☆彡「天使のハッピートーク・ 一日一言 」幸せ探しへの誘い編
美しい人生の実らせ方9つのヒント・・・渡辺和子講話集より
☆彡ヒント1
「の」の字で相手を受け入れる。
例えば、夫が会社から戻ってきて、「ああ今日は疲れた」と言った時に、知らん顔してその言葉を聞き流したり、「私だって、一日結構忙しかったのよ」と自己主張したのでは、二人の間はうまくゆきません。
その時に、「ああそう、疲れたの」と、相手の気持ちをそのまま受け入れてあげることが大切なのです。
「ああ今日は疲れた」というのは慰めてほしいのです。癒しを求めてるのです。
早い話が甘えているのです。そこで母親になったつもりで・・・。
「大変だったわね。ご苦労様♪~」と(心にもない言葉でも)優しく、ねぎらってあげましょう。
それだけで男は満足し、励まされたと思い、次の日も元気に出勤していけるものです。
☆彡ヒント2
時間の使い方は命の使い方。
この世の中には「雑用」というものはなく、私たちが用を雑にした時に、「雑用」が生まれます。
ぞんざいな時間を使うと、ぞんざいな人生が残ります。丁寧な時間を使うと、丁寧な人生が残ります。愛のこもった時間、そして憎しみのこもった時間。それはそれぞれの人生を、変わったものにしていくと思います。
あなたの命は神様よりお借りした命です。有効活用しましょう。
☆彡ヒント3
求めるよりも与えるのが本当の愛。
どういうことかと言いますと、例えば日常の挨拶。相手の方に期待した“欲しいな”と思うものがもらえなかった時、それは一つの損をしたわけです。
けれども 、シングルに損を終わらせないで、もう一つ損をする。つまり、くださらなかった方を許し、むしろこちらのほうから差し上げる。それは「ダブルの損」なのですが、この「ダブルの損」をして初めて愛が生まれ、主体性が保たれるのです。
ダブルに損をすると「得になる」=「シングルの損」だけにしておくと残るのは腹立たしさや口惜しさだけであり、折あらば仕返しをと考える自分だけである。
ところが思い切ってダブルに損をするとそこには、褒めてやりたい自分が残り、「よかった」という満足感が残る。(目に見えないけど大切なもの)
「求めるよりも与えるのが本当の愛」ということです。
☆彡ヒント4
人生の穴の真意。
思いがけない悲しみ、苦しみという「穴」が空いたからこそ、見えるものがあると思うのです。
☆彡ヒント5
ほほえみで幸せに。
ほほえみは、お金も時間もかからず、相手を幸せにする力がございます。
幸せだから、微笑みが生まれるのではなく、微笑むから幸せになるのである。
☆彡ヒント6
年をとらないための「3つの化粧品」。
1. いつもにっこり笑うこと。
2. 人の身になって思うこと。
3. 自分の顔を恥じないこと。
この「3つの化粧品」は、お金がいらない、使っても減らない、使えば使うほど質がよくなる、どこへでも持っていける。そして、アンチエイジング、つまり、年をとらないために、とても大事な「化粧品」だと思います。
☆彡ヒント7
エレベーターの「閉」のボタンを押さない。
エレベーターのドアは、「閉」のボタンを押さなくても閉まるものです。閉まるまでにかかる時間は四秒でした。その四秒が待てるか、待てないか。私は決心をいたしまして、待てる自分になろうと思いました。
「なぜ、そんなちょっとした時間にこだわるのですか?」とおっしゃる方もありますが、時間にこだわっているのではなくて、四秒すら待てない自分になること、いつもイライラ、せかせかしている自分になることが怖かったのです。
「怒りがこみあげてきたら数秒数えなさい。」という処世術があります。
そうするとイライラも、怒りも軽減する。そのうえで話をしましょうよ。
☆彡ヒント8
面倒だと思ったら、脱いだ履物を揃える。
面倒だと思ったら、脱いだ履物を揃えましょう。自分が使った椅子を、元通りに直して立ちましょう。ゴミが落ちていたらば拾いましょう。
面倒なことをしないでおくこともできますけれど、する自由も私たちにはある訳です。自分の怠け心と戦って、自分の意志を強くしていく為に、とても大切なことだと思います。
☆彡ヒント9
当たり前がありがたい。今、自分が生きていること自体が奇跡です。有難いと感謝しましょう。
感謝して「ありがとう」といって生活すると、幸せ感が体中に満ちてきます。。
輝くものばかりを追い求めていると、その生活は貧しいものになってしまいます。そうではなく、すべてを自分にとって意味あるものにしていく。
当り前を輝かして生きていく。感動することを忘れないで生きていく。当り前をありがたいととる、そういう心を持つことが大事です。
人生は一度っきり、でもね リセットは何度でもOK♪~ 楽しまなくっちゃ♪~
Good Luck!! 幸運を祈ります! おきばりやす。
以上は渡辺和子著「渡辺和子講話集」より一部抜粋&加筆
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★渡辺和子のプロフィール
渡辺 和子(わたなべ かずこ、1927年2月11日 - 2016年12月30日)は、キリスト教カトリック修道女 (修道女名:シスター・セント・ジョン)。 学校法人ノートルダム清心学園理事長。北海道旭川市生まれ。
父は台湾軍司令官や陸軍教育総監を務めた渡辺錠太郎。1936年2月26日、陸軍将校の一部らが起こした軍事クーデター「2・26事件」で、父親が反乱軍の将校らに殺害される場面を9歳のときに自宅で目撃する。
「血の海の中で父は死にました。凄惨な死でございました」
渡辺さんは当時のことをエッセイ集『美しい人に』などでも書いているほか、講演などでも折に触れて当時の様子や、加害者の遺族との「和解」や「赦し」について語っていた。
◆略歴
1927年、北海道旭川市で出生。父親は当時、陸軍中将で旭川第7師団長だった渡辺錠太郎で、53歳の時の子であった。4人兄姉の末っ子で次女。
1936年、成蹊小学校3年生で9歳の時に二・二六事件に遭遇。父の居間で、当時大将で教育総監だった父が青年将校に襲撃され、43発の銃弾で命を落としたのを、わずか1mほどの距離から目の当たりにした。
成蹊小学校、雙葉高等女学校(現 雙葉中学校・高等学校)卒業。
1945年、18歳でキリスト教(カトリック)の洗礼を受ける。1951年聖心女子大学に通いながら上智大学で文書作成のアルバイトをし、1954年上智大学大学院西洋文化研究科修士課程修了。
1956年、29歳でナミュール・ノートルダム修道女会に入会。
アメリカへ留学し、1962年6月にボストンカレッジ大学院で博士号(哲学)を取得したのち、同年9月にノートルダム清心女子大学教授に就任。
1963年に36歳という異例の若さで岡山県のノートルダム清心女子大学の学長に就任(1990年に退任)。長年にわたり教壇に立ち、学生の心を支え指導する。
1977年にはうつ病を患う。1984年にマザー・テレサが来日した際には通訳を務めるなど多方面で活躍。著書も多数。
1990年にはノートルダム清心女子大学の名誉学長、及びノートルダム清心学園の理事長に就任。1992年~2001年には日本カトリック学校連合会理事長に就任した。
1996年、69歳の時にカルカッタの修道会本部を訪れる。
2012年に発売した著書『置かれた場所で咲きなさい』が、200万部を超えるベストセラーとなった。
2016年12月30日、膵臓癌により死去。89歳没。
◆受賞
1974年 - 岡山県文化賞(学術部門)を受賞
1979年 - 山陽新聞賞(教育功労)を受賞
1979年 - 岡山県社会福祉協議会より済世賞を受賞
1986年 - ソロプチミスト日本財団より千嘉代子賞を受賞
1989年 - 三木記念賞を受賞
2015年 - 広島大学のペスタロッチ賞を受賞[8]。
2016年 - 春の叙勲で旭日中綬章を受章[9]。
◆著書
『信じる「愛」を持っていますか』PHP研究所、1981年
『心に愛がなければ』PHP研究所、1986年
『現代の忘れもの』日本看護協会出版会、1989年
『愛をこめて生きる』PHP研究所、1989年
『愛することは許されること』PHP研究所、1999年
『目に見えないけれど大切なもの』PHP研究所、2003年
『愛と励ましの言葉366日』2004年、PHP研究所
『忘れかけていた大切なこと』2005年、PHP研究所
『「ひと」として大切なこと』PHP研究所、2005年 - 2003年刊行『人間としてどう生きるか』の改題版
『愛と祈りで子どもは育つ』2006年、PHP研究所
『美しい人に』PHP研究所、2008年
『幸せのありか』PHP研究所、2009年
『置かれた場所で咲きなさい』幻冬舎、2012年
『スミレのように踏まれて香る』朝日新聞出版、2012年 - 1970年刊行『人をそだてる』(サンパウロ)の改題、加筆修正版
『面倒だから、しよう』幻冬舎、2013年
『幸せはあなたの心が決める』PHP研究所、2015年
『どんな時でも人は笑顔になれる』PHP研究所、2017年
『あなたはそのままで愛されている』PHP研究所、2018年 - 遺稿集