★アンドレ・ブルトンのプロフィール
アンドレ・ブルトン(André Breton, 1896年2月19日 - 1966年9月28日)は、タンシュブレー生まれ、フランスの詩人、文学者、シュルレアリスト。
1913年頃から詩を発表し始め、象徴派に連なる新人としてバレリー等に評価される。第一次大戦の際軍医補となり、’16年ナントでバシェと出会い、彼の諧謔精神から深い影響を受ける。’19年「文学」誌を創刊。また、「自動記述」の実験を試みる。’20年からはダダ運動に参加したが、後に離脱。’24年「シュールレアリスム宣言」を発表。’41年アメリカに亡命。’46年帰国後はパリで精力的に活動。’66年彼の死とともにシュールレアリスム運動は終わる。代表作に「ナジャ」(’28年)、「通底器」(’32年)など。
主な訳書一覧
『シュルレアリスム宣言』
『シュルレアリスム宣言・溶ける魚』巖谷國士(岩波文庫)、旧版は学芸書林
『超現実主義宣言』生田耕作(中公文庫)
『シュルレアリスム宣言集』江原順(白水社)
『ナジャ』
『ナジャ』巖谷國士(白水Uブックス、のち岩波文庫)。『ナジャ論』巖谷國士(白水社)
『ナジャ』栗田勇(現代思潮新社)
『秘法十七番』
『秘法十七』入沢康夫(人文書院)
『秘法十七番』宮川淳(晶文社)
『通底器』足立和浩(現代思潮新社)
『ブルトン詩集』稲田三吉(思潮社シュルレアリスム文庫)
『処女懐胎』服部伸六(ポール・エリュアールとの共著、思潮社)
『恋愛 L'amour』(ポール・エリュアールとの共著、エクリ)
『狂気の愛』
『狂気の愛』笹本孝(思潮社)新版刊
『狂気の愛』海老坂武(光文社古典新訳文庫)
『性についての探究』野崎歓編(白水社)
『魔術的芸術』巖谷國士、谷川渥ほか(河出書房新社)、新版刊
『シュルレアリスムと絵画』粟津則雄ほか(人文書院)
『至高の愛』松本完治(エディション・イレーヌ)
『シュルレアリスム簡約辞典』江原順(現代思潮新社)
『超現実主義と絵画』滝口修造(復刻版:ゆまに書房)
『シュルレアリスムとは何か』秋山澄夫(思潮社)
『ブルトン、シュルレアリスムを語る』稲田三吉・佐山一(思潮社シュルレアリスム文庫)
『アンドレ・ブルトン集成』(人文書院)、6巻分のみ出版、未完結。
『ピエール・モリニエの世界』生田耕作(ピエール・モリニエとの共著、奢霸都館)
『黒いユーモア選集(セリ・シュルレアリスム)』山中散生・小海永二ほか(国文社)
『黒いユーモア選集』(河出文庫 全2巻)。編著(上記の新版)
以上はナイツ社編 「365日名言の旅」より一部抜粋&加筆
☆彡2月(如月)の行事・暦・祭り(2019年・平成31年)
2月の行事・暦・祭り(2019年・平成31年)
1日(金)冬土用の間日
2日(土)初午 初午大祭
3日(日)節分 冬土用明け
4日(月)立春
6日(水)海苔の日
8日(金)針供養(主に関東)
11日(月・祝)建国記念の日
14日(木)二の午
16日(土)西大寺会陽
19日(火)雨水
25日(月)北野天満宮梅花祭
◆2月の他の別名
小草生月(おくさおいつき)華朝(かちょう)仲春(ちゅうしゅん)初花月(はつはなづき)
梅津早月(うめつさつき)建卯月(けんぼうげつ) 麗月・令月(れいげつ)