7月23日は米騒動の日、文月ふみの日、カシスの日そして大暑(たいしょ) です。
夏バテ防止三大食べ物「てんぷら&うなぎ&焼肉」と梅干食べて元気で長生き健やかライフ。
◆2015年7月23日の記念日
○米騒動の日
1918(大正7)年のこの日、富山県魚津の漁家の主婦たちが米の県外移出を阻止する集団行動を起こし、全国にまで広がった米騒動の始りとなった。
米の需要拡大に生産が追いつかなかったことや、米の輸入が自由化されなかったこと等により米価が急騰した。また、民本主義の普及に伴って反政府的気分が高騰し、異常な米価の高騰をきっかけに全国的な騒動が激発した。
魚津の運動を皮切りに富山湾沿岸一帯で米価引き下げ・困窮者救済の要求運動が発生した。これが新聞で報道されると、8月10日に名古屋と京都で大騒動が起こるなど全国に波及し、騒動は9月17日まで続いた。警察だけでは鎮圧できずに軍隊まで投入され、30人の死者と多数の負傷者を出した。
○文月ふみの日
郵政省(現在の日本郵政グループ)が1979(昭和54)年から実施。
毎月23日は「ふ(2)み(3)」の語呂合せから「ふみの日」となっているが、7月の旧称が「文月」であることから、特別に「文月ふみの日」としてさまざまなイベントを実施している。
関連念日 •ふみの日 <毎月23日>
○カシスの日
日本カシス協会が2006(平成18)年に制定。
この日が大暑になることが多いことから。
▽革命記念日 [エジプト]
1952年のこの日、自由将校団がクーデター(エジプト革命)を起こした。
翌年、最後の国王フアード2世が廃位され、エジプトは共和制に移行した。
▽ルネッサンス・デー [オマーン]
1970年のこの日、オマーンの王太子カーブース(現国王)がクーデターを起こして父王サイードを追放し、自ら王位に就いた。
毎月23日の記念日
○ふみの日
1979年から郵政省(現 日本郵政グループ)は毎月23日を「ふみ」の語呂合せで「ふみの日」としているが、7月の旧称が「文月」であることから、特に7月の23日は「文月ふみの日」としてさまざまなイベントを実施している。
○歩民(府民)の日
○天麩羅の日
○乳酸菌の日
○国産小ねぎ消費拡大の日
○踏切の日
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■2015年7月23日の大暑について
2015年7月23日は大暑(たいしょ)
または、7月23日から立秋までの期間を、大暑と呼ぶ場合もあります。
夏の時期に暑中見舞いを出す方も多いと思いますが、暑中見舞いの暑中とは暑い中=大暑(もしくは小暑)という意味で、この時期に出すから暑中見舞いと言うそうです。
- 大暑(たいしょ)とは
大暑(たいしょ)は、二十四節気の第12。六月中(通常旧暦6月内)。
現在広まっている定気法では太陽黄経が120度のときで7月23日ごろ。暦ではそれが起こる日だが、天文学ではその瞬間とする。恒気法では冬至から7/12年(約213.06日)後で7月23日ごろ。
期間としての意味もあり、この日から、次の節気の立秋前日までである。
西洋占星術では、大暑を獅子宮(しし座)の始まりとする。
七十二候
大暑の期間の七十二候は以下の通り。
初候桐始結花(きり はじめて はなをむすぶ) : 桐の実が生り始める(日本)腐草為蛍(ふそう ほたると なる) : 腐った草が蒸れ蛍となる(中国)次候土潤溽暑(つち うるおいて あつし(じょくしょす)) : 土が湿って蒸暑くなる(日本・中国)末候大雨時行(たいう ときに ゆく(ときどき おこなう)) : 時として大雨が降る(日本・中国)
前後の節気
小暑 → 大暑 → 立秋
又大暑は
暦の上での夏の、最後の約15日間です。
立夏に始まった夏は、この大暑で終わり、次は立秋。
大暑の期間は、
7月23日から8月 7日まで。
大暑は、立秋(8月8日)の前の日までです。
7月23日頃(2015年は7月23日)。
および立秋までの期間。
太陽黄径120度。
小暑から数えて15日目頃。
「だいしょ」ともいいます。
梅雨明けの時季で、夏の土用もこの頃。いよいよ本格的な夏の到来です。大暑って文字を見ているだけで汗が噴出してきそうな名前ですね。最も暑い頃という意味ですが、実際の暑さのピークはもう少し後になります。
- 大暑の頃の風習、行事
暑中見舞いを出す
暑中見舞いは、立秋(8月8日)までの間に出すのが基本です。
過ぎたら、残暑見舞いとなる。
動物園の白くまたちへの氷のプレゼントや打ち水などのイベントは、この大暑の日に合わせていることが多いようです。
【打ち水】
大暑の日に合わせて、各地で行われる打ち水のイベントも、もう恒例行事となりました。
打ち水とは、道路や庭に水をまいて土埃を防いだり涼を得たりすることで、昔からの伝わる生活の知恵です。
元々は神様が通る道を清めるためのものでしたが、江戸時代には、主に涼を得ることが目的となりました。
- 大暑の日に食べるとよいもの
大暑の日はてんぷらの日として、土用の丑の日、8月29日の焼肉の日と並んで「夏バテ防止三大食べ物記念日」とされています。
農家にとっては田の草取り、害虫駆除など暑い中での農作業が辛い節目の日です。またこの時期は、蒸し暑さに襲われることで体力の消耗が激しくなるため、夏バテ防止のために精力のつくウナギを食べる習慣があります。
夏バテ防止三大食べ物記念日(2015年)
・てんぷらの日(7月23日)
・土用の丑の日(7月24日)※ここは毎年変わります。
・焼き肉の日(8月29日)
どうして天ぷらかなのかと言うと、「暑さに負けないように、栄養豊富なてんぷらを食べて夏を乗り切ろう」という意味があるそうです。
また、大暑を始めとした夏の暑さに打ち勝つためには、「う」のつく食べ物を摂るとよいとも言われています。
具体的に挙げると、
- うなぎ
- 梅干し
- うどん
なのだそうです。
うなぎには夏バテ防止効果があるビタミンB1やビタミンAが豊富に含まれていますし、梅干しは疲労回復に役立つクエン酸が効果は発揮してくれます。
・土用の丑の日のうなぎ
夏の土用と、大暑の時期はほぼ重なります。
鰻の蒲焼は、ごはんとうなぎだけなのに、1食に必要なビタミン・ミネラルをほぼ全てを含む!夏バテ対策完全食品です。
ウナギには、良質のタンパク質や脂質はもちろん、ビタミンやミネラルなどが豊富に含まれ、夏バテ防止・疲労回復にぴったりです。栄養をしっかりつけて、暑い夏を乗り切りましょう。
→ 2015年の土用の丑の日は、7月24日(金)と8月5日(水)の2回。
大暑とは、どんな意味がある日なの?
「大暑」と書くくらいだから「すごく暑い日」を意味しているのはなんとなく分かりますが、くわしくはこんな意味があるんです。
大暑のまとめ
- 「二十四節気」のうちのひとつ
- 一年で最も気温が高い時期とされる
- 大暑当日から立秋の前日までが「大暑の期間中」となる
(7月22/23日~8月7/8日の前日まで)
- 打ち水のイベントが各地で行われる
■7月23日の暦
- 歴史・出来事
1894年 - 日清戦争: 日本軍が朝鮮王宮に侵攻。
1946年日本新聞協会設立。
1982年長崎を中心に集中豪雨。死者行方不明者366人。
1983年島根県・山口県で集中豪雨。死者行方不明117人。
1984年リッカーミシンが倒産。
1987年 - 首都圏で280万世帯が停電。クーラー使用による電力需要激増により電力消費量が発電所の発電能力を超えたため。経済損失は1兆8千億円と試算されている。
- 誕生花
薔薇[ばら] York&Lancaster Rose花言葉:温かい心
女郎花[おみなえし] Patrina花言葉:忍耐
擬宝珠[ぎぼうし,ぎぼし] Plantain lily花言葉:沈静
ハイビスカス(赤) 繊細な美、新しい恋、常に新しい
ジンジャー 信頼
ブーゲンビリア 情熱、魅力、あなたしか見えない
アリウム 正しい主張、無限の悲しみ
- 誕生日
1787年二宮尊徳(金次郎)[にのみや・そんとく] (農政家)[1856年10月20日歿]
1836年(天保7年6月10日) - 山岡鉄舟、剣客、政治家(+ 1888年)
1867年幸田露伴[こうだ・ろはん] (小説家,劇作家,随筆家『五重塔』)1937年文化勲章[1947年7月30日歿]
1920年アマリア・ロドリゲス (ポルトガル:ファド歌手)Amalia Rodrigues[1999年10月6日歿]
1933年石原まき子(北原三枝)[いしはら・まきこ] (女優[元],石原裕次郎の妻)
1935年朝丘雪路[あさおか・ゆきじ] (女優(宝塚歌劇(39期)),舞踊家,歌手)
1938年ミッキー・カーチス (歌手,俳優,司会者)
1942年松方弘樹[まつかた・ひろき] (俳優)
1946年葉山葉子[はやま・ようこ] (女優)
- 忌日
1946年阪田三吉[さかた・さんきち] (将棋棋士) <76歳>[1870年6月3日生]
1966年モンゴメリー・クリフト (米:俳優『陽のあたる場所』) <45歳>Montgomery Clift[1920年10月17日生]
1982年ヴィック・モロー (米:俳優) <50歳>Vic Morrow撮影中の事故で死亡[1932年2月14日生]
1997年南部忠平[なんぶ・ちゅうへい] (陸上競技(三段跳び)) <93歳>[1904年5月24日生]
2000年小倉遊亀[おぐら・ゆき] (日本画家) <105歳>1980年文化勲章[1895年3月1日生]