風に吹かれて旅するブログ (話題・記念日&ハッピートーク)

日々のニュースや話題・出来事・暦・記念日・季節祭事・時事・情報・開運術・雑感等を風に吹かれながらお知らせしています。温故知新♪~

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1月10日は110番の日、明太子の日、かんぴょうの日、さんま寿司の日、糸引き納豆の日、インテリア検定の日、初金比羅、インターンシップの日・インターンの日、イトウの日、等の日

2017年1月10日は何の日?


1月10日は110番の日、明太子の日、かんぴょうの日、さんま寿司の日、糸引き納豆の日、インテリア検定の日、初金比羅、インターンシップの日・インターンの日、イトウの日、等の日です。

 

●『110番の日』 : 
「(110)ひゃくとう」番の日。

1985(昭和60)年12月に警察庁が制定した日です。

翌1986(昭和61)年から全国の警察で、ダイヤル110番通報の大切さと、その有効・適切な利用を呼びかけるキャンペーンを実施しています。

※110番は「連合国最高司令官総司令部(GHQ)」の勧告で1948(昭和23)年10月1日に、東京等の8大都市で始められました。

東京では最初から110番でしたが、大阪・京都・神戸では1110番、名古屋では118番等で地域によって番号が異なっており、全国で110番に統一されたのは1954(昭和29)年の事です。

 

●『明太子の日』 : 
1948(昭和24)年創業の福岡の食品会社が、創業以来一年間かけて研究を重ね「明太子」を開発し、1949(昭和25)年のこの日、日本で初めて福岡名産「からし明太子」として販売を開始した事を記念して同社が制定。

※明太子は「助宗鱈(すけそうだら)」の「卵(鱈子・たらこ)」の塩辛です。

元々は朝鮮半島に伝わる家庭の惣菜でした。

これを日本人の口に合うように味附けして、開発されたものが「からし明太子」です。 

 

●『かんぴょうの日』: 
この記念日は、「干瓢(かんぴょう)」の「干」が「一」と「十」の組み合わせから成ることから、この日を記念日として栃木県が制定。

 

●『さんま寿司の日(三重県熊野市)』 : 
熊野市の「産田神社」で、この日に行われる「例祭」の後の直会で、熊野灘沿岸の郷土食「さんま寿司」が出される事から、熊野市の「くまのサンマ寿司保存会」が2004(平成16)年に制定。

 

●『糸引き納豆の日・糸の日』 :
「い(1)と(10)」の日。

納豆を生産する事業者で組織された「全国納豆協同組合連合会」が、2011(平成23)年に制定。

関連記念日として、同会が制定した◎7月10日を「納豆の日」があります。

※大豆を納豆菌により発酵させた糸引き納豆は、健康効果や美容美肌効果などが得られるとされ、日本を代表する食品の一つです。

日付は1と10で糸引きの糸(いと)の語呂合わせから。また、この時期は受験の時期にあたる為、糸引き納豆の特徴であるその粘り強さで合格を祈念するという意味もあります。

 

●『インテリア検定の日』 : 
「イン(1)テ(10)リア」の日。

インテリア検定を行っている愛知県名古屋市の「日本インテリア総合研究所」がインテリア検定試験の告知日として制定。

インテリア業界等と協力して、トータルインテリアのキャンペーン等を行う日としています。

 

●『初金比羅』 : 
毎月10日は「金比羅の縁日」で、下記と重複しますが、一年の最初の縁日を「初金比羅」と言います。

 

●『インターンシップの日・インターンの日』 :
採用コンサルティング事業などを展開する会社が制定。

「インターンシップ」とは学生が就職、就業前の一定期間に企業で働く事で、この制度を導入する企業と、参加する学生の拡大と意識の啓蒙が目的です。

日付は、1と10で「イン(1)ターン(10)」の語呂合わせです。

同じ日をその略語の「インターンの日」ともしています。

 

●『イトウの日』 :
「イ(1)トウ(10)」の日。

最大1.5㍍を越える日本最大の淡水魚であり、絶滅危惧種に指定されている「イトウ」を展示する北海道北見市の「北の大地の水族館(施設名:おんねゆ温泉・山の水族館)」が制定。

同館の目玉生物である「イトウ」の認知度をさらに上げ、その保護の気運を高めるのことが目的です。

 

●『豊後高田市移住の日(大分県豊後高田市)』 :
「小さくてもキラリと光るまち」、「夢をかたちに・未来に光り続けるまち」を目指し、さまざまな移住定住施策を進める大分県豊後高田市が制定。

子育て支援の充実、教育のまちづくりなどの施策を市民と共有して、地方創生の取り組みを再認識するが目的です。

日付は、1と10で「移(1)住(10)」と読む語呂合わせからです。

 

●『ワンテンの日』 :
京都府京都市に本社を置き、デジタルマーケティングの新しい可能性を開く、デジタルクリエイティブエージェンシーの一企業が制定。

「小さなものを大きくする、一つの形を多面的にする、伝えるものの幅と奥行きを広げる」、そうした「1を10にするアイデア」を楽しむ日です。

日付は、1と10で1→10(ワン・トゥー・テン)の「ワン(1)テン(10)」の語呂合わせです。

 

●『百十郎の日』
岐阜県各務原市の日本酒の蔵元、株式会社林本店が制定。同社のブランド「百十郎」の魅力を多くの人に知ってもらうのが目的。

「百十郎」の名前は地元で明治から昭和にかけて活躍した歌舞伎役者の市川百十郎氏に由来し、ラベルには歌舞伎独特の化粧法の隈取を取り入れ、海外では「one ten」の名前で親しまれている。日付は1と10で「百十郎」の「百十(110)」から。

 

☆彡毎年1月の9日・10日・11日は、

●『十日戎(えびす)』 : 
恵比寿様を祀る神社の祭礼で、「今宮戎神社(大阪)」、「西宮神社(兵庫県西宮)」、「十日恵比須神社(福岡県博多)」、「ゑびす神社(京都)」等で正月の10日を中日に行われ、地元の人には「えべっさん」と呼ばれ親しまれています。

◎9日の「宵戎(よいえびす)」、◎10日の「本戎」、◎11日の「残り福」までの3日間行われますが、神社によっては前々日◎8日の「宵々戎」を行るところもあります。

縁起物を沢山飾った笹や熊手が「商売繁盛、笹持ってこい!」という賑やかな掛け声とともに売られ、商売繁盛を願ってお賽銭に一万円札が乱れ飛ぶそうです。

 

☆彡毎月10日は
●『Windows 10 の日』 :
Microsoftの最新オペレーティングシステム(OS)「Windows 10」。

パソコンだけでなく様々なデバイスにも対応するなど、その進化した魅力的な機能を多くの人に知ってもらう為に、マイクロソフトの日本法人が制定。

日付は、「Windows 10」の名前に因んで毎月10日としました。

 

●『パンケーキの日』 :
ハム、ソーセージをはじめとした食肉製品や加工食品、乳製品など様々な食品を製造販売する食品メーカーが制定。

毎日の食生活で親しまれているパンケーキを、より楽しむ日としてもらうのが目的です。

日付は、パンケーキを食べる時に使うフォークを1に、丸いパンケーキを0に見立て、1と0を合わせた毎月10日としました。

 

●『アメリカンフライドポテトの日』 :
アメリカのポテト業界の為のマーケティングや販促活動を行う「米国ポテト協会」が制定。

記念日を通じてアメリカンフライドポテトの更なる普及促進が目的です。

日付は、アメリカンフライドポテトの形が1のように細長いこと、アメリカンフライドポテトの原料であるラセットポテトの形が楕円形で0のような形をしていること、ポテトの「ト(10)」の語呂合わせなどから毎月10日としました。

 

●『LPガス消費者保安デー』 : 
「高圧ガス保安協会」が1976(昭和51)年に制定。

 

●『植物油の日』 : 
一般社団法人「日本植物油協会」が1994(平成6)年に制定。

元々は「710」を180度回転させると「OIL」に見えるという事で7月10日ですが、

販売促進の為、後に、テン(10) = テンプラ油 = 植物油という連想で、毎月10日も記念日としました。

 

●『イカの日』 : 
烏賊(いか)の水揚高日本一の青森県八戸市の「まちづくり研究会」が2010(平成22)年に制定。

日付は、烏賊の足が10本である事からです。

 

●『金毘羅の縁日』 : 
金比羅とも書き、江戸時代後期には、「お伊勢参り」と共に「金毘羅参り」が大変盛んでした。

1月10日は「初金毘羅(初十日)」で、特に信者の信仰があつく、12月10日が「終金毘羅」です。
※金毘羅は、「天竺霊鷲山」の鬼神で、仏法の護法神、薬師如来の十二神将の筆頭「宮比羅(くびら)大将」のことで、元々は鰐の神様でした。

日本では「海上交通の守り神」として信仰されて来ました。

一般に、大きな港を見下ろす山の上に祀られています。

この神を祀る香川県琴平の「金毘羅宮・金刀比羅宮」が全国の金比羅神社(こんぴらさん)の総本宮となっています。

その他、東京都港区虎ノ門の琴平神社などがあります。

夜叉神王の上首で、その像は武装し忿怒の姿をとりますが、魚神で蛇の形をし、尾に宝玉を蔵するといわれます。

香川県の琴平神社は全国的に有名です。

 

●『コッペパンの日』 :
日本で初めてパン酵母(イースト)による製パン技術を開発した田辺玄平翁を始祖とする「全日本丸十パン商工業協同組合」が制定。

玄平翁はアメリカで学び、1913(大正2)年に帰国、東京下谷でパン屋を創業し、パン酵母を使用してふっくらとした丸十パン(コッペパンの元祖)を焼き上げました。

2013(平成25)年で、玄平翁が創業してから100周年を記念しています。

日付は、丸十の「十」に因んで毎月10日としています。

 

●『バイナリーオプションの日』 :
「バイナリーオプション」とは為替レート等が設定基準をクリアするかしないかを予想する金融商品の一種で、その取引を展開する会社が投資への関心を持ってもらうのが目的で制定。

日付はバイナリーが英語で「二つの」という意味である事から二進数の1と0に因み毎月10日としました。

尚、現在、同社も加盟する一般社団法人「金融先物取引業協会」が個人向け店頭バイナリーオプションについて、リスク、商品内容の詳しい説明、過度の取引の抑制、十分な取引期間など、自主規制の在り方を「金融庁」に提出し、金融庁は法整備等での規制について検討を行っています。

 

●『糖化の日』 :
老化の原因物質である「AGE(= Advanced Glycation End Products/終末糖化産物)」。

その数値を知る事で病気の予防に役立ててもらおうと、医師やエイジングケアに関連する取組を展開している各種企業・団体で構成された「AGE測定推進協会」が制定。

AGEはタンパク質と余分な糖が加熱され「糖化」してできる物質で、年齢とともに体内に蓄積され、皮膚の老化や認知症、血管障害などを引き起こすと言われています。

日付は、糖化(とうか)の語呂合わせから毎月10日にしました。

 

☆彡毎月10日・20日は、
●『頭髪の日』 : 
「とう(10)・はつ(20)」(頭髪)の日。

ある頭髪育毛剤を製造している製薬会社が2001(平成13)年に制定。

関聯記念日として、◎10月20日の「とう(10)はつ(20)・頭髪の日」と、◎11月18日の「いい(11)とうはつ(18)・いい頭髪の日」と、◎毎月18日の「とうはつ(18)・頭髪の日」があります。

 

☆彡1月10日の誕生花』:

アナナス  花言葉はあなたは完全、たくわえる

レンギョウ(連翹)  花言葉は希望、希望の実現、豊かな希望

アネモネ  花言葉ははかない希望、恋の苦しみ、期待、消える希望、はかない恋

ツゲ(黄楊)  花言葉は堅固、堅忍、禁欲主義、淡白

スノードロップ(待雪草)・Snow Drop 花言葉は「希望・慰め」です。

1月9日は風邪の日、とんちの日、毎年1月の第2月曜日は成人の日、毎年1月の9日~11日は十日戎、毎月9日はえのすいクラゲの日、クジラの日、パソコン検定&救急の日、等の日

2017年1月9日は何の日?


1月9日は風邪の日、とんちの日、毎年1月の第2月曜日は成人の日、毎年1月の9日~11日は十日戎、毎月9日はえのすいクラゲの日、クジラの日、パソコン検定&救急の日、等の日です。


●『風邪の日』 : 
1795(寛政7)年の旧暦のこの日に、相撲興隆の祖と云われる近代無比の第4代横綱「谷風梶之介(たにかぜかじのすけ)」が、当時流行した「流感(インフルエンザ)」にかかり、現役中にこの世を去りました。

この事から流感が「谷風」と呼ばれました。

※45歳で現役だった「谷風」は、1777(安永6)年の春場所から4年間無敗の記録を樹立し、63連勝するという無敵ぶりを誇り、230回対戦の内、負けが11回という名横綱でした。 

 

●『とんちの日(クイズの日)』 : 
とんちで有名な「いっ(1)きゅう(9)」さんの語呂合せで制定。

「一休さん」こと「一休宗純禅師」は室町時代中期の臨済宗の僧侶で、京都「大徳寺」の住持になりましたが、諸国を漫遊し禅の道を探究しました。

 

☆彡毎年1月の第2月曜日は、
●『成人の日・Coming of Age Day(祝日・休日)』 :
おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます日で、各地で新成人を祝うイベントが行われます。

ハッピーマンデー法の制定にともない、2000(平成12)年より1月第2月曜日に行われることになっています。

 

☆彡毎年1月の9日・10日・11日は、
●『十日戎(えびす)』 : 


商売繁盛で笹持って来い!十日戎


恵比寿様を祀る神社の祭礼で、「今宮戎神社(大阪)」、「西宮神社(兵庫県西宮)」、「十日恵比須神社(福岡県博多)」、「ゑびす神社(京都)」等で正月の10日を中日に行われ、地元の人には「えべっさん」と呼ばれ親しまれています。

9日の「宵戎(よいえびす)」、◎10日の「本戎」、◎11日の「残り福」までの3日間行われますが、神社によっては前々日◎8日の「宵々戎」を行るところもあります。

縁起物を沢山飾った笹や熊手が「商売繁盛、笹持ってこい!」という賑やかな掛け声とともに売られ、商売繁盛を願ってお賽銭に一万円札が乱れ飛ぶそうです。

 

☆彡毎月9日は、
●『えのすいクラゲの日』 :
神奈川県藤沢市の「新江ノ島水族館」が制定。

同館で2011(平成23)年1月より毎月9日に開催している一般参加型のプログラムでは、「えのすいトリーター(展示飼育職員)」の相模湾クラゲ調査に同行し、自然環境や生物の多様性について調査しています。

こうした活動をより多くの人に知ってもらい、関心を持ってもらう事を目的としています。

日付は、クラゲの「ク」から毎月9日としました。

 

●『クジラの日』 : 
「く(9)じら」の日。

「大日本水産会」や「日本捕鯨協会」等25団体が、京都で「国際捕鯨委員会」年次総会が開催された1993(平成5)年に制定。

 

●『パソコン検定の日』 : 
パソコンのスキルアップを一部の技能や知識習得だけでなく、コミュニケーション技能の習得という視点も取り入れて、幅広い年齢層を対象とした検定試験を行う財団法人「全日本情報学習振興協会」が制定。

日付は検定試験はその実力にふさわしい級(9)を判断するとの意味から毎月9日としました。

 

●『パソコン救急の日』 :
パソコンユーザーに毎月1回は、パソコンのセキュリティのチェックをしてもらう為、コンピュータ・ウィールス駆除防御ソフトの開発・販売をしている会社が制定。

 

☆彡毎月9日・19日・29日は、
●『クレープの日』 : 
数字の「9」が巻かれたクレープの形に似ていることから、クレープをもっと身近なおやつにしたいとの願いから、様々なケーキ、スイーツを製造販売している会社が制定。

毎月9日、19日、29日と、9の付く日を記念日とする事でより多くの人にクレープの美味しさを知ってもらう事を目的としています。

 

☆彡1月9の誕生花』:

スミレ(黄)  花言葉は慎ましい幸福、牧歌的な喜び

パンジー  花言葉は「私を思ってください」物思い

カンノンチク(観音竹)  花言葉はスマートな淑女

ハコべ(繁縷)  花言葉はランデブー、愛らしい

ヒトリシズカ(一人静) 花言葉は「静謐」 隠された美、愛にこたえて

ノースポール・Northpole Flower 花言葉は「誠実」です。


★一休宗純禅師
明徳5年1月1日(1394年2月1日) - 文明13年11月21日(1481年12月12日)

一休宗純(いっきゅうそうじゅん)は、室町時代の臨済宗大徳寺派の僧、詩人。説話のモデルとしても知られる。

6歳で京都の安国寺 の像外集鑑(ぞうがいしゅうかん)に入門・受戒し、周建と名付けられる。早くから詩才に優れ、応永13年(1406年)13歳の時に作った漢詩『長門春草』、応永15年(1408年)15歳の時に作った漢詩『春衣宿花』は洛中の評判となった。

応永17年(1410年)、17歳で謙翁宗為(けんおうそうい)の弟子となり戒名を宗純と改める。ところが、謙翁は応永21年(1414年)に死去し、この頃に一休も自殺未遂を起こしている。

応永22年(1415年)には、京都の大徳寺の高僧、華叟宗曇(かそうそうどん)の弟子となる。「洞山三頓の棒」という公案に対し、「有漏路うろぢより無漏路むろぢへ帰る 一休み 雨ふらば降れ 風ふかば吹け」と答えたことから華叟より一休の道号を授かる。
なお「有漏路(うろじ)」とは迷い(煩悩)の世界、「無漏路(むろじ)」とは悟り(仏)の世界を指す。

応永27年(1420年)、ある夜にカラスの鳴き声を聞いて俄かに大悟する。華叟は印可状を与えようとするが、一休は辞退した。華叟はばか者と笑いながら送り出したという。以後は詩、狂歌、書画と風狂の生活を送った。

正長元年(1428年)、称光天皇が男子を残さず崩御し伏見宮家より後花園天皇が迎えられて即位したが、この即位には一休の推挙があったという。

文明6年(1474年)、後土御門天皇の勅命により大徳寺の住持に任ぜられた。寺には住まなかったが再興に尽力し、塔頭の真珠庵は一休を開祖として創建された。
また、戦災にあった妙勝寺を中興し草庵・酬恩庵を結び、後に「一休寺」とも呼ばれるようになった。天皇に親しく接せられ、民衆にも慕われたという。

文明13年(1481年)、酬恩庵(京都府京田辺市の薪地区)おいてマラリアにより死去。
享年88。臨終に際し「死にとうない」と述べたと伝わる。墓は酬恩庵にあり「慈揚塔」と呼ばれるが、宮内庁が御廟所として管理している陵墓である[7]ため、一般の立ち入りや参拝はできない。

一休宗純が遺した言葉
・門松は冥土の旅の一里塚めでたくもありめでたくもなし
・釈迦といふ いたづらものが世にいでて おほくの人をまよはすかな
・秋風一夜百千年(秋風のなかあなたと共にいる。それは百年にも千年の歳月にも値するものだ)
・花は桜木、人は武士、柱は桧、魚は鯛、小袖 はもみじ、花はみよしの
・女をば 法の御蔵と 云うぞ実に 釈迦も達磨も ひょいひょいと生む
・世の中は起きて箱して(糞して)寝て食って後は死ぬを待つばかりなり
・南無釈迦じゃ 娑婆じゃ地獄じゃ 苦じゃ楽じゃ どうじゃこうじゃと いうが愚かじゃ

 

★十日戎(えびす)

十日戎(えびす)は近畿以西で1月10日に行われる行事。

えびす(戎・夷・恵比須)は本来漁業神であるが、東日本などでは農業神とも考えられ、旧暦10月20日と1月20日にえびす講がある。

それに対して兵庫県西宮(にしのみや)市の戎社(西宮神社)の信仰圏では、市(いち)の日と結び付けたものか1月10日で、9日を宵(よい)戎、11日を残り戎という。

大阪市の今宮戎神社では宝恵籠(ほえかご)といって、盛装した芸妓(げいぎ)たちがあでやかな練り込みをする。

東京の酉(とり)の市(いち)と同様、ササに種々の縁起物をつるした福笹(ふくざさ)を売る。

京都建仁(けんにん)寺や福岡市の恵比須(えびす)神社にも十日戎がある。

十日戎は兵庫県西宮神社・大阪今宮戎神社・京都建仁寺などのものが有名。

今宮戎神社は兵庫県の「西宮神社」と大阪の「堀川戎神社」とあわせて3大戎と呼ばれている神社です。
商売繁盛を祈願するために毎年1月10日に十日戎(えびす)すなわち「えべっさん」が開催されます。


十日戎(えびす)とは1月10日の戎神の祭をいう。大阪市今宮戎神社の祭が名高い。この日を中心に3日間市(いち)が立ち,芸妓たちの乗った宝恵駕籠(ほえかご)がかつぎ出される。参拝者は小ザサにつるした縁起物などを買って帰る。

日時は毎年1月9日~11日。

9日が「宵戎(よいえびす)」、10日が「十日戎(とおかえびす)」、11日が「残り福(のこりふく)」と呼ばれます。

やはり本命の十日戎が一番混雑しますが、縁起物を買うのなら「値切れる」残り福の夜がお勧めです。

「えべっさん」とは「えびす様」または「恵比寿神」と呼ばれている七福神の一人です。

関西人が親しみを込めて「恵比寿神」を「えべっさん」と呼んでいます。

もともとは持ち物の釣り竿と鯛からも分かるように海の神様ですが、後に農業や商業の神様としても信仰されるようになりました。

日本の国を作ったとする、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊弉冉尊(いざなみのみこと)の息子とされ、七福神の神様とされています。

 恵比寿神様はあの福々しい顔に似合わず苦労人であり、3歳まで足が立たず、それを理由に船に乗せて捨てられ(漂着先が神戸の西宮)、またあの福耳にもかかわらず耳が悪いとされています。

また、国家の保護を受けていない格の低い神とされていますが、そこが逆に判官びいきの関西にうけている理由でしょう。

ちなみに関東ではおなじ商売繁盛の祭りとしては酉の市があり、これは国家的英雄とされる日本武尊(ヤマトタケルノミコト)を祭っています。

●場所
 関西中心に「恵比寿神(えびすのかみ)」を祭る神社で行われます。 

 

 

1月8日は左義長、正月事納め、平成スタートの日、外国郵便の日、ロックの日、初薬師、学校始業日、勝負事の日、イヤホンの日、即席ラーメンの記念日、パスタの日、等の日

2017年1月8日は何の日?


1月8日は左義長、正月事納め、平成スタートの日、外国郵便の日、ロックの日、初薬師、学校始業日、勝負事の日、イヤホンの日、即席ラーメンの記念日、パスタの日、等の日です。

 

●『左義長(どんど焼き・どんどん焼き)』 :
正月に飾った正月飾りや書き初め等を燃やす行事です。

10日や15日に行う地方も多くあります。

※「左義長(さぎちょう)」とは、昔、正月に木の毬(まり)を打って遊ぶ為に、使った長い柄のついた「槌(つち)」= 毬杖(ぎちょう)を、火矢倉にする為、三つ立てた事が由来で「三毬杖」と呼ばれたものが「左義長」に変化した小正月の火祭りの行事です。

宮中では、正月15日および18日に清涼殿の東庭で、青竹を束ねて立て、これに「吉書(きっしょ)」・「扇子」・「短冊」等を結びつけ、はやしたてながら焼きました。

民間では、多く14日または15日に野外で門松などの新年の飾り物を集めて焼く行事となりました。

その火で焼いた餅や団子を食べると病気をしないと言われる他、書初めの紙をこの火にかざして高く舞い上がると書道が上達するといわれます。

「さいと焼き」、「ほっけんぎょ」等とも呼ばれています。 

 

●『正月事納め』 :
正月の各種行事・飾りを終える日です。

 

●『平成スタートの日』 : 
1989(昭和64)年1月7日朝、昭和天皇が「崩御(ほうぎょ)」し、同日午後の臨時閣議決定で、翌8日から新元号「平成」がスタートしました。

「大化の改新(645年)」時の「大化」が日本で最初の元号とされ、「平成」は「大化」以来247番目の元号です。

「天子(天皇)」の決定では無く政令で定められたのは、これが初めての元号です。  

 

●『外国郵便の日』 : 
1873年(明治6)年に結ばれた「日米郵便交換条約」により、1875(明治8)年のこの日、「横浜郵便局(現、横浜港郵便局)」で開業式が行われ外国郵便の取り扱いが始りました。

それ迄は、横浜の外国人居留地にあったアメリカの郵便局が外国郵便業務を代行していましが、これ以降日本政府が業務を行う事になりました。

 

●『ロックの日(エルヴィス・プレスリーの日)』 : 
1935(昭和10)年のこの日は「エルヴィス・プレスリー」の誕生日です。

また、1947(昭和22)年のこの日が「デビット・ボウイ」の誕生日である事から「ロックの日」に制定されました。  

 

●『初薬師』 : 
毎月8日は薬師如来の縁日で、下記と重複しますが、この日が薬師如来の一年の初縁日です。

薬師如来の正式名は「薬師瑠璃光(るりこう)如来」と言い、十二の大願を発し、瑠璃光をもって衆生の病苦を救うとされています。

 

●『学校始業日』 : 
南東北以南の全国各地で、3学期の「始業式」が行われます。  

 

●『勝負事の日』 : 
1月8日は、「一か八(ばち)かの勝負」の語呂合わせから、勝負の記念日とされています。

「一」と「八」は「半」と「丁」(丁はサイコロの合わせ目が偶数、半は同じく奇数)で「丁か半か」は、「一か八か」と同じ意味です。

 

●『イヤホンの日』 :
「イ(1)ヤ(8)ホン」の日。

どこにでも持ち運べて、いつでも気軽に音楽を聴ける道具の「イヤホン」の普及を目的にイヤホンの総合情報サイトが制定。

この日、世界中の有名メーカーのイヤホンを集めて試聴、比較できるイベント等を行います。

 

☆彡毎週日曜日は、

●『即席ラーメンの記念日』 :
「日本即席食品工業協会」が1982(昭和57)年10月に制定。

 

●『パスタの日』 :
「全日本マカロニ協会」が制定。

同協会は、2002(平成14)年2月に「日本パスタ協会」に改称しています。


●『栢田仁組獅子舞(千葉県匝瑳市)』 :
匝瑳市の仁組地区、栢田地区、新川(にいかわ)地区で行われている獅子舞は、県の「指定無形民俗文化財」に指定されています。


匝瑳市栢田仁組地区の獅子舞

獅子が地区の家々をめぐり、伴奏のはやしに合わせて「平獅子」、「狂い獅子」、「梯子獅子」等を披露します。

中でも高さ12㍍の梯子の上で舞う梯子獅子の芸が特徴で高度の技術を必要とします。

この作田流の獅子舞は、他の流儀と比較し最も動きの早い勇壮な獅子舞とされています。

※この獅子舞は、天明年間(1781~1788)年代に飢饉、大凶作が相次ぎ、上総や下総の国に厄病が大流行した折に、上総作田の住人が、五穀豊穣、無病息災を祈念する為つくられた獅子舞で、下総の国、木戸村までこの芸能を広めたのが始りとされます。更に木戸村から栢田村、仁組集落の有志がこれを習い、旧正月に各家をまわり悪魔祓いをする様になったと云われます。

 

☆彡毎月8日は、
●『くだものの日』 : 
「全国柑橘宣伝協議会」と「落葉果実宣伝協議会」が、1998(平成10)年に制定。

子供の果物離れを防ぐ為、くだものを「おやつ」にという事で、「おやつ(8つ)」の語呂あわせでこの日になっています。

 

●『歯の日』 : 
「歯(8)」の日。

歯磨きメーカーが1997(平成9)年秋からキャンペーンを実施しています。

関連記念日として、◎4月18日の「よい歯の日」、◎6月4日~6月10日までの「歯の衛生週間」、◎11月8日の「いい歯の日」と「いい歯並びの日」があります。

 

●『歯ブラシの交換日』 : 
「歯(8)ブラシ」の日。

「全日本ブラシ工業協同組合」が制定。

 

●『カレーパンの日』 :
東大阪市の「東大阪カレーパンの会」で、2012(平成24)年の4月から毎月8日を「カレーパンの日」として、会員店が限定メニューを提供したり、お得な割引をするなど独自のサービスを用意しています。

※東大阪市には、大手食品会社の本社がり、またラグビーのまちでもあり、ラグビーボールの形がカレーパンに似ている事に因んで、東大阪市にあるカレーパン屋さんが集結、沢山カレーパンを売って「東大阪市といえばカレーパン!」と言われる事を目指して「東大阪カレーパンの会」を結成しました。

何か特別なカレーパンがあるわけではありませんが、いつか、東大阪がカレーパンの町と言われる様になるかも知れません。

 

●『おみやげ感謝デー』 : 
観光と土産品の需要の増大を図る目的で、「全国観光物産振興協会」が制定。

関聯記念日として、同協会が制定した◎3月8日の「みやげの日」があります。

 

●『薬師の縁日』 :
薬師の縁日は、薬師如来の徳を講讃する法会の薬師講に由来するといわれます。

「薬師如来」は、正式名を「薬師瑠璃光(るりこう)如来」と言い、東方浄瑠璃世界の教主で、12の大誓願を発して、衆生の様々な病苦を救い、無明の持病を直す法薬を与えるとされています。

大蓮華の上に座し、右手は施無畏の印を結び、左手に薬壷(または宝珠)を持つ医薬の仏として広く信仰をあつめています。

別名、「大医王仏」ともいい、「日光菩薩」・「月光菩薩」の二菩薩を脇侍としています。

 

☆彡毎月8日・18日・28日は、
●『お米の日』 : 
米の記念日です。

制定した機関や由来は明確ではないですが、米という漢字を分解すると「八十八」となる事、米は収穫するまでに88の作業を要するとされる事等が根拠として挙げられています。

 

●『鬼子母神の縁日』 :
「鬼子母(きしぼ)神」は仏教諸神の一つです。
※≪「鬼子母」は、500人(一説に千人又は一万人)の子の母でありながら性質邪悪で、常に人の子を捕えて食べて仕舞う為、仏は彼女が最も愛していた末子、愛好をを隠して戒め、仏教に帰依させたといわれます。

以後、求児・安産・幼児保育など(時として盗難除の守護)の祈願を叶える「仏法の護法神」となり信仰されています。

その像は、天衣瓔珞をつけ、子供を一人懐に抱いて、右手に吉祥果(ざくろ)を持ちます。

ざくろは人肉に似た味がするといわれます。

東京・入谷の「おそれいりやの鬼子母神」が有名です。


☆彡1月8日の『誕生花』:

スミレ(紫)  花言葉はささやかな幸せ、誠実、真実の愛

モクレン(木蓮)  花言葉は自然への愛、持続性

キンギョソウ(金魚草) 花言葉は おしゃべり、清純な心、仮定、推測、予知、でしゃばり

ハハコグサ(母子草)  花言葉はいつも思う、温かい気持ち

アザレア(躑躅)・Azalea 花言葉は「愛の楽しみ・節制」

アザレア(躑躅)<白>・Azalea(White) 花言葉は「貴方に愛されて幸せ」

ロウバイ(臘梅)・Japanese Allspice 花言葉は「慈愛」です。


★左義長さぎちょう
左義長(さぎちょう、三毬杖)とは、小正月に行われる火祭りの行事。ドンド焼き,サイト焼き,ホッケンギョウなどともいう。正月に行われる火祭の行事で,道祖神の祭りとしている土地が多い。

一般に小正月を中心に 14日夜ないし 15日朝に行われている。日本では正月は盆と同様魂祭でもあり,亡者への供養のために火祭を行う。 日本全国で広く見られる習俗である。

さぎちょう【左義長】とは
小正月の火祭。一般に1月14日か15日に行う。九州では6日か7日が多い。竹を主材料に,円柱状,あるいは円錐形,方形などに組み,中心の心竹に,御幣に相当する飾りや縁起物を付け,それを,すす払いに出た前年のお札や,4日か7日にさげた門松や正月飾と一緒に焼く。この火で餅やだんごを焼いて食べると無病息災であるとか,書初め(かきぞめ)を焼いて高く飛ぶと手が上がるとかいう。本来は,供物を焼きあげ,新年の祈願をささげる行事。

内容
1月14日の夜または1月15日の朝に、刈り取り跡の残る田などに長い竹を3、4本組んで立て、そこにその年飾った門松や注連飾り、書き初めで書いた物を持ち寄って焼く。その火で焼いた餅(三色団子、ヤマボウシの枝に刺した団子等地域によって違いがある)を食べる、また、注連飾りなどの灰を持ち帰り自宅の周囲にまくとその年の病を除くと言われている。また、書き初めを焼いた時に炎が高く上がると字が上達すると言われている。道祖神の祭りとされる地域が多い。

 

民俗学的な見地からは、門松や注連飾りによって出迎えた歳神を、それらを焼くことによって炎と共に見送る意味があるとされる。お盆にも火を燃やす習俗があるが、こちらは先祖の霊を迎えたり、そののち送り出す民間習俗が仏教と混合したものと考えられている。

 

とんど(歳徳)、とんど焼き、どんど、どんど焼き、どんどん焼き、どんと焼き、さいと焼きとも言われるが、歳徳神を祭る慣わしが主体であった地域ではそう呼ばれ、出雲方面の風習が発祥であろうと考えられている。とんどを爆竹と当てて記述する文献もある。これは燃やす際に青竹が爆ぜることからつけられた当て字であろう。

 

子供の祭りとされ、注連飾りなどの回収や組み立てなどを子供が行う。またそれは、小学校などでの子供会(町内会に相当)の行事として、地区ごとに開催される。

 

●文化財指定

・神奈川県大磯町の左義長は国指定の重要無形民俗文化財で、セエノカミサン(道祖神)の火祭りとして、毎年1月14日近辺に大磯北浜海岸で行われている。

 

・富山県下新川郡入善町上野邑町地区で毎年1月15日または、15日に近い日曜日に行われる塞(さい)の神まつりという左義長(火祭り)行事で、子供達が塞の神と呼ばれる男女一対の白木でできた木偶(でく)人形(デクノボー)を持ち「塞の神じゃ、大神じゃ、じいじもばあばも、ほこほこじゃ、来年むけや、十三じゃ…」と唄いながら地区内の家庭を回り、正月飾りや書初め、米、豆などを集め、火祭り会場では竹と藁で中を部屋状にして角錐に積み、集めてきた正月飾りや書初め、米、豆などを藁と共に中と周りに積み、最後に木偶人形(デクノボー)を中に安置し火を着ける。

 

子供達が「塞の神じゃ、大神じゃ、…」と何度も繰り返し唄う中、木偶人形を完全に焼き尽くし灰になると終了となる。2010年(平成22年)3月には、「邑町のサイノカミ」として国の重要無形民俗文化財に指定された。

 

・滋賀県近江八幡市の左義長まつりは3月14・15日に近い土・日曜日に、担ぎ手の男性が信長の故事によって化粧し、「チョウヤレ、マッセマッセ」のかけ声高く実施される。

 

この左義長は据え置く左義長ではなく、三角錐の松明に、ダシと言われるその年の干支にちなんだ飾り物(五穀や海産物等すべて自然物で飾り付ける)を付け、松明の頭に「十二月」と言われる赤い短冊をつけた5 - 6メートルの竹を差して練り歩く祭礼である。地区毎に左義長を持ち、町中で左義長同士が出会うと、ぶつけ合う喧嘩が始まる。

 

最終日の夜には担ぎ棒を除いて全て燃やしてしまう。国選択無形民俗文化財に選択されている。

 

・岐阜県海津市の今尾(秋葉)神社で2月の第二日曜日に行われる「今尾の左義長祭」も大規模であり、岐阜県重要無形民俗文化財に指定されている。

 

多くの「どんど焼き」や「左義長」の火祭りは小正月(1月14日・15日)を中心に年神を送る火祭りとして、正月飾り等を一定の地に積み、それを焚きあげる方式をとっているが、今尾の左義長は13の町内ごとに作成した青竹の作り物(竹お神輿または左義長という)を化粧をした若衆が各町内より秋葉神社まで担いだり、引いたり(吊り込み)して奉納し、その竹神輿を焚きあげるという特色のある神事で全国唯一の方式で行っている。

 

左義長の大きさは、大人用みこしで直径2メートル、高さ5メートル、重さ1.5トンぐらいあると云われている。昭和55年(1980年)に岐阜県の「重要無形民俗文化財」に指定された。


●その他の主な祭り
・どんと祭
宮城県およびその近辺。約10万人が訪れる大崎八幡宮松焚祭(仙台市指定無形民俗文化財)を起源とする。1月14日夜に正月飾りを焼き、その火にあたると病気をせず健康で暮らせるといわれる。石巻市周辺では新生活運動により1970年代に前倒しが定着し、1月7日に行われる。

 

松川だるまを新たに買い換えて、古いそれをどんと祭で燃やす習慣があるが、松川だるまの流通量が減少したのでだるまを燃やす習慣を持たない参拝者も多い。

 

神火で餅を焼くということはなく、子供の祭りともされない。また、特に書初めを焼くということもない。寺社のみならず町内会などでも実施されてきたが、場所の確保等の問題で年々少なくなりつつはある。大崎八幡宮を初め、一部のどんと祭では「裸参り」が行われる。

 

・さいの神・才の神焼き・歳の神
福島県会津地方、新潟[どこ?]ほか。会津地方では「歳の神」と呼ばれる。

福島県会津地方では1月15日に行われる。大沼郡三島町で行われる伝統行事は、「三島のサイノカミ」として国の重要無形民俗文化財に指定されている。

 

・墨塗り
新潟県十日町市松之山町。焼きを行った後の行事の名前から。稀な例。焼く対象を「賽の神」と呼ぶ。

 

・おんづろこんづろ
富山県黒部市宇奈月町下立(おりたて)の下立神社で行われる。燃え上がる炎が鶴の飛び立つ姿に見え、それが「おおづる、こづる」に、それが訛って「おんづろこんづろ」になった。

 

・三九郎(さんくろう)
長野県松本地方。同地方で道祖神の祭りを統括する神主「福間三九郎太夫」の名前にちなむといわれるが、他にも諸説ある。

だるまは一番目立つ頂上付近に飾り付ける。旧来は1月15日に行われていたが、最近は学校の休みに合わせ、1月7日ごろ行われるところが多い。米の粉で作った団子「繭玉」を柳の枝に刺して焼いたものを食べ、無病息災の祈願をする。

 

・かんがり、かんがりや
長野県南佐久郡川上村。
かがり火の転とも、歳神様を天に送る(神上がり、神上がり屋・夜)とも言われる。

 

・グロ
島根県大田市五十猛町。「五十猛のグロ」として国の重要無形民俗文化財に指定されている。

 

・墨付けとんど(墨付け神事)
島根県松江市美保関町片江地区。1月7日(2010年(平成22年)以降は1月第2日曜日)に行われる。神輿を持ち「チョーヤサー」と言いながら練り歩き、最後は神輿を持って海へ入る。

その前の年に結婚した人やテレビのアナウンサーも海に入る。そして参加者や見物人の顔に墨を塗る。稀な例。

 

■その他の呼ばれ方
(五十音順)
あわんとり(千葉県南部・茨城県南部)
お焚き上げ(神社で行事としてする場合)
おんべ焼き(単におんべとも)
御柴灯(おさいとう)
かあがり(長野県南佐久郡小海町、南佐久郡南相木村、北相木村)
かんじょ(新潟県村上市岩船)
さいと焼き(神奈川県横須賀市鴨居八幡)
さぎっちょ(富山県、石川県、福井県、岐阜県、高知県、福岡県)
しんめいさん(広島県東広島市安芸津町)
道祖神祭り
とうどうさん(愛媛県東予地方)
とんど(奈良県、広島県、岡山県)
とんど焼き(近畿とその周辺、東京都)
とんど正月(兵庫県播磨地方)
どんと
どんどや(九州)
どんど焼き(山梨県の一部地方、愛知県の一部地方)
どんど焼き(群馬県、愛媛県南予地方)
とんどさん(鳥取県)
どんどん焼き(山梨県の一部地方)
ほっけんぎょう(九州)
やははいろ(東北)

 

1月7日は人日の節句、七日正月、七草の節句、爪切りの日、千円札の日、消救車の日、等の日

2017年1月7日は何の日?

 

1月7日は人日の節句、七日正月、七草の節句、爪切りの日、千円札の日、消救車の日、等の日です。

 

●『人日の節句』 : 
五節句の一つ。

古来中国では、正月の1日を「鶏の日」、2日を「狗(犬)の日」、3日を「猪の日」、4日を「羊の日」、5日を「牛の日」、6日を「馬の日」として、それぞれの日にはその動物を殺してはならない様にしていました。

そして、7日目を「人の日・人日(じんじつ)」として、犯罪者に対する刑罰をしませんでした。

この日に7種類の野菜を入れた「羹(あつもの)」を食べる習慣が、日本に伝わって「七種粥」となりました。

日本では平安時代から始められ、江戸時代より一般に定着しました。 

※人日 (じんじつ)の節句1月7日。
五節句は3月3日、5月5日など奇数の月と重なる日が選ばれていますが、1月は1日の元日を別格とし、7日の人日を五節句(五節供)に入れています。「七草」「七草の節句」ともいいます。
七草がゆを食べる風習は今でも残っていますね。

古代中国では、正月1日に鶏、2日に狗(犬)、3日に羊、4日に猪、5日に牛、6日に馬、7日に人、8日に穀を占う風習がありました。その日が晴天ならば吉、雨天ならば凶の兆しであるとされていて、7日の人の日には邪気を祓うために、七草の入った粥を食べ、一年の無病息災を祈ったのだともいわれています。
これが日本に伝わり「七草がゆ」になりました。
平安時代は宮中の儀式でしたが、江戸時代には一般に定着し、江戸幕府の公式行事となりました。


七草がゆ
※春の七草:せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・
  すずしろ(大根) 

 

●『七日正月』 :
五節句の最初の日であり、「7日の節句」とも言います。

元日から始まる朔日正月(大正月)が7日で終わり、松も外されますが、「望の日」を始めとする古い正月(小正月)では、この七日が年取りの準備の日で、「物忌(ものいみ)」の開始日にあたります。

この日に作る「七種(草)粥(ななくさがゆ)」は、疾病を祓う意味がありました。

 

●『七草の節句、七草・七種(ななくさ)』 : 
春の七種を刻んで入れた七草粥(ななくさがゆ)を作り、万病を除くまじないとして食べます。

前夜、七種を俎(まないた)に乗せ、「囃歌(はやしうた)」を歌いながら包丁で叩き、当日の朝に粥に入れます。

呪術的な意味だけでなく、正月料理で疲れた胃を休め、新鮮な野菜が乏しい冬場に不足しがちな栄養素を補うという効能があるとされます。

「春の七種」とは、 ①芹(せり)、 ②薺(なずな=ぺんぺん草)、 ③御形(ごぎょう=母子草)、 ④繁縷(はこべら)、 ⑤仏の座(ほとけのざ=キク科の田平子たびらこで、シソ科のホトケノザでは無い)、 ⑥菘(すずな=蕪かぶ)、 ⑦蘿蔔(すずしろ=大根だいこん) をいいます。  

 

※旧暦の正月7日(旧、七草)は、新暦の1月の終わり頃で、「七草粥」を食べる風習は、青葉の少ない時期にビタミンを取り入れ、ごちそう続きで疲れた胃腸を整えるのにも最適でした。

この季節に咲く七草の若葉を食する事で、無病息災と長寿を願いましたが、新暦の1月7日では野草の春の七草は、まだ入手不可能で、温室栽培されたものを買わなければなりません。

古来の風習の日付を旧暦のまま新暦に据え置いた弊害と云えるでしょう。

 

●『爪切りの日』 : 
新年になって初めて爪を切る日は、昔から「七草爪」と言ってこの日に決まっていました。

七草を浸したお湯に爪をつけて柔らかくしてから切ると、その年は風邪をひかないと言われていました。

 

●『千円札の日』 : 
1950(昭和25)年のこの日、初めて聖徳太子の肖像画入り千円札が発行されました。

しかし、印刷機の不具合だったのか、500億円分の不良品(札)が出て廃棄されたそうです。

 

●『消救車の日』 :
消防機能と救急機能を併せ持つ世界初の「消救車」のが第一号が、2005(平成17)年1月7日に、千葉県松戸市に配備された事から、その消救車を開発をした会社が制定。

 

※夕霧忌
大坂・新町の扇屋の遊女・夕霧の1678(延宝6)年の忌日。
名妓として知られ、大坂中がその死を悼んだという。死後、夕霧と愛人・藤屋伊左衛門を主人公とする浄瑠璃・歌舞伎などが多く作られ「夕霧伊左衛門」または「夕霧」と総称された。

★夕霧太夫(ゆうぎりたゆう)は京都・島原、大坂・新町廓にいた太夫で後述する2名が知られている。
夕霧太夫(初代)
生年不詳 - 延宝6年1月7日(1678年2月27日)。本名は照。出身地は一説によると、現在の京都市右京区嵯峨の近くであるといわれる。いつ、どういう風に島原に入ったか不明であるが「扇屋」の太夫となり、のちに扇屋が大坂(大阪市)の新町に移転したため、新町の太夫となる。

ここから大坂の太夫は生まれるのである。姿が美しく、また芸事に秀でた名妓であった。若くして病没すると、大坂中がその死を悼んだという。享年は22とも27とも伝えられる。

亡くなった日は「夕霧忌」として俳句の季語にもある。墓は大阪の浄国寺、京都の清涼寺が有名だが他に徳島や和歌山にもある。

死後、夕霧とその愛人・藤屋伊左衛門とを主人公とする浄瑠璃・歌舞伎などの作品が多く作られ、それらは「夕霧伊左衛門」または単に「夕霧」と総称された。近松門左衛門の浄瑠璃『夕霧阿波鳴渡』を始めとして、浄瑠璃の『廓文章』、歌舞伎の『夕霧名残の正月』『夕霧七年忌』などがある。

毎年11月第2日曜日に清涼寺にて「夕霧供養祭」が催され、本堂での法要、島原太夫による奉納舞、太夫道中や墓参が行われる。


関連項目
吉野太夫(三名妓のひとり)
高尾太夫(同上)

 

☆彡毎週土曜日は、
●『手巻きの日』 : 
寿司ご飯に使うお酢を製造しているメーカーが1988(昭和63)年に制定。

当時「土曜日は手巻きの日」というキャッチフレーズで「手巻きずしキャンペーン」を展開していました。


☆彡1月7日の『誕生花』:

チューリップ(白)   花言葉は「失われた愛」失恋、長く待ちました、新しい恋

ヒヤシンス(赤)  花言葉は嫉妬、遊び心

シクラメン(白)  花言葉は嫉妬、思いやり、緻密な判断

スノードロップ  花言葉は希望、慰め、恋の最初のまなざし

セリ(芹)  花言葉は清廉潔白

ヒマラヤユキノシタ・Bergenia Stracheyi 花言葉は「秘めた感情」

ユキワリソウ(雪割草)・Hepatica 花言葉は「はにかみや」です。

 

★人日の節句
「人日」とは五節句の1番目の節句で、陰暦1月7日のことをいいます。お正月最後のこの日は、七草粥を食べて1年の豊作と無病息災を願います。


人日(じんじつ)の節句:1月7日
文字通り人の日とされ、過去1年の厄払いをして、これから一年の無病息災と招福を祈願する日とされています。この日に七草粥(ななくさがゆ)を食べるという習慣は一時失われかけていましたが、現在では復活して一般家庭に再び定着してきたようです。七種の野菜や雑草の入った粥に餅を入れたもので、これを食べると万病と邪気が祓われると言われていますが、正月の「箸休め」とも言われるだけに、七種の中身は胃腸の調整を計る薬草代わりにもなるようです。

正月の松の内の終わりに粥を食べることで腹休めとする意義もある。そうした節句に限って怠け者は忙しくするという「怠け者の節句働き」という諺がある。

 

●七草粥(人日の節句)
七草粥について
1月7日を過去1年の厄払いとこれからの1年の無病息災と招福を祈願する「人日の日」とされている。この日には、万病除けと邪気払いに良いとされる七種の野菜や雑草を入れた粥に餅を入れた七草粥を食べる習慣がある。胃腸の調整を計る薬草代りとも言われることから、正月のご馳走を食べた後の「箸休め」ともなる。

中国では、この日に七種類の野菜の吸い物を食べて無病を願うならわしがあり、この風評が平安時代の日本に伝わり、江戸時代には今のように春の七草を食べる習慣が広まったとされている。


【お粥レシピ】七草粥の作り方♪How to Make Nanakusagayu♪

春の七草
①芹(せり)
セリ科の植物。1ヶ所に「せり」合って生えることから「せり」という名前が付けられたそうです。鉄・食物繊維を含んでいるので貧血や便秘に効果があります。ビタミンCも含んでいるためカゼにも効きます。
②薺(なずな)
油菜(あぶらな)科の植物。揺れたときの音と、花茎が三味線の撥(ばち)に似ているところから「ぺんぺん草」や「三味線草」(しゃみせんぐさ)とも呼ばれます。止血効果や貧血に効果があり、血圧を下げる作用もあります。利尿、便秘の解消にも効き目があります。
③御形(ごぎょう)、母子草(ははこぐさ)
菊(きく)科の植物。風邪の予防や解熱効果があります。
④繁縷 (はこべ・はこべら)
撫子(なでしこ)科の植物。ビタミン類、タンパク質が比較的多く含まれ、ミネラルそのほかの栄養に富んでいるため、民間では昔から薬草として親しまれています。
⑤仏の座(ほとけのざ) 、田平子(たびらこ)
菊(きく)科の植物。和名を小鬼田平子(コオニタビラコ)と呼ぶ。タンポポに似ており、食物繊維が豊富。
⑥菘(すずな)、蕪(かぶ)
油菜(あぶらな)科の植物。ジアスターゼを豊富に含んでいて、消化を促進させる効果があります。
⑦蘿蔔(すずしろ)、大根(だいこん)
油菜(あぶらな)科の植物。ビタミンC、ジアスターゼを含んでおり、消化を促進させる効果がある。さらに、葉にはカロテン、ビタミンCやE、カルシウムなどが豊富に含まれている。 

 

1月6日は消防出初、ケーキの日、色・カラーの日、佐久鯉誕生の日、六日年越し、まくらの日、等の日

2017年1月6日は何の日?


1月6日は消防出初、ケーキの日、色・カラーの日、佐久鯉誕生の日、六日年越し、まくらの日、等の日です。

●『消防出初(でぞめ)』 : 
「出初式」とは、消防関係の仕事初めの式で、東京消防庁の消防署員らが消防動作の型等を演習・披露し、消火演習や、鳶(とび)の人達のはしご乗り等が行われます。


東京消防庁、2016年出初め式=空のハイパーレスキュー発足

1659(万治2)年正月4日に、旗本が率いる「定火消(じょうびけし)」が「上野東照宮」で一年の働きを誓ったのが始まりです。

消防の出初め式がこの日に慣例になったのは1953(昭和28)年からの事です。

●『ケーキの日』 :
1879(明治12)年のこの日、東京・上野の洋菓子店が日本で初めてケーキを販売した記念日です。

関連記念日として、◎6月6日の「ロールケーキの日」、◎毎月22日の「ショートケーキの日」と◎毎月6日の「手巻きロールケーキの日」があります。


●『色・カラーの日』 : 
「い(1)ろ(6)」の日。

カラーコーディネーターなど色彩に関係する職業人の記念日です。

※関連記念日 
いい色の日 11月16日
いい色塗装の日 11月16日

 

●『佐久鯉誕生の日』 : 
1746(延享3)年に、信州佐久の「篠澤佐吾衛門包道」が「伊勢神宮」の神主に「鯉料理」を献上した日です。

この記録が「佐久鯉」の最古の記録とされております。

記念日は、包道の子孫である「篠澤明剛」氏が制定しました。

 

●『六日年越し』 :
正月7日を「七日正月」といい、その前日を年越しとしてお祝いします。
※「七日正月」は、五節句の最初の日であり、「7日の節句」とも言います。

元日から始まる朔日正月(大正月)が7日で終わり、松も外されますが、「望の日」を始めとする古い正月(小正月)では、この七日が年取りの準備の日で、「物忌(ものいみ)」の開始日にあたります。

この日に作る「七種(草)粥(ななくさがゆ)」は、疾病を祓う意味がありました。

 

●『まくらの日』 :
千葉県柏市に本社を置き、枕を中心とした寝具のインターネット販売などを手がける会社が制定。

毎日使う生活の中でも身近な枕に日頃の感謝を込めて、その大切さを見直すのが目的です。

日付は、枕を英語でpillow(ピロー)と呼ぶことから1をピンの「ピ」と読み、6を「ロー」と読んで「ピロー」となる1月6日に。

 

●『顕現日・公現祭・主顕節(Epiphany)』 :
キリスト教の祝日の一つで「エピファニー」といいます。

この祭日は、生まれたばかりの「キリスト」のもとに、東方から三人の博士がお祝いにやって来たという聖書の記述を元になっています。

「東方の三博士」が、キリストを「神の子」である事を公言した事を記念する日です。

イタリアでは「Epifania」、スウェーデンでは「Trettondedag jul」、ドイツ(バイエルン州、バーデン・ヴュルテンベルク州、ザクセン・アンハルト州)・オーストリアでは「Heilige Drei Könige」、スロバキアでは「Zjavenie Pána(Sviatok Troch kráľov)」、スペインでは「Epifanía del Señor」、オーストリアでは「Heilige Drei Koenige」、ポーランドでは、「Święto Trzech KróliŚ(Trzech Króli)」、ウルグアイでは「Día de los niños」、ベネスエラでは「Día de los Reyes Magos」と言います。

尚、本来は1月6日の固定祝日でしたが、地域や宗派によっては1月の第一日曜日に祝うところもあります。
 
※日本ではあまり馴染みのない祭日ですが、欧米では「大きな見本市」が開催されたりする日になっています。

 

商売人にとっては「仕事始めの日」といった位置付けの日でもあります。

「メッセ(見本市)」という言葉は日本でも定着しましたが、これはドイツ語での「教会での儀式(ミサ)」の事で、こういった祭日に開催されたのが語源になっています。

ドイツ語がもとになった由来は、「ハンザ同盟」が強く関わった為とされています。

※ハンザ同盟とは、北ドイツの都市同盟で、中世の北欧商業圏を支配した経済的・政治的な自治同盟です。

12~13世紀頃生まれ、14世紀後半が最盛期には、100以上の都市が参加していましたが、15世紀以降に衰微しました。

中心都市はリューベック、ハンブルク、ブレーメン、ロストック等でした。

 

●『ホーリー・スリー・キングス・デー(Holly Three Kings Day) = 三王礼拝の日』 :
幼いイエス・キリストの元に贈り物を持った3人の王が訪れた事を祝う日です。

白人の王、黒人の王、黄色人種の王、の三人として描かれた絵画もあります。

これは「顕現日・公現祭・主顕節」の事で、「三博士の祭日」の事ですが、中世ヨーロッパにおいては、「三博士」ではなく「東方の三人の王」だと一般民衆には信じられていた為、「三王礼拝の日」と言われています。

この日がクリスマスの幕切れであり、ツリーのオーナメントなども外される日です。

 

※良寛忌
禅僧・良寛の1831(天保2)年の忌日。

★良寛(りょうかん、宝暦8年10月2日〔1758年11月2日〕 - 天保2年1月6日〔1831年2月18日〕)は江戸時代後期の曹洞宗の僧侶、歌人、漢詩人、書家。俗名、山本栄蔵または文孝。号は大愚。

 

☆彡毎月6日は、
●『手巻きロールケーキの日』 :
ふんわり、しっとりの食感を壊さないようにやさしく手で巻き上げたロールケーキを全国のスーパーやコンビニ等で販売している会社が、「手巻きロールケーキ」の美味しさを多くの人に知ってもらうのが目的で制定。

日付は「手巻きロールケーキ」の断面が数字の6に見える事と、ロールケーキの「ロ」=「6」の語呂合わせから、毎月6日を記念日としました。

 

●『メロンの日』 :
全国のメロン産地の自治体が参加し、茨城県鉾田市で開催された「全国メロンサミットinほこた」を主催した「第2回全国メロンサミットinほこた開催実行委員会」が制定。

「メロン」の美味しさを多くの人に知らせて消費の拡大を図るのが目的です。

日付は、6月が全国的にみてメロンの出荷量がいちばん多い時期であり、6という数字がメロンの形に似ていることから毎月6日です。

各産地ごとに、ふさわしい月の6日にアピール活動が行われます。

 

☆彡1月6日の誕生花』:

スミレ(白)  花言葉は無邪気な愛を、誠実、謙遜

スミレ(ピンク)  花言葉は愛、希望

コチョウラン(胡蝶蘭)  花言葉はあなたを愛します、幸福が飛んでくる

ツゲ(黄楊)  花言葉は堅固、堅忍、禁欲主義、淡白

ユズリハ(譲葉)  花言葉は若返り

ウメ(梅)<白>・Japanese Apricot(White)花言葉は「気品」

ビオラ(小型パンジー)・Tufted Pansy 花言葉は「私のことを思って」です。

 

★六日年越し (むいかとしこし)について
六日年越しは正月6日に行われた正月行事の一つ。神年越し,女の年越し,馬の年越しなどという地方もあった。この夜の行事は大みそかに似たものが多く,麦飯を食べ,沢がにをちがやの串に刺して戸口にはさむ地方,「蘇民将来」と書いた札を戸口に張る地方や,ひいらぎなどとげのある木の枝を戸口に差したり,かに年取りといってかにを食べ,その鋏を戸口に差したりする地方もある。

六日年越しとは1月6日夕方から7日にかけてをいう。〈神年越し〉〈馬の年越し〉などともいう所もある。1月7日は元日正月の終りだとも十五日正月の始まりだとも考えられるが,また,江戸時代には五節供の一つ(人日(じんじつ))として重要な節日と考えられており,そのためか七日正月とも呼ばれている。

したがって前夜は,大晦日や十四日年越し・節分などとともに年越しとされている。七日正月朝の七草粥は全国的であるが,準備はすでに六日年越しから始まっていた。


「あたたかに六日年越しよき月夜/白水郎」


★良寛について
良寛は〔1758~1831]江戸後期の曹洞宗の僧・歌人。越後の人。号、大愚。俗名、山本栄蔵。備中(びっちゅう)円通寺の国仙和尚に師事。のち、諸国を行脚し、生涯寺を持たず、故郷の国上山(くがみやま)の五合庵に隠棲(いんせい)して独自の枯淡な境地を和歌・書・漢詩に表現した。弟子の貞心尼編による歌集「蓮(はちす)の露」がある。

良寛は江戸後期の僧・歌人。越後出雲崎生。光照寺玄乗に従い得度、大愚良寛と称する。のち備中玉島円通寺国仙の法を嗣ぎ、以来二十数年間諸国を行脚し、奇行に富んだ飄逸の生活を送る。万葉風の和歌及び書風は天衣無縫で高い評価を得ている。天保2年(1831)寂、74才。

●銅像
良寛堂・天領の里(天領の里の像はこども時代の良寛。共に新潟県出雲崎町)
隆泉寺(新潟県長岡市)
JR東日本信越本線長岡駅駅舎内(新潟県長岡市)
円通寺(岡山県倉敷市玉島)
新潟大学五十嵐キャンパス(新潟県新潟市西区五十嵐)

●辞世の句
「散る桜 残る桜も 散る桜」 - 太平洋戦争期に、特攻隊の心情になぞらえた歌として著名であった。
「うらをみせ おもてを見せて ちるもみじ」 - 良寛ゆかりの円通寺の句碑

●言葉
「災難に逢う時節には災難に逢うがよく候、死ぬる時節には死ぬがよく候、是はこれ災難をのがるる妙法にて候」

●歌
型に拘らない率直な表現を良しとし、多くの歌を残した。
この宮の木(こ)したに子供等と遊ぶ夕日は暮れずともよし
風きよし月はさやけしいざともに踊り明かさむ老いのなごりに
歌もよまむ手毬もつかむ野にもいでむ心ひとつを定めかねつも 

 

1月5日は小寒、新年宴会、囲碁の日、いちご世代の日、シンデレラの日、紬の日、初水天宮、ホームセキュリティの日、遺言の日、等の日

2017年1月5日は何の日?


1月5日は小寒、新年宴会、囲碁の日、いちご世代の日、シンデレラの日、紬の日、初水天宮、ホームセキュリティの日、遺言の日、等の日です。


☆彡2017年の1月5日は、
●『小寒』 :
二十四節気の一つで、旧暦十二月節気。

七十二候の一つ(67候)。

太陽の黄経が285度の時で、寒さが加わる頃を言い、寒さが最も厳しくなる前の時期を言います。

★小寒(しょうかん)とは1月5日頃(2016年は1月6日、2017年は1月5日)。および大寒までの期間。
太陽黄経285度
冬至 から数えて15日目頃、冬至 と大寒の中間。寒さが加わる頃という意味で、いわゆる「寒の入り」のこと。

小寒から節分までの30日間を「寒の内」といい、寒風と降雪の時節で、寒さが厳しくなる頃。これから冬本番を迎えます。
寒稽古や寒中水泳が行われるのは、この「寒」の時季です。

この日から、寒中見舞いを出し始めます。

※立春が「寒の明け」になります。


・寒四郎
小寒から4日目。
この日の天候がその年の麦作の収穫に影響があるとされ、麦の厄日とされています。

・寒九
小寒から9日目。
この日に降る雨は「寒九の雨」と呼ばれ、豊穣の兆しという言い伝えがあります。

・この日から「寒中見舞い」を出します。
・そろそろ、お正月の重箱や漆器などの片づけをしましょう。


●『新年宴会』 :
1874(明治7)年~1948(昭和23)年まで、天皇が豊明殿に出御し、皇族・大勲位・親任官・勅任官および外国使臣を召して宴を賜った儀式が行われていました。

この事から、民間でもこの日に新年を祝う会が行われる様になりました。

 

●『囲碁の日』 : 
「い(1)ご(5)」の日。

「日本棋院」が囲碁の普及を進める為に提唱。

関連記念日として、◎1月15日の「いい碁の日」、◎11月15日の「いい囲碁の日」があります。  

 

●『いちご世代の日・いちごの日』 : 
「いち(1)ご(5)」の日。

高校受験を控えた15歳の「いちご世代」と言われる少年少女にエールを送る日です。

記念日の制定者は定かではありませんが、学習塾が冬休み中の生徒のやる気を出さす為に制定したと言われています。

なお、フルーツのいちごは、「全国いちご消費拡大協議会」が、◎1月15日を「いい(1)いち(1)ご(5)の語呂合わせで、「いちごの日」に定めています。

 

●『シンデレラの日』 : 
1956(昭和31)年のこの日、女優「グレース・ケリー」がモナコの「レーニエ大公」と婚約した事が由来です。  

 

●『魚河岸初競り』 : 
各地の魚河岸で競りが開始される日です。

新年の初物として御祝儀相場が付けられます。

 

●『紬(つむぎ)の日(鹿児島県奄美市)』 : 
「奄美」の基幹産業である本場「奄美大島紬」への認識を高め、大島紬の振興で「豊かな街作り」を推進する目的で、その良さを再認識してもらう為、1978(昭和13)年から名瀬市民がこぞって紬を着用する日です。

また、「名瀬市(現、奄美市)」ではこの日に「成人式」が行われます

 

●『初水天宮』 : 
毎月1・5・15日の「水天の縁日」で、下記と重複しますが、1月(睦月)5日は「初水天宮」という、年の初めの縁日の日です。

お正月は、新しい生命の力を受け、変わらぬ世をお祝いする日として大変賑わいます。

 

●『ホームセキュリティの日』 :
日本で初めての警備保障会社として1962年(昭和37年)に創業し、日本に「安全産業」を創出したホームセキュリティー会社が制定。

同社が、1981(昭和56)年1月5日に発売した「ホームセキュリティシステム」は2014(平成26)年6月に契約数が100万軒を突破した事を記念しています。

「ホームセキュリティ」は一般的な用語として定着しており、この記念すべき日を通して、家庭の「安全・安心」を見直してもらう日としています。

 

●『遺言の日』 :
さまざまな社会問題の解決に取り組む「公益財団法人 日本財団」>が制定。

相続のトラブルを少なくできる遺言書の作成の普及が目的です。

日付は、1と5で「遺言(いごん)」と読む語呂合わせと、この時期は正月で家族が集まる機会も多く、遺言について話し合えることからです。

 

☆彡毎月5日は、
●『たまごの日』 :
「日本養鶏協会」、「日本卵業協会」等たまごの関係団体が制定。

 

●『ノー・レジ袋の日』 :
「日本チェーンストア協会」が2002(平成14)年から実施し、客にレジ袋を渡さず、袋を持参してもらう日として「マイバック・マイバスケット」の持参を呼びかけています。 

※年間約100億枚使われ使用済みレジ袋の多くは捨てられ、環境問題となっています。

食品容器の蓋や本体等と同様プラスチックの一種「ポリエチレンやポリプロピレン」のフィルムでできていて、プラスチック製品を有効利用する事は、原料の石油を大切に使用していく事や廃棄物を減らす観点から大きな課題で、2000(平成12)年の「容器包装リサイクル法」の施行により、家庭での分別排出・市町村での分別回収・事業者のリサイクルの枠組みが作られました。

「使用製品をなるべく捨てない」・「使用済み製品を再利用する」・「排出した廃棄物をリサイクルする」事が私達に求められており、ゴミをきちんと分別して出していく事がプラスチックのリサイクルの第一歩です。≫ 

 

●『チーズケーキの日』 :
「侍のプリン」など北海道産の厳選された素材を使った人気のスイーツ・チーズケーキの生産販売をしている北海道札幌市に本拠を置く会社が制定。

2011(平成23)年4月に「日本記念日協会」の公認を受けています。

地元の素材を地元出身のパティシエが作るまさに北海道スイーツの原点となる同社のチーズケーキをPRするの事を目的としています。

日付は、古くからチーズの元祖と言われる「醍醐(だいご)」から毎月第5日の日としたもので、毎月5日には、「チーズケーキ」半額祭を開催する等、様々なイベントを展開しています。

 

●『長城清心丸の日』 :
生薬主剤の滋養強壮薬「長城清心丸」を、より多くの人に知ってもらおうと、愛知県名古屋市に本社を置く輸入元の製薬会社が2001(平成13)年に制定。

毎月5日としたのは中国名の「牛黄清心丸」の「牛黄(ゴオウ)」の語呂合わせからです。

 

☆彡毎月1日・5日・15日は、
●『水天の縁日』 : 
毎月の5日だけの所もあります。

水天は十二天・八方天の一つで、水を司り、旱天・洪水の難を守るという竜神で、降雨を祈る「水天法」の本尊です。

※「水天」は、水に縁のある神様で「海運業・漁業・水商売」等を加護し、また「安産の守り神」ともされています。

総本社は福岡県久留米市の「水天宮」で、平家の一族と共に壇ノ浦に入水した「安徳天皇」と「建礼門院」が祀られています。

また、東京日本橋の「水天宮」は、水難除け・安産・水商売の守り神として有名です。

安産の神ということから戌の日にも参拝者が多く、特に戌年戌月戌日と縁日が重なると「大戌」といって珍重されます。

一方、密教では、西方を守護する神です。≫

 

☆彡毎月3日・4日・5日は、
●『みたらしだんごの日』 :
「み(3)たらし(4)だんご(5)」の日。

「みたらしだんご」を製造している製パン会社が制定。

スーパーマーケットやコンビニエンスストア等で幅広く販売されている砂糖醤油の葛餡をかけた串団子の「みたらしだんご」を、手軽なおやつとしてもっと食べてもらうのが目的です。

 

☆彡1月5日の誕生花』:

・コギク(小菊)  花言葉は真実、元気

・クロッカス(ハナサフラン)  花言葉は青春の喜び、あなたを待っています、不幸な恋、私を信じて、青春の喜び、切望、歓喜、信頼

・ウラジロ(裏白)  花言葉は無限に

・ミスミソウ(三角草)  花言葉は信頼、自信、優雅

・『ユキワリソウ(雪割草)・Hepatica』、花言葉は「はにかみや」

・『ロウバイ(臘梅)・Japanese Allspice』、花言葉は「慈愛」です。

 


★小寒(しょうかん)は、二十四節気の第23。十二月節(旧暦11月後半から12月前半)。
現在広まっている定気法では太陽黄経が285度のときで1月5日ごろ。暦ではそれが起こる日だが、天文学ではその瞬間とする。恒気法では冬至から1/24年(約15.22日)後で1月6日ごろである。
期間としての意味もあり、1月6日~1月19日まで、すなわちこの日から次の節気の大寒前日までである。

季節
暦の上で寒さが最も厳しくなる時期の前半。『暦便覧』では「冬至より一陽起こる故に陰気に逆らふ故、益々冷える也」と説明している。
この日から節分(立春の前日)までを「寒(かん。寒中・寒の内とも)」と言い、この日を「寒の入り」とも言う。暦の上では冬の寒さが一番厳しい時期となる。この日から寒中見舞いを出し始める。

小寒(しょうかん)は二十四節気の一つ。太陽の黄経が285度に達したときで、新暦では1月5、6日ごろにあたる。旧暦では12月の節で、冬至ののち15日である。この日をもって「寒の入り」とする。

この日から「寒明け(節分)」までの約30日間を「寒の内(うち)」といい、一年中でもっとも寒さの厳しい季節である。寒に入って4日目を寒四郎、9日目を寒九(かんく)という。

《季 冬》「小寒やふるさとよりの餅一荷/月草」

◎七十二候
小寒の期間の七十二候。
・初候
芹乃栄(せり すなわち さかう) : 芹がよく生育する(日本)
雁北郷(かり きたにむかう) : 雁が北に渡り始める(中国)
・次候
水泉動(すいせん うごく) : 地中で凍った泉が動き始める(日本)
鵲始巣(かささぎ はじめて すくう) : 鵲が巣を作り始める(中国)
・末候
雉始雊(きじ はじめて なく) : 雄の雉が鳴き始める(日本)雊は{句隹}
野鶏始雊(やけい はじめて なく) : 雄の雉が鳴き始める(中国)

◎前後の節気
冬至 → 小寒 → 大寒


★グレース・ケリー
グレース・パトリシア・ケリー(Grace Patricia Kelly、1929年11月12日 - 1982年9月14日)は、モナコ大公レーニエ3世妃、アメリカ合衆国の女優。


GRACE KELLY Amazing Grace TRIBUTE

1928年11月12日、アメリカ、ペンシルヴェニア州フィラデルフィア生まれ。
祖父の代でアメリカに来たアイルランド系の移民で、建築業で財をなし、グレースが生れた頃ケリー家は、フィラデルフィアきっての名家になっていた。
高校生の頃、女優業を志す。
高校生を出るとひとりニューヨークに出て、アメリカン・アカデミー・オブ・ドラマティック・アーツ演劇学校に2年間修業する。最初は舞台女優を目指していた。
この間にモデルのアルバイトもする。
学校を出ると、小さな役でテレビに出演し、ついで舞台にも出演する。

同時代の女優マリリン・モンローの明るさとセクシーさを前面に出した美貌とは対照的な、気品に満ちたそれが「クール・ビューティー」(cool beauty)と賛美された。人気絶頂の最中、ヨーロッパの君主と結婚し女優業から引退した。

全名Grace Patricia Kelly
出生1929年11月12日
アメリカ合衆国、ペンシルベニア州フィラデルフィア
死去1982年9月14日(満52歳没) モナコ
埋葬1982年9月18日 モナコ、モナコ大聖堂
配偶者レーニエ3世
子女
カロリーヌ
アルベール2世
ステファニー
父親
ジョン・ブレンダン・ケリー
母親
マーガレット・キャサリン・メイジャー


●出演作品

公開年 邦題 原題 役名 備考
1951 Fourteen Hours ルイーズ・アン・フラー

1952 真昼の決闘 High Noon エイミー・フォーラー・ケイン

1953 モガンボMogamboリンダ・ノードリィ
ゴールデングローブ賞 助演女優賞受賞
アカデミー助演女優賞ノミネート

1954 ダイヤルMを廻せ!Dial M for Murderマーゴット・メアリー・ウェンディス

裏窓 Rear Window リサ・キャロル・フレモント

喝采 The Country Girl ジョージー・エルジン
アカデミー主演女優賞受賞
ゴールデングローブ賞 主演女優賞 (ドラマ部門)受賞

緑の火・エメラルド Green Fire キャサリン・ノーランド

トコリの橋 The Bridges at Toko-Ri ナンシー・ブルーベイカー

1955 泥棒成金 To Catch a Thief フランセス・スティーブンス

1956 白鳥 The Swan アレクサンドラ姫

上流社会 High Society トレイシー・サマンサ・ロード 

 

 

1月4日は官公庁御用始め、取引所大発会、石の日、金の鯱鉾の日、京都鏡開き、みたらしだんごの日、等の日

2017年1月4日は何の日?


1月4日は官公庁御用始め、取引所大発会、石の日、金の鯱鉾の日、京都鏡開き、みたらしだんごの日、等の日です。


●『官公庁御用始め』 : 
官庁の仕事始めです。

官庁で年末年始の休みが明けて、その年の最初の事務を執る事です。

1873(明治6)年から、官公庁は12月29日~1月3日までを休暇とする事が法律で定められており、4日が仕事始めとなっています。

通常は1月4日ですが、土曜日・日曜日の場合は直後の月曜日となります。

 

●『取引所大発会(だいはっかい)』 : 
証券取引所での新年初めての立ち会い、仕事始め(1月4日が土・日曜日の場合は、その直後の営業日)です。

この日は午前中(前場)で取引を終了します。

かつては1月6日でしたが、証券業界の業績不振から少しでも営業日数を増やす為に大納会が12月28日から30日へ、大発会が1月6日から4日へ変更されました。

 

●『石の日(ストーンズデー)』 : 
「い(1)し(4)」の日。

石は昔から神様の寄り付く場所として尊ばれてきましたが、まさにお正月にふさわしい日といえます。

この日にお地蔵様、狛犬、墓石等の石に願いをかけて触れると、願いが叶うと言われます。

 

●『金の鯱鉾の日』 : 
1937(昭和12)年、名古屋城の天守閣から「金の鯱鉾」の尾の部分の金板2枚(うろこ58枚分)が盗まれましたが、2日後の6日に盗まれた事が判り、同月27日に盗みの前科がある佐々木賢一が逮捕されました。

 

●『京都鏡開き』 : 
京都では、この日が、鏡開きの日です。

※2017年の鏡開きの日
関東→1月11日
関西→1月20日
また京都は1月4日(月)が鏡開きの日となっています。
それは正月3が日が終わったらすぐに鏡開きをするという習慣があったからだそうです。

北海道は1月11日が鏡開きとなっています。

地方によっては1月15日に鏡開きを行うところもあるようです。

※おせち料理、雑煮をいただくのは三が日


☆彡毎月3日・4日・5日は、
●『みたらしだんごの日』 :
「み(3)たらし(4)だんご(5)」の日。

「みたらしだんご」を製造している製パン会社が制定。

スーパーマーケットやコンビニエンスストア等で幅広く販売されている砂糖醤油の葛餡をかけた串団子の「みたらしだんご」を、手軽なおやつとしてもっと食べてもらうのが目的です。

 

☆彡1月4日の誕生花』:

スプレーカーネーション  花言葉は集団美、素朴

クロッカス(ハナサフラン)  花言葉は青春の喜び、あなたを待っています、不幸な恋、私を信じて、青春の喜び、切望、歓喜、信頼

マツ(松)  花言葉は不老長寿、勇敢、永遠の若さ、同情、かわいそう

フクジュソウ(福寿草)  花言葉は永久の幸福、思い出、祝福、永遠の幸せ

シクラメン<ピンク>・Cyclamen(Pink) 花言葉は「恥ずかしがりや」

デージー(雛菊)・Daisy 花言葉は「無邪気・控えめな美しさ」です。

 

※御用始めについて


正月4日に官公庁が新年初めての事務を執ること。
戦前は、宮中において政治(まつりごとのはじめ)の儀が行われました。これは、平安時代には正月に行われる宮中の公事で9日に行われていました。

御用始めは仕事始めの一種で、この仕事始めには田打ち初め、初山入り、船祝い、初売り、初荷、出初めなどがあります。

※官公庁は12月29日から1月3日までを休暇とすることが法律で定められていて、4日が仕事始めとなります。

 

●仕事始め(しごとはじめ)とは、年始となる1月の上旬の、最初の仕事のこと。

西洋式の商慣習が普及する以前は、1月2日に普段の仕事を形だけ行い、その年の労働の安全や技能の上達を願うならわしがあった。

農村では田畑に鍬を入れたり、縄作りの作業を始め、田の神を祀って米や餅などを供えた。山村では山の神を祀り、木の伐り初めを行った。漁村では、船霊を祀って舟の乗り初めを行った。商家では、初売や初荷が仕事始めに当たる。

日本の官公庁では行政機関の休日に関する法律(昭和63年12月13日、法律第91号)により、12月29日から1月3日までを休日として定めており、1月4日を御用始めとして、その年の最初の業務日となっている。1月4日が土曜日、日曜日に当たるときは、それぞれ1月6日、1月5日が御用始めとなる。

また、地方公共団体は、地方自治法第4条の2によりその休日を条例で定めるものとされており、同条第2項第3号で「年末又は年始における日で条例で定めるもの」と決められている。そのため、条例により年末年始の休日が定められ、その翌日が御用始めとなるが、条例で12月29日から1月3日まで以外の日程で定められていれば必ずしも1月4日が御用始めになるわけではなく、条例で定められた年末年始の休日の翌日が当然に御用始めになり、その日が土曜日、日曜日、祝日(特にハッピーマンデー制度により曜日固定となった成人の日)に当たる場合はその次の平日が御用始めとなる。

一般企業でもこれに準じていることが多いが、1月5日を仕事始めとする企業もある。昭和後期までは、特に女性社員が着物を着て出社する場合もあった。

日本国外では多くの諸国で新年の休日は元日のみで、1月2日には通常業務が開始される。

●「御用納め」「御用始め」と「仕事納め・仕事始め」の使い分け
「御用納め」「御用始め」の「御用」は、本来は宮中・幕府・政府などの執務・仕事を指すことばでしたが、放送では民間の会社などについても「御用納(始)め」という言い方が1960年代中ごろまで一般に使われていました。

しかし、この言い方には、“いわゆる「お上の御用(仕事)」という古い感覚が感じられる”“かたい官庁用語をもっと分かりやすく親しみやすいものにしてほしい”などの意見や要望もあって、今では民間の会社などに限らず、官庁の場合にもなるべく「仕事納め・仕事始め」を使うようにしています。
取引所の場合の「仕事納め」「仕事始め」にあたるのが、「大納会(だいのうかい)」「大発会(だいはっかい)」です。

 

※鏡開きについて

 

●鏡餅
鏡餅(かがみもち)とは、餅を神仏に供える正月飾り(床飾り)であり、 穀物神である「年神(歳神)」への供え物である。

★鏡開き(かがみびらき)・鏡割り(かがみわり)とは、正月に神(年神)様や仏に供えた鏡餅を下げて食べる、日本の年中行事であり、神仏に感謝し、またその供えられたものを頂いて無病息災などを祈って、汁粉・雑煮などで食される。

・概要

江戸時代、新年の吉日に商家では蔵開きの行事をしたが、武家では鎧などの具足に供えた具足餅を下げて雑煮などにして食し、これを「刃柄(はつか)」を祝うといった。

女性が鏡台に供えた鏡餅を開く事を「初顔」を祝うといった。この武家社会の風習が一般化したものである。

江戸城では、重箱に詰めた餅と餡が大奥にも贈られ、汁粉などにして食べた。刃物で餅を切るのは切腹を連想させるので手や木鎚で割り、「切る」「割る」という言葉を避けて「開く」という言葉を使用する(「開き」は「割り」の忌み言葉)。

 

鏡は円満を、開くは末広がりを意味する。また、鏡餅を食すことを「歯固め」という。これは、硬いものを食べ、歯を丈夫にして、年神様に長寿を祈るためという。鏡餅の割れ方で占いをする地域もあり、「鏡餅の割れが多ければ豊作」と言われている。武家の具足式を受け継ぎ、柔道場・剣道場などでは現在も鏡開き式を新年に行なうところもある。

お正月の間、お供えしておいた鏡餅をおろして、お雑煮やお汁粉に入れて家内安全を願って食べるのが鏡開きです。

お餅には、稲の霊が宿るため、食べると力が得られると考えられてきました。また、年神様へお供えした鏡餅をいただくことで、年神様の霊力をいただけると考えられています。


2017年が家族にとって幸せな一年となるよう祈りながら、鏡餅を入れたお雑煮やお汁粉を適度に食べて、厳しい冬の寒さを乗り切り元気で長生きしましょう。

●鏡開きでは、包丁や刃物を使ってはいけないの?

包丁や刃物で切るのは縁起がよくないとされ、木槌(きづち)で叩いたり、手で割ったりして開きます。

これは、鏡開きが室町時代の武家の間で行われていたことから、刃物は切腹を連想させるといって、槌(つち)で砕き割ったことに由来するといわれています。

武家社会では、「切る」「割る」という言葉が嫌われていたため、「開く」という、末広がりに通じる、縁起をかつぐ言い方になりました。


●鏡開きは何時行うの?

一般的には、1月11日です。 

鏡開きの日は毎年変わりません。2016年も2017年も、そして2018年も同じ日に鏡開きは行われます。

お正月に家の門の前に置かれる門松というのは、年神様を家にお迎えするための目印のようなもので、年神様がお降りになったときに宿る場所とも考えられています。

 

この鏡開きの日は「松の内」という期間が関わってきます。松の内とは正月の飾りを飾っておく期間のことで、地方によって期間は異なります。関東は1月7日まで、関西は1月15日まで。鏡開きは正月に年神様にお供えした鏡餅を下げ、一年の無病息災を祈って食べる日。鏡餅は、その名の通り古代の鏡のほか心臓や魂を表しているという神聖な食べ物だ。神仏や先祖から生命力を分けてもらい、今年の運気を開きたいという願いもある。

つまり門松を飾ってある松の内は、年神様に、どうぞ我が家にお越しくださいとお迎えしていることになります。

しかし、松の内に鏡開きを行うと、年神様をお迎えしても、家の中には、年神様にお供えする鏡餅が、もうないということになり、それは年神様に対して大変失礼だろうということで、松の内が15日から7日までに変更になったということです。

もともとは、松の内(1月15日)が終わったあとの1月20日に行われていた習わしですが、江戸時代に、徳川三代将軍の家光が、慶安4年4月20日に亡くなってから、徳川幕府のお膝元である関東では、20日の月命日を避けて、1月11日になったといわれています。

地域によって鏡開きの日が違うのは、徳川幕府のお膝元である関東での風習が、全国的に広まっていかなかった殻と言われています。


●鏡餅はなぜ丸いのでしょうか?

丸は、円満や豊穣を表す縁起のよい形で、古来から丸くかたどったものは、鏡を意味する場合がありました。

それは、歴代の天皇が継承する三種の神器の一つ、青銅でできた円形の八咫鏡(やたのかがみ)に由来するともいわれています。

古代、中国から日本に伝わってきた鏡は、白い青銅で出来ており、丸い形をしていて、裏にひもを通して、つるして使っていました。そして、表面をよく磨いて、姿が映るようにしていたそうです。

また鏡は姿を映すだけでなく心まで映す神聖なものとして大切にされてきました。

それで、神様にお供えするお餅も、縁起がよく神聖なものという意味から丸い形となり、鏡と呼んで大切に扱われました。

また鏡餅の丸い形は、人の心臓を表したものともいわれています。

上下に二つ重なっているのは、太陽と月を表していて、福が重なって縁起がいいと考えられたからだと伝えられています。