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「絶対に僕は2番じゃ嫌だ」パリ五輪男子体操奇跡の大逆転劇

「絶対に僕は2番じゃ嫌だ🎵~」パリ五輪男子体操奇跡の大逆転劇

 

 パリ五輪団体総合予選では日本は2位スタート。エース橋本は度重なる負傷で不調になり、金メダルに黄色信号がともっていた。


決勝前夜の7月28日、選手村でミーティングが行われた。


 主将の萱が「僕から少し話をさせてください」と切り出し「絶対に僕は2番じゃ嫌だ」と泣きながら力強く訴えた。橋本も「絶対に明日、死ぬ気でやります」と涙声で語ったという。

 日本男子は結束を強め決勝に挑んだ。

ミスしても、決して諦めなかった。橋本は「正直、ちょっとしんどくて。でも昨日のラストミーティングで話し合って、みんなのために戦いたい、みんなで金メダル獲りたいと心の底から思えた。今日はどんなことがあっても最後までやり切ってやると思った」と振り返った。

日本は平行棒を終えて中国と3・267点差の2位で運命の最終種目・鉄棒へ。中国の2人目が2度落下するという波乱。予選で大きなミスがあった橋本が好演技を披露し、奇跡の大逆転劇が完結した。


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 橋本大輝(セントラルスポーツ)、萱和磨(同)、谷川航(同)、杉野正尭(徳洲会)、岡慎之助(同)の日本が259・594点で16年リオデジャネイロ五輪以来となる金メダルを獲得。

誰が何と言おうと「2位じゃダメなんです

 

 東京オリンピックでは「わずか0.103」で団体金メダルを逃し、その悔しさを忘れなかった、この3年間。チーム全員で取り組んだ着地へのこだわりが実を結び、金奪還を果たしました。

そして橋本の最終演技者への気配り(静かに)も素晴らしかったですね。

 

☆彡パリ五輪男子団体総合
1.日本 259.594
2.中国 259.062
3.アメリカ 257.793