2017年7月2日はどんな日?
梅雨の末期、天地に毒気が満ち、「半夏(ハンゲ)」という毒草が生える日とされていました。
※農家にとっては大事な節目の日で、この日までに農作業を終え、この日から5日間は休みとする地方があります。
この日は天から毒気が降ると言われ、井戸に蓋をしたり、この日に採った野菜は食べてはいけないとされていました。
また、三重県の熊野地方や志摩地方の沿岸部等では、ハンゲという妖怪が徘徊するとされ、この時期に農作業を行う事に対する戒めともなっていました。
奈良県の香芝市周辺では、「はげっしょ」と言い、農家の人達はこの日に「玄米の餅」を作り、「さば」を焼いて食べ、福井県の大野市等でも、「焼き鯖」を食べます。上方では、田んぼの苗がタコの足のようにしっかりと根付くことを願い「蛸」を、食べる習慣があります。
また、この頃に降る雨を「半夏雨(はんげあめ)」、地域によっては、「半夏水(はんげみず)」と言い、大雨になる事が多いと言われています。
生で食す事はできませんが、毒草ではありません。
半夏生の葉は、半分白くなって化粧している様に見える事から、半化粧からきた名だとも言われています。
関連記念日、◎8月8日の「タコの日」があります。
●『うどんの日』 :
●『一年の折り返しの日』 :
平年はこの日の正午が、1年の折り返し点にあたります。
平年はこの日の正午が、1年の折り返し点にあたります。
ただし、閏年は1年間で2月29日の1日が多くなりますので、折り返し点が半日(12時間)遅れこの日の24時(午前零時)になります。
●『真ん中の日』 :
神奈川県横浜市で食品や化粧品の販売、食文化の提案やイベント企画などを手がける企業が制定。
神奈川県横浜市で食品や化粧品の販売、食文化の提案やイベント企画などを手がける企業が制定。
1年365日のちょうど真ん中の日を「半分」「シェア」「折り返し」「真ん中」などをキーワードに、みんなで笑顔でお祝いするのが目的です。
日付は、1月1日からも12月31日からも数えて183日目の真ん中になる7月2日です。
関連記念日として、◎11月4日の「ユネスコ憲章記念日」があります。
●『聖母マリアのエリザベトご訪問の祝日』 :
2月2日の受胎告知の後、聖母マリアが、いとこで洗礼者「ヨハネ」の母であるエリザベト(エリザベツ)を訪ねた日とされ、そのことを記念する典礼暦における祝日(5月31日、もと7月2日)です。
2月2日の受胎告知の後、聖母マリアが、いとこで洗礼者「ヨハネ」の母であるエリザベト(エリザベツ)を訪ねた日とされ、そのことを記念する典礼暦における祝日(5月31日、もと7月2日)です。
カトリックでは、ロザリオの祈りを唱える際、喜びの玄義のうち第2のものとして黙想されるできごとです。
※福音書にある記述は、「マリアは、エリサベトが身ごもって6ヶ月になることを受胎告知の折に告げられて、出かけてエリサベトを訪ねていった。エリサベトと胎内の子(洗礼者ヨハネ)は聖霊に満たされ、エリサベトはマリアを祝福した。マリアはマニフィカトを歌って主を賛美し、エリサベトのもとに3ヶ月ほど滞在した。」とあります。
亀の子束子が考え出されたのは1907(明治40)年の事で、正左衛門の妻が、売れ残っていた棕櫚製の玄関マットを切り取って丸め、床を磨くのに使っていた物をヒントにしたものだそうです。
この日に「布ナプキン(布製の生理用ナプキン)」の発売を開始した会社が制定。
女性のブルーディを快適に過ごす為に布ナプキンを利用しませんかとの思いが込められています。
翌日の7月2日に「矢場尾根」から「茂倉岳」・「谷川岳」に至り「天神峠」から「谷川温泉」に下って来ました。
●『救世軍創立記念日(Salvation Army Day)』 :
1877(明治10)年のこの日、イギリスの牧師「ウィリアム・ブース」によりキリスト教プロテスタントの一派である「救世軍」が創立された記念日です。
1877(明治10)年のこの日、イギリスの牧師「ウィリアム・ブース」によりキリスト教プロテスタントの一派である「救世軍」が創立された記念日です。
現在、世界126の国と地域で貧しい人々を救う目的で活動しています。
軍隊を真似て、大将・将官・佐官などの階級がある組織で、クリスマスを中心とした年末に鉄鍋を設置して行われる募金活動「社会鍋」が有名です。
日本支部は、1895(明治28)年9月22日に設立されています。
●『プロアクティブの日』 :
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ニキビに悩むすべての男女の助けになりたいと、ニキビ対策・ニキビ予防のスキンケア製品「プロアクティブ」を商品展開する会社が制定。
日付は、7と2で「悩まない(7)ニキビ(2)」の語呂合わせからです。
●『柿渋の日』 :
青い未熟の渋柿を圧搾してできた果汁を発酵させた柿渋は、古くからその防腐、防水効果から塗料や染料などに使われてきました。
青い未熟の渋柿を圧搾してできた果汁を発酵させた柿渋は、古くからその防腐、防水効果から塗料や染料などに使われてきました。
環境問題が叫ばれる今、その自然素材は世界的にも注目を集めています。
柿渋を扱う大阪市の会社が柿渋の素晴らしさをPRするために制定。
日付は、7月2日頃が暦の上の「半夏生」にあたり、この頃になると山里に山柿が小さな青い実を付け始めて柿渋造りの準備に入る事と、夏季7月2日を「かきしぶ」と読む語呂合わせからです。
●『世界UFOデー(World UFO Day)』 :
「世界UFOデー機構」が2001(平成13)年に制定。
「世界UFOデー機構」が2001(平成13)年に制定。
同機構の公式サイトによれば、「もはや疑いようもないUFOの実在、及びそれを操る地球外の知的存在への認識を高めることが主な目的」とともに「歴史を通して収集されてきた目撃情報の開示を各国政府に促す」日とあり、各地でUFOをテーマにした行事が開催されています。
UFO専門家による講演他、エイリアンのコスチュームコンテストやパレードなど毎年にぎやかに催され、多くの観光客を引き付けていおり、メディアもこの時期、UFO関連の記事が増やします。
また、トルコでもUFOへの関心が高く、世界のUFO多発地帯トップ5に入っていると自認していて、「シリウスUFO宇宙科学研究センター」というUFO博物館がイスタンブールにあり、UFO"教育"に力を入れています。
UFO研究の資料をトラックに載せた「移動式博物館」まであって、あちこちで啓発事業を行っていると言います。
1919(大正8)年、東京を中心に「安全週間」の行事が始められて以後、全国に広がり、1928(昭和3)年に全国で足並みを揃えて開催される事になり、全国規模の安全週間の実施は世界で初めての事でした。
※「人命尊重」の基本理念の下、産業界における自主的な労働災害防止活動を推進すると共に、広く一般の安全意識の昂揚と安全活動の定着を図る事を目的としています。
また、1960(昭和35)年からは、第1日目の日が「国民安全の日」になりました。
●『国家公務員安全週間』 :
各府省、各機関が災害の根絶を期して、安全管理に関する施策の充実、安全意識の高揚及び安全活動の定着を図り、職員の安全を確保する事によって公務能率の向上に資する事を目的として行なわれています。
各府省、各機関が災害の根絶を期して、安全管理に関する施策の充実、安全意識の高揚及び安全活動の定着を図り、職員の安全を確保する事によって公務能率の向上に資する事を目的として行なわれています。
鉱山における自主保安活動の推進、保安意識の昂揚を図ると共に、広く国民の間に鉱山保安に関する認識と理解を深めることを目的としています。
●『郵便番号週間』 :
「郵政省(現、日本郵政)」が制定。
「郵政省(現、日本郵政)」が制定。
1968(昭和43)年7月1日、郵便番号の制度が実施された「郵便番号記念日」から一週間です。
関連記念日として、◎11月3日を、「いいみっか」の語呂合わせで旬の特別記念日になっています。
また、◎12月3日も「みかんの日」です。
元々は第二次世界大戦後のロンドンで、空襲で壊れた家を、自分たちで修理して町を再生しようという運動が発端です。
日本では1960(昭和35)年代頃まで「日曜大工」と呼ばれていたのですが、1970(昭和45)年代後半頃から「DIY」と言い換えられる様になって来ました。
但し、DIYという場合は、日曜大工の様な事だけでは無く、園芸や部屋の模様替え、日用品修理などの範囲まで含められます。
☆彡毎週日曜日は、
●『即席ラーメンの記念日』 :
「日本即席食品工業協会」が1982(昭和57)年10月に制定。
●『即席ラーメンの記念日』 :
「日本即席食品工業協会」が1982(昭和57)年10月に制定。
●『パスタの日』 :
「全日本マカロニ協会」が制定。
「全日本マカロニ協会」が制定。
同協会は、2002(平成14)年2月に「日本パスタ協会」に改称しています。
☆彡毎月2日は、
●『麩の日』 :
正式に制定された訳ではありませんが、協同組合「全国製麩工業会」が毎月2日を「麩の日」としてPRしています。
●『麩の日』 :
正式に制定された訳ではありませんが、協同組合「全国製麩工業会」が毎月2日を「麩の日」としてPRしています。
◎正式に「記念日協会」に登録された「麩(ふ)の日」は、2月2日です。
●『Life2.0の日』 :
「今日を生きる。明日をひらく。」をブランドスローガンに掲げる生命保険会社が制定。
「今日を生きる。明日をひらく。」をブランドスローガンに掲げる生命保険会社が制定。
同社では未来を前向きに自分らしく行動する生き方を「Life2.0」と名付け、未来について考える切っ掛けの日としてもらうのが目的です。
日付は、「Life2.0」から2日、更に一年を通じて自分が何かを始める日にとの意味を込めて毎月としました。
☆彡7月2日の『誕生花』:
フロックス (草夾竹桃・花魁草)・Perennial Phlox 花言葉は一致、合意、温和、協調
★はんげしょう 【半夏生】とは
半夏生は七十二候の一つ。夏至から一一日目に当たる日。太陽暦では七月二日頃。梅雨が明け田植えの終期。日本で、畑地の神(地荒神)を祭り、小豆飯や麦団子を供える。竹林に入るなという禁忌があった。
半夏生は七十二候の一つ。二十四節気の夏至の末候にあたり、7月2日~7月6日ごろに相当する。季節は仲夏。半夏生は、それ自体としては「烏柄杓が生える」などといった意味。また、夏至の初候は「乃東枯」と言い、次候は「菖蒲華」と言う。なお、半夏生は「略本暦」における呼び名であるが、元となった中国の宣明暦でも「半夏生」と呼ばれる。
半夏生は七十二候の1つ「半夏生」(はんげしょうず)から作られた暦日で、かつては夏至から数えて11日目としていたが、現在では天球上の黄経100度の点を太陽が通過する日となっている。毎年7月2日頃にあたる。
この頃に降る雨を「半夏雨」(はんげあめ)と言い、大雨になることが多い。地域によっては「半夏水」(はんげみず)とも言う。
この頃に降る雨を「半夏雨」(はんげあめ)と言い、大雨になることが多い。地域によっては「半夏水」(はんげみず)とも言う。
◆風習
農家にとっては大事な節目の日で、この日までに「畑仕事を終える」「水稲の田植えを終える」目安で、この日から5日間は休みとする地方もある。この日は天から毒気が降ると言われ、井戸に蓋をして毒気を防いだり、この日に採った野菜は食べてはいけないとされたりした。なお、七夕にも農作業を休むとする伝承が多くの地域に伝わる。
農家にとっては大事な節目の日で、この日までに「畑仕事を終える」「水稲の田植えを終える」目安で、この日から5日間は休みとする地方もある。この日は天から毒気が降ると言われ、井戸に蓋をして毒気を防いだり、この日に採った野菜は食べてはいけないとされたりした。なお、七夕にも農作業を休むとする伝承が多くの地域に伝わる。
◆日本各地に残る風習の例
三重県の熊野地方や志摩地方の沿岸部などでは、ハンゲという妖怪が徘徊するとされ、この時期に農作業を行うことに対する戒めともなっている。
三重県の熊野地方や志摩地方の沿岸部などでは、ハンゲという妖怪が徘徊するとされ、この時期に農作業を行うことに対する戒めともなっている。
奈良県の香芝市周辺(大阪府南河内地方でも)では「はげっしょ」と言い、農家では小麦を混ぜた餅を作り黄粉をつけて食べる。田植えを終えた農民が農作業を無事に終えたことを田の神様に感謝し、お供え物をして共に食したことが由来とされている。
群馬県の一地方では、ネギ畑に入る事を禁忌とする風習がある。
長野県小川村では、芋汁を食べる。
長野県佐久地域では「はんげにんじん、なわしろごぼう」と言って、ニンジンやゴボウの種を蒔く。
永平寺では、大布薩講式(大布薩会を修行して、常日頃の行李を顧み、懺悔する日)が行われる。
永平寺では、大布薩講式(大布薩会を修行して、常日頃の行李を顧み、懺悔する日)が行われる。