☆彡「天使のハッピートーク・一日一言 」幸せ探しへの誘い編
☆「趣味がなくてもいいんじゃない?」
うつ病や心身症を患う人の中には「趣味と呼べるものは全くありません」という人が時々いる。
そのことを心配して「何か趣味を持つのがいい」と親身にアドバイスする医者やカウンセラーも多い。
確かに、一理あるが大きなお世話といえなくもない。
中には「やっぱり何もしないのは良くない。趣味を持つべきなのかなあ」とアドバイスに従って、毎朝義務の様にジョギングをしてしまう人もいる。
でもね~、こういう人に限って、多少熱があったり、雨が降っても、走らなければならないと思ってしまう。
楽しい趣味であるはずなのに、つらい仕事になってしまう。
無趣味な人は無趣味なままでのいいのである。無趣味だからといって劣等感を感じる必要もない。
趣味を持っていることをとてもいいことだとか、高級なものと考えている世の風潮を無視してもらいたいものだ。
どうもこの世の中は「趣味に生きる」ことを強調しすぎる雰囲気がある。
本業以外でも、何かをやっていないといけないのではないかという強迫的になってしまっているのではなかろうか?
でもね~、趣味というものを広義に解釈してみてほしい。
それは自分にとって楽なこと、リラックスできること楽しいことであればいいのだ。
そういう時間があれば、それだけでいいのである。
休みの日はゴロゴロしているのが一番だと思えば何もしないでゴロゴロするのがいいのである。
私の趣味は「ゴロゴロすることです」、「何もしないことです」と堂々と言えるようになればもっといい。
☆彡今日の一言
●人生もっと楽しく&気楽に生きようよ
★趣味(定義)とは
●「仕事・職業としてでなく、個人が楽しみとしてしている事柄。」デジタル大辞泉より一部抜粋
●「日本語での「趣味」は、ほぼ「好み」と等しい。」日本大百科全書(ニッポニカ)の解説より一部抜粋
●「一般にはより広く教養や美的感受性を養うこと,それに役立つ活動をいい,読書,各種の芸術の鑑賞,職業としてでなく作品の製作を楽しむことなどが趣味の代表といえよう。単に知的な興味を満たすことや娯楽にとどまるものは趣味とはいえない。」 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説より一部抜粋
●趣味(しゅみ)は、
人間が自由時間に、好んで習慣的に繰り返しおこなう行為、事柄やその対象のこと。ウィキペディアより一部抜粋
●「仕事・職業としてでなく、個人が楽しみとしてしている事柄。」広辞苑より、goo辞典より
Good Luck!! 幸運を祈ります! おきばりやす♪~。
以上はすがのたいぞう著「こころがホッとする考え方」より一部抜粋&加筆
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※参考図書 「無趣味のすすめ」村上龍
★すがのたいぞう
1953年、東京生まれ。学習院大学文学部卒業(心理学)。臨床心理士。学習院大学、東京代々木の森診療所などのカウンセラーを経て、1996年東京カウンセリングセンター設立。現在、東京カウンセリングセンター取締役所長。他にも、武蔵大学などの講師、不登校学級の顧問などとして、幅広く活躍中。全国のカウンセラーに呼びかけて編纂した『こころの日曜日』は、シリーズ化され、累計100万部のベストセラーとなる。医療、教育、産業など多岐の分野に通じ、専門論文も多数。
主な著書に『カウンセリングがわかる本』(法研)『こころのモヤモヤが晴れる本』(大和書房)『こころの時間です』(サンマーク出版)『こころがホッとする考え方』(PHP文庫)など多数がある。